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就活で必ずすることになる、グループディスカッション。でも、グループディスカッションとはどんな選考なのか?学生の何を見ているのか?どんなことが試されているのか?わかりづいらいですよね。
そこで、グループディスカッションとはどんな選考なのか?グループディスカッションの基本や、グループディスカッションの選考基準について解説いたします!
グループディスカッションの形式
グループディスカッションとは、学生でチームを組み、課題を与えられ、議論をする選考です。その様を評価して、合否を決めます。そして、以下のような問題について議論します。
- (問題解決型)日本の少子化を食い止める策を考えてください。
- (アイデア発案型)社会人と学生の違いを三つあげてください
- (ディベート型)小学生の子供にスマートフォンを持たせることの是非。賛成と反対にわかれて争ってください
- (ケース問題)自動車メーカーAの製品xxxの日本市場における販売戦略を考えなさい
と、このような問題が出されます。一番多いのは「問題解決型」と「ブレスト型」です。ケース問題は外資以外ではなかなか出されません。
このような設問を議論する様子を見て、企業は一体何を知りたいのでしょうか?
あなたにぴったりな役割はどれ?
グループディスカッションは、役割決めで自分の力を発揮できるかどうかが左右されます。
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グループディスカッションのたった一つの選考指標
議論に貢献できるかどうか
グループディスカッションで採用担当が見ているものは何か?それは、
「議論の成果に貢献できるかどうか」
チームが良い結論を出すことに貢献できる動きは評価され、議論を邪魔するような行動をとった場合は、マイナスの評価を受けます。グループディスカッションとは「チームの議論に貢献できるか」を見ている試験なのです。
なぜ「議論への貢献」が大事なのか
なぜ、議論に貢献できることが重要なのでしょうか?それは、チームの議論に貢献できる学生は、社会に出てもチームでうまく立ち回れると考えられるからです。
当たり前ですが、仕事とは集団でやるものです。集団で仕事をうまくすすめるためには、その時々の仕事の目的を意識し、全体に貢献できるように動ける必要があります。
だから、グループディスカッションでは、集団での議論の取り組み方を見て、「チームに貢献できる力」をはかろうとしているのす。自己PRをいくら聞いても「その人が集団の中で実際にどのように振る舞うか」はわかりませんよね。
だから、議論の取り組み方を通して、その人が「チームでの仕事に貢献できるか?役に立つ人か」を見ようとしているのです。
では、「この学生はチームに貢献している、議論に貢献している」と評価されるには、どうすればよいのでしょうか?
グループディスカッションで試される能力
議論の成果に貢献するには、大きく3つの能力が求められます。グループディスカッションでは、この3つの能力を発揮していれば、評価されます。では3つの能力とは何か?
1.対人能力
議論には当然、他人がいます。他人の意見を聞きながら、自分の意見を述べなければいけません。また、活発な議論には、円滑な人間関係を築く必要があるでしょう。その為に、求められるのがこの対人能力です。
相手の意見をしっかり聞けるかどうか、相手の話に耳を傾けられているかどうか、相手の意見を尊重しながら反論が出来るかどうか・・・そんなチームで活動するための最低限の対人能力がグループディスカッションには必要です。
2.論理的思考力
ただ意見をいうだけでは、ビジネス上の問題を解決することは出来ないでしょう。議論を有益なものにするためには、正しく考える力が必要です。論理的にものごとを考え、発言する力が求められます。
3.チームマネジメント
グループディスカッションとは、集団でやる「仕事」といえます。ある成果物を制限時間以内に出すものは全て仕事です。仕事を円滑にするには、時間配分をしたり、ことなる意見をまとめたり、チーム内で情報共有をする必要があるでしょう。
このチームの議論を円滑に運営するための能力がチームマネジメント能力です。
これら三つの能力を使い、議論に貢献していきましょう。