自分の学生時代の経験を充分話せたのに、なぜかいい結果がでないなぁ・・・と悩む学生は少なくありません。なぜ、学生時代に誇れる経験をしているのに、結果が伴わないのでしょうか?
それは、「のびしろ」を示せていないからかもしれません。
経験は重要ではない。「のびしろ」を示せるかどうか
このサイトではたびたび引用していますが、リクルートの行なっている就職活動意識調査『就職白書』では、「所属クラブ・サークル」を採用項目として重視している企業は10%、「所属ゼミ・研究室」を重視しているのは、6%、「海外経験」を重視しているのはわずか5%にすぎません。このように「学生時代の経験」自体は企業に重視されていないのです。
では、何を重視しているか?就職白書を見ると、「人柄」を重視するのが90%、「今後の可能性」は72%が重視しています。しかし、同調査によると、学生は「人柄」をアピールしている人は37%、「今後の可能性」をアピールしているのは、11%しかいません。つまり、企業が最も重視していることをアピールしようとしていないのです。
ゼミ長やサークルリーダー、バイトリーダーだからといって、企業で活躍できるわけではありません。なぜなら、そのバイトなりゼミを企業でやってもらうわけではないからです。重要なのは、「その企業に入ってどのくらい成長し、企業に貢献してくれるかどうか」です。
だから、学生時代の経験自体は凄くなくても「人柄」や「可能性」を示せれば、良いのです。逆に、ただ学生時代に「ゼミ長をやりました!サークルリーダーも!」という実績だけを告げても、失敗してしまうのですね。なぜなら、実績自体はそれほど重視されていないからです。
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「何を学んだか?」につなげる
企業は「今後の可能性」いわば、のびしろを非常に重要視しています。したがって、内定を得るには、自己PRであなたの「のびしろ」を示す必要があります。
のびしろを示すには、「学生時代に頑張ったこと」を話すだけでなく、その経験から「何を学んだか?」につなげることです。
さらに、経験の中で学んだことが、志望企業のビジネスでも活かせるとつなげらればより良いでしょう。
たとえば、提案型営業が求められる仕事に応募しているなら、以下のようにアピールしてみましょう。
学生時代の学園祭の協賛企業集めの経験から、顧客を満足させるには、ただ単に相手の言うことをこなすだけでなく、相手の抱えている課題を理解し、こちらから解決策を提案する姿勢が重要だと学んだ。御社は企業のプロモーション用モバイルアプリケーションの開発を行なっている。
この営業には、相手のビジネスの課題を理解し、解決策としてのアプリの効用を考え、企画する力が求められると理解しています。御社のビジネスでなら、学園祭の協賛企業集めから学んだ姿勢を活かせると考えております。
企業が興味があるのは、あなたがどれくらい成長していける人か、です。経験の中から何かを学び成長できる人材であると示すために、「経験の中から何を学んだのか?」を示しましょう。

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