説得力が違う!自己アピールの書き方の7つの極意|例文あり

本コンテンツは独自に制作していますが、一部にサービス提供企業等から広告料および送客手数料を受領しているPR情報が含まれています。

自己アピールの書き方がわからず困っていませんか?自己アピールは就活の成否を分ける重要なポイントです。しかし、意外と多くの就活生が正しい書き方を知らないせいで損をしています。

書き方のコツさえわかれば、誰でも人事に響く自己アピールが書けるようになります。わかりやすい例文をもとに、内定する自己アピールの書き方を徹底的にご紹介します。

自己アピールとはなんのため?

就職活動をして行くうえで大切な自己アピール。その自己アピールの意味が正しく理解されていなければ、内定を勝ち取ることはできません。

そもそも、自己アピールとは、企業側が欲しい人材と志望者の能力や人柄がマッチしているかどうかを知るための貴重な情報源です。採用担当者は履歴からは計り知れない志望者の人となりを、自己アピールを通して知ろうとするのです。

そのため、履歴書の内容の繰り返しをすることは、せっかくのチャンスを逃すことになります。自己アピールでは、エントリーシートの限られたスペースや、面接の短い時間内で、どれだけ簡潔に多くの情報を伝えられるかが、成功へのカギとなってくるのです。

自分を売り込む

限られた文字数で自己アピールをするためには、学歴などとは違う情報を盛り込む必要があります。

ただし、履歴書に全く書いていない情報のみでは、逆に一貫性がないと思われマイナス評価となる恐れがあるので、関連性がある内容の方向性を変えることがポイントです。

同じテーマでも、学歴などからはどんなことをしてきたのか、自分の過去について書いているので、自己アピールでは、それを活かして今後どんなことをしていきたいのか、未来について語るといった言う風にするのです。過去の経験によって学んだこと、苦労したことから、これからチャレンジしてみたいことを導き出せれば、上手に自分の長所をアピールできます。

また、面接での自己アピールは、就活生が思っている以上に「見た目」も重要です。服装や髪型などの身だしなみだけでなく、立ち居振る舞いや話し方も、しっかりチェックされています。
せっかく自分を売り込むチャンスなのですから、自己アピールをする際は、話す内容だけでなく見た目に関しても手を抜かないようにしましょう。

これを使えばOK!自己アピールのフレームワーク

多くの就活生は「自己アピールなんて、どう書けばいいかわからない」と悩んでいるのではないでしょうか?インターネットで内定者の例文は閲覧できますが、それぞれ違う書き方で作成されているので、「結局、どうすればいいの?」と戸惑いますよね。

でも、大丈夫。以下の構造を押さえて文章を書くだけで、誰でも採用担当に響く自己アピールが書けるようになります。

自己PR

次に、このフレームワークを反映させた自己アピールの例文を見てみましょう。

参考になる!内定レベルの自己アピールの例文

上の図だけでは、どう使えばいいかわからないかもしれません。そこで、上記のフレームワークに基いて作成された自己アピールの例文をご紹介します。文章構造に着目して、上のフレームワークがどのように反映されているか見てみましょう。

例文

私は何事にもコツコツと努力を積み重ね、自身を成長させることができます。

この力を発揮したのが、健康食品のコールセンターのアルバイトの経験です。

始めた当初は、お客様の声に迅速に対応できず、ベテランに電話をかわってもらうこともありました。

出来るだけ早く一人前になるため、毎日入る新しい情報を常に把握できるよう、常に自分用のノートにメモを取りました。また、自宅でも、Webサイトや参考書を読み、自社が扱っている商品や、商品の成分について日々、勉強を重ねました。

その結果、お客様へ柔軟な対応ができるようになり、難しい内容の電話対応や、他の人が対処できないトラブル対応も任せていただけるようになりました。また、努力が認められ、新人の教育係にも任命していただけました。

仕事においても、小さな努力の積み重ねを忘れず、自身を成長させることで、貴社に貢献していきたいと考えています。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用しよう

自己PRの内容が薄いと、志望企業に採用されません。選考を突破するには、自己PRを作り込む必要があります。

そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで理想的な流れの自己PRが完成します。

無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

imasia_15025085_S-1

STEP1…一言で自分の強みをアピールしよう

例文

私は何事にもコツコツと努力を積み重ね、自身を成長させることができます。

自己アピールでは、最初に「自分の強みは何か?」を一言で書いてください。ビジネス文書は結論選考が原則です。一番伝えたい内容は、最初に書きましょう。

人気企業には数万枚のエントリーシートが殺到します。それに対して、新卒採用担当は数人。一枚一枚をじっくり読んでいる余裕はありません。だから、大事な
伝えたい内容は最初に書いて、確実に伝えなければならないのです。

自分を表現するフレーズに一工夫を

「協調性があります」「行動力があります」では、ありきたり

就活生にはよく「協調性があります」「行動力があります」「リーダーシップがあります」「コミュニケーション能力があります」などの自己PRをする人がいますが、やめておきましょう。

というのも、非常に多くの就活生が「協調性があります」等とアピールしているため、この表現を使うだけで「また、それか」と人事に思われてしまうリスクがあるのです。(ちなみに、「協調性 自己PR」は毎月4000人近くがgoogleで検索しています)

自分の強みを表現するするキャッチフレーズをつくろう

自分を表現するキャッチフレーズを使って、長所をアピールすると、インパクトのある自己アピールが作成できます。たとえば、

(よくある表現)私は行動力があります→(キャッチフレーズ化)私は「走りだしてから考える」人間です。できない理由を考える前にまず行動し、行動しながら解決策を模索します

このように書いた方が、インパクトがありますよね。抽象的な表現に逃げずに、「自分の強みを表現するキャッチフレーズ」を模索してください。

STEP2…自己アピールは「長所を発揮したエピソード」とセットで

自己アピールは、エピソードとセットで伝えよう

例文

私は何事にもコツコツと努力を積み重ね、自身を成長させることができます。この力を発揮したのが、健康食品のコールセンターのアルバイトの経験です。

自己アピールには大事な原則があります。それは「自己アピールは、長所を発揮したエピソードとセットで伝える」ことです。

ただ、「私はリーダーシップがあります!自ら行動し規範を示すことで、周りを巻き込み、チームを動かせます」と言われても信用できませんよね。しかし、「リーダーシップを活かした事例として、◯◯部を部長として全国に導いた経験があります」と書いてあると、「確かに、リーダーシップがあるかもしれない」と感じるはずです。

何かの主張をするには「根拠」とセットで主張する必要があります。長所をアピールするときは、長所を発揮したエピソードと根拠として伝えましょう。

エピソードの概要から書き始めよう

「長所を発揮したエピソード」の詳細を書き始める前に、まずは「エピソードの概要」を簡単に書きましょう。概要が先に書いてあると、全体像が伝わり、文章が読みやすくなるからです。

あなたの長所を発揮したエピソードの概要を簡単に書いてみましょう。40文字程度が目安です。

成果があるなら、先に示しておこう

目覚ましい成果をあげている場合は、この「概要」部分に書いておきましょう。

たとえば、以下の2つでは、どちらが先の文章を読むきになるでしょうか?

  • A…この力を発揮したのが、野球部をキャプテンとして率いた経験です。
  • B…この力を発揮したのが、野球部をキャプテンとして率いて、関東大会ベスト8まで導いた経験です。

明らか前者の方が「おっ、すごそうだ」と興味をそそられるのではないでしょうか?アピールできる成果がある時は、この概要部分に書いておきましょう。

アピールできる成果があるときは、この概要部分に書いておきましょう。

成果や人柄をみている

自己アピールで採用担当者が見ているのは、エピソードの内容ではありません。エピソードを通じてうかがい知れる、志望者の人柄や行動を見ているのです。そのため、何をしたかを列挙するのではなく、自分の長所をアピールできる内容にするよう留意しましょう。

その際、もしもチームとして成果が出せていなくても構いません。問題が起きた場合、それにどう向き合い対処したのか、どんなことを学んだのか、あなたのとった行動や価値観がアピールできるかどうかが肝心です。

STEP3…主に取り組んだの課題について書く

主に取り組んだ課題・問題・目標を伝えよう

例文

始めた当初は、お客様の声に迅速に対応できず、ベテランに電話をかわってもらうこともありました。

エピソードの中で、あなたが主に取り組んだ課題や目標を書きましょう。「こんな課題がありました。解決のために、こんな行動をしました」という流れを使うことで、エピソードの中であなたが何を考え、どう行動したのか?がわかりやすく伝わります。

人事は就活生の「思考・行動のプロセス」に着目している

採用担当は「自己PRを通して見えてくる、あなたの課題への取り組み方」にも注目しています。課題への取り組み方は、仕事の取り組み方にも通じるところがあるからです。

「どんな課題があったのか?」をしっかり書かないと、あなたの行動過程が伝わらなくなってしまいます。

STEP4…課題・目標達成のために何をしたのか?詳しく伝えよう

課題・目標達成のためにどんな努力・工夫をしたのか?

例文

出来るだけ早く一人前になるため、毎日入る新しい情報を常に把握できるよう、常に自分用のノートにメモを取りました。また、自宅でも、Webサイトや参考書を読み、自社が扱っている商品や、商品の成分について日々、勉強を重ねました。

課題・目標達成のために「何をしたのか?」をできるだけ詳しく書きましょう。この部分をしっかり書くと、あなたの良さが効果的に伝わります。

たとえば、例文からは、この就活生の「仕事に責任感を持ち、自発的にコツコツと努力ができる」良さが伝わってきますよね。このように、「課題解決・目標達成のために、どんなことをしたのか?」を書くと、あなたの良さが伝わる自己アピールになります。

課題解決・目標達成のために何をしたのか?できるだけ詳しく書いてください。

抽象的に書くと、自己アピールが台無しになる

就活生には、この「具体的にどんな行動をしたのか?」を抽象的に書いている人が非常に多いです。たとえば、

(イベント開催の自己PR)最初は、目標人数に達しませんでしたが、「やるからには成功させたい」という想いで必死に努力した結果、最終的には300人の集客を成功させることができました

採用担当が一番知りたいのは「イベントを成功させるために、具体的にどんな努力・工夫をしたのか?」という部分です。そこから、見える就活生の良さに注目しています。

しかし、「必死に努力した」のような抽象的な書き方では、肝心の部分がまるで伝わりません。つまり、「書いているけど、書いてないのと同じ」なのです。

他にも「必死に交渉しました」「様々な工夫をしました」「全員で腹をわって話し合いました」など、「肝心の中身」を書かない就活生が多いです。

採用担当が知りたいのは、「努力の中身」「工夫の中身」「行動の中身」「話し合いの中身」です。あなたの努力が伝わるように、できるだけ具体的に「課題・目標達成のために何をしたのか?」を書きましょう。

STEP5…どんな成果を出したのか?わかりやすく伝える

例文

その結果、お客様へ柔軟な対応ができるようになり、難しい内容の電話対応や、他の人が対処できないトラブル対応も任せていただけるようになりました。また、努力が認められ、新人の教育係にも任命していただけました。

あなたの取り組みの結果、どんな成果が出たのか?わかりやすく書きましょう。どんな成果が出たのかを詳しく示すことで、あなたの長所を効果的にアピールできます。

例文のように、「どんな成果が出たのか?どう成長したのか?」を詳しく書いてください。

数字を使ってアピールすると説得力がアップする

(コンビニアルバイトの自己PR)この施策の結果、コンビニの1日の売上を120%(10万円→12万円)に伸ばす事が出来ました。

このように、数字を使うと、自分の活躍を効果的にアピールできます。「自分のあげた成果を数字を使ってアピールできないか?」考えてみましょう。

Before&Afterを伝えよう

また、「以前と以後でどう変わったのか?」を強調して書くと、あなたの頑張りが伝わりやすくなります。

(ゼミの新規会員を増やす活動の自己PR)この努力の結果、昨年は4人しかいなかった新入生を20人と、5倍に増やすことができました。

このように、「あなたの行動の以前と以後でどう変わったか?」を強調して書くと、アピール度の高い自己アピールになります。

STEP6…自分の長所をどう活かしたいか?抱負を語ろう

例文

仕事においても、小さな努力の積み重ねを忘れず、自身を成長させることで、貴社に貢献していきたいと考えています。

自分の長所を、仕事でどうやって活かすか?に触れると、アピール度の高い文章になります。

自己アピールとは、要するに、「私はあなたの会社の役に立ちます。だから、採用してください」と伝えるための文章ですよね。ただ、「私の長所は〜です」とアピールするだけでは、「その長所がどう役に立つのか?」がいまいち相手に伝わりません。

「自分が会社の役に立つ」と上手くアピールするには、自己アピールの最後に「自分の長所を仕事にどう活かしたいか?」抱負を語りましょう。「長所をこう役立てたい」と抱負を語ることによって、あなたの長所が仕事に役に立つイメージを採用担当に与えられます。

企業研究を欠かさない

就職活動をして行くうえで、企業研究をすることはとても重要です。どんなに成績が優秀な応募者でも、企業の求める人物像とかけ離れていた場合、採用につながるとは限らないのです。

そのため、企業の求めていない長所をアピールしても、全く意味はありません。
内定を勝ち取るためには、様々な手段で企業研究をする必要があります。どの志望者もみんな企業研究はしているでしょうから、周りに差をつけようと思ったら、ありきたりの情報では十分ではありません。OGやOBにコンタクトをとったりして、独自の内部情報を得ることも効果的です。

しっかり企業研究をして、自分のスキルや性格が、いかに企業の求めている能力に合致するかをアピールできるように準備しましょう。

会社の方針に沿った回答をする

同じ業界でも、企業によっては方針が異なることが多く、結果として求める人材像が全く違ってきます。そのため、たとえ業界内でも自己アピールの使いまわしは避けるべきです。同一業界内で複数社に応募する場合は、それぞれの企業理念に見合った自己アピールができるよう企業研究をしましょう。

また、同じ企業内でも職種や部署によっても求められるものは変わってきます。自分の志望先の企業の方針を見極め、希望職種にはどういった能力が必要なのかを知ったうえで、適切に自己アピールしましょう。

STEP7…自己アピールの文章を添削しよう

自己アピールを提出する前に、ちょっと待った。推敲をすれば、より良い自己アピールが書けるようになるでしょう。以下のポイントをもとに、自分の自己アピールを推敲してください。

  • 一文は短く。一行を40文字程度にまとめる
  • 『しりが』に注意!「〜し、」「〜り、」「〜が、」を使うと文章がどんどん長くなる。「。」で文章を区切ろう
  • 手書きの場合、大事なポイントは太文字・大文字を使うと、よりわかりやすい
  • 「どんな行動をしたのか」の部分が長くなりそうな場合は、箇条書きを使おう(特に手書きESの場合)
  • 誤字脱字に注意する

これらのポイントを守るだけで、自己アピール文章をぐっと良くできるはずです。

自己分析ツールを活用して、あなたの本当の強みを発見しよう

説得力のある自己PRを作るには、自己分析を通じて、「あなた自身の強み」を深く理解する必要があります。ただ、自己分析をやるのも結構大変です。

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用してみましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職をサクッと診断できます。

My analyticsを活用して、あなたの本当の強みを発見し、面接官を唸らせる自己PRを完成させましょう。

自己分析の第一歩!50万人が使った適職診断テスト「AnalyzeU+」
SPI_LPheader

時間がかかりがちな自己分析が簡単にできちゃうツールがあるのをご存知でしたか?

パッと自己分析を終えたい時に使えるのが、使えるのが適職診断テスト「AnalyzeU+」です。

「AnalyzeU+」は、251問もの設問に答えていく本格的な適職診断テストです。設問に回答をすると、経産省の定めた「社会人基礎能力」のうち、あなたがどの面に秀でていて、どの面に弱点があるのかを教えてくれます。

これは、私がテストした時の診断結果です。この通り、かなり詳しく教えてくれます。

偏差値形式で表示してくれるので、「自分の強みは何なのか?」「向いている仕事は何なのか?」「どんな弱点があるのか?」「向いていない仕事は何か?」が一発でわかります。自分の向き・不向きがわかるので、自己分析で適職について考える時にとても役立ちます

「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への無料会員登録が必要です。OfferBoxは、プロフィールを登録しておくだけで、あなたのプロフィールに関心を持った人事から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録して損はありません。

AnalyzeU+で診断するついでに、プロフィールを詳しく入力しておくと、有名企業からの選考のオファーまで届くようになります。

「AnalyzeU+」を活用して、最速で自己分析を終わらせましょう。

今すぐ登録してみる(無料)