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「面接で緊張して上手く話せない」「自分の価値を値踏みされているような面接の雰囲気が苦手」等、面接に苦手意識を抱いている就活生は多いものです。
しかし、ちょっとしたコツを意識するだけで、面接の苦手意識は薄くなります。
面接の苦手意識に効く、5つの処方箋を紹介します。
面接が苦手な人の特徴
面接がどうしても苦手な就活生の特徴や行動を見てみると、実はいくつかの共通する点があることが分かります。
過去の経験や生まれつきの性格・特徴が面接の際にどうしても邪魔をしてしまい、面接の回数を重ねてもなかなかうまくいかないというケースが非常に多いのです。
「どうして私だけこんなにも面接が苦手なんだろう。」と感じる学生の方もいらっしゃるかもしれませんが、性格や特徴に由来する苦手意識もあり、同じように苦しんでいる人もたくさんいるということを忘れないでください。
そして、事前に面接が苦手な人に共通する特徴を押さえておくことで、いくらか苦手意識が薄れるということもありますので、以下の項目でぜひチェックしてみましょう。
失敗した経験がある/心配性
過去に何らかの機会で失敗した経験がある、もしくは失敗を恐れすぎてしまっているというケースは、面接が苦手な人に共通する特徴の1つであります。
失敗した時の記憶を思い出したり、失敗してしまった時の未来を想像してしまったりすることで、本来集中すべき現在に意識を向けることが出来ず、うまく面接を乗り切れないのです。
例えば、過去に大事なプレゼンテーションや発表会で失敗したことがあるという人は、重要度の高い面接において、苦い記憶を思い出してしまうこともあるかもしれません。
終わってしまった過去の出来事は出来るだけ忘れるようにして、今の面接に集中すること、そして過度に面接を重要視せず、気楽に受けてみるなどの対策をして、選考突破を目指しましょう。
緊張しやすい/自信がない
人前で緊張しやすいことや、対人コミュニケーションに自信がないことも、面接に苦手意識を持ちやすい就活生に共通する特徴です。
特に、日頃のコミュニケーションとは違って、年上の社会人の方にたくさんの鋭い質問をされる就職活動の面接というのは、普通の人でも緊張してしまう大変なものですよね。
だからこそ、「緊張してしまうこと」や「コミュニケーションに自信がないこと」はある種当たり前のことだと割り切って、面接に臨んでみるのも良いでしょう。
無理に緊張や自信の無さを克服しようとするのではなく、ありのままの自分を受け入れて、自分の性格とうまく付き合っていきながら、苦手意識を少しでも和らげられると良いですね。
話すのが苦手
自分の考えをうまく言語化できない、話すことに不安があるという就活生も、就職活動の面接に対して苦手意識を持ちやすいようです。
普段喋り慣れないトピックについて、30分間近く話し続けなければいけない就職活動の面接は、話すスピードや内容に自信がない方にとっては、なかなか大変な作業になりますよね。
対策としては、スラスラと話すことが出来ない方や、自分の話に自信が無いという方であればあるほど、事前準備に時間をかけることが良いかもしれません。
話す内容について自信が持てるようになれば、その分、話し方や話すスピードについて意識が回るようになり、良いコミュニケーションをとることが出来るからです。
話すのが苦手であるからこそ、話す内容に気をつけつつ、苦手意識の克服に取り組んでみてください。
【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう
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1.失敗してもOKと考えれば、緊張しなくなる
「面接が苦手!」という人に一番多いのが「緊張して言葉につまって、流暢に話せなくなってしまう」というタイプ。この悩みを抱えている人はどうすればいいか。
そもそも流暢に話す必要はない
まず、訪問販売員を採用するわけではないのですから、ペラペラ流暢に話す必要はありません。適度につまったり、「えー」等が入ってしまうのは、誰でもそうなります。あまり「流暢に話す」を意識せずに、「言いたいことをしっかりした口調で話す」ことだけを意識しましょう。
言葉につまったら、むしろ+くらいに考える
このように途中でミスをすると、むしろ好感度にプラスになるのです。だから、あまりミスを意識せず、ミスをしても「むしろ好感度アップ」気持ちで取り組みましょう。「ミスをしてもいいや、言葉につまってもいいや」と思えば、緊張しなくなり、面接への苦手意識がなくなります。
結論→順序で話す練習をしておく
面接官に伝わりやすい話し方としては、結論→順序の順番で話すという方法が挙げられます。
相手の質問に対して、まず自分の答え・考えを述べて、その後に補足や根拠を順序立てて喋っていくのです。
このような話し方をすることで、自分の回答が綺麗な一本の筋で通っていなくても、相手にとって分かりやすく回答をすることが出来ます。
「結論ファースト」とも呼ばれるこの話し方は、日常のコミュニケーションでは使わないことが多いかもしれませんので、ぜひ面接対策として事前に練習をしてみてください。
もし自分が本当に結論から喋れているか分からないという感覚があれば、就活エージェントの方との模擬面接を通して実践練習をしてみることもオススメですよ。
2.第一印象を強化してみる
どこの企業の面接を受けても、最初から面接官が圧迫のような態度をとってくる、興味がないような態度をしてくる…これらの傾向がある場合、あなたの第一印象に問題がある可能性があります。
人事が一度「この就活生は、駄目そうだな」という印象を抱くと、その印象を引きずってしまいます。短時間の面接で、その印象を覆すのはとても難しい。努力をしているのに、結果が出ないなら、第一印象でしくじっている可能性があります。模擬面接等をして、以下をチェックしてみてください。
- 語尾をハッキリと力強く発音できているか
- しっかりとアイコンタクトができているか
- 適度に大きな声で話せているか
- 朗らかな表情ができているか。固くなったり、ニヤニヤしたりしていないか
- 髪型に清潔感はあるか
- スーツ・靴は乱れていないか?清潔感を出せているか
- 入室時にキビキビした態度で入室→挨拶ができているか
これらの点が出来ていないと、第一印象でマイナスの評価をされ、その評価が面接につきまとっている可能性が高いです。出来ているか必ずチェックしてみてください。
3.自分に自信を持つ簡単な方法
「自分に自信がないので、面接で自分を売り込むことなんて出来ない!」と苦手意識を持っている就活生も多いのではないでしょうか。
仕事の実績がない学生同士では、実力の差はほとんどありません。だから、「自信にあふれているか」のような印象要素が合否に大きな影響を与えてしまいます。「自信が持てません」では済まされないのです。
自信を持って振る舞えば、自信が湧き出てくる
では、自信がない人は、どうすれば自信を持てるのでしょうか?簡単です。「自信があるフリをすればいい」のです。心理学の実験によって、「人は力強く振る舞うと、心が錯覚し、力強い心理状態になる」ことがわかっています。たとえば、心理学の実験では以下のことが示されています。
- 胸をはって背筋を伸ばすと、自信が上昇する
- 拳を数秒間強く握りしめただけで、自信が上昇する
- 男性がマッスルポーズをとるだけで、男性ホルモン値が上昇し、ストレスホルモン値が下がる
ことがわかっています。力強く振る舞うと、心が錯覚し、自信が上昇するのです。だから、自信がない人ほど「あえて力強く振る舞う」とよいでしょう。具体的には、
自信を持って振る舞う方法
- 胸をはり、背筋を伸ばす
- 自信を持って語尾を言い切る
- 相手の目をしっかり見据えて、大きな声で話す
- 大きな身振り・手振りを使う
- 話す数秒前に、拳を力強く握ってみる
これらの態度をとれば、心が錯覚し、勝手に自信が生まれていきます。自信がない人ほど、自信ありげに振る舞いましょう。
練習の積み重ねが自信につながる
準備不足のまま面接に臨んでしまうと、答えられない質問がでてしまったらどうしよう、失敗してしまったらどうしよう、と不安になってしまうもの。
しっかり練習を積み重ねれば、不安も解消でき自信につながります。練習で120%の力をだせる人が本番でもうまくいくものです。
練習をするなら、親身になってくれる練習相手が欲しいですよね。そんな時は、新卒エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
新卒エージェントは企業を紹介してくれるだけではなく、内定に向けて二人三脚でサポートします。
おすすめは「キャリアチケット」。専任のカウンセラーが面接対策をしっかり行ってくれます。
自分はできると暗示をかける
特に根拠はなくても、「自分はできる。」と思い込むことで、それが自信に繋がって、高いパフォーマンスを発揮できる場合もあります。
同じ能力であったとしても、より自分に自信を持っている人の方が堂々とはっきり受け答えができるため、面接官からの印象も良くなり、最終的に良い結果につながるのです。
自分に対してあまり自信が無いという方は、面接前に「自分はできる人だ。」という暗示をかけて、面接中は堂々と振舞ってみることも良いでしょう。
謙虚であることはもちろん大切ですが、自信が無いためになかなか良いパフォーマンスを発揮出来ないという方は、ぜひ自分自信に暗示をかけて、面接中は自信を持って振る舞ってみることを試してみてください。
「企業の求めるもの」を意識して、自己PRを検証する
自分にも自信がある、第一印象にも問題がない。でも、なぜか結果が出ない人は、「喉が乾いている人に鉛筆を売ろうとしている」可能性があります。
企業ごとに求めている人材像があります。企業は、その人材像にかなった人をとろうとしています。その人材像にあわない長所・能力をアピールしたとしても、「喉が乾いている人に鉛筆を売る」ような響かない自己PRになってしまうのです。
企業研究やOB訪問を通して、「志望企業で活躍するための能力・長所」を把握しましょう。企業が求めている長所・それを証明する学生時代のエピソードを面接で話せば、人事に響くアピールができるようになります。
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