面接での短所「心配性」の伝え方|採用担当者に与える印象付きで紹介

就活の面接において短所を聞かれた際に、心配性を答えようとしている人もいるでしょう。Twitter上にも短所は心配性だと考える人が見られます。


短所として心配性を挙げることは問題ありませんが、面接での伝え方によっては、ネガティブな印象を与えます。

この記事では、面接で心配性の短所の伝え方について解説します。

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面接官は社風や職種との適性・人柄を知るために短所を聞く

面接官が短所について聞くのは、社風や職種との適性の把握や、就活生の人柄を知るためです。

人柄の良し悪しではなく、会社の雰囲気や毎日の業務内容とのマッチ度を見ます。体育会系など企業にもカラーがあるので、合う合わないがでるのも当然です。

短所が何か、というよりも短所を挙げるエピソードを元にあなたの人柄を知ろうとしているのです。

短所「心配性」の面接官の印象とは?

ポジティブ印象:慎重さや丁寧さがある

「心配性」という短所のポジティブな印象としては、慎重さや丁寧さといった点が挙げられます。心配性な人はミスを恐れるからこそ、仕事をする際に、時間をかけて慎重に取り組苦傾向にあります。

もちろん、仕事をする上ではスピードや効率の良さを求められることもありますが、それだけが全てではありません。慎重さや丁寧さ、正確さも重要な要素のひとつです。

より慎重さや丁寧さ、正確さを求められる仕事こそ、ミスの少ない心配性な人には向いているといえるでしょう。

ネガティブ印象:行動力や決定力がない

心配性は、行動力や決定力の不足といった印象も与えます。

心配性な人は、ミスや失敗を恐れる傾向にあります。そのため、少しでも不安要素や不確定要素などがあると、なかなか決断できなかったり、即座に行動に移せなかったりする可能性があります。そうなると、冒険心やチャレンジ精神が必要とされる仕事には不向きだと評価されてしまうでしょう。

ここぞという場面で決断ができない、行動に移せないようでは、重要な仕事やポストを任せて貰いにくくなってしまいます。素早く行動に移すには何が必要か、物事を決定するときにどうすれば迷わなくなるか、自分なりに考えて改善に努めていきましょう。

面接での短所「心配性」の伝え方

「具体的なエピソード」と「短所に対して心掛けていること」が大切

面接で短所を聞く目的は、あなたの人柄理解のためです。
短所という欠点を自分で受け入れているか、短所に対しての対応を自分で見つけられているかが採用担当者による評価ポイントです。

面接で短所を伝える際には、短所に関する具体的なエピソードと、短所に対して心がけていることを伝えます。

単に「短所は心配性です」と話しただけでは、なぜそれが短所だと思うのかも、その就活生が短所について上手に対処できる人材なのかも面接官は把握できません。

短所を面接で伝えるうえでは、短所と思う理由をエピソード付きで話すことによって、面接官もイメージしやすくなります。

また、短所を理解しながらも、思いのままに行動しているだけでなく、それに対してどのような対策を取っているのかを伝えることで、採用担当者が見たいポイントを伝えられます。

心配性の短所を伝える際のNG例

・私の短所は心配性なところです(のみ)
・私の短所は心配性なところですが、小さいころからその傾向があるようです(具体例なし・改善もなし)
・私の短所は心配性なところで、課題もささいなミスがないか気になり、提出期日が遅れがちです。(改善なし)

「心配性」が短所の面接での答え方

例文

例文
私の短所は心配性なところです。それによりリスクを避けて安全な方を取りがちで、結果がなかなか伸びません。

大学生のとき、子供向け体操教室で補助のアルバイトをしていました。跳び箱の高い段に挑戦したいと言う教え子に対し、危険回避を優先して低い段しか跳ばせてあげていませんでした。

しかし、体操教室の先生が高い段に挑戦させたところ、いつも跳んでいる跳び箱よりも3つ高い段を跳ぶことができたのです。

そのとき「心配性な性格は危険を避けることができるが、成長に繋がらない」と感じました。現在では、心配性な性格はなくなっていはませんが、リスクを考えた上で挑戦をしています。

体操教室では、跳び箱の脇にマットを重ね、落ちても痛くないように工夫をしました。また、教え子自身が跳ぶ前に、補助によるイメージトレーニングをおこなった上で挑戦させるようにしています。

この例文では、心配性により「リスクを避ける」「成長を阻害する」という問題点が明確に述べられており、具体例となるエピソードも紹介しています。

それにより、自分の短所をどうやって自覚したのか、そして短所を改善すべくどのような努力をしているかも述べられています。工夫した内容まで具体的に述べることで、より説得力のある文章になっています。

例文

例文
私の短所は心配性なところです。
一度チェックして大丈夫なはずのことでも、ミスがないか心配になり、何度も確認を繰り返してしまいます。

出かけるときに、家の鍵やガスの元栓を閉めたかが心配になるのは日常茶飯事です。何度も家に戻って確認していたために、約束の時間に遅刻してしまった経験もあります。

心配性な性格が原因で何度もチェックするのだと自覚してからは、自分なりに対策を考えました。チェックをすること自体は悪いことではないと割り切り、余裕をもったスケジュールを組むようにしたのです。

チェックに時間がかかっても遅刻しないよう、約束の15分前には到着するように逆算して家を出発するようにしてからは、遅刻することはなくなりました。

この例文では、心配性のあまり何度もチェックをするのに時間がかかってしまう問題点が述べられています。その問題点を改善するために、スケジュールの組み方を工夫したことや「15分」と数字を出したことで、より具体性のある文章になっています。

例文

例文
私の短所は心配性であるところです。自分の意見に自信が持てなかったり、相手の顔色をうかがったりするあまり、意見することを躊躇してしまいがちです。

アルバイト先で後輩の指導を任されたときに、それを痛感しました。後輩の作業にミスや間違いがあれば指摘しなければならないにも関わらず、相手が傷つくことを恐れて指摘できずにいました。しかしある日、後輩のミスが原因でお店に迷惑を掛けてしまいました。私が躊躇せずに注意していれば、防げたミスでした。

このことから、相手の顔色をうかがって自分の意見を飲み込むばかりではいけないと感じました。相手のことを慮った言い方を心がけたり、先回りしてアドバイスをしたりして、自分の意見を伝えられるようにしています。

この例文では、心配性で自分の意見をなかなか口に出せないという問題点が主軸になっています。自分の欠点を補うために「言い方を工夫する」「アドバイスという形で先に伝える」といった工夫をして克服しようとしている姿勢が感じられます。

文字数が許すのであれば、実際にどんな言い方やアドバイスをしたのかなども具体的に記述できると、もっと良くなるでしょう。

短所を伝えるときの注意点

心配性があまりにも業務に支障をきたすエピソードは控える

短所を伝える際の注意点の一つとして、心配性があまりにも業務に大きな支障をきたすようなエピソードは控えましょう。

採用担当者に「短所のせいで、仕事で大きなミスをしてしまいかねない」と強く思われてしまっては、それ以外の回答がどれだけ優秀であってもリスクと感じられ選考対象から外されてしまう可能性があります。

業務に大きな支障をきたしそうなエピソードは、たとえば「お客様への連絡を忘れてしまうのが不安なので顧客情報を持ち帰ってしまったことがある」や、「外出後に家が心配になりすぎてしまって遅刻が多かった」などが例として挙げられます。

このように、心配性という短所によって業務へ大きな支障をきたしそうなエピソードについては、控えましょう。

短所だからといって自信のない表情や声色にしない

面接で短所を回答をする際、短所だからといって自信のない表情や声色で話してしまわないように心がけましょう。

自信のない表情や声色で話してしまうと、「欠点すぎる短所があるのでは」と思われてしまったり、「嘘の短所を述べている」などと勘違いをされてしまう可能性もあります。

面接の中で短所についての説明を求められると不安になってしまう就活生は非常に多いですが、短所と長所は表裏一体の関係にあるものであり、あって当然のものです。

採用担当者が大切にしているのは「短所があるかないか」ではありませんので、短所について述べるときには自信のない表情や声色にならないように注意しましょう。

「短所はありません」は客観視できていないと判断される

注意点として「短所はありません」という回答も控えるべきです。自分のことを客観視できない人材であると判断されます。

長所や短所は表裏一体の関係にあり、自分にとっては長所のつもりでも、第三者の視点から見れば短所に繋がることもあります。
そのため長所と同様、誰しもが短所を持つという見方が現在では一般的です。

「短所はありません」と回答してしまうと、採用担当者からは自己分析が足りないと思われてしまう可能性があります。

短所を伝えることに不安を感じる就活生は多いですが、面接官が重要視するのは「その短所にどう向えるか」という点であるため、短所の説明を不安に感じる必要はありません。

「心配性」が短所の人はそこから長所を考える

短所と長所がかみ合わない場合は信憑性がなくなる

面接では短所と合わせて長所を聞かれることも非常に多いですが、こうした場合には短所と長所がかみ合わないと信憑性がなくなってしまうので注意しましょう。

かみ合わない例の一つとして、下記のような例を挙げることができます。
私の短所は心配性であるところで、長所は細かいことを気にせずにいられる気持ちの余裕があるところです。
この例の場合、「細かいことを気にせずにいられるのに、短所が心配性ってどういうこと?」と疑問に思われ、嘘をついていると思われかねません。
そのため面接対策として短所を考える際には、長所についても一緒に考えて整理することが大切です。

「心配性」が短所の場合の長所一覧

心配性を短所に述べる際に相性が良い長所として、下記の例を挙げることができます。

・スケジュール管理が得意、計画を立てるのが得意
→約束や締め切りを破ってしまわないように注意できるからこそ、スケジュールに常に気を配れるという長所があります。

・慎重である

→ミスを恐れるからこそ慎重で丁寧な仕事ができるという長所があります。

・細かい作業が得意

→細部が気になってしまうからこそ、細かい作業もストレスなく取り組むことができます。

・面倒見が良い

→人が失敗したり怪我をしたりしないかが心配になるからこそ、人に対して面倒見よく接することができます。

・気配り上手である

→人が快適に過ごせるかが気になるからこそ、他者を思いやって気配りをすることができます。

・失敗が少ない

→物事がうまく行くかを心配してしまうからこそ、あらかじめ戦略を考えてから行動することで失敗を少なくすることができます。

面接で短所を心配性と伝える際は具体的なエピソードと対応策を伝える

面接で短所を質問するのは、人柄の把握や仕事への適性をみるためです。

採用担当者に知ってもらえるようにするには、具体的なエピソードと、短所を短所のままにするのではなく、短所に対してどのような対応策を取っているのかも伝えましょう。

短所「心配性」は、心配性によって仕事や業務、体調に支障をきたすような伝え方ではなく、「心配性だからこそ~~~をしている」というような業務に大きなリスクを与えずに自分なりに対策していることを伝えることをおすすめします。

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