トヨタ自動車への志望動機が上手く書けずに困っていませんか?トヨタ自動車は、景気も良いため、応募する学生が多く、大変な人気企業です。中途半端な志望動機では書類選考突破は難しいです。
でも、大丈夫。わずかなポイントに気を配るだけで、説得力のあるトヨタ自動車への志望動機が書けるようになります。わかりやすい例文とともに、トヨタ自動車への志望動機の書き方を徹底的に解説いたします!
トヨタ自動車の志望動機(例文)
例文
トヨタ自動車の志望動機私には「良い車を世界中の人に届けたい」という想いがあります。その想いを実現できるのは、貴社をおいて他にないと考えています。
過疎化が進む地方で育ったため、私にとって車は移動手段ではなく、生活のインフラそのものでした。その過程で、移動手段というだけではなく「人と人を繋げ、生活を豊かにする」クルマの力を実感しました。就職活動の中で、大学時代に培った語学力を活かし、世界に日本のクルマを伝えていけるのは、自動車業界だと考え、自動車業界を志望しました。
自動車業界の中でも、貴社は、『トヨタ生産方式に代表される洗練された生産技術』『カイゼン」による高度な品質管理』『ハイブリッド技術による徹底した環境対応』によって、世界で信頼されるクルマを提供しています。学生時代に培った語学力と行動力を活かして、海外営業として、貴社のクルマを世界に広げ、クルマを通して良い世界をつくっていきたいと考えています。
実体験に基づいた「業界の選択の理由」と「興味を持ったきっかけ」について詳しく説明することにより「なぜ自動車業界なのか?」ということを明らかにしています。
最後にトヨタの魅力について説明することにより「なぜ同業他社ではなくトヨタなのか」を明確にし、自分のどういったスキルを提供できるのか、どういった貢献が可能なのかを述べています。
このように、ビジョン、業界を選んだきっかけまたは理由、なぜ志望企業なのか、将来はどういったことで貢献できるのかについて、メリハリのある文章で述べると、好印象を与えることのできる志望動機となります。
志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう
ここまでトヨタの志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。
そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。
志望動機ジェネレーターなら、簡単な質問に答えるだけで説得力のある志望動機が完成します。
志望動機作成ツールを活用して、人事を唸らせる志望動機を完成させましょう。
トヨタで何をやりたいのか?が大事
志望動機の核を何にするか?は大事なポイントです。志望動機の核は、「トヨタ自動車の事業を通じて、自分は何をやりたいか?どんな価値を社会に提供していきたいか?」にしましょう。トヨタ自動車の採用ページにおいても、
実際に面接でお会いする日を前に、ひとつお願いがあります。「あなたはどんな社会をつくっていきたいか。社会にどんな影響を与え、責任を果たしていきたいか」について、大いに考え尽くしてください。
と書かれています。ここからもわかるように、トヨタは単に「トヨタ自動車に入りたいです」という人ではなく「トヨタ自動車の事業を通じて、〜がしたい」という明確なビジョンを持った就活生を求めています。トヨタ自動車の事業を通じて、何をやりたいか?どんな価値を社会に提供したいか?を考えておきましょう。
「トヨタの事業を通して何をしたいか」良い例
例文
貴社のグローバルセンスと環境への取り組みを通じて、国際的な環境で世界に貢献したいと考えております。貴社の自動車業界ナンバーワンの座をゆるぎないものとした原動力は、海外マーケットのリサーチ力です。
貴社のヨーロッパでの躍進も、WRCへの出場など、地域に即したブランディングに成功したからです。
自動車産業は、今後も様々な規制や制約と対峙していかなければなりません。また同時に、消費者の求めるものに応える必要があります。
貴社はまさに、「エコな車」で消費者の心を掴むことに成功しました。
学生時代に身に着けた英語力とドイツ語力を使い、ヨーロッパ市場のニーズに合わせた販売戦略を練り、より消費者の求める自動車を提供できるよう、新たな貴社製品の魅力を紹介するお手伝いをしたいと考えています。
また、どのようにトヨタ自動車に貢献していきたいのかが具体的に答えられていて、面接官に伝わりやすく好印象を与える志望動機でしょう。
「トヨタの事業を通して何をしたいか」悪い例
例文
自動車業界ナンバーワンの、貴社の開発力とマーケティング力で、世界中のお客様に喜んでいただける製品の営業としての仕事をして貴社に貢献していきたいと思っています。最新の製品に関する深い知識を身に着けてお客様の求められるものに応えられるようにし、学生時代に身に着けた英語力を活かし、新しい製品の魅力を紹介してお客様に喜んでいただけるようにして、海外での販売に貢献できればと考えて、貴社を志望しました。
「どんなところが、どんなふうによいのか?」が答えられると、説得力がアップします。
会社の特徴をなぞるだけの志望動機では、熱意が伝わらない
よくある学生の志望動機に「貴社の環境に配慮したクルマづくりに魅力を感じます。(以下詳細)また、グローバルな規模で仕事ができる点にも惹かれています(以下詳細)」
トヨタ自動車の事業を通じて、何をやりたいか?具体的なビジョンを語れるようにしておきましょう。
良い例に直し記載
例文
貴社の環境に配慮したクルマづくりに魅力を感じます。↓
貴社の環境に配慮したクルマづくりは、消費者の心を掴むことに成功しました。
「環境問題に貢献している」という消費者の自己肯定感は、クルマと環境維持の共存がますます難しくなっていく将来において、重要なキーワードだと考えています。
例文
グローバルな規模で仕事ができる点にも惹かれています。↓
グローバル時代において、国内のみを見ている企業は淘汰されていくでしょう。
そのため、世界の各地域のニーズに合わせた戦略を練り、マーケットごとに対応していく必要があると考えています。
なぜそれをやりたいのか?根本の想いを伝えよう
例文
過疎化が進む地方で育ったため、私にとって車は移動手段ではなく、生活のインフラそのものでした。その過程で、移動手段というだけではなく「人と人を繋げ、生活を豊かにする」クルマの力を実感しました。就職活動の中で、大学時代に培った語学力を活かし、世界に日本のクルマを伝えていけるのは、自動車業界だと考え、自動車業界を志望しました。今までの人生経験を元に、「だから、私は〜がやりたい」と語れれば、最初に書いたビジョンの説得力が倍増するでしょう。
例文のように、人生経験をもとに「なぜクルマなのか?」の想いを語ると、志望動機に熱が生まれるはずです。
なぜそれはトヨタでなければならないのか?
例文
日本のみならず、世界にはまだまだインフラの整っていない地域があり、車は生活になくてはならないものです。人々の生活がある限り車が必要ならば、メーカーとしては環境問題に取り組みつつ共存していく方法を模索していかなければなりません。
また、自動車産業におけるAIの利用は、今後の車のあり方を大きく変える可能性もあるなど、自動車業界は一人一人の生活に寄り添ったより豊かな社会を作るために、貢献ができると考えたからです。
なぜそれはトヨタでなければならないのか?
自動車業界は、それぞれに個性あるメーカーが独自の方針をもって活躍しています。その中で、トヨタ自動車を選んだのには、やはり確固たる理由があるはずです。
業界を選んだ理由、それ以上に「なぜ同業他社ではなくトヨタ自動車なのか」について、自分の意見を明確にしなければ、志望動機としては不十分です。
自分がトヨタ自動車を魅力的だと思った理由またはきっかけ、そのトヨタでどんな仕事をしたいのか、どんな風に貢献することができるのか、を自分の言葉で説明できるようにしましょう。
なぜトヨタ自動車なのか?を上手く答える方法
例文
自動車業界の中でも、貴社は、『トヨタ生産方式に代表される洗練された生産技術』『カイゼン」による高度な品質管理』『ハイブリッド技術による徹底した環境対応』によって、世界で信頼されるクルマを提供しています。学生時代に培った語学力と行動力を活かして、海外営業として、貴社のクルマを世界に広げ、クルマを通して良い世界をつくっていきたいと考えています。- トヨタ自動車のビジネス上の強みに触れる
- なぜその強みに自分は魅力を感じるのか?を書く
まず、企業の魅力的なポイントを挙げ、志望企業のどういったところが自分にとって重要なのかを説明しています。
次に、自分のスキルや特徴を述べ、入社後はどういった業務で、どんなふうに貢献していきたいのかを簡潔に説明しています。
このように、興味を持った理由を述べるだけではなく、自分のしたいと思っている業務、自身のスキルや特徴を説明し、どんなふうに企業に貢献できるかという点まで言及できれば、好印象となります。
具体的にどう働きたいのか
例文
学生時代に培った語学力と行動力を活かして、海外営業として、貴社のクルマを世界に広げ、クルマを通して良い世界をつくっていきたいと考えています。具体的に「こう働きたい」というビジョンを示せれば、よりあなたの熱意が伝わります。また、あなたが活躍する姿を採用担当が想像しやすくなるので、プラスに働くでしょう。
例文のように
- この職種で
- 自分の〜という強みを活かし
- 〜いう形で貴社に貢献したい
例文
今後の自動車産業では避けて通れない益々のコンピューター化や環境への配慮、エネルギーの効率化など、貴社がすでに取り組んでいる分野の更なる発展のために、大学院で学んだカーエレクトロニクスの知識を活かして、
環境とクルマとの共存ができる社会への貢献をすべく、技術開発に携わっていきたいと考えています。
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