目次
複数の企業から内定をもらった場合、内定を辞退しなければなりませんよね。そこで、難しいのが内定の辞退理由をどう告げるか。正直に言うべきか、取り繕うべきか、迷いますよね。
そこで、正しい内定辞退理由の告げ方をわかりやすく解説致します。
内定の理由は正直に伝えよう
まず、内定辞退理由は正直に伝えることです。正直に伝えるべき理由は3つあります。
- 相手の今後の採用活動の参考になる
- 正直に伝えた方が誠意が伝わる
- 正直に伝えたほうが自分もスッキリする
これらの理由から内定辞退理由は正直に伝えるべきです。よくあるのが「実家の家業をつぐ」「健康に問題があり」「母親の介護をしなければならず」と言う、ごまかし。本当ならいいのですが、嘘の場合が多い。こういう嘘は、少し問い詰められるとバレます。相手を不快にさせるだけなので、やめましょう。
内定辞退理由のサンプル事例
とはいっても、自分で考えるのも大変かと思います。そこで、辞退理由として使える主要なパターンをまとめてみました。これらを参考にすれば、内定辞退理由をちゃんと伝えられるでしょう。
1.職種を理由に断る
職種が違う場合は、職種を理由に断るとカドが立ちません。
2.業界を理由に断る
業界が違う場合は、それを理由にするのもありです。
3.適性を理由に断る
進路先が、同業他社で、かつ進路先の方がランクが上で、しかも同職種。このような場合、カドを立てずに言うのが難しいですよね。なので、ツッコミにくい「自分の適性」を理由に断りましょう。
4.地元志向を理由に断る
都会の会社に内定をもらい、地元の企業を選ぶときは、こういうとカドが立たないでしょう。
余計なことは言わない
そもそも、内定辞退は「一度行きます」と言った約束を反故にするものです。相手方を多少は不快にするでしょう。なのに、学生の中には「御社がブラックという評判を見て」「より待遇のいい会社に内定をいただき」など、相手を怒らせるような辞退理由を言う人がいます。
正直が大事とはいっても、人を不快にさせても仕方ありません。上の例のように「自分の適正を考鑑み、他社に魅力を感じた」と、前向きな理由を言いましょう。
第一志望と言ってしまっていたら、どうする?
学生の中には、内定を貰うために、「御社が第一志望です」と言っている人もいるでしょう。すると、人事に「第一志望ですといったのに、なんで?」と質問されるかもしれません。
そんな時は、
このように、
- 御社が第一志望だった
- 内定後、他社の職種内容を詳しく伺い
- 「適性に一番近いと感じた」or「私のやりたかったことに近いと感じた」
の3点を意識すれば、角が立たずに済みます。あくまでも、そのときは、第一志望だったが、後になってから変わったと伝えるのですね。
内定辞退の連絡は電話が基本
内定辞退の連絡をどうすればいいか、迷いますよね。
内定辞退の連絡は「出来るだけ早めに」「電話で直接謝罪」が基本です。ビジネスの場合、緊急度の高い連絡は、電話でするのがマナーだからです。手紙やメールだと、相手に伝わったか確認ができません。
内定辞退のような重要な連絡は、電話でするようにしてください。
この記事のまとめ
- 内定辞退の連絡は必ず電話でしよう
- いい加減な嘘はバレるので、正直な理由を伝えよう
- 「考えた結果、職種・業種・適性を鑑みて〜」と理由を伝えれば、角が絶たない
- 第一志望と面接で伝えてしまっていた場合は、「就活をしていく中で志望が変わった」と伝えよう
内定辞退のまとめ記事もチェック!
内定辞退の電話連絡のやり方、内定辞退のお詫びの手紙の書き方、内定辞退の理由の伝え方、入社承諾書の提出後の内定辞退のやり方など、内定辞退で大事なポイントを全て網羅して、解説しました!この記事だけ読めば、内定辞退の知識は完璧です。