目次
「自分はコミュ障だから、面接とか無理…」と就活に不安を抱いていませんか?確かに、就活では面接試験が重要なので、コミュニケーション能力が問われる機会が多いです。だから、「コミュ力がないと無理でしょ……」と不安になるのも当然です。
でも、大丈夫。いわゆる「コミュ力」がなくても、十分内定をとることは可能です。面接の時間は短いので、その時間でボロを出さなければいいのです。そこで、コミュ障でも、就活で内定をとる秘訣を徹底的に解説いたします!
「コミュ障」を悟られると、厳しい
企業の求める能力1位「コミュニケーション能力」
経団連の調査によれば、企業が新卒に求める能力1位は、10年連続で「コミュニケーション能力」です。(出典)
残念ながら「あ、この子はコミュ障だな」と悟られてしまうと、なかなか内定は難しいでしょう。すると、「でもリア充じゃないから無理だよ」と思うかもしれません。大丈夫、リア充になる必要はありません。
でも、「リア充」になる必要はない
企業が求めるコミュニケーション能力は「相手の話していることを理解し」「自分の伝えたい事をわかりやすく伝える」能力です。つまり、ビジネスベースのコミュニケーション能力。いわゆるリア充的な「うぇーい」コミュニケーションではありません。
コミュ障を自覚している学生は、内省的で物事をよく考える人が多いため、実は、「しっかり考えて、自分の伝えたいことをわかりやすく伝える」能力に長けている場合が多いのです。
面接の間だけ偽装しよう
何もずっとコミュニケーションを頑張り続けなければいけないわけではありません。面接の時間だけ、しっかりとコミュニケーションをとればいいのです。
面接の時間は、20分〜40分程度ですし、聞かれる質問もある程度限られています。だから、普段のコミュニケーションに自信がなくても、面接の対策をすれば「コミュ障でないかのように」振る舞うのは可能です。
面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう
面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。
面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。
「面接評価シート」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。
1.OB訪問で「社会人と話す練習」をしよう
ob訪問の効能とは?
「ビジネスのコミュニケーション」の練習をするには、OB訪問で社会人と話すのが一番です。OB訪問をして社会人と話せば、「意味のある質問をする技術」「相手の質問意図を理解し、的確な返答をする能力」を短期間で磨けます。
また、OB訪問をすれば、企業研究・業界研究も進むので、志望企業が見つかりやすくなるでしょう。OB訪問は一石二鳥の就活トレーニングなので、ぜひやりたいところです。
すぐにOBが探せるサイト
とはいえ、「就職課にいって、名簿を探して、アポイントメントをとるのは面倒」と尻込みをする方面多いでしょう。そんな時に役立つのがこの「茶会人訪問」というサイトです。
このサイトは、OBと気軽にお茶をして企業の話を聞けるサイトで、Facebookのアカウントがあれば、すぐにOBと連絡がとれ、メール上で気軽にアポイントメントがとれます。
登録している社会人の数も多いので、ぜひ使ってみましょう。
2.面接の練習をして「第一印象力」をあげていこう
「コミュ障」を自覚している学生は、おとなしいタイプが多く、面接を苦手とする人が多いです。書類選考には通るのですが、面接で落ちてしまうのです。
そこで、コミュ障でも面接に通るためのコツを解説していきます。
第一印象力は非常に重要
面接の時間は非常に短いので、「第一印象」は非常に重要です。たとえば、「声が小さい」「表情が暗い」「人の目を見て話せない」などの特徴があると、コミュニケーション能力が低そう」と判断されてしまい、短い時間ではその印象を覆せません。
面接を突破するためには、この「第一印象」を磨き上げて、コミュニケーション能力が低い印象を与えないようにしなければなりません。
一人模擬面接で面接力を磨こう
iPhoneに向かって、面接の練習をしてみましょう。そして、その様子をスマートフォンで録画してみましょう。「声が小さい」「表情が暗い」「背筋が曲がっている」など、第一印象のマイナスポイントを客観的に把握できるはずです。
マイナスポイントが治るまで何度も練習をすれば、短期間で面接力をアップできます。
キャリアセンターで模擬面接を受ける
大学のキャリアセンターを使えば、模擬面接を受けられます。模擬面接を受けておけば、自分の面接の弱点にすぐに気がつけます。たとえば「声が小さい」「表情が暗い」など…「コミュ障」と思われるような要素を、模擬面接で洗い出し、対策しておきましょう。
中小企業で面接の練習を
大手企業の面接解禁は6/1からですが、中小企業はそれよりも前に面接をはじめています。これらの面接を受けておけば、志望度の高い企業の前に面接の練習がつめます。
すぐに面接が受けられる企業を探すには「パッション就活ナビ」が便利です。中小・ベンチャーばかりですが、すぐに面接に進める企業が数多く掲載されています。練習がてら受けてみましょう。
3.面接の結果で自己否定をしない
コミュニケーション能力に自信がない人は、最初のうちは面接に落ちてしまうかもしません。コミュニケーションに慣れていなければ、落ちてしまうのも仕方ないでしょう。
しかし、「面接の結果をうけて、自己否定」はしないでください。面接の結果は、あくまで「数十万ある会社の中の数社の判断」です。重く受け止めてはいけません。数多ある会社の中の、一部の会社から不採用になったからといって、自分を否定するのは、大げさすぎます。
面接が上手くいかないのは、あなたが社会人失格だからではなく、単に「面接が下手」か「その企業の好みではなかった」からです。企業の好みはどうしようもないですし、面接が下手なら練習すればよいのです。
コミュ障でも内定はとれる
上で紹介したような「iPhoneを使った面接トレーニング」「OB訪問ノック」「キャリアセンターで模擬面接を受ける」を繰り返していけば、十分合格レベルのコミュニケーション能力を手に入れられます。諦めずに就活を頑張りましょう。

時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。

偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。