横浜銀行の志望動機の書き方の3つの秘訣【例文あり】

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横浜銀行への志望動機の書き方がわかず、困っていませんか?横浜銀行はエントリシートで「横浜銀行でどのような仕事をしてみたいですか?」と、具体的な志望動機を問うているので、しっかりと企業研究をしていなければ、書きづらいかもしれません。

でも、大丈夫。少しのポイントを押さえれば、横浜銀行の志望動機が書けるようになります。わかりやすい例文つきで、横浜銀行の志望動機の書き方をご紹介します。

横浜銀行の志望動機(例文)

例文

横浜銀行でどのような仕事をしてみたいですか?

法人渉外として、生まれ育った神奈川県の企業の経営を支え、地域を活性化していきたいという思いがあります。

神奈川で経済活動を行う企業の資金ニーズを支えることで、神奈川の経済発展に貢献できると考えるからです。

また、渉外の仕事では、大学時代に個人指導の塾講師として培った「顧客の隠れたニーズを理解し、解決策を提案していく」力を活かせる点も魅力を感じております。

産業面でも、自然環境にも恵まれた神奈川は、大きな成長余力があると考えます。貴行で働くことで、生まれ育った神奈川の可能性をさらに引き出していきたいです。

この志望動機における1つ目の良いポイントは、「企業を通じて成し遂げたいことを、結論として冒頭に記述している点」です。

まず、志望動機においては結論から記述することで論理的思考力と表現力を企業に評価してもらうことができます。
さらにあなたがその企業に入社した後のビジョンを結論の中で語ることによって、熱意ある志望動機にすることができるでしょう。

2つ目の良いポイントは、「あなたがなぜそれを成し遂げたいと思ったのかについても記述されている点」です。
あなたの入社後のビジョンと、そのビジョンを掲げるにいたった経緯を関連付けて説明することで、志望動機に説得力が生まれます。
そうすることで、あなたの本気度合いを企業に対してアピールすることができます。

3つ目の良いポイントは、「なぜほかの地銀ではなく、横浜銀行なのかが記述されている点」です。
志望動機においては、その企業でなければいけない点について説明できていることも重要な要素の1つです。
なぜなら、「自分が成し遂げたいことと貴行の特徴はマッチしている、だから自分の掲げる入社後のビジョンは実現可能なのだ」とアピールすることで、より説得力のある志望動機になるからです。

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1.具体的に横浜銀行でやりたい仕事を書く

例文

法人渉外として、生まれ育った神奈川県の企業の経営を支え、地域を活性化していきたいという思いがあります。

「どのような仕事をしてみたいですか?」と質問されているわけですから、企業は「具体的な回答」を求めています。だから、「(職種)として、〜をやりたい」と具体的に回答しましょう。

たとえば、「個人渉外として、お客様の資産運用をサポートし、ファイナンスのプロとしてお客様に信頼される人間になりたい」など、具体的な内容を応えましょう。

上手く回答するためには、職種の内容を詳しく知らなければなりません。横浜銀行の採用HPの「先輩の仕事」コーナーを熟読し、それぞれの仕事がどんな仕事で、どのような価値をお客様に提供する仕事なのか?深く理解しておく必要があります。

やりたい仕事例と例文2パターン

やりたい仕事を法人渉外(顧客が法人の場合)とすると、下記のような例文を挙げることができます。

例文1

「私は貴行において法人渉外を通じ、地元である神奈川県の発展に貢献したいため、貴行を志望します。

私は横浜の商店街に居を構える家庭で生まれ育ち、その中で資金繰りに苦しむ商店街の人々を目の当たりにしてきました。
そして大学受験後、商店街内の飲食店におけるアルバイトを通じて、経営会計に関わる機会がありました。

その経験から、経営に資金は必要であるが、必要なのは返済スケジュールや事業計画を緻密に策定した上での適切な資金だということを学びました。

その学びから、私は地域の発展のために、一つ一つの企業に適切な融資の提案ができる人材になりたいと考えるようになりました。」

過去の経験を元に、横浜銀行でどのように活躍したいかを明確にしていることで、志望度の高さを面接官にアピールできる塩振動機です。

やりたい仕事を個人渉外(顧客が個人の場合)とすると、下記のような例文を挙げることができます。

例文2

「私は貴行において個人渉外を通じ、地域のお客様が安心してご資産を預けられる銀行員になりたいため、貴行を志望いたします。

そう考えるようになったきっかけは、高校生の時から続けていたボランティア活動です。ボランティア活動を通じて、地域の様々な人と接した経験から、人からの信用が何より大切な仕事に関心を持ちました。

そして、数ある仕事の中で、お客様にとって命の次に大切なお金を預かる銀行員という立場で、ボランティア活動から身に着けたコミュニケーション能力を活かしたいと考えるようになりました。」

冒頭で、横浜銀行でなにがしたいかを簡潔に述べており、面接官に伝わりやすい志望動機です。

マイナーな職種は書かないほうがいい?

志望動機においては本部職のような、入社後にすぐに配属される可能性が低い職種は、書かないほうが無難です。

なぜなら「新入行員は、まず、現場でお客様と接し、適正に応じてその後に本部への異動を視野に入れる」といった育成プロセスを確立している企業は非常に多いからです。

その中で横浜銀行は、新入行員の育成プロセスを確立している企業です。
横浜銀行の教育制度に関するウェブページにて、新入行員の採用形態は、法人渉外と個人渉外からキャリアをスタートさせる「総合職」と、事務を扱う「カスタマーサービス職」の2種類に分かれております。
本部への異動が視野に入ってくるのはその後です。

もし、横浜銀行で本部職を希望するのであれば、まずは「総合職」で応募し、数年の現場経験を経てから異動する、という流れになるでしょう。
学生の中には、「現場で過ごす数年は無駄だ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、どの企業で働くにしても、お客様と直接接して学べることはとても多いです。

現場で過ごす最初の数年が本当に無駄なのか、会社説明会やOB・OG訪問等で、社員にインタビューをしたり、自分で調べる等をして、もう一度考えてみるのが良いでしょう。

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2.なぜそれをやりたいのかを書く

「これがやりたいです」だけでは説得力がありません。相手を納得させるには「なぜそれをやりたいのか?」をしっかりと書かなければなりません。

なぜやりたいか?職種へ魅力を感じている理由

例文

神奈川で経済活動を行う企業の資金ニーズを支えることで、神奈川の経済発展に貢献できると考えるからです。

まず、「なぜその職種に魅力を感じているか」を書いて下さい。職種研究でわかった仕事内容の中で、自分が魅力を感じたポイントを詳しく書いてください。

他の例

他にも法人渉外への魅力を感じている理由として、下記のような例を挙げることがでいます。

例文

「小売店でのアルバイト経験から、企業は資金以外にも様々な経営課題を抱えているということを学びました。
その中で、法人渉外という職種では、お客様が抱えている経営課題を聞き出すことが可能であり、提案次第で資金以外の経営課題をも解決に導くことができるという点に魅力を感じています。」

法人渉外のどこに魅力を感じているのかを具体的に伝えられている点が評価できる志望動機です。

例文

「私は今までのボランティア経験から、人と人が繋がることで新たな可能性が創造できることを学びました。
そして、法人渉外という職種では、地域の様々な経営者とお会いすることができるという点に魅力を感じています。

なぜなら、地域密着であるが故に、資金面におけるお客様の経営課題の解決は、私の成し遂げたいことである地域の活性化に直接繋がるからです。」

自分が思い描いている将来のビジョンと、横浜銀行でできることを繋げていて、面接官に好印象を与える志望動機です。

なぜやりたいか?自分の強みが活かせるポイントを探す

例文

また、渉外の仕事では、大学時代に個人指導の塾講師として培った「顧客の隠れたニーズを理解し、解決策を提案していく」力を活かせる点も魅力を感じております。

企業が採用したいのは、「企業に利益をもたらしてくれる人」です。だから、志望動機でも、単に「これがやりたいです」と書くだけではなく、「これがやりたいのは、私の長所を活かせるからだ」と、自分がいかにその仕事にふさわしいかも書いておく必要があります。

自己PRでアピールしている自分の長所が、その職種にどのように活かせるのかを書いておきましょう。

「なぜやりたいか」と生かせる長所例

内部事務を例にとると、下記のような長所例を挙げることができます。

例文

「私は、事務職でありながらも、銀行の顔とされている内部事務の仕事を通じて、長所である笑顔とホスピタリティを活かし、減少傾向にあると言われている銀行の来店数の増加に貢献したいです。

なぜなら、私自身が普段あまり行くことのない銀行の店舗に足を運んだ時、安心させてくれたのは、窓口の方々の笑顔だったからです。

私は、カフェでのアルバイト経験から、常に笑顔でいることでお客様が気軽にお話をすることができ、快適に過ごせるように心がけることで、リピート率が増えていく過程を学びました。

地域に密着できるという地方銀行の特性を活かし、来店されるすべてのお客様に対して、笑顔とホスピタリティをもって接することで、来店したお客様から金融上の様々な悩みを聞き出せる人材になりたいと考えます。」

過去の経験を元に、志望動機を書くことで「なぜやりたいか」面接官に伝わる志望動機です。

3.最後に熱意を示す

例文

産業面でも、自然環境にも恵まれた神奈川は、大きな成長余力があると考えます。貴行で働くことで、生まれ育った神奈川の可能性をさらに引き出していきたいです。

最後に、入行後にどのように働きたいか?働くことを通して、どんな価値を社会に提供していきたいか?を書き、熱意を示しましょう。

入行後のビジョンを示すことで、積極的な姿勢が伝わります。

入社後のビジョンと例文

入社後のビジョンを「地域に根を張って、地域に貢献できる行員になりたい」とすると、下記のような例を挙げることができます。

例文

「私は貴行を通じて、地域に根を張ってお客様の金融ニーズを解決し、地域の発展に貢献する行員になることを目指しています。

なぜなら、貴行は地域の事業に対し、会計上の数字だけでなく一つ一つの事業の中身にまで着目して融資を行っているからです。

私が幼少のころ通っており、園児と遊ぶアルバイトもさせてもらったことのある、横浜の幼稚園は、貴行のご助力により事業を拡大することができました。

貴行と取引をした理由を園長先生に伺ったところ、メガバンクでは先方が定める条件に合致せず取引が決まらなかったが、貴行はその幼稚園の歴史が深く、地域から愛されている幼稚園であるという事業の中身に着目して、融資を決めてくれたとおっしゃっていたのが、強く印象に残っています。

私も、貴行の行員がそうしたように、地域に根を張ってお客様の金融ニーズを解決することで、愛する地元地域の発展に貢献できる人材になりたいと考えました。

貴行は、神奈川県のなじみ深い金融機関であり、地域金融の担い手として、地方創生にも積極的に注力しているという特徴があります。
したがって、貴行は地方銀行という枠組みに捉われず、地域社会や国と連携して地域に貢献できる金融機関であると考えるため、貴行を志望いたします。」

この例文の評価ポイントは、
①自分が成し遂げたいことを結論として記述していること
②その理由と自分自身の経験を関連付けていること
③最後に自分の目標と企業の特徴がマッチしていると説明すること
以上の3点です。

①について、自分が成し遂げたいことを結論として記述することで論理的な文章構造となり、あなたは論理的思考と表現ができる人であると評価してもらうことができます。
②について、なぜそれを成し遂げたいと思ったのか、自分自身の経験と関連付けることによって志望理由の信憑性が増し、志望動機に説得力を与えることができます。
③企業の特徴や強みを最後に挙げ、それらが自分の目標に繋がっていると記述することで、あなたの入社後のビジョンに熱意を持たせることが可能になります。