自己分析での注意点!就活生がやりがちなミスとは

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就活で必要な自己分析。リクルートの調査によれば、企業が採用で一番重視しているのは、「人柄」です。「私はこんな人間です」と自信をもって答えるために、自己分析は欠かせません。

しかし、この自己分析。誤ったアプローチをしてしまうと、就活に悪影響を与え、内定が遠のく可能性があります。気をつけるべき「間違った自己分析」のパターンを解説いたします!

1.先入観に縛られて、長所を探してしまう

一番多いのは「私は部活を長くやっていたから、継続力が長所のはずだ」とはじめから長所を決めつけて、しっかり自己分析をしないパターンです。

しかし、そうやって安直に決めると「なぜ続けられたのですか?」「続けるためのあなたなりの秘訣は?」「部活の他に継続力を発揮した経験は?」と深堀りされ、全く答えられず、面接に落ちてしまうのです。

先入観に縛られては、自己分析は上手くいきません。じっくり過去の経験を掘り下げれば、「自分が本当に得意なこと」が見つかるはず。

先入観に縛られず、まず過去の経験を振り返って、「なぜ頑張れたのか?」「なぜうまく行ったのか?」「自分はそこでどんな行動をとったのか」を掘り下げていきましょう。

36の質問に答えてパーソナリティータイプを診断しよう

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?

無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

2.志望企業を意識しすぎてしまう

志望企業を意識しすぎて、自己分析をするのも、よくある失敗パターンです。
たとえば、「総合商社の求める人材は、チャレンジ精神のある人材だ。チャレンジ精神を発揮した経験はないかな?」と志望企業に縛られて、自己分析をするのです。

すると、「チャレンジ精神を発揮した経験は?うーん…人見知りだけど接客業のアルバイトをしたことかな…」とチャレンジ精神をアピールするには、いまいちな経験を選ぶことになります。

ひどい場合は、そもそも全くのデタラメ経験を作り上げる就活生もいるのです。

志望企業の「求める人材像」は一旦忘れて、学生時代の経験を詳しく分析し、「自分はどういうことが得意なんだろう?」「複数の経験で発揮されている強みはないかな?」と自分の本当の長所を探してください。

【就活生99人にアンケート】他己分析をしているのは◯人に1人|おすすめツールや他己分析のやり方も調査!

2021.05.25
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3.「自分なんか…」と思って長所を探せない

「自分には長所なんてない…」とはなから諦めてしまっている学生も多いです。

「サークルのリーダーをやったわけではないし、ゼミも平メンバーだから、アピールすることなんてない」と長所探しを諦めてしまう。

けれど、社会人からすれば、サークルのリーダーだろうと、レジ打ちのアルバイトだろうと、どちらも直接仕事と関わっているわけではないので、大した違いはありません。

大事なのは、「肩書」「結果」ではなくて、あなたがその経験の中で「何を考え」「どう行動したか」です。行動過程・思考過程を詳しく伝えれば、凄いエピソードではなくても、あなたの長所が伝わり、内定がとれます。

実際、吉野家のバイト経験を話して総合商社から内定をとった学生も、塾のアルバイト経験を話して大手シンクタンクから内定をとった学生もいます。

「こんなの大したことないよ」とはじめから排除せず、学生に頑張ったことをまず洗い出してみましょう。そこで「なぜ頑張れたか?」「課題は何だったか?自分は何を考え、どう取り組んだか?」を詳しく掘り下げていく。

Point:何度も掘り下げて、行動に出た原因をしることで、長所が見つかる

4.自己分析の結果にこだわりすぎてしまう

自己分析の結果に縛られて、志望業界を絞りすぎるのは、時に致命的な失敗をまねきます。具体的には「私は人に感動を与える仕事がしたい。多くの人に感動を与えるにはマスコミ業界しかない!」と業界を絞りすぎてしまう。

すると、受ける企業が必然的に少なくなります。受ける企業が少なくなればなるほど、当たり前ですが、内定をもらえずに終わる確率はあがります。

自己分析で見つかった「やりたいこと」はあくまで目安です。説明会で詳しく話を聞くと「最初はあわないと思っていたけど、この企業の仕事もやりたいことに近いかも?」と感じることがあるはずです。

説明会に行く、OB訪問をするといった行動を重ねていけば、「行きたい企業」は増えていきます。
自己分析は大事ですが、その結果に縛られて、志望業界を絞りすぎないようにしましょう。あくまで目安と考えて、幅広い業界の説明会に参加してください。

5.自己分析が就活初めの1回のみ

最後にご紹介する自己分析における注意点は、「自己分析をしたのは就活を始めたばかりの頃に一回だけ」という事態を防ぐことです。
就活をしている間は、定期的に自己分析を行うようにしましょう。

なぜかというと、就活をしている間にも自分の考えや希望は変化することが多いからです。

就活では、企業説明会やOB・OG訪問、面接などで企業の社員と話す機会が多くなります。

その機会によって得た新しい発見や解消された疑問の中には自己分析に影響を及ぼすものもあるため、自己分析は定期的に行う必要があるのです。そうすることで、自分の考えや希望に変化が起きたことに気付けます。

Point:自分の希望する企業への入社のためにも、自己分析は定期的におこなう

正しい自己分析のやり方

就活における正しい自己分析のやり方は、「自分の長所・短所」「企業に求める要素」を正確に把握することです。

自分の長所・短所を把握することによって、自分に適した仕事像を考えることができます。たとえば長所が「人と話すのが好き」、短所が「細かい作業が苦手」であれば、営業職を志望職種の1つにすることができます。

さらに自分の長所・短所の把握は、「企業に求める要素」を考えることにもつながります。
なぜなら長所を把握することで、自分の長所が活かせる企業探しをすることができるからです。また短所を把握することで、自分には合わない企業を志望企業から外すこともできます。

たとえば長所に「大きな責任に対するプレッシャーに強い」を挙げるのであれば、若くても権限をもって働ける企業を志望企業に加えることができます。
逆に短所として「体力があまりない」を挙げるなら、残業が多い企業は志望企業の対象から外すことができます。

自分史の作成

就活においてより良い自己分析を行うには、自分史を作成することも大きく役に立ちます。

自分史とは、文字の通り「自分の歴史」です。

幼少のころから現在までの「自分の歴史」を紙に書き出して、現在の自分がどのように形成されてきたのかを考えます。このプロセスは自分の長所・短所を見つけることにも役立つでしょう。

そして自分がどういう性格や特徴があるのか過去を踏まえて、将来にむけて自分が何をしたいのか、どのような人間になりたいのかを考えます。

こうして自分の長所や短所、自分がしたいことや自分がなりたい人間の像を把握することができれば、企業を選ぶ基準も考えることが可能になります。
このように自分史の作成は就活をするうえで非常に有用なので、ぜひ作成してみましょう。

注目箇所は何度も何度も掘り下げる

自分史を作成する中で、自分の人生の転機になったような大きな出来事については何度も何度も考察して掘り下げましょう。

考察のポイントは、「なぜ自分がその行動をとったのか?」「その行動をとった要因はどうして生まれたか?」といったように、自分に対して「なぜ?」を何度も投げかけて掘り下げることです。

なぜなら自分が自分に「なぜ?」と聞きたくなるような注目箇所は、面接の場で面接官が「なぜ?」と同様の質問してくる可能性がある場所だからです。

自分の注目箇所を深く掘り下げることは面接対策になるため、自分史を作成する際は注目箇所を何度も掘り下げましょう。

他己分析

他己分析とは、友人や家族などの他人に自分を分析してもらうことです。就活において自己分析をするには、他己分析が非常に役立ちます。

他己分析では「自分には見えていない自分」を発見できるからです。

自己分析は自分で己の分析を行うため、他人から自分はどう見えているかについては想像するしかありません。

しかし他己分析では、自分以外の人に自分がどう映っているかが明らかになります。
就活の面接で聞かれることの多い質問のひとつに「周りの人から、あなたはどんな人だと言われますか?」というものがあります。この質問も他己分析により、答える際に役立ちます。

自己分析を深めるためにも、また面接対策のためにも、就活をしている友人どうしで互いに他己分析をしてみましょう。

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偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます

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