簡単!自己分析で自分の短所を発見する5つのステップ

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「あなたの短所は何ですか?」という質問は、就活で必ず聞かれる質問です。
自分の弱いところを話すのは、なかなか難しいですよね。

しかし、この質問も、しっかり自己分析をして短所を見つめれば、上手く自分のアピールに利用できます。

では、具体的にどうすればいいのか?

短所は正直に話せ

短所を正直になんて話せない…という人がいるかもしれません。しかし、短所は正直に語るべきなのです。なぜか?その方が内定が出やすいからです。

終身雇用の日本においては、「一人の学生を採用する」のはとても大きな決断です。だから、短所をごまして伝えられると、人事は「うーん、本当に大丈夫かな?」と採用をしぶってしまうのです。包み隠さずに話したほうが、人事も納得して判断ができます。

短所をごまかす学生たち

ただ、学生たちは短所をごまかす人が多い。たとえば、「短所は集中力がありすぎて、プライベートがなくなってしまうところです」のような、当たり障りのないようなことを話すのです。

一見、上手く切り抜けているようですが、これはあまり良い方法ではありません。

マイナスの点を伝えた方が評価されやすい

心理学には、両面提示と片面提示という言葉があります。両面提示は、メリット・デメリット双方を話し、片面提示は、メリットだけを語る説得方法です。

心理学の実験によれば、教育程度の低い相手には片面提示が、高い相手には両面提示が効果的です。

南カリフォルニア大学のマイケル・カミンズは「良い点だけを伝えたボールペンの広告」「少しの悪い点と良い点を伝えた広告」で説得効果を調べたところ、後者の方が6倍も説得効果が高いことがわかりました。

良い点だけをベラベラ話す人は胡散臭いもの。しっかり悪い点も伝えた方が説得力は上がるのです。

短所のない人間などいない

そもそも、短所のない人間などいません。短所がないことが重要なのではなく、弱点といかに向き合い、克服するかが重要なのです。

弱みを語り、その克服過程を語れば、誠実で粘り強い人格がアピールできるでしょう。弱みの質問から逃げずに、正直に答えてください。

自分をどれだけ理解しているかが大切

面接で「短所はありません」と答えて「この人は素晴らしい!」ととってもらえるかというとそんなことはありません。「自己分析ができていないな」と思われるのが関の山です。

長所と同じく、短所を語るには、きちんとした自己分析をする必要があります。自己分析の結果、自分の短所が見つかったら、改善するためにどういった努力をしているか、していないならどうするべきかを考える必要があります。

自己分析ツールで、自分の短所を理解しよう

自分の短所を上手く説明するには、自己分析を通じて、「あなた自身の長所・その裏返しの短所」を正しく理解する必要があります。ただ、自己分析をやるのも結構大変です。

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STEP1失敗の棚卸しをする

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短所と向き合うには、漠然と考えるのでは駄目です。自分の失敗と向きあいましょう。失敗を振り返っていけば、そこであなたの弱点が現れているはずです。

具体的には、以下に該当する経験を箇条書きにしてください。

  • 頑張ったけど、上手くいかなかった経験
  • 人並みのことが出来ずに、悔しかった経験
  • 思わぬミス・失敗をして、予想外のダメージを受けた経験

このような経験を箇条書きにしてみてください。高校・大学と限らなくても良いです。

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STEP2 失敗から短所を分析する

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失敗経験の中から、特に、「悔しかった」「失敗したなぁ」「もっと上手くやれたのに」という経験を3つほど、選び出してください。それぞれの経験について、以下を分析してみましょう。

  • 失敗の原因は何だったのか?
  • 失敗をしてどんな気持ちになったのか?
  • その経験から言える自分の弱み、弱点は?

これらを分析しましょう。実際の失敗経験から分析するので、より正確な弱みが浮かび上がってくるはずです。

失敗した体験例

こちらでは、学生時代にうまくいかなかったことや、失敗したことの例を挙げてみます。

 

失敗した経験例:

  • ①話し合いで不満なこともイヤだと言えない→不平等感がつのる→違う意見があれば言えばよかった
  • ②断れずに引き受けた作業が多すぎた→期限に間に合わなかった→誰かに助けを求めれば分担して期限切れになる前に対処できたかもしれない
  • ③誘われていやいや行ってみたイベントがつまらなかった→友達と気まずくなって疎遠になる→友達に不満を言うのではなく、いやならば最初から断ればよかった

こちらの3つの例から見て取れることは、いずれも「きちんと自分の意見を伝えなかった」という共通点があるということです。つまり、自分の短所は「責任転嫁をしてしまう」もしくは「優柔不断」であるということです。

STEP3 短所をどうやって克服するか

このSTEP3が一番重要な過程です。弱みがあることは仕方ない。大切なのは、それにどう向き合うか。弱みをしっかり見つめ、自己改善できるか。それが大事なんですね。

  • その短所や弱みをなぜ治したいと思っているのか?(理由)
  • 短所を治したいと思うようになったきっかけは?(きっかけ)
  • どうやって克服してきたか?あるいは、どうやって克服中であるか?(克服)
  • 克服しつつある場合は、どれだけ治っているか?(改善状況)

これらをしっかり書き出して分析すれば、弱みとその克服過程をしっかり語れるようになり、「タフで正直な学生だ」いう印象を与えられます。

STEP4 戦略的に語る弱みを選ぶ

就活は自分を売り込む営業です。とすれば、「どんな弱みを伝えるか」すらも、最終的に自分の魅力につなげるかを前提に選ぶべきです。

STEP3まででいくつかの弱みが出てきたはずです。では、どれを語るのか。

ポイントは3つ。

職業遂行上、致命的でない弱み

キャビンアテンダントになりたいのに、人見知りだったり、気配りが苦手だったりするのは致命的です。

弱みはあくまで正直に話すべきですが、「それが弱点だと、仕事にならないよ!」という弱みを語るのは避けましょう。致命的にならない、でも、確かな弱みを語るべきです。

謙遜しすぎないよう注意

ここでひとつ気を付けたいことは、謙遜のし過ぎはよくないということです。日本人にとって謙遜の文化は美徳でもありますが、面接ではちょっと大げさにアピールするぐらいがちょうどよいのです。もちろん、嘘はいけません。

ただ、同じ商品でもディスプレイの仕方によって全く別の商品に見えるように、同じ話をするのにも、自分を卑下したり、謙遜しすぎて実際未満にしか見えないのと、自信を持ってはきはきと理路整然と前向きに話すのでは、与える印象が全く違うということはご理解いただけるでしょう。

克服計画を実行中のもの

弱みが問題なのではなく、大事なのは、弱みへの向き合い方。弱みを正直に話し、その克服努力を語れば「向上心」などをアピールできるでしょう。たとえば、

人見知りな点を治したく、飛び込み営業のインターンに参加しました。最初は話すのすら声が上ずってしまいましたが、やっていくうちに『嫌われても死にはしない』と気づけました。そう考えると、積極的にアプローチするのが怖くなくなっていきました。営業のインターンでも、学生なりに結果を出し、弱みを克服しつつあります

と語ると、評価されるでしょう。弱みを認識し、克服のための努力ができる人材は、どこでも求められています。

改善されつつあるもの

「克服計画を実行して、~くらい良くなりました」とアピールした方が、あなたの伸びしろを面接官に伝えられます。

克服計画を実行中かつ、改善されつつあるものを選びましょう。とはいっても、全てを満たすのは難しいでしょう。優先順位としては、1⇒2⇒3の順で考えてください。

改善するために何をしているのか

改善されつつあるとはいえ、偶然そうなりつつあるのか、努力の成果なのかで評価は大きく分かれます。逆に、自己分析の結果、具体的な努力をしたけれど、現在の改善度はイマイチでも、今後も努力をすることによって改善されそうだとアピールすれば問題ありません。

ここで肝心なことは、「改善するために、具体的にどんな努力をして、どのように改善されたか」、または「改善するために、具体的にどのような努力をしていきたいか」ということを説明できるように準備しておく必要があるということです。

STEP5 就活でアウトプットする

自己分析で終わらせては意味がありません。今までのワークを踏まえて、自分の弱みを語ってみましょう。

(例題)あなたの短所と、その短所にどう向き合っているかを教えてください。(400字)

人間は「アウトプット」をしようとする時、一番頭の回転が早くなります。これまでのワークで集めた情報を元に、上記の質問に答えてみましょう。

短所は隠さずに、正直に言ったほうが高い評価を得られます。短所から逃げずにしっかり向き合い、克服過程とセットで語りましょう。

リクルートの就職活動調査『就職白書』によれば、企業が重視するのは、学生の人柄や将来性です。

短所を誠実に語れば人柄を伝えられるでしょうし、短所の克服過程を語れば将来性もアピールできます。短所を言えれば、内定が出ます。

短所と克服過程の例文

こちらでは、例題に基づいて、400字で短所についての例文をご紹介します。

例文

私の短所は主体性があまりないことです。高校時代は協調性があると言われていて、自分の短所に気づいていませんでした。また、学生時代にも誘いは断らないので、周りからは付き合いが良いと思われていました。

転機は、大学2年時のカナダ留学でした。日本のように何も言わないで相手に合わせていたら、カナダ人のホストファミリーからこう言われたのです。「あなたはどう思う?どうして自分の意見を言わないの?私たちとコミュニケーションをはかりたくないの?」と問いかけられたときは、まさに青天の霹靂でした。そして、他人の前で自分の意見を言うことができないのは、言葉の問題だけではないと気づきました。

それ以降は、まず、自分はどうしたいのかを考え、相手に意思を伝えられるように努力しています。最近は少しずつですが、実行できるようになってきています。持論に固執せず、俯瞰できることはメリットでもありますが、やはり自らの意思で行動することは大切です。今後は、相手の意見を尊重しつつ自分の意見もしっかり主張できるようにして、主体的に行動できるようにしていきたいと思います。

違う視点から見れば長所にもなる例文

同じ性格の特徴でも、捉え方によっては長所とも短所ともなり得ます。例えば「心配性」という短所は「計画性がある」という長所とも捉えられるわけです。
こちらでは、その性格の捉え方について例文をあげます。実際の面接では、エピソードや、より具体的な改善方法を追加してください。

例文

私の短所は一人で何でも抱え込んでしまうところです。
一度引き受けた仕事は、最後まで責任をきっちりとやり遂げるため、長所とも言えるかもしれません。しかし、責任感が強すぎて、一人で抱え込んでしまった結果、トラブルに対処できなくなってしまっては元も子もありません。

周りと協力して、チームとしての仕事の分担などにより、より効率的な仕事ができるようにすることが今後の課題です。

克服過程で問題解決力をアピール

短所を話すことによって、誠実さや自己分析力をアピールできたら、最後は克服するためにどんな努力をしているのかを語って、問題解決力をアピールしましょう。
自分の弱点を認める強さを持ち、それを克服すために努力できる人は、面接官にも魅力的に映ります。

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