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そこで、わかりやすい例文をもとに、「自分の短所」について面接で質問された時の答え方を徹底的に解説いたします!以下の解説を読めば、短所を聞かれても上手く切り抜けられるようになるでしょう。
使える!「自分の短所」を質問された時の回答例
たとえば、学園祭のWebサイト制作チームのリーダーをしていた時、「意欲の低いメンバーに手間をかけて依頼するよりも、自分でやった方が早い」と他人の仕事も抱え込んでしまっていました。
その結果、やることがなくなったメンバーが、元々低かった意欲がさらに低下してしまうということが有りました。
私が仕事を抱え込まず、上手く彼らに仕事を割り振れば避けられたことだと思い、反省しています。
この反省から、「人に任せるのもリーダーの仕事」と考え、翌年からは、たとえ短期的な効率が悪くても、メンバーに仕事を任せ、裁量を与えるようにしています。昔よりも、メンバーが活き活きとやってくれるのが見てわかります。
【質問の意図】なぜ面接官は「自分の短所」を質問するのか?
まず、なぜ面接官は就活生に「自分の短所」を質問するのでしょうか?その意図を考えてみましょう。面接での質問意図を理解することで、より的確に「自分の短所」が答えられるようになるでしょう。1.業務の遂行上、致命的な短所がないか?
まず、単純に「短所を知りたい」という意図があります。仕事上、致命的な短所がないかを確認しようとしているのです。たとえば、「人と会話をするのが苦手です」だと、仕事で困ってしまいますよね。あなたに致命的な欠点がないかを確認したいと考えています。
2.自分の短所を客観視できているかどうか?
弱点に対処するには「自分の欠点を素直に認める」ことが必要です。企業は就活生に「自分の短所」を聞き、就活生が自分の欠点を客観視できているかを確認したい考えています。適性検査・性格検査の結果と照らしあわせて質問されていることも多いので、嘘・ごまかしの回答では相手を納得させられません。
3.短所を真摯に受け入れ、克服する姿勢があるか?
短所がない人はいません。だから、「短所を真摯に受け入れ、克服する姿勢」が大事になってきます。短所を克服するために努力している人は、入社後も、自身の課題を自覚し努力できると考えられるからです。企業は、就活生に「短所との向き合い方」を確認することで、その就活生が短所を克服するための努力ができる人かを確認しようとしています。
では、どう答えるべきか?詳しく説明していきます。
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自分の短所を質問された時に的確に答える5つのコツ
1.自分の短所を素直に答えよう
基本は正直に答えよう
まず、一番のポイントは「正直に自分の短所を答える」ことです。企業は単に短所を知りたいだけでなく「短所との向き合い方・克服の姿勢」も見たいと考えています。嘘をついて、無難な短所をあげると「短所との向き合い方」がどうしても薄っぺらい回答になってしまいます。「本当の短所」「短所との向き合い方」を答えた方が、説得力のある良い回答になります。就活生のなかには「正直に短所を答えたくない」という人もいるかもしれません。しかし、短所のない人はいないので、短所を答えただけでマイナスになるわけではありません。正直に回答しましょう。
あざとい「逃げ」回答はNG
よく「短所を正直に答えたくない」という思いから- 短所は、頑張りすぎてしまうことです
- 短所は、親切すぎることです
また、「自分の弱点を客観視できていないのだろうか?」と思われるリスクもあります。
2.致命的な短所は避けること
「正直に答えるべき」といっても、「100%正直に答える」必要はありません。仕事の遂行上、致命的と思われるような短所は避けた方が良いでしょう。たとえば、「人と会話するのが苦手です」「約束を守れません」「時間にとてもルーズです」などは、「社会人として大丈夫だろうか?」と思われ、不採用になってしまうリスクがあるからです。
あなたの持っている短所のうち、致命的でない短所を選んで話してください。たとえば、例文のように「人に上手く仕事を任せず、自分で抱え込んでしまう」は、「短所」ではありますが「致命的」ではないので、良いバランスです。
3.「長所の裏側にある短所」が無難
「致命的ではない、自分の短所なんてわからない!」と悩んでしまう人もいるかもしれません。どんな短所を答えるか迷ったら、「長所の裏側にある短所」を答えてみましょう。たとえば、「リーダーシップがある」人なら、一方で「仕事を抱え込んでしまう」「強引と言われる」などの短所があるかもしれません。これらの短所は「本当の短所」でもあり「業務上、致命的ではない短所」です。
つまり、「長所の裏側の短所」は、面接で答える短所として「ちょうどいい」のですね。だから、どんな短所を答えるか迷ったら、「行動力がある→せっかち」「協調性がある→自分の意見をはっきり言えないことがある」などの、『長所の裏側にある短所」を答えると良いでしょう。
- ①慎重に業務を行う→優柔不断
- ②真剣に集中して取り組む→没頭しやすい
- ③ストレスを感じにくい、柔軟に取り組む→楽観的
4.短所で損をした・困ったエピソードがあるとわかりやすい
企業は、この質問を通して「就活生が自分の短所と向き合っているか」を見たいと考えています。「自分の短所と向き合っている」姿勢を相手に伝えるには、「短所で損をしたエピソード」を交えて回答すると良いでしょう。たとえば、例文では就活の面接で長所をアピールするとき「長所を発揮したエピソード」とあわせて伝えますよね。同じように、「自分の短所」を伝えるときも、「短所によって困った|損をしたエピソード」とセットで伝えてください。
5.短所を真摯に認め、改善する姿勢を認める
繰り返すように、短所のない人はいません。大事なのは、「自分の短所」を自覚し、克服のために努力する姿勢です。短所を克服するために努力できる人は、「入社後も、自身の課題を理解し努力できる人」として評価されます。短所を答える際には、「短所にどう向き合い、克服しようとしているか」まであわせて回答してください。
短所を真摯に受け止めよう
自分の短所について、問題意識を述べると「自分の欠点を客観視できている」という印象を面接官に与えられます。たとえば、例文では、短所を改善する姿勢・克服するための努力を伝えよう
この例文のように「具体的にこうやって克服しようとしている」と伝えられると、「短所を克服するために努力している」とプラスに評価されます。
短所の改善度合いを伝える
努力の結果、改善があらわれていれば、その点も答えましょう。より説得力のある回答になります。具体的にどのくらい改善したか?相手がイメージできるように、エピソードを交えて語れればベストです。「自分の短所」について質問された時の回答例」
学生時代にアルバイト先で発注を任されていた際、様々なリスクを考慮しすぎるあまり、
なかなか決断することができず、時間をかけてしまうことがありました。
大変忙しい職場であった為、同僚たちにも迷惑がかかっていた事から、慎重に取り組むことは良いことである反面、時には決断力も必要であったと感じ反省いたしました。
この経験から、慎重に取り組むことだけでなく、素早く決断することも重要だと学び、時間を決めて取り組むことにいたしました。
今では時間配分も上手くできるようになり、物事の考え方が変わってきていると実感しています。
また、具体的なエピソードと解決策を挙げた後に、この経験を通して、何を学んだのかがわかるので、想像しやすく伝わりやすい文章です。
完璧に改善できていないが、変わってきていることを実感できていると述べているので、継続して取り組んでいることが伝わってきます。
学生時代の接客業のアルバイトで「一つ先のサービス」を提供することにこだわり続けてサービスをしておりました。
ある時、お客様のお話を聞き終わる前に、勘違いでお客様の求めていない対応をしてしまったことがありました。
ニーズを汲み取る事は大事であるが、しっかりと最後までお話を聞いた上で、行動に移すべきであったと反省し、その後は話を最後まで聞き落ち着いて行動するよう意識いたしました。
今ではお客様から、サービスに対するお褒めの言葉を受けることもあります。これからも落ち着いて、サービスをするよう心がけていきます。
また、良いサービスを目指す上で、気づくことができた短所であり、失敗経験から改善したという流れが分かりやすく記載されています。
完璧に改善できているのであれば、それはもはや短所として回答できない為、例文のように改善できてきているが、今後も取り組み続けているという姿勢を見せることが大切です。
「自分の短所」について質問された時のNG回答例
接客業でなくても、顧客だけでなく、上司や同僚と上手くコミュニケーションが取れない社員は必要ないと思われてしまう為、「人見知り」と回答するのはやめましょう。
どうしても伝えたければ長所として「好奇心旺盛」と言い換えて伝えましょう。
マイナス思考は、簡単に変えられるものでもなく、聞こえもよくない為「心配性」などに言い換え、心配性を克服する為に事前の準備をしっかりするようにしている等、言葉の選び方によっては、良い回答ができることもある為、言葉の選び方には気をつけたいです。
【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう
今年はweb面接をおこなう企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。
そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。
診断であらわになった自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

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