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インターンシップではグループワークが含まれていることが多いです。
インターンシップに参加した就活生のSNSを見ても、グループワークが取り入れられていることがわかります。
今回のインターン、グループワークは楽しかったw
— くり (@kuri_media) July 13, 2019
インターン疲れた〜
グループワークないインターン初めてだった— ?ちんかすかしおぺ? (@kasiopeopepe) September 12, 2019
インターン終わり
グループワークで1位入賞できたのでQUOカード貰いました‼︎
自分のアイデアが採用されたし今後の自信につながって嬉しみ pic.twitter.com/EgSzRxOOES— UMA (@UMA18095772) February 4, 2020
グループワークは企業にとって学生同士のコミュニケーションを見ることができるものであるため、グループワークをインターンシップに取り入れる企業は非常に多いです。
インターンシップでグループワークを取り入れる理由
企業がインターンシップにおいてグループワークを取り入れる理由は、主に3つあります。
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- 学生同士のコミュニケーションの取り方を見たいから
グループワークを通して学生同士がコミュニケーションをとることができるため、一人一人の学生がどのようなコミュニケーションをとるのかを企業は見ることができます。
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- 学生同士でお互いの考え方を知ってもらいたいから
就活の本選考が始まる前に学生を集めているので、互いに交流して考え方をシェアしてほしいという狙いがあります。
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- ワークからのFBK(フィードバック)により企業の考え方を受け止めやすくするため
グループワークによって完成した成果物に対して企業からフィードバックをすることで、その企業の考え方を体感してほしいという狙いがあります。
以下で詳しく紹介します。
コミュニケーションの取り方を見ている
企業にはインターンシップにグループワークを取り入れることで、学生同士のコミュニケーションの取り方を見たいという狙いがあります。
座学のみを中心としたインターンシップでは、学生同士がコミュニケーションをとることができないため、一人一人の学生について知れません。
学生同士のコミュニケーションの取り方を企業が知っておくことで、企業側に生じるメリットは主に2つあります。
1つ目は、学生の人となりを知る手がかりとなることです。
2つ目は、もしその学生が本選考にエントリーをした際に選考のための判断材料となるのです。
学生同士でお互いの考え方を知ってもらうため
インターンシップにグループワークを取り入れることで、学生同士でお互いの考え方を知ってもらいたいという狙いが企業にはあります。
グループワークの取組み方が、皆が同じかというとそうではありません。
進行役をつくる、決議の取り方、意見の出し方などそれぞれ違うため、良い人のやり方は参考にしてほしいという考えもあります。
そのため、就活生は企業が与えてくれた学びの場でもあることを把握して、グループワークに取り組みましょう。
グループワークの進め方を知れば、企業に就職した後も活かすことができます。
また、本選考前の時期に複数の学生が集まっているため、グループワークを通してコミュニケーションを取れれば、就活に対するそれぞれの就活生の考え方や情報もシェアできます。
グループワークには、企業のメリットだけでなく就活生のメリットもあるのです。
ワークからのFBKにより企業の考え方を受け止めやすくするため
グループワークによって完成した成果物に対して企業からフィードバックをすることで、その企業の考え方を体感してほしい、受け止めやすくしたいという狙いがあります。
インターンシップのグループワークでは複数の学生を課題に取り組ませて、その成果物を発表してもらうというパターンが多いです。
その中で企業は、その成果物に対してフィードバックをします。
企業の担当者が行うフィードバックは企業の考え方に基づくものなので、学生にとっては自分の成果物に対してその企業の考え方に基づいたフィードバックを体感できる機会となるのです。
もしその企業の考え方に納得ができなければ、より自分の価値観に合う企業を探すこともできます。
インターンシップでのグループワークの内容
インターンシップでのグループワークの内容は、考える力や話す力を見るための題材が選ばれることが多いです。
なぜなら企業はグループワークを通して学生のコミュニケーション能力だけでなく、考える力や話す力がどの程度備わっているかも見ているからです。
グループワークで学生に実際に考えてもらい、話してもらいたいため、考える力や話す力をつけるための題材が選ばれる傾向にあるのです。
考え方や話す力をつけるための題材
考え方や話す力を身につけるためとはどういうことでしょうか。
たとえば1つのテーマを与えてそれについて自由に意見を出させたり、複数の選択肢を与えて時間内に1つの選択肢に絞らせるといった題材が挙げられます。
考え方や話す力をつけるための題材を与えることで、本選考にも「このくらいの考える力は必要だ」とレベル感をつたえられますし、学生のその時点での考える力や話す力を見られる機会にもなります。
本選考でもこうしたグループワークやグループディスカッションを取り入れている企業は非常に多いので、本選考に向けての練習と考えて真剣に取り組むようにしましょう。
そうすることでグループワークの場数を増やすことができますし、その企業のグループワークのレベル感を知ることができるというメリットも生まれます。
例題
夏休み、飛行機で1時間半かけて東京の1dayインターンに参加した。
グループワークのお題は
『愛とお金どちらが大切か。』
同じグループの東大生から、
お金の方が大切だと、
グラフを使って、説明された。私は愛だと伝えたかったけど、
伝える力が足りなかった。伝え方って大切だ?
— よしの@21卒 (@3oBTy5PqjvPlPej) April 6, 2020
インターンシップでのグループワークで出される課題には、企業の事業内容に則した物が出ることも、事業と関係がない課題が出ることもあります。
しかしいずれの課題においても、学生に考える力や話す力を身につけさせると同時に発揮してもらうという企業側の目的は共通しています。
たとえば例題として、「愛とお金どちらが大切か」が課題として出されたという口コミも見られます。
一見して事業内容に関係も無ければ、その後の業務で役立つようにも見えない課題です。
しかし実際の業務では様々な課題が与えられ、それについて話し合い、結論を出すことが求められます。
企業の事業内容に則した題材
インターンシップにおけるグループワークでは、企業の事業内容に則した題材が課題として課されるケースもあります。
たとえばコンサルティング会社であれば、実際に業務上で活用することの多いフェルミ推定やケース問題、金融機関であれば融資計画の策定、商社であれば提携のコンビニにおける新しい施策などです。
実践的な課題であるため難しく感じてしまう学生も多くいますが、グループワークの前に講義を行ってくれる企業も多いため不安に感じる必要はありません。
むしろそうした課題をインターンシップで取り入れる企業では、本選考のグループワークで同様の課題を出す可能性があります。
本選考に向けての練習と考え、積極的に取り組むようにしましょう。
例題
インターンシップのグループワークでは、企業によってさまざまな種類の課題を与えられます。
企業の事業内容に則した課題では、下記のような題材も挙げられます。
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- コンサルティング会社の場合
「スキー場のオーナーから売り上げを向上させたいと相談が来た。売り上げを向上させるための施策を考えよ」
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- 銀行の場合
「保育園から改装のための融資の相談が来た。これまで実際に実行された融資プランを参考にしながら、この保育園の融資プランを作成せよ」
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- メーカーの場合
「20代の女性をターゲットに新商品を開発したい。どのような新商品が適切かを考えよ」
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- 商社の場合
「食品メーカーの商品戦略を考え、製造計画を建てよ」
グループワークに備えて企業の取り組みや事業内容の把握は絶対
インターンシップにおけるグループワークに備えて、企業が行っている取り組みや事業内容は事前に把握しておきましょう。
たとえばコンサルティング会社のアクセンチュアであれば主力事業は戦略コンサルティングであり、昨今の取り組みとしてはアクセンチュアが保有するITの技術を駆使して様々な業界での課題に注力しています。
こうした最低限の事業内容や取り組みを知っておくだけでも、グループワークにおいて結論を出すための材料として活用できるのです。
したがってインターンシップに参加することが決まったら、インターンシップ当日までに企業研究や業界研究をしっかりと行っておきましょう。
シミュレーションだけでなく実践して考え方を身に付ける
インターンシップにおけるグループワークでは、本選考に向けてのシミュレーションだけでなく実践を伴った考え方を見につけられます。
インターンシップでグループワークを経験しないまま本選考の時期に差し掛かってしまうと、グループワークを実践して練習する場はなかなかありません。
本番に強いという自信がある方でもない限りは、できるだけグループワークの場数を踏んでおくことで、本選考でのグループワークに向けた実践練習ができるのです。
グループワークによって得るものも多い
インターンシップにおけるグループワークでは、得られるものが多いためぜひ参加を検討しましょう。
グループワークを通して得られるものとして、下記の3つを挙げることができます。
- ①企業の戦略や考え方
- ②次のインターンシップや選考で活かせるグループワークでの戦略
- ③就活仲間
企業の戦略や考え方
インターンシップを通してグループワークを経験しておくと、企業の戦略や考え方が知れます。
戦略のたてかたは、企業によって異なるため、これを知ることで、新たな学びとなり本選に活かせる可能性もありあす。
また、物事の答えの導き方や、結論の決め方や、相手を納得させる言い方は、業種は違えど。考え方はどの企業に勤めても必要ですので、インターンシップを通じて身に付けられるのは嬉しいことです。
次のインターンや選考で活かせるグループワークでの戦略
インターンシップのグループワークに参加しておくと、他のインターンシップや、選考で得たものを活かせることができます。
思うように自分の意見を伝えられなかったとしても、社員からのフィーバックにより改善点が見つけられたかもしれませんし、他の就活生の真似した部分あるかもしれません。
自分の言動をすべて正しいと思うのではなく、周囲の意見を素直に聞くことにより、更にグループワークへの取組みが良くなる可能性があります。
就活仲間
インターン無事終了!
人生初のインターンで少し緊張してたけど会社の方々優しかったし、グループワーク一緒だったメンツともめちゃめちゃ仲良くなれたから満足いくインターンだった!まさかのグループワークで一緒だったメンツと晩飯を食う仲にまでなるとは思わんかったなぁ
— チョムロン (@Re0anime) August 13, 2019
インターンシップにおけるグループワークに参加して他の学生とコミュニケーションが取れれば、就活仲間も得られます。
SNS上では「グループワーク一緒だったメンツともめちゃめちゃ仲良くなれたから満足いくインターンだった!」というように、インターンシップに参加したことで他の学生と非常に仲良くなれたという投稿も目にします。
就活仲間を得られれば就活に関する情報交換をすることができたり、不安なときに互いに話をしたりすることも可能になります。
厳しい就活を乗り越えるために仲間が欲しい学生は、インターンシップのグループワークの機会を利用して他の学生とコミュニケーションをとるようにしましょう。
3年生のうちからできる就活対策って何か知ってますか?
それは、インターンシップです。
インターンは企業の実業務を体験して企業理解を深められるだけでなく、インターンで得た経験やビジネススキルを就活でのアピールポイントにすることもできるのです。
また、インターンで社員さんに仕事ぶりや顔を覚えて貰えることもあり、志望度の高さをアピールするにはもってこいの機会でしょう。
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