自分の特技が分からない人必見|考え方と答え方の注意点

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特技といえるものなんかない、そう考える人は多いです。
それでも書かなくてはいけない、履歴書やエントリーシートの特技欄。何を書いたらいいのか悩みますよね。

特技はあなたがお思うほど、すごいことでなくてもいいですし、成績を残しているものでなくてもいいのです。

ここでは、特技の書き方について、考え方や特技を就活の選考で質問する理由について解説します。

この記事を読むことで、履歴書やエントリーシートにある特技欄の書き方について知ることができるでしょう。

自分の特技が分からない理由

他人と比べてしまい自信がない

特技を書く際、つい周りと比較しがちです。
「自分はこれが得意だと思っているけれど周りにはそれ以上にうまい人がいる」そう思うことで、この程度で得意と言ってもいいのかと考えてしまっていませんか?

他人と比べれば自分よりも上手な人はたくさんいます。
特技が水泳やダンスであれば、オリンピックなど世界大会に出ている人だけが特技と言って良いわけではありません。アルバイトでの接客も社員の先輩と比べると経験数が違ってくることも当たり前です。

人と比べることで、本当に特技と言ってもいいのかわからなくなるケースは多いのです。

就活で評価される内容か不安

自分の特技がわからない理由としては、就活で評価されるかどうかわからないので不安になることも多いです。就活生のなかには、業務に活かせる内容を特技に書くことで、評価されると考える人もすくなくありません。

確かに、実際に業務に役立つ特技があるのであれば、優先的にその特技を書いたほうが就活をしていく上では有利でしょう。しかし、必ずしも業務と直結する特技である必要はありません。

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就活の選考で特技を質問される理由

では、上記の理由から特技として何を伝えたらいいのか分からない就活生のために、まず「なぜ就活で特技を質問するのか」から解説しましょう。

どんなことに興味をもち何を理由に行動するのか

就活の選考で特技を質問するのは、あなたの人柄を見るためです。
どんなことに興味をもち、どんなことに影響されるのか、何を理由にどんな行動をとる人なのかを知りたいのです。

特技の内容から選考結果が決まることはほとんどなく、県大会ベスト何位の結果を残しているのかなどの成績があるから評価されるというわけではありません。

そのため、特技を答える際には、なぜそれが特技となったのか、週どのくらい取り組んでいるのか、どんな考えを持っているのか人柄が伝えられる特技にするといいのです。

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自分の特技の見つけ方

大学生活で最も打ち込んだことを書き出す

特技の見つけ方1つめは、「自分が真剣に打ち込んできた特技」を書くことです。

たとえば、柔道に長く打ち込んできた人なら「特技 柔道(二段)」と書く。野球に打ち込んできた人なら「特技 野球(県大会準優勝)」と書くのです。ピアノをやってきた人は「ピアノ(小学校より9年間継続)」と書きましょう。

他人と比較する必要はありませんし、すごい成績を残していなくてもいいです。自分なりに最も打ち込んだものを記載するようにしてください。

「特技」ではなく「好きなこと」「熱中できるもの」で探す

「特技」を考えて見つからなくても、自分の日常生活の習慣の中から探すと、意外と見つけられるものです。
特技と呼べるかどうかがわからなくても、好きなことや熱意を持って取り組んでいること、ずっと続けていることであれば、それを書きましょう。

写真を撮ることが得意でずっと撮り続けている、読書好きで、ハイペースで本を読むことができるなど、自分の好きなことや熱中できるものを考えてみてください。

好きなことや熱中できることを通じて、面接官に自分をより知ってもらえる材料としての特技を探してみましょう。

自分なりに誇れるものを探す

「自分に特技はない」「これは特技とは呼べない」と線引きしてしまうのは残念です。自分では「特技と呼ぶにはふさわしくないかも」と思っていても、何か少しでも誇れるものがないか探してみましょう。

「健康で風邪をひかない」「大学生活では自炊を続けている」など、自分なりに頑張っていて誇れるものはありませんか?

周りに自慢するようなことでなくても、風邪をひかないことや継続的な自炊も、特技につなげることができます。自分の良さをもう一度見直してみましょう。

周囲の人に聞いてみる

自分で自分のことを知るのはなかなか難しいものです。
自分で特技がわからないのであれば、周囲に尋ねてみましょう。家族や友人、アルバイト先の先輩や後輩でも構いません。

色々な立場の人に聞いたほうが、視点が異なるため、それぞれから別の特技を見つけてもらえるかもしれません。

自分ではそんなこと特技にはならないと思っていることでも、周りから見るとあなたの何気なく日頃取っている行動が助けられていたり、関心できるものであったりすることもあります。

他人に自分のことについて質問するのは恥ずかしいかもしれませんが、客観的な意見を取り入れられるので、自分の特技を見つけるお手伝いをしてもらいましょう。

自分の特技が分からない人はこれから作ることもできる

上記を実践してみても、特技と呼べるものがない場合、今から作ることも最終手段です。

例えば、アルバイトで誰よりも挨拶の声を出すや、レジ打ちをミスなくスピーディーにおこなう、部活動やサークルが始まる10分前には参加するようにするなどです。

これから自分の特技を作る人は、なんでその行動に出るのか、どのように取り組んだのかをきちんと考えましょう。
なぜ誰よりも挨拶を元気にするのか、ミスなくスピーディーにレジを打つためにどんな工夫をしていたのかを伝える必要があります。

目的を持ち、工夫しながら継続的に取り組むことで、特技として伝えられるエピソードを作ることができます。

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2021.05.25

自分の特技を伝える際の注意点

仕事に支障をきたす特技はNG

特技を伝える際に、自分の特技が社会的に見て広く容認されているか、ポジティブなイメージがあるかどうかの視点から見ることが大切です。

例えば、金融機関を志望していて「特技はギャンブルです」と言うのは、仕事内容的にマイナスイメージを持たれる可能性が大きいです。

また、特技の内容そのものだけでなく、仕事をそっちのけにして熱中してしまうような伝え方も避けましょう。

オンラインゲームなど、仲間を集めやすく深夜や早朝にもできるようなものは、業務中の居眠りや不注意を想像させます。
その特技自体は決して悪いものではありませんが、時間を忘れ業務に支障が出るほどの不規則な生活になりそうな取り組み方は控えるべきです。

経験したことのないものを嘘をつく

どうしても自分の特技が何かわからなくて、仕方なく全く経験していない、面接に受けそうな嘘の特技を記載してしまうことは避けましょう。

それをきっかけに、実際にその嘘の特技が本当の特技になればよいのですが、質問をされた時に上手く答えられず、マイナス評価となってしまうリスクがあります。
そのため、全く知らないことを特技とする嘘をつくことは、おすすめできません。

バレないと思っていても、必ず嘘はバレるものです。書類選考では記載する欄が小さく、バレることはないかもしれませんが、面接で質問された際やエピソードを深堀された際に、経験していないことは具体的に伝えられません。

自分の特技が分からない人は自分が熱中できるものを書き出してみよう

どうしても自分の特技が分からない場合は、自分が熱中できることをリストアップしてみましょう。

まずはブレーンストーミングをして、できるだけ多くのことを書きだします。次に、その中からある程度背景などを説明することができるものを選ぶようにするとよいでしょう。

最終的には、一番自分が熱意を持っていることでなくても、なぜその特技なのか、好きな理由や取り組み方が説明できるものを選ぶようにするとよいでしょう。

面接官からの質問に対して詳しく答えられるようなものにしておくと、面接で答えに詰まってしまうことが避けられます。

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