説得力が違う!「自分のセールスポイント」の書き方の極意【例文あり】

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就活をすると「自分のセールスポイントをPRしてください」「自己PRをしてください」と要求されることがありますよね。

「自分のセールスポイント」に関する質問は、自分を採用担当に売り込める貴重な機会です。この機会を活かせるかどうかで、合否がわかれます。

そこで、わかりやすい例文をもとに、「自分のセールスポイントをアピールしてください」と言われた時の答え方を徹底的に解説いたします


自己PRとはなんのため?

そもそも、自己PRとはなんのために行うものであり、就活の面接において必ずといって聞かれる質問となっているのでしょうか。就活生がただ面接官の質問に答えて、その中で合否を判断してもらうという形ではなぜダメなのでしょうか。

理由としてあげられることは、「就活はあくまで自分を企業に売り込む営業である」ということです。

つまり、相手から評価されるだけでなく、自分から自分の良さを売り込んで、「自分はあなたの企業にメリットをもたらす存在である」ということを信じてもらわなければいけないのですね。

また、自分の良さについて自分でどれだけ理解しているかを見極め、企業側とのマッチングを見るという意味でも、自己PRは欠かせない項目の一つと言えるかもしれません。

会社に自分を売り込む

会社に自分を売り込み、「この学生は採用する価値がある。」と感じてもらうためには、自分についてしっかり理解するとともに、相手の企業について深く理解をする必要があります。

自分のセールスポイントは何かというものを自己理解した上で、「企業がどんな人材を求めているのか」や「これから企業が何を必要とするのか」を理解して、マッチングするポイントをアピールする必要があるのですね。

これはまさに、営業において必要な作業と同じであり、相手のニーズに対して正確にソリューションを提供するという考え方から来ています。

両者を深く理解した上で的確な自己PRを行い、会社に自分を最大限アピール出来るような準備を進めてみてくださいね。

セールスポイントの極意

自らのセールスポイントについて自覚的になり、より効果的に相手企業にアピールするための極意としては、「日常生活に着目すること」と「具体的に話すこと」の2点があげられます。

まず、日常生活の自分の行動を見つめる中で、「自分が人より早く出来ること」や、「他の人は苦労してやるけど、自分は簡単に出来ること」を探せば、意外と気づかなかった自身のセールスポイントに気づくことが出来るでしょう。

そして、セールスポイントを「リーダーシップ」というような抽象的な単語ではなく、「50人の組織でも一声で動かせるリーダー力」などという具体的な言葉でセールスポイントをアピールすることで、より相手が想像しやすい売り込み方をするのです。

以上の2点を使えば、自身のセールスポイントについて効果的に売り込みができるかと思いますので、面接の際などに使ってみてください。

これを使えばOK!「自分のセールスポイント」をアピールする型

「セールスポイントなんて、どう伝えればいいかわからない」「自己PRなんてどうやればいいの」と悩んでいるのではないでしょうか?

でも、大丈夫。以下の「自己ピーアールの型」通りに文章を構成するだけで、誰でも「自分のセールスポイント」を採用担当に上手く伝えられるようになります。

自己PR

この型を押さえるだけで、自分のセールスポイントを上手にアピールできるようになります。

とはいっても、この型だけではなかなかイメージが出来ないかもしれません。そこで、上記のポイントを押さえた自己ピーアールの例文を見ていきましょう。

穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

参考になる!「自分のセールスポイントを教えてください」の回答例

以下が、上記の型を押さえた、内定者の「自分のセールスポイントを教えてください」への回答例です。「型」のポイントがどのように反映されているかをチェックしましょう。

よく読み込み、「上手にセールスポイントを伝えられる文章構成」を身体に染み込ませましょう。文章の構成に注目してください。

例文

質問…あなたのセールスポイントを教えてください(500文字)

私は現状に満足せず、より良いものを目指して努力を積み上げていくことができます。[結論]

その力を最も発揮したのが、入学当初、500点しかなかったTOEICのスコアを860点まで伸ばした経験です。[エピソードの概要]

私は「英語のスペシャリストになりたい」という思いで現在の学部を選択しました。その目標を叶えるために、「ビジネスで十分な英会話ができる」800点をとれるように、努力を続けました。[課題]

具体的には、ネイティブの留学生が多数所属するサークルに入り、自然に英会話の経験を積めるようにしました。また、英会話のリスニング教材を常に持ち歩き、授業間の休みや、移動時間を有効に活用して、学習を継続していきました。[行動]

この努力の結果、大学三年の春には目標である800点を達成出来ました。しかし、これだけで満足せず学習を続け、去年の秋に860点を取得することができました。[結果]

貴社においても、現状に満足せず、努力を続けることで、自身を成長させていきたいと考えています。[会社の業務にどう活かすか]

では、例文のポイントを詳しく解説していきます。

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1.結論部分で「自分のセールスポイント」を伝える

結論先行で「自分のセールスポイント」を伝えよう

例文
私は現状に満足せず、より良いものを目指して努力を積み上げていくことができます。

最初に、「まず、自分にはどんな長所があるのか?」一言で伝えてください。自己PRとは「あなたはどんな強み・アピールポイントがありますか?」という質問ですから、まず「私には、こんな強みがあります」と回答するべきです。

結論先行がわかりやすさの秘訣

結論先行で伝えることで、あなたの最も伝えたいポイントが採用担当に伝わりやすくなります。自己ピーアールでは、最初に「自分のセールスポイントは何なのか?」を明示してください。

具体的に自分のセールスポイントを伝えよう

自分のセールスポイントを書くときは、できるだけ「具体的な表現」で伝えるようにしてください。具体的な表現とは、たとえば、

(抽象的な表現)行動力があります→(具体的な表現)私は「できるかどうか」思い悩む前に、まず「やってみる」人間です。(抽象的な表現)私は責任感があります。→(具体的な表現)私は、組織のために必要だと思えば、人が嫌がるような役割でも、責任を持って全うすることができます。

なんとなくイメージがわきましたか?このように「具体的な言葉」で自分の長所を表現しましょう。

「行動力があります」「協調性があります」では凡庸に思われる

就活生にはよく「行動力があります」「責任感があります」「協調性があります」とアピールをする人がいます。それ自体は悪くないのですが、これらの表現を使う人があまりに多すぎて、ありきたりに見えてしまうのです。

同じ、「行動力」をアピールするにしても、「私は悩む前にまず行動する人間です」などの表現の方がインパクトがありますよね。当然、採用担当の印象にも残りやすくなります。

「協調性」「責任感」「行動力」のようなありきたりな表現に逃げずに、具体的な言葉で自分のセールスポイントを表現してください。

2.エピソードで「セールスポイント」を証明する

例文
私は現状に満足せず、より良いものを目指して努力を積み上げていくことができます。その力を最も発揮したのが、入学当初、500点しかなかったTOEICのスコアを860点まで伸ばした経験です。

次に、「強みを発揮したエピソードの概要」を書いてください。エピソードを根拠にして、セールスポイントをアピールすることで、説得力が増すからです。

「私はこんな強みがあります」だけでは、採用担当は信用できません。「私はリーダーシップがあります!」とアピールして、人事が「なるほど、リーダーシップがあるのか!よし、採用!」となるのなら、就職活動ほど楽なことはありません。

あなたのアピールに説得力を持たせるために、「強みを発揮したエピソード」を証拠として示しましょう。強みを発揮した具体的なエピソードがあれば、「なるほど、そんな経験をしているなら、その長所を持っていそうだ」と自己PRの信ぴょう性が増するのです。

成果があるなら、この部分にも書いておく

目覚ましい成果をあげている場合は、この概要部分にも書いておきましょう。

  • その力を発揮したのが、英語学習の経験です
  • その力を発揮したのが、TOEICの点数を500点から860点まで伸ばした経験です

前者と後者なら、後者の方が「おっ!」と思いますよね。

このように、わかりやすい成果が最初に書いてある方が、その先の文章を読む気になりますよね。

『大事なことは最初に書いておく』がビジネス文章の基本です。数字ベースの成果や、入賞などのわかりやすい結果がある場合は、この部分に書いておきましょう。


3.どんな課題に取り組んだのか書く

例文
私は「英語のスペシャリストになりたい」という思いで現在の学部を選択しました。その目標を叶えるために、「ビジネスで十分な英会話ができる」800点をとれるように、努力を続けました。

ステップ2のエピソードの中で、「主にどんな課題・目標に取り組んだのか?」を書きましょう。

取り組んだ課題・目標を明示しておくことで、自己ピーアールのエピソードが「こんな課題に対し、こんな努力をして、こんな成果が出た」という構成になり、エピソードの焦点が絞れます。結果、非常に読みやすい文章になるのです。

エピソードの中で、あなたが取り組んだ課題・困難・壁を詳しく書きましょう。


具体性が重要

エピソードの中で、自身が取り組んだ課題をより効果的に面接官に伝えるためには、課題の具体性を意識することが大切になってきます。

抽象的に頑張った課題を伝えるよりも、数字や実際の状況などを交えながら具体的に課題を述べた方が、面接官が想像しやすく、エピソードの説得力が上がるのです。

例えば、「チームワークを良くするために頑張った」というよりも、「今まで一回も全員揃うことがなかったチームを週2回の練習に来させるように頑張った」という方が、取り組んだ課題の難しさが伝わりますよね。

具体性を意識した課題をエピソードの中に織り込むことで、セールスポイントの根拠となるエピソードをより正確に伝えて、最終的な高評価を得ることができると良いですね。

まわりくどい言い回しは控える

取り組んだ課題を伝える際に、具体性を意識するあまり冗長になってしまうと、かえって伝わりづらいエピソードトークとなってしまいます。

課題として伝えることとして、伝えるべきことは伝える必要がありますが、必要のない外部環境や経緯は極力省いた方が良いでしょう。

また、冗長になりすぎないためにも事前に自分の中で話すことを決めておくと、本番の面接でシンプルに話をすることができますので、事前準備をしっかりと行ってみてください。

4.どんな行動・工夫を行ったのか?具体的に伝える

さて、ここが一番重要な部分です。目標・課題を達成するために何をやったのか?できるだけ具体的に書いてください。

自己ピーアールで見たいのは「実績」ではない

企業の人事は口をそろえて「自己PRでは、実績ではなく、その人が物事にどう取り組むのか?を見たい」といいます。学生時代にどんな実績をあげていたとしても、それが仕事に直結するわけではありませんよね。だから、「実績」はあまり重視していません。

では、自己PRでは何を見ているのか?人事は自己PRにあらわれる「その就活生の物事への取り組み方」を見ることで、その人の仕事への取り組み方を推し量ろうとしています。

つまり、「行動・工夫」パートは、あなたが物事にどう取り組むか?を見せるための一番重要なパートなのです。

できるだけ詳しく「どんな努力・工夫をしたのか?」行動のプロセスを書こう

例文
具体的には、ネイティブの留学生が多数所属するサークルに入り、自然に英会話の経験を積めるようにしました。また、英会話のリスニング教材を常に持ち歩き、授業間の休みや、移動時間を有効に活用して、学習を継続していきました。

この例文のように、文字数が許す限り、できるだけ詳しく、「目標達成のために、どんな努力・工夫・行動をしたのか?」を書きましょう。

行動のプロセスを詳しく書くことで、あなたの良さが伝わる自己PRになります。たとえば、例文からは、この就活生の「目標に向けて、やるべきことを貪欲にこなす向上心」が伝わりますよね。

このように、「課題達成のためにやった努力・行動のプロセス」を詳しく書くと、あなたの良さが伝わる自己PRになるのです。

できるだけ詳しく「目標達成のために、どんな努力・工夫・行動をしたのか?」を書いてください。

抽象的な書き方では自己ピーアールにならない

就活生のやりがちな失敗が「抽象的にアピールする」こと。たとえば、『合宿企画を頑張った』というアピールで

よい合宿にするために、皆で一晩話し合い、最終的に合意できる案をつくりあげました

このようなアピールがあります。しかし、人事が知りたいのは、「具体的にどう話し合い、対立を解決したのか」です。この書き方では、その学生が何をしたのか?が全く伝わりません。他にもよくある例が

イベントをやるからには成功させたいと思い、必死に努力した結果、イベントを成功させることができました

このようなピーアール。人事が知りたいのは「努力の中身・行動の中身」です。たとえば、『イベントの集客を成功させるためにどんな取り組みをしたのか?』『イベントの質をあげるために、具体的に何をしたのか?』という部分。そこを省くと、何の魅力もないピーアールになってしまうのです。

具体的に、課題に取り組んだプロセスを書いてください。

5.どんな成果を出したのか?を書き、実力をアピールする

例文
この努力の結果、大学三年の春には目標である800点を達成出来ました。しかし、これだけで満足せず学習を続け、去年の秋に860点を取得することができました。

取り組みの結果、どうなったのか?を詳しく書きましょう。どんな成果が出たのか?をわかりやすく書くことで、あなたのセールスポイントを人事に効果的にピーアールできます。

上手く成果をアピールするには、以下のポイントに気をつけると良いでしょう。

数字を使うとインパクトアップ!

成果をアピールするときは、「数字」を使うと良いでしょう。たとえば、以下ではどちらがインパクトがあるでしょうか?

  • この取組の結果、勤めていたコンビニの売上を伸ばすことができました
  • この取組の結果、勤めていたコンビニの月間売上を300万円から372万円まで伸ばすことができました。

後者の方がインパクトがありますよね。数字を使うと客観的に自分の能力を証明できます。数字を使って成果を書けないか?考えてみましょう。

ビフォアー・アフターを書こう

あなたの取り組みの前と後でどう変わったのか?を書いておくと、よりインパクトがあがります。たとえば、以下では、どちらが成果がわかりやすいですか?

  • この取組みの結果、ゼミの新入生を前年の3倍に増やすことができました
  • この取組みの結果、ゼミの新入生を前年の3倍(12→36)に増やすことができました

後者の方がわかりやすいですよね。あなたの取組みの前と後でどうなったのか?推移がわかるように書きましょう。よりわかりやすくなります。

6.「自分のセールスポイント」は会社の業務にどう役立つのか?

例文
貴社においても、現状に満足せず、努力を続けることで、自身を成長させていきたいと考えています。

自己ピーアールとは「私はあなたの会社の役に立ちます。だから、採用してください」と伝える文章です。

「あなたの会社の役に立ちますよ」とアピールするには、ただ長所を伝えるだけではなく、「私の長所は、貴社でこんな風に役に立ちます」と最後にアピールしておく必要があります。

「自分の長所を、どういう形で活かしたいか?」抱負を書こう

だから、自己ピーアールの最後に「私の長所を貴社で〜という形で活かして、貢献したい」という抱負を書きましょう。抱負を書くことで「仕事への熱意」+「あなたの長所が会社で役に立つイメージ」の二つを採用担当にアピール可能です。

あなたの長所が会社にどう役に立つのか?どう活かしたいのか?を書きましょう。

職種分析の成果を活かしてみよう

例文では、簡単に「こんな風に活かしたい」と書いていますが、もっと魅力的に書くこともできます。具体的には、

  • 御社の仕事では〜という力が重要だ
  • 私の〜という強みは御社でこそ活かせる

と書くのです。「あなたの会社で必要なものを私は持っています」と伝えるわけです。たとえば、もし「負けず嫌い」という自己ピーアールをする人が、証券会社の営業職を受けるなら、

例文
貴社OBの◯◯様に、証券会社の営業は、『常に数字での結果を求められる。そのプレッシャーに勝てる人間が必要だ』と伺いました。営業として、私の「負けず嫌い」を活かし、粘り強く努力を続け、成果をあげたいと考えています。

このように「職種研究」→「自分の強みはこう役立つ」と書くと、ピーアールとしての説得力が上がります。また、志望度もセットで伝えられて一石二鳥です。志望順位の高い企業には、この書き方を使ってみてください。


7.文章を推敲する

最後に、書き上げた自己ピーアールを推敲しましょう。具体的には、

  • 一文を短く。一行40字程度に押さえる
  • 「〜ですが、」「〜しており、」「〜し、」で文章を長々と続けない。接続せず「。」で文章を区切る
  • 手書きの場合は、アピールしたいポイントを太字・大文字を使い、読みやすくする
  • 「解決のための行動」がダラダラ長くなりそうな場合は、箇条書きを使って簡潔に書く
  • 誤字脱字を極力減らす

これらのポイントを意識して文章を読み直し、推敲してみましょう。


聞きやすい文章のポイント

文章を推敲する際に意識しておきたいことは、「面接官にとって聞きやすい文章となっているか」ということです。

聞きやすい文章のポイントとしてまずあげられるのは、論理関係が明確であるか、ということでしょう。

「Aをしたかった。だから、Bをした。」という文は非常に明瞭ですが、「Aと思っていて、Bということをして、結果的にCもした。」というような文章構造をとると、面接官は「結局のところ、一番言いたい部分はどこなの?」と感じてしまい、効果的にエピソードでセールスポイントをアピールすることができません。

また、主語を明確にすることも、意識しておきたいポイントの1つです。
誰が何をしたのかを明確に提示することで、面接官の誤解や認識の齟齬を防ぐことが出来ます。

以上のようなポイントを意識した上で、ご自身の文章を何度も練り直してみてください。
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