目次
花王の志望動機作成に手こずっていませんか?花王は人気企業のため、書類選考の難易度が他の企業に比べても高いです。中途半端なエントリシート・志望動機ではなかなか選考を突破できません。
でも、大丈夫。わかりやすい例文とともに、花王の志望動機の書き方を徹底的に解説していきます!
花王の志望動機(例文)
花王の志望動機(例文)
貴社のもとで、マーケティングを通じて、消費者の隠されたニーズを解決し、人の生活を豊かに変えていきたい。
商学部の授業を通じて、市場のニーズを発見→解決することで利益を生み出すマーケティングに興味を持った。ベンチャー企業でもマーケティング業務に従事し、売上を大きく伸ばすことに成功し、マーケティング業務に携わりたいという想いが高まった。
貴社は、単なる市場調査だけではなく、マーケッターが個別に消費者を訪問し、隠されたニーズを引き出して商品開発をしている。また、社員の3分の1が研究開発に携わり、業界有数の商品開発力を持つ貴社には、そのニーズを実際に解決する製品力がある。
貴社のもとで、消費者の隠されたニーズを拾い出し、「よきモノづくり」を通じて、消費者の生活を豊かに変えていきたい。
志望動機の基本的な流れは、「結論→根拠→その会社である理由」です。
例文のように、冒頭では「花王での仕事を通して成し遂げたいビジョン」を説明します。
そして、「なぜそれを成し遂げたいのか」という理由を述べます。この時、実体験をもとにすることで本気度が伝わりやすくなります。
最後に「なぜ花王でなければいけないのか」を説明することで締めくくります。
この基本的な構成が、より簡潔で分かりやすい志望動機を作成するための秘訣となります。
花王のような大企業であればあるほど、志願者の数も多くなりますので、志望動機の分かりやすさ・伝わりやすさがとても重要になります。
そのため、この基本の流れは守るようにしましょう。
志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう
ここまで花王の志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。
そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。
志望動機ジェネレーターなら、簡単な質問に答えるだけで説得力のある志望動機が完成します。
志望動機作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。
花王で何をしたいのか?を志望動機のコアにしよう
貴社のもとで、マーケティングを通じて、消費者の隠されたニーズを解決し、人の生活を豊かに変えていきたい。
最初に「花王の仕事・事業を通じて、何をやりたいのか?」を書きましょう。これが志望動機の結論になります。
花王のような最終製品のメーカーの志望動機には「御社の製品が好きです」「御社の製品に惚れ込んでいます」というような内容が多いです。しかし「御社の製品が好きです」というレベルでは、評価されません。
会社が求めているのは「会社の一員として、事業を動かしてくれる人」です。それには「製品が好きです」だけでは足りません。会社の一員になるにふさわしい志望動機として「御社の仕事を通じて〜をやりたい」と、具体的なビジョン・目標を語りましょう。
「やりたいこと」を明確にし、その「やりたいこと」を花王の事業の内容とからめて語れば、積極的な熱意が伝わるでしょう。
自分だけのためでなく会社にどう貢献できるのか?
ビジョンと花王の事業をからめた別の例文を2つ紹介します。
貴社は、日常生活の欠かすことのできないトイレタリー製品の開発を行っております。
私は、その開発に携わることで、人々に安心とやすらぎを届けるモノづくりを実現したいと考えています。
例文では、「トイレタリー製品の開発をしたい」という想いだけで終わるのではなく、開発を通して社会にどのように貢献したいかをしっかりと語っています。
このように、ビジョンを明確にすることで、本気度の伝わる志望動機となります。
さらに、「なぜそのビジョンを成し遂げたいのか」という理由にそのままつなげることができるため、スムーズに論理を展開することができます。
私は、貴社の化粧品事業に携わることで、世界中の人々の美と健康に貢献したいと思い、貴社を志望しました。
この例文でも、具体的な目標を取り入れて、簡潔に説明をすることができています。この志望動機の結論部分では、内容に凝る必要はありません。分かりやすい志望動機にするためにも、自身の想いを端的に表現するようにしましょう。
なぜそれをやりたいのか?
商学部の授業を通じて、市場のニーズを発見→解決することで利益を生み出すマーケティングに興味を持った。ベンチャー企業でもマーケティング業務に従事し、売上を大きく伸ばすことに成功し、マーケティング業務に携わりたいという想いが高まった。
会社でやりたいことを明確にすれば、積極的な熱意が採用担当に伝わるでしょう。しかし、ただ「私は〜に取り組みたい」と言うだけでは説得力がありません。言葉だけなら、誰でも威勢の良いことを言えるからです。
その目標に説得力を持たせるには「自分はなぜその目標に至ったのか?こだわりたいのか?」を書くことです。例文では「なぜマーケティングなのか?」を過去の体験をもとに説明しています。
花王の志望動機はかぶりがちです。どの学生も「製品力」「開発力」「よきモノづくり」「社風」などをネタにするからです。会社は一つですから内容が被るのは仕方がない面もありますが、やはり差別化は重要ですよね。
「なぜそれをやりたいのか?」を過去の経験をもとに書いていけば、オリジナリティが生まれ、他の学生とも差別化が可能です。
他の例文も見てみましょう。
学生時代に、ドラッグストアでアルバイトをしていました。
私は主に化粧品の担当で、様々なお客様の悩みに適した化粧品を提案していました。
そして、皆さんが笑顔で帰られるのを見て、化粧品に関係する業務に携わり、お客様に笑顔を提供していきたいと思うようになりました。
例文では、アルバイトの経験をもとに、化粧品事業に興味を持った経緯を説明しています。
このように、志望する事業分野にマッチする実体験がある場合は、説得力がグンと増します。オリジナル性も非常に高くなりますので、積極的に取り入れて他の就活生に差をつけましょう。
貴社は、幅広い分野での事業展開をしており、様々な分野の研究者の方が在籍しております。
さらに、貴社の企業説明会に参加した際に、先輩社員の方から、分野の異なる研究者が積極的に意見交換をし、協力し合いながら研究に励んでいるとお聞きしました。
私は、大学で有機化学を専門として研究を行っておりますが、新たな価値の創出には、他分野の知識との掛け合わせが重要と感じています。
この例文では、説明会で聞いた話と自身の研究内容をからませることで説明しています。事業内容に直結するような貴重な実体験があればそれに越したことはないですが、そのような経験をしている人は少ないでしょう。
最も重要なことは、実体験の内容ではなく、納得のいく理論を展開することができているかどうかです。
「なぜそれを成し遂げたいのか」を、自身の経験から筋道だてて説明することができれば、全く問題ありません。
実体験を踏まえて自分の言葉でしっかりと伝えることができれば、熱意の伝わる志望動機となります。
なぜ数ある会社の中でも、花王を志望するのか?
貴社は、単なる市場調査だけではなく、マーケッターが個別に消費者を訪問し、隠されたニーズを引き出して商品開発をしている。また、社員の3分の1が研究開発に携わり、業界有数の商品開発力を持つ貴社には、そのニーズを実際に解決する製品力がある。
貴社のもとで、消費者の隠されたニーズを拾い出し、「よきモノづくり」を通じて、消費者の生活を豊かに変えていきたい。
志望動機ですから「なぜ数ある会社の中でも、御社なのか?」を説明しなければなりません。「会社でやりたいこと」を明確にしていれば、「なぜ御社なのか?」に答えるのは簡単です。
- 1.仕事を通じてやりたいことを書く(最初の志望動機の結論部分)
- 2.会社の特徴・強みを取り上げる
- 3.〜の強みを持つ貴社でなら、「1」に取り組める
この3点を押さえれば良いのです。例文は、
- マーケティングを通じて世の中の問題を解決したい(やりたいこと・目標)
- 花王には優れたマーケティング力・製品開発力がある(会社の特徴・強み)
- 貴社でなら『よきモノづくり』を通じて、人の生活を豊かにできる
というロジックで構成しています。このように「私は〜がやりたい」「御社には〜という強みがある」「貴社でなら、〜に取り組める」という論理構成を使えば、簡単に「なぜ御社でなければならないのか?」に答えることができます。
「やりたいこと」→「会社の特徴」→「御社でなら、やりたいことに取り組める」という論理構成で志望動機をつくりましょう。
花王の志望度を表す例文
上記の3ポイントを押さえた別の例文を2つ紹介します。
(最初の志望動機の結論部分)
トイレタリー製品の開発を通して、人々に安心とやすらぎを届けるモノづくりを実現したい。
(なぜ花王を志望するのか)
貴社ではマトリックス運営を行っており、基盤技術研究で開発された技術を幅広い分野の商品開発に応用にする体制が整っています。
そのため、消費者の多様なニーズに柔軟に対応することができ、高い要求にも果敢にチャレンジすることができると考えます。
貴社でなら、消費者の真のニーズを追求し、消費者満足を実現できるモノづくりが行えると思い、志望しました。
この例文は、以下のような構成になっています。
- トイレタリー製品の開発を通して、安心とやすらぎを届けるモノづくりを実現したい
- 花王は、マトリックス運営により消費者のニーズに柔軟に対応できる
- 貴社でなら、消費者満足を実現できるモノづくりが行える
花王の「マトリックス運営」という強みを取り入れ、そこから自身のビジョンへと繋げています。
このように、やりたいことを明確に示すことができていれば、あとはそれを可能にする花王の強みをはめ込むだけです。
最後の締めくくりが、最初に掲げた目標とまったく違う着地点にならないようにだけ注意しましょう。
(最初の志望動機の結論部分)
化粧品事業に携わることで、世界中の人々の美と健康に貢献したい。
(なぜ花王を志望するのか)
貴社は、化粧品事業において早い時期から海外へと展開しており、高い技術力と先見性で世界を牽引する企業となっております。
また、新成長戦略においては、潜在性や拡張力の視点からブランドを絞り、重点育成をしていくことで、海外業績を年々伸ばしております。
貴社でなら、世界の多様なニーズに応えることができ、化粧品を通して世界中の人々に美と健康を与えることができると考え、志望をしました。
この例文の構成も確認してみましょう。
- 化粧品事業に携わることで、世界中の人々の美と健康に貢献したい
- 花王は、高い技術力と先を見通した海外戦略によって、海外でも優れた成長を示している
- 貴社でなら、化粧品を通して世界中の人々に美と健康を与えることができる
化粧品事業における特徴的な海外戦略にフォーカスすることで、花王の強みをしっかりと押さえながら、スムーズな論理展開を行うことができています。
このように、企業研究をしっかりと行い、最新の動向を取り入れることができれば、本気度が伝わる魅力的な志望動機を作成することができます。
あなたは化粧品業界に向いているタイプ?自己分析ツールで診断してみよう
自分の性格や適性が、化粧品業界の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?
そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。
My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。
My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が化粧品業界に向いているタイプか、診断してみましょう。
時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?
パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。
「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。
これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。
偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます
「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。
AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。
「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。