自己PRで向上心を上手くアピールするコツ5つ【例文あり】

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「向上心」を自己PRする学生は多いもの。しかし、向上心をアピールする学生が多いので、上手くアピールしないと、多くの学生の中に埋没してしまうでしょう。

では、どうすれば向上心を魅力的に自己PRすることができるのでしょうか?わかりやすい例文をもとに、向上心を自己PRする時のコツをご紹介します。

自己PRとは何のため?

企業の面接において自己PRを行うのは、そもそも何のためなのでしょうか。
一つ言えることは、面接中の質疑応答や履歴書だけでは伝わらない、自身のストロングポイントや長所をアピールするとともに、そこから見える人柄・パーソナリティを面接官に知ってもらうという役目があります。

向こう側からの質問では、就活生が回答するにもある程度の制限がかけられてしまいますが、自由な自己PRでは自分ので話す内容を選ぶことができるので、人柄や過去の経験も含めて自由に自分のことをアピールすることができるのですね。

自身に与えられた時間を効果的に活用して、面接で話せない自分のアピールポイントを積極的に面接官の方に伝えることができると良いですね。

会社に自分を売り込む

また、就職活動を一種の「営業活動」と捉えると、会社に対して「自分」という商品を売り込み、面接官に「採用したい!」と思わせるようなアピールが必要となってきます。

そして、会社に自分を売り込んでいくためには、自分の良さを最大限アピールするだけでなく、相手企業のことを理解した自己PRをしていく必要があるということを忘れてはいけません。

したがって、自己分析を通して「自分には向上心があります。」というような自己PRを考えるとともに、相手企業の事業や特色などを調べて、その「向上心」が入社後どのような場面で活かされるのかを考えていくと、より良い自己PRができて、選考突破につながる面接が出来るでしょう。

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向上心の自己PR例文

まずは、細かいポイントを紹介する前に、「向上心」の自己PR例文をチェックしてみましょう。以下を読めば、向上心の自己PRのポイントが掴めると思います。

向上心の自己PR例文

例文

「常に前進する」が私のモットーです。自らに高い目標を課し、目標に向けて行動していくことができます。

Point 「向上心」だとありふれてしまうので、別のキャッチフレーズに変換して「向上心」をアピールしよう

将来は海外で働きたいという想いがあり、大学入学時に「就職までにTOEIC860点以上をとる」という目標を掲げました。その目標を達成するため、

Point そもそもどういう思いで努力したのかを書くと、あなたの向上心のある人柄が伝わりやすい
  • 1.塾講師のアルバイトを週5日こなして費用を賄い、自費でイギリスへの3ヶ月の短期留学に挑戦しました。留学中は「日本人同士でも英語を話す」ルールを自らに課し、語学学習に勤しんだ
  • 2.スカイプ英会話を活用して、日本においてもネイティブとの会話練習を積んだ
  • 3.留学生が多く在籍するサークルに参加し、ネイティブの友人を増やし、カジュアルな英語もマスターする
Point 具体的にどんな努力をしたのかを伝えると、あなたの努力する姿を、印象深く採用担当に伝えられる

この3つを実践しました。この努力の結果、大学3年の春には、TOEIC910点を取得することができました。現在は、英語に加えて中国語検定の学習を進めています。

Point 今後の目標を伝えると、より向上心をアピールできる

貴社においても、この向上心を忘れずに、研鑽を積み、プロとして結果を出したいです。

押さえておきたい!自己PRの型

この自己PRは以下の「型」によって制作されています。以下の型を押さえるだけで、誰でも魅力的な向上心の自己PRがつくれるようになります。

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では、具体的に「向上心」をアピールする時のコツをご紹介します。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう

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1.「向上心」を自己PRするのに「向上心」は使わない

例文

「常に前進する」が私のモットーです。自らに高い目標を課し、目標に向けて行動していくことができます。

向上心をアピールする時に「向上心」という言葉は避けた方が良いでしょう。なぜか?「向上心」を使う人が多すぎるので、ありきたりに見えてしまうからです。また、「向上心」という言葉は少し抽象的なので、イメージがしづらいというデメリットもあります。

例文のように「常に前進するのが私のモットーです」など、自分を表現する的確なキャッチフレーズを探してみましょう。他の学生が「向上心」というありきたりな表現を使う中で

エピソードや取り組みから向上心をアピール

自己PRにおいて、向上心などの長所をより効果的にアピールするためには、ただ言葉を言うだけでなく、過去の「向上心」が発揮されたエピソードや取り組みを併せて伝えると、より説得力が増すかもしれません。

言葉でのアピールならば、正直誰でも好きなように自分を良く言うことができますが、その長所が発揮されたエピソードが過去にあると言うことをしっかりと示せば、面接官の方も「確かにこの就活生には向上心がありそうだ。」と理解してくれるのです。

したがって、自己PRを事前準備する際には、ただ自身の長所や人柄を思い浮かべるのではなく、長所が発揮された過去の出来事やエピソードを思い出して、わかりやすく伝えられるように準備しておくと、良いかもしれませんね。

キャッチフレーズがあると、印象に残りやすくなる

私は常に自分にムチを打つ人間です

こんな表現があれば、思わず「おっ」と先を読みたくなりますよね。あなたの「向上心」を表現する的確なキャッチフレーズを探してみましょう。

向上心を表すキャッチフレーズ例

向上心という言葉を別の言葉で伝えるキャッチフレーズには、以下のようなものがあります。

    • 「常に自分に満足しない人間です。」

→向上心を持って常に自分を追い込み、成長していこうという気概が分かります。

  • 「努力しないことが気持ち悪い人間です。」

→現状維持を嫌うほど成長意欲が強く、向上心がある人間であるということが伝わるのではないでしょうか。

自己PRとなるキャッチフレーズは、表面だけ取り入れても違和感が出てしまうので、自分の性格をうまく表現できるような言葉を自分で見つけて、面接の際に使ってみてください。

2.「なぜ頑張れるのか?」の部分が意外と重要

例文

将来は海外で働きたいという想いがあり、大学入学時に「就職までにTOEIC860点以上をとる」という目標を掲げました。

リクルートの調査「就職白書」によれば、企業が採用で最も重視するのは「人柄(90%が重視。サークルは10%が重視)」です。その人がどんな人なのか?を詳しく知りたいと思っています。

「なぜ頑張ろうと思ったのか?」「なぜその活動を始めようと思ったのか」という部分には、あなたの人柄が現れます。「自分を高めるために、新しい活動を始めようと思う」気持ちそのものが向上心ですから、この「そもそも、なぜ頑張ろうと思ったのか?」という動機部分はしっかり書いておきましょう。

たとえば、例文からは、「将来の目標のために計画的に努力ができる」就活生の人柄が伝わりますよね。このように「なぜ頑張ろうと思ったのか?」を説明すると、あなたの良さが伝わる自己PRになります。

3.「自分を高めるために具体的にどんな努力をしたのか?」を説明しよう

例文

大学入学時に「就職までにTOEIC860点以上をとる」という目標を掲げました。その目標を達成するため、

  • 1.塾講師のアルバイトを週5日こなして費用を賄い、自費でイギリスへの3ヶ月の短期留学に挑戦しました。留学中は「日本人同士でも英語を話す」ルールを自らに課し、語学学習に勤しんだ
  • 2.スカイプ英会話を活用して、日本においてもネイティブとの会話練習を積んだ
  • 3.留学生が多く在籍するサークルに参加し、ネイティブの友人を増やし、カジュアルな英語もマスターする

向上心がある人は、ほぼ全員が「何らかの努力をしたエピソード」を話していると思います。「努力をしたエピソード」はできるだけ具体的に伝えるようにしてください。

「自分を高めるために具体的にどんな努力をしたのか?」を詳しく説明すれば、面接官にあなたの向上心を効果的にアピールできます。

たとえば、例文からは「自分を高めるために必要なことを探し出し、貪欲に挑戦する」姿勢が伝わりますよね。このように「自分を高めるために具体的にどんな努力をしたのか?」を説明すると、魅力的な自己PRになります。

よく就活生の中には「必死に努力しました」「結果を出すために、様々な工夫をしました」と抽象的なアピールをする人がいます。しかし、これでは努力する姿勢が全く伝わらず、面接官に響かないアピールになってしまいます。

「自分を高めるために具体的にどんな努力をしたのか?」を説明しましょう。

4.他の事例も示すると説得力が倍増する

例文

この努力の結果、大学3年の春には、TOEIC910点を取得することができました。現在は、英語に加えて中国語検定の学習を進めています。

向上心を自己PRする時には「メインでアピールする事例以外にもアピールする」と、より効果的に向上心をアピールできます。たとえば、以下の二つではどちらが「向上心」を感じる文章でしょうか?

  • A…努力の結果、TOECIの点数を500から800までスコアアップできました
  • B…努力の結果、TOECIの点数を500から800までスコアアップできました。また、経済を学ぶために簿記を学習し、2級も取得しております。

AとBどちらが向上心がありそうでしょうか?Bの方がより向上心がありそうですよね。なぜかというと「自分を高めるために、語学以外のことにもチャレンジしている」からです。

このように、他の事例もサブで示してみましょう。説得力が上がります。本当に向上心のある人なら、たとえば、TOEIC以外にも、様々な活動で「向上心」を発揮し、努力しているはずです。だから、一つだけの活動をアピールするので終わらず、他の向上心を発揮した事例に触れておくとよいでしょう。

複数用意しておく

向上心というパーソナリティをより強くアピールするために、複数のエピソードを自分の中で持っておくと、面接官に「何か他の事例はある?」と聞かれた時でも慌てずに対応することができます。

むしろ、自分の中でいくつかのエピソードが思いつくようでないと、あなたの本当のアピールポイントとして言うには少し弱いかもしれませんね。

エピソードや経験についていくつかの候補を頭の中に出したら、自分の中で論理的・明確に話せるように話の概要や時系列を事前に整理をして面接に臨みましょう。

自己PRから派生した突然の別エピソードに対するフリに対しても、慌てず冷静に答えることができれば、きっと面接官からの評価は高くなるはずでしょう。

5.「集団で何かを成し遂げた経験」タイプの自己PRも用意しておこう

向上心をアピールする学生の多くは

一人で頑張って、自身を高め、資格試験・勉学で結果を出した

タイプのアピールをする学生が多いです。それは素晴らしいことなのですが、それだけだと「この子は集団ではどう振る舞う人なんだろう?」という疑問が残ります。

そこで、人事は「集団ではあなたはどんな役割を担うことが多いですか?」などの質問をしてきます。これに対して上手く答えられないと「向上心はあるけど、集団で上手くやっていけるのかな?」という負の印象が残り、面接の結果が悪くなってしまうでしょう。

メインでアピールする「向上心」のアピールの他の、集団経験のPRも語れるようにしておきましょう。

協調性も大事だと見られている

多くの日本企業・大企業が就職活動の選考中にみているパーソナリティの中でも、「協調性」はいまだかなり優先度の高い部類に入ってくるでしょう。

したがって、「向上心」についての自己PRにおいて、自らの努力や自己研鑽にしか触れられなかった場合には、集団行動や協調性に関するエピソードやアピールポイントを併せて伝えられるとベターです。

入社後の活動として、多くの新卒社員は単独ではなくチームでの仕事やタスクを振られることになるかと思いますので、自分が「入社して初めから活躍できる人材である。」とアピールするためにも、「向上心」にとらわれすぎず、他のポイントやエピソードを交えながら面接を行うことも大切かもしれませんね。

自分の強みは本当に「向上心」なのか、自己分析ツールで確認しよう

『向上心』を自己PRする人の中には、自分の強みを勘違いしている人もいます。強みを勘違いしていると自己PRは上手くいきません。

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