自己PRでアピールする学生時代に頑張ったことは1つに絞ろう

自己PRで伝えるネタは1つに絞ろう

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学生時代に様々な経験をしてきた学生には「たくさん経験し過ぎてどれも話したい!」あるいは「どの経験がうけるかわからないから、とりあえず全部話しておきたい」と考える学生が少なくないでしょう。

面接でも「海外留学もしました。ゼミ長もしました。インターンも・・・」とアピールする学生がいます。

しかし、面接で良い結果を出すためには、アピールは絞る必要があります。

企業が知りたいのは人柄

リクルートの行った就職活動意識調査「就職白書」では、企業が採用において最も重視する項目は学生の「人柄」でした。資格でも海外留学でもありません。人柄です。

企業がもっとも知りたいのは、その学生がどんな実績を出してきたのか?ではなく、人柄なのですね。「海外留学も〜、ゼミも〜、インターンも」とあれもこれもアピールすると、ひとつひとつのアピールがどうしても薄くなってしまいます。掘り下げられない。すると、あなたの人柄が伝わらなくなってしまいます。

だから、メインで話すエピソードは1つに絞りましょう。あれもこれも話そうとすると、全て印象に残らなくなってしまいます。

穴埋めで自己PRを完成させよう

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。

言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ「自己PRジェネレーター」を活用しましょう。

自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

それでも話したい場合は冒頭で

それでもアピールしたい内容がある!という場合は、最初に「Aという経験もした、Bという経験もしてきた。しかし、一番打ち込んだのは(メインで話すエピソード)という取り組みだ」と伝えるのです。

これなら、最初に「活動的な学生」を印象づけられます。さらに、気になるエピソードがあった場合は、面接官に質問してもらえるでしょう。

あれもこれも話そうとするとかえって全て印象に残らなくなります。メインで話すエピソードを1つに絞り、そのエピソードを詳しく伝え、あなたの人柄を伝えてください。

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メインで話すエピソードの選び方

では、メインで話すエピソードはどう選べばよいのでしょうか?自己PRのエピソードは、あなたの良さを上手く伝え、あなたの人柄が現れているものが好ましいです。では、どんなエピソードを選べば、自分の人柄が現れているエピソードを選ぶことが出来るのか?

ポイントは「自分が一番主体的に取り組んだ」活動を話すことです。サークルなどで大規模なイベントを開催していたとしても、深くコミットしておらず浅く関わっただけなら魅力的な自己PRは出来ません。

逆に、コンビニのアルバイトのような地味な経験でも「どう陳列すれば成果があがるのか、パターンを検証しながら仕事に取り組んだ」など、主体的に取り組んだエピソードがあるなら、魅力的な自己PRになるのです。

このように、自己PRの良さは、エピソードのインパクトで決まるものではありません。地味な経験でも良いので「自分が本当に主体的に取り組んだエピソード」を選んで話してください。