目次
就活の自己分析、どう進めればいいかわからず、悩んでいませんか?就活に自己分析は必要とわかっていても、やり方がわからず、困っている就活生は少なくありません。
でも、大丈夫。そんな就活生のために、空欄を埋めるだけで完成する自己分析のワークシートをご用意しました。ワークシートに記入していくだけで、内定レベルの自己分析が完了します。
シートを記入して、万全の自己分析をしましょう。
ワークシートのダウンロードはこちらから。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
STEP0 自己分析のゴールを理解する
まず、自己分析の目的・ゴールを理解しましょう。そもそもなぜ自己分析をするのか?を理解しておかなければ、意味のある自己分析は出来ません。
企業が「本当に知りたいこと」
自己分析のゴールを理解するには、「企業はどんなことを採用で重視しているのか?」を知る必要があります。企業はどんなことを採用で重視しているのか?
リクルートの就職活動意識調査「就職白書」によれば、企業が採用にあた理重視している項目は
この図のように、1位「人柄」2位「企業への熱意」3位「今後の可能性」です。学生がよくアピールする「ゼミ」「サークル」などに比べて、いかにこの3つが重視されているかがわかると思います。つまり、企業は
- 「学生がどんな人なのか?」
- 「なぜその企業に入りたいのか?」
- 「どんな風に会社で活躍してくれそうか?」
この3つを知りたいと考えているわけです。この3つの疑問にしっかり答えられるようになれば、内定がぐっと近づきます。
自己分析のゴールとは?
では、自己分析では、この3つの疑問に答えるために、どんなことをすればよいのでしょうか?それは、
- 自分は〜な人間です。(自分はどういう人間か、何が得意かを説明する)
- 自分は〜なことにやりがいを感じる(自分のやりたいことを説明する)
- だから、御社で〜にチャレンジしたい(会社でチャレンジしたいことを説明する)
この3つを上手く答えられるようになれば、自己分析は十分です。この3点に答えられるようになれば、企業の知りたい「人柄」「企業への熱意」「今後の可能性」の3点をアピールできます。
以下では、この3つのポイントに上手く答えるための自己分析の方法をご紹介します!
STEP1 過去に打ち込んだことを洗い出す
まず、最初に「学生時代に打ち込んだこと」を全て箇条書きで洗い出しましょう。「この経験は面接でアピールにならない」等と考えずに、「頑張った」と思うことは全て書き出していきます。
なぜ頑張ったことを書き出すのか?それは「必死に頑張った経験」には、あなたの「人柄」「長所」「モチベーションの源泉」などを見つけるヒントが隠されているからです。
たとえば、「何事も言われた以上に責任感を持って頑張る」人なら、打ち込んだ経験に必ずその姿が現れているはず。打ち込んだことを洗い出すことによって、自分の人柄を説明するヒントが手煮入ります。
過去に打ち込んだことの内容は重視しない為気軽に書き出す
自己分析のために過去に打ち込んだことを書き出す際、「このエピソードはつまらないんじゃないか」「面接官が驚くようなエピソードにしなければ…」などと考える必要はありません。なぜなら、自己PRや長所短所を聞く際、採用担当者が重視しているのはエピソードの内容そのものでは無いからです。
採用担当者はその学生が「どんな強みを持っているのか」、そして「その強みが自社の求める人材像にマッチしているか」を見ているのです。そのため、過去に打ち込んだことを書き出す際はエピソードの良し悪しは一旦考えず、思いつくもの全てを気軽に書き出すようにしましょう。
また、当然ではありますが、わざとらしいほど話を盛ったり、嘘の経験を語る必要はありません。仮に自己PRに役立つようにと嘘の経験を考えたとしても、どこかで必ずボロが出てしまうため止めておきましょう。
もし、エピソードがなかなか思いつかない場合は、家族や友人に聞いてみるのもおすすめです。自分が忘れているだけで、色々と思い出すことができるかもしれません。
打ち込んだことの例
中学時代:
- サッカー部の活動を最も頑張った。部員が多くなかなかレギュラーになれなかったが、自分のプレーを徹底的に研究。最終的には中学最後の試合でスタメン入りすることができた。
- 部活に専念できるよう、宿題は全て家に帰ってすぐに終わらせるようにしていた。
高校時代:
- 書道部の活動の一環として、縦横2mを超える巨大な臨書作品を作る機会があった。一文字でも失敗すると最初からやり直しとなるため、集中力を持続させることが大変だった。
- 大学受験を頑張った。どうしても入りたい学科だったので、高校2年の夏から受験勉強を開始。積極的に模試を受験し、苦手分野をひとつひとつ潰していった。
大学時代:
- 大学近くのカフェでオープニングスタッフとしてアルバイトをしていた。個人経営のお店だったのでマニュアルが無く、アルバイトスタッフで話し合いながら決めて行った。自分たちで考えたサービスがお客さんに気に入ってもらえて、お客さんが増えていったのは嬉しかった。
- 大学3年の時、大学祭の運営スタッフになった。メインステージでのイベント進行担当として、タイムテーブルの作成や出演者のサポートなどを行い、常に次の出演者・出演内容のことを意識しながら、イベント全体が順調に進むように努めた。
- 小学校での教育実習では、勉強が得意な子も、そうでない子も、授業が楽しいと思ってもらえるように、授業の進め方や配布するプリントを工夫した。クラス一人一人の特性を担任の先生に伺い、それぞれが得意なことをより伸ばしていけるよう、積極的に褒めるなど声かけをするようにしていた。
STEP2 頑張った経験を掘り下げる
次に、「頑張った経験」を徹底的に掘り下げます。頑張った経験を掘り下げることによって「どんなことが得意か?」「どんあ性格なのか?」「どんなことにやりがいを感じるのか?」など、自己分析に必要な情報が手に入ります。
たとえば、「なぜ頑張ることができるのか?」を掘り下げていけば、「自分はどんなことにやりがいを感じるのか?」が見えてきます。また、「どのように課題に取り組んだのか」を見ていけば、自分の人柄や長所が見えてくるでしょう。
また、「学生時代に打ち込んだこと」は、面接で非常によく聞かれる質問です。掘り下げられた時のためにも、まず自分で細かく振り返っておきましょう。
なにをどうがんばっていたのか
これまでに頑張った経験を掘り下げるには、まず「なに」を「どのように」頑張っていたのかを具体的に書き出しましょう。
「なにを頑張ったのか」という概要だけでなく、「どう頑張ったのか」というプロセスまで掘り下げることで、過去の経験がより具体的に思い出され、エピソード中から自分の強みを見つけやすくなります。
例えば、部活での経験なら「どのような練習をしたのか」や「なにを目標に頑張っていたのか」、アルバイトなら「どんな仕事をして、どのように工夫して働いたのか」などを具体的に書き出すことができますね。
その際、「自主練習を1日30分、毎日欠かさず3年間続けた」のように、具体的な数字が語れるものは、なるべく数字も書き出しておくようにしましょう。数値化することで、過去の経験がより具体的で相手に伝わりやすいものになります。
頑張ってどうなったのか
過去の頑張った経験を掘り下げる時は、「どんなことを頑張ったのか」というプロセスで終わってはいけません。必ず「頑張った結果、どうなったのか」という成果まで書き出すようにしましょう。
そうすることで、過去の経験を「目標→対策→結果」という一連の流れで振り返ることができ、あとから自己PRの文章構成を考える際などに役立てることができます。
なお、「頑張った結果どうなったのか」という部分については、なるべく他者の目線が入っていることが望ましいです。
例えば、「大会で○位入賞」のような成績や、「○○と声をかけてもらえた」というようなものでも構いません。自分以外からの評価を交えて話すことで、その経験が自己満足的な内容ではなくなり、エピソードの信頼度を増すことができます。
STEP3 自分の長所を発見する
就活では、面接やエントリーシートで「自分にはどんな長所(ウリ)があるのか?」を説明することになります。企業もコストを掛けて採用するわけですから、ウリがない人を採用することはありません。
「学生時代に頑張ったこと」を詳しく掘り下げると、様々な経験で、何度も発揮されている「長所」が見えてくるはずです。過去の経験を振り返ってわかった「長所」を探しましょう。
ここで、大事なポイントは「複数の経験に共通して発揮されている長所」を探すことです。あなたの人生の中で、何度も発揮されている長所は、「あなたの人柄に根付いた、本当の長所」であるといえます。
この「人柄に根付いた、本当の長所」を自己PRで使えば、「人柄」を重視する企業に響く自己PRができるようになります。
STEP4 「やりたいこと」を発見する
「学生時代に頑張った経験」を振り返ると、「自分はどういう時に頑張れるのか?」「どういう時に燃えるのか?」モチベーションの源泉が見えてきます。このモチベーションの源泉がわかれば、「じゃあ、それを会社の中で実現するにはどうすればいいか?」という志望動機のヒントが見つかるのです。
頑張った経験を掘り下げてわかった「モチベーションの源泉」を見つけましょう。
わからない場合はどんなことに興味があるのか
モチベーションの源泉となる「自分のやりたいこと」ですが、「過去の経験を振り返ってみても、何にもやりたいことが思いつかない…」ということもあると思います。
そんな時は、無理に見つけようとせず、「やりたいこと」を「興味があること」に置き換えて、「自分は何に興味があるのか」を考えてみるようにしましょう。
例えば、「新しい技術を生み出すことに興味がある」や、「お客様と直接関わる仕事をしてみたい」というような、漠然としたものでも構いません。今はまだ志望動機のヒントを見つける段階であり、これから企業研究や業界研究をする中で、「自分が興味があること」はどんどん具体化されていきます。
そのため、今は変に気負わず、「今、自分が興味がありそうなこと」を見つけてみて下さい。
STEP5 「自分の短所」を見つける
長所だけでなく、短所も自己分析をして、見つけておきましょう。「あなたの短所は何ですか?」も就活で非常によく質問される内容です。
ごまかさず、自分の弱点と向き合って「私の弱点はxxxです。〜な時に、この短所のせいで、損をしたことがあります。今は克服のために、〜という努力をしています」と答えれば、採用担当に高く評価されます。
短所を聞かれても乗りきれるように、自己分析で短所と向き合いましょう。
STEP6 やりたくないことを見つけよう
「やりたいこと」だけでなく、「やりたくないこと」も合わせて考えておきましょう。「
人間誰しも「こういうのは、生理的に嫌だ」というのがあるものです。たとえば「体育会系の雰囲気が嫌だ」など。いくら「やりたいこと」にチャレンジできる会社でも、「やりたくないこと」の面が多すぎると、仕事が嫌になってしまいます。
仕事選びのフィルターのためにも「やりたくないこと」とも向き合いましょう。
STEP7 志望業界を探そう
「自分の得意なこと」「やりたいこと」「やりたくないこと」がわかったら、具体的に志望業界を探していきましょう。様々な業界を網羅した日経業界地図を使えば、今まで知らなかった企業にも出会うことが出来ます。
「自分の得意なこと」を活かせ、「やりたいこと」にチャレンジでき、できるだけ「やりたくないこと」に触れずにすむ企業を考えていきましょう。
時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。
偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。