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インターンの人気企業ランキング
楽天が運営する「みん就」にて、2021年3月卒業予定の学生を対象に調査した『2021年卒 インターン人気企業ランキング』が公表されました。
上位3位は以下の通りです。
2位:全日本空輸(ANA)
3位:日本航空(JAL)
上位10位内には味の素や資生堂、伊藤忠商事など長い歴史を持つ大企業がランクインしていますが、従業員数が比較的に小規模であるアチーブメント株式会社やアロージャパン株式会社もランクインしています。
ニトリやアチーブメント株式会社ではインターンのプログラムの充実化を図っており、インターンにおいて絶大な人気を誇っています。
ニトリのインターン
ニトリは従業員数約4,000人、資本金1憶円の企業です。
ニトリは1967年12月に「似鳥家具店」として創業され、社名を「株式会社ニトリ」に変更したのは1986年5月です。
その後日本の各地に店舗を拡大していき、2015年10月には400店舗を達成しています。
ニトリは製造、物流、IT、小売りまでを一貫して行う珍しい企業であり、ニトリのインターンでは分野別に4つのプログラムに分かれて経営やIT等の体験をすることができます。
さらに札幌から福岡まで各地で開催されるため参加しやすく、就活生からの高い人気を博しています。
ニトリのインターンがランキングNo1に輝く理由
ニトリのインターンがランキングNo1に輝く理由は、内容だけでなく開催場所、実施期間も様々な種類がある充実したインターンプログラムであり、目的や地域の異なる就活生が参加しやすいことも1つあるでしょう。
ニトリは製造、物流、IT、小売りまでを一貫して行う珍しいビジネスモデルを採用しているので、ニトリのインターンでは店舗運営や商品開発・広告、物流や情報システムやEC事業等を実践的に学ぶことができます。
これによりニトリのノウハウを体験することが可能であるため、就活生に絶大な人気を誇っています。
プログラムの中には社長にプレゼンテーションができるものもあり、非常に魅力的な内容のプログラム構成です。
TRIALコース
ニトリのインターンにおけるTRIALコースは、期間が半日のみと短くエントリーシートも不要であることから参加しやすいため、インターン未経験の就活生でも参加がしやすいと人気が高いプログラムです。
日本各地で開催されていることもあり、忙しい就活生でも参加することが可能です。
TRIALコースはゲーミフィケーションワークを通して経営者視点で様々な判断を下していくプログラムであるため、店舗運営をメインとして楽しみながら学ぶことができます。
TRIALコースの最後には就活を始めたばかりという学生のために企業分析講座や自己分析講座の時間も設けられており、就活を始めるにあたっての最初の一歩としても非常に有益です。
BASICコース
ニトリのインターンにおけるBASICコースでは、ニトリの教育制度のひとつである「配転教育」を3ステップで体験することができます。
BASICコースではこの配転制度を体験しながら、商品開発・広告や法人事業、物流やEC事業について学ぶことができます。
さらにグループワーク形式でプログラムが進行されるため、「今後のためにグループワークの経験を積んでおきたい」という就活生には良い練習の場となります。
なお、BASICコースに参加するためにはESの提出とWEBテストの受験が必要です。
BEYONDコース
BEYONDコースは「製造」「物流」「IT」「小売」の分野から一部門を選択し、メンバーとともにニトリの経営課題へ挑戦するコースです。
BEYONDコースの最後には社長へ直接プレゼンテーションできる機会もあり、ニトリへの入社を強く希望する就活生であればぜひ参加しておきたいプログラムとなっています。
ただし、BEYONDコースへ参加するにはエントリーシートの提出とウェブテストの受験に加え、面接に通過することが必要です。
他のコースに比べて参加するための壁が高くなっていますが、その分内容がとても魅力的なコースになっています。
ITコース
ニトリのインターンにおけるITコースでは、ニトリのビッグデータを支えるIT部門の業務を体験することができます。
BASICコースやBEYONDコースとは違い、エントリーシートの提出やWEBテストの受験、面接は不要のプログラムです。
ITコースの特徴は、他のコースとは違ってクライアント視点でなく、「エンドユーザー視点」でシステム開発を学べる点にあります。
大学でITを学んできた就活生は、このITコースに参加することで自分が学んできたITスキルが実際のビジネスにどう活用できるのかを学ぶことが可能です。
全日本空輸(ANA)のインターン
航空会社のインターンは例年非常に人気が高いですが、その中でも特に人気の航空会社の1つが全日本空輸(ANA)です。
1952年に極東航空株式会社として設立され、従業員数は2019年3月31日時点で14,242名と非常に規模の大きい企業です。
日本を含め世界中に事業所があるため英語を活用する機会にも恵まれています。
ANAでのインターンは複数のコースに分かれており、グローバルスタッフ職(事務)、グローバルスタッフ職(技術)、客室乗務員職、運航乗務員職(自社養成パイロット)、エキスパートスタッフ職(障がい者採用)の5つで構成されています。
インターンの期間はコースによって1日~4日間と違いがありますが、いずれも1週間に満たない短期間のインターンであるため、ANAに入社を希望する就活生はぜひ参加しておきたいところです。
全日本空輸(ANA)のインターンがランキングNo2に輝く理由
ANAのインターンがランキングNo2に輝く理由にはANAという企業自体の人気だけでなく、募集人数が日本航空(JAL)に比べて多い点にあります。
JALのインターンの募集人数は1つのコースにつき50名ですが、ANAの場合は35名~300名まで参加することが可能です。
インターンの期間も1日~4日間と参加しやすい日程で組まれていることから、就活生から幅広い人気を集めています。
ANA自体の社風もJALとは大きく違い、パワフルで挑戦的な社風です。
ANAのインターンへ参加するには、エントリーシートの提出だけでなくGROWという人口知能・AI搭載の新しい採用システムの受験が求められるほど新しいことに意欲的な社風で、さらに自己PR動画を提出する必要もあります。
こうしたANAの社風と自分の性格が合っていると考える就活生が多く押し寄せることも、ANAがランキングNo2に輝く理由と言うことができます。
グローバルスタッフ職(事務)
全日本空輸(ANA)のグローバルスタッフ職(事務)は、一般的な言い方をすると「総合職」にあたる職種です。
ANAにおいて「オペレーション」や「マーケティング&セールス」「経営」といった航空会社が持つ機能を担うのがグローバルスタッフ職(事務)であるため、就活生から非常に高い人気を誇ります。
インターンの期間も他の職種に比べて最も長く、4日間に渡って行われるコースが用意されています。
このインターンではエアラインの事業環境やANAの歴史等を学ぶことができたり、ビジネス領域の業務紹介を受けながらグループワークやプレゼンテーションをすることが可能です。
グローバルスタッフ職(技術)
グローバルスタッフ職(技術)は、航空機の整備・管理能力を駆使して航空機の安全を保つためのエンジニアが就く職種です。
ANAの整備・管理能力は世界トップレベルと言われています。
グローバルスタッフ職(技術)におけるインターンの期間は2日間コースと3日間コースがあり、3日間コースではOJT形式でエアライン・エンジニア業務等の実務を経験することができます。
2日間コースには社員との座談会や整備技術セミナーが設けられているので、就活生の関心に合わせて選択することが可能です。
客室乗務職
全日本空輸(ANA)における客室乗務職も就活生から大人気の職種ですが、ANAの客室乗務員はお客様へおもてなしをするだけでなく、保安要員としてお客様の安全を守るという責務も担っています。
客室乗務職におけるインターンの期間は1日限りなので参加がしやすく、グローバルスタッフ職(事務)やグローバルスタッフ職(技術)と違って専門学校、高等専門学校、短期大学に在学中の就活生でも参加可能である点が大きな特徴です。
インターンでは客室乗務職に関する講座やグループワークだけでなく、エアラインビジネスについての理解を深めるための講座もプログラムとして組まれています。
運航乗務職(自社養成パイロット)
全日本空輸(ANA)における運航乗務職(自社養成パイロット)のインターンでは、パイロットとして働くということについての講義やグループワークを受けることができるだけでなく、疑似訓練体験もできるコースです。
現役パイロットの社員が登壇するので、パイロットを目指す就活生からの人気が非常に高いプログラム内容となっています。
インターンの期間は1日限りで、定員は120名程度が定員です。
運航乗務職のインターンに参加するには、エントリーシートの提出とSPI3の受験が必要です。
エキスパートスタッフ職
全日本空輸(ANA)におけるエキスパートスタッフ職は、障がい者手帳を保有している方を対象とした職種です。
エキスパートスタッフ職のインターンではエアラインの事業環境やANAの歴史に関する講座、職場見学や現役社員との座談会やグループワークがプログラムとして設けられています。
インターンの期間は1日限りであり、基本情報の登録とエントリーシートの提出だけでインターンへエントリーすることが可能であるため、エキスパートスタッフ職を希望する就活生はぜひエントリーしておきたいところです。
日本航空(JAL)のインターン
日本航空(JAL)は1951年に資本金1憶で創業された企業です。
アメリカの同時多発テロやJASとの統合失敗が要因で2010年に経営破綻したという過去がありますが、2019年3月時点では資本金が3,558憶円、従業員数が12,750人という非常に巨大な規模となって未だ最高品質のサービスを提供しています。
主な事業は「航空運送業」ですが、その他の業務として「航空座席の販売ビジネス」や「JALカードビジネス」を展開していることも特徴の一つです。
日本に複数ある航空会社は就活生からの人気が昔から高いですが、その中でもJALは最高の人気を誇っています。
インターンに参加することで実体験を伴った企業研究ができるので、JALを志望する就活生はぜひインターンに挑戦すると後の就活に大きく役立てることが可能です。
日本航空(JAL)のインターンがランキングNo3に輝く理由
JALのインターンがランキングNo3に輝く理由として、企業自体の人気と細分化された業種に基づくプログラムを挙げることができます。
JALは例年、就活生を対象に調査される人気企業ランキングでその名を載せるほど人気の企業です。
資本金3,558億円で従業員数が1万人を超える規模の企業は昨今では珍しく、将来の安定性を求めてエントリーする学生は今でも多く見受けられます。
JALは就活生にとって難関企業の1つであるため、少しでも深く企業研究をしたいという就活生が多く集まります。
また「業務企画職」という職種が「事務系」「数理・IT系」「技術系」と細分化されており、それぞれの系統ごとにインターンが開催されるため、就活生が自分に適したインターンを選びやすいという特徴も人気の理由と言うことが可能です。
業務企画職(地上職 事務系)
日本航空(JAL)における業務企画職(地上職 事務系)という職種では、お客様のニーズや需要動向の予測分析をもとにしてそれらに応じた商品企画や営業活動、総務や調達、経理や広報など多種多様な役目を担います。
業務企画職(地上 業務系)のインターンでは業界理解や企業理解を深めるための講義や、業務企画職の仕事の紹介を通してグループワークやグループプレゼンテーション、社員との懇親会がプログラムに盛り込まれています。
インターンの期間には1日限りのものと3日間に渡って行われるものがあり、エントリーするためにはWEB書類選考、適性検査、動画選考、面接選考をクリアーする必要があります。
JALインターンシップサイト
業務企画職(地上職 技術系)
日本航空(JAL)における業務企画職(地上職 技術系)という職種では、採算性を意識しつつもお客様に安心、満足していただける高品質な航空機を常に提供し続ける役目を担っています。
業務企画職(技術系)のインターンでは実際に技術業務体験ができる点が大きな特徴です。
それ以外にも施設や職場の見学、業務企画職(地上職 事務系)と同様に業界理解や企業理解を深めるための講義やグループワークの時間も設けられています。
インターンの期間は3日間に渡って行われ、エントリーするにはWEB書類選考、適性検査、動画選考、面接選考にクリアーする必要があります。
業務企画職(地上職 数理・IT系)
日本航空(JAL)における業務企画職(地上職 数理・IT系)という職種では、情報通信技術や統計学といった素養を活かしてJALが有するビッグデータを分析し、路線計画や販売戦略、IT企画などの役目を担います。
業務企画職(地上職 数理・IT系)におけるインターンの内容は業務企画職(地上職 事務系)の内容と基本的には同じで、業界や企業への理解を深める講義のほか、グループワークやグループプレゼンテーションの時間等があります。
インターンの期間は1日限りのものと3日間に渡るものがあり、エントリーするためにはWEB書類選考、適性検査、動画選考、面接選考をクリアーすることが求められます。
客室乗務員
日本航空(JAL)における客室乗務員職は、お客様へ最高のサービスをつくりあげることと同時に、保安要員としてお客様を安全に目的地までお送りするという役目を担います。
JALにおける客室乗務員職の大きな特徴は、他の職種とは違って専門学校、高等専門学校、短期大学に在籍している就活生でもエントリーが可能である点です。
インターンの期間は2日間で、JAL客室乗務職に関する講義を受けることができたり、訓練施設を使った業務体験でJALの安全やおもてなしの心を体感できたりするプログラムが設けられています。
エントリーするためにはエントリーシートの提出と適性検査、面接選考をクリアーする必要があります。
自社養成パイロット
日本航空(JAL)における自社養成パイロットという職種は、フライトの最終責任者という役割を担います。
フライトに関する安全性、定時性、快適性を考慮して運航しなければならないため、安全な運航を行う技術が必要です。
自社養成パイロット職のインターンは1stステージ(2日間)と2ndステージの計3日間に渡って行われます。
1stステージではJALパイロットの業務紹介やグループワーク、副操縦士との座談会を通してJALパイロットについての理解を深め、2ndステージでは機長と交流をしたり、シミュレーターを通じてJALパイロットの業務を経験することが可能です。
エントリーするにはWEB書類選考、訂正検査、面接または動画選考をクリアーする必要があります。

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それは、インターンシップです。
インターンは企業の実業務を体験して企業理解を深められるだけでなく、インターンで得た経験やビジネススキルを就活でのアピールポイントにすることもできるのです。
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