所属ゼミはどうでもいい!?企業が採用で本当に重視していること

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学生が就職活動で苦戦するのには、「間違った方向でアピールをしているから」ということが一因にあるかもしれません。いくら頑張ってアピールをしても、相手が望んでいないことをどれだけアピールしても良い結果は出ません

上の図を見てください。これはリクルートワークス研究所が行った就職活動意識調査「就職白書」の中の「採用にあたり重視する項目は何か」というアンケートの結果です。この結果を見ると、企業の重視していることと学生のアピールしている項目に大きなギャップがあることがわかります。

企業が重視しているものを学生はアピールしていない

企業が重視しているのは「人柄 90%」「企業への熱意 72%」「今後の可能性70%」です。しかし、学生はこれらの項目をあまりアピールしていません。人柄は37%の学生が、その企業への熱意をアピールしている学生は29%、今後の可能性をアピールしている学生は11%にすぎません。

このように「企業が重視している項目」からは、学生のアピールしている項目はかなりズレているといえます。

企業が「所属ゼミ」を質問する理由

企業が採用で重視している項目のうち、所属ゼミ・研究室は6.8%とあまり高くはないように思えますが、そもそも、なぜ企業はあなたの所属ゼミについて質問するのでしょうか。

理由がわかれば、所属ゼミのことは重視されるのか、それともあまり重要ではないのかについてもわかるはずです。
    • 学業に取り組む姿勢
中学校や高校に比べて学生の自由度の高い大学では、勉強という学生の本分を忘れ、遊んでばかりの人もいます。

大学で遊んでばかりだったの学生では、採用後もきちんと働いてくれるのか不安なため、企業は熱心に勉強してきた学生に好印象を持ちます。

そのため、所属ゼミについての質問をすることで、どのように学業に取り組んできたのかを見極めているのです。
  • ゼミでの役割
たいていのゼミでは5人以上の学生が所属しており、チームとして研究を行う場合もあり、ゼミでの活動にもチームワークが求められます。

ゼミでの立ち位置がわかれば学生の人柄も見えてくるので、所属ゼミについての質問は学業のことだけではなく、企業が最も重視する学生の人柄を理解する目的もあるのです。

面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。

面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。
面接評価シート」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

学生が評価して欲しいものを企業は評価していない

一方で、学生がアピールしている項目を大企業は重視していません。たとえば、学生は「アルバイト経験 47%」「所属クラブ・サークル 29%」「趣味・特技 23%」をアピールしています。

しかし、企業は「アルバイト経験 23%」「所属クラブ・サークル 10.9%」「趣味・特技 5.0%」しか重視してません。学生の数字と比べると、半分以下しか重視されていないのですね。

このように、学生は企業がたいして重要視していないことを積極的にアピールしています。では、このような意識のギャップからどのようなことがいえるのでしょうか?
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企業が評価しているのは、実績ではない

それは企業が重視しているのは「学生時代に何をしたか」ということよりも「これから企業に入って活躍できるかどうか」なのですね。だから、「人柄」や「熱意」「今後の可能性」を重視しているのです。これは考えればアタリマエのことです。サークルの部長だからといって、企業に入って活躍できるかどうかはわからないからです。

しかし、学生は「学生時代に頑張ったことをアピールするしかない」と考えているので、企業がたいして評価していないアルバイト経験やサークル経験をアピールしてしまうのですね。企業が重要視していないことをいくらアピールしてもあまり効果がありません。

たとえば、「辛い料理が食べたい」という人に、いかにそのスイーツがとろけるほど甘いかを力説しても、妙な人としか思われないでしょう。相手が重視していないことをいくら上手にアピールしても意味がないのです。

では、学生はどうやって自分をアピールすればいいのでしょうか?

「これから」を伝える

自分を語る材料としてアルバイトやサークルを話すのが悪いわけではありません。ただ、「経験を語る」ことに終始してはマズイ、ということです。経験を語るだけでなく、「その経験から何を学んだか?」「その経験を踏まえて、自分にはどんな人柄・能力があると言えるか」ということをアピールする必要があります。

具体的には以下の点に気をつけましょう。
  1. 実績だけを話すのではなく、「そこから何を学んだのか」「その経験から、自分はどんな能力・志向があると言えるか」を語る
  2. 経験の再現性をアピールする。一つの経験からアピールするのではなく、Aの経験でもこの能力を発揮した、Bの経験でもこの能力を発揮した、と伝えられるように。
  3. 具体的な取り組みを話す。実績だけでなく、その経験の中で、どんな課題を設定し、その課題解決のためにどんな工夫をしたかを具体的に伝える。
このようなポイントを実践して、あなたの「人柄」「今後の可能性」が伝わるアピールをしましょう。また、学生は「企業への熱意」をあまり真剣に考えてはいないようですが、会社の視点からすれば「熱意」は非常に重要です。企業研究を怠らないようにしましょう。

企業にエントリーする際の「所属ゼミ」の書き方

所属ゼミについての説明は、どんなゼミか、研究の内容、ゼミで学んだことや企業の仕事での活かし方、という構成で考えましょう。

研究の内容についての説明は、誰にでもわかりやすい言葉で具体的に話すことが大切です。

ゼミの内容や、志望する職種との関係にもよりますが、繋がりが薄い場合、専門的な言葉を使用しすぎると、自分では十分に説明できたと思っていても、採用担当者にはイメージがつきにくい場合もあります。

また、曖昧な話や内容の薄い話では、「本当に熱心に研究に取り組んできたのか?」と疑われてしまいます。

わかりやすく具体的な話であれば、面接官も話の内容を理解しやすく、あなたの人柄についてもイメージしやすくなるでしょう。

所属ゼミの書き方例文

例文
私は防災・減災について研究するゼミに所属しています。
近年は予測できない規模の災害が増えており、今後の災害に対応していくためには、これまでの防災という考え方では限界があります。

そこで私たちのゼミでは、どうすれば早く避難できるか、被害を減らせるかという減災を重視し、倒壊の危険性のある建物を検知するセンサーの開発に努めました。

建築の専門家ではない人でも、危険だとわかるセンサーが普及すれば、素早く避難する人も増えるはずです。

ゼミでの活動を通して、防災という従来の考え方だけでなく、災害が起きたときにいかに被害を抑えるのかという新しい考え方の重要性を学びました。

貴社においても、従来のやり方や考え方だけにとらわれず、常に新しいことを探し求める探究心を持って貢献していきたいです。

Point
所属ゼミでの研究内容は、詳しく話しすぎる必要はありません。

詳しく話しすぎると、上段でも述べたように専門性が高くわかりにくい内容になってしまいます。
簡単な説明に留めておき、ゼミで学んだことや企業の仕事での活かし方を重点的に話すようにしましょう。

ゼミに所属していない場合の書き方

中にはゼミに所属していない学生もいるため、自分はゼミに所属していないからといって、不安になる必要はありません。

ただし、面接でゼミに所属していないと答えると、なぜゼミに入らなかったのか理由を聞かれる場合もあります。

「ゼミは必修ではなかったから」という答えは印象が悪いため、なぜゼミに入らなかったのかきちんと答えられるようにしておきましょう。

アルバイトやボランティアなど、他に熱心に取り組んでいたことがあれば、ゼミに所属していない理由になります。

履歴書やエントリーシートの場合でも、ゼミに所属していないからといって空欄のまま提出するのではなく、ゼミに所属していない理由や他にアピールできることなどを書きましょう。

ゼミに所属していない例文

例文
私はゼミには所属していません。

サークル活動の取り組みや、生活費と学費のためにアルバイトに力を入れているため、ゼミには入らないことにしました。

サークル活動とアルバイトで日々忙しく過ごしていますが、授業を休んだことはなく、単位を落としたこともありません。

Point
ゼミ以外に力を入れて取り組んでいることがあれば、ゼミに所属していないからといって面接での評価が下がることはありません。

企業が知りたいのはゼミの内容ではなく、ゼミで頑張ったことなので、ゼミに所属していない人は、学生時代に頑張ったことを話しましょう。

所属ゼミを書く際に注意する点

    • 専門用語を使わない
ゼミでの研究は専門的であるため、面接でも専門用語を使ってしまいがちです。

ゼミでの研究分野についての知識がある人にしかわからないような説明では、面接官にも内容が伝わりません。

面接では、専門用語をわかりやすい表現に変えたり、事例を挙げたりするなど、知識のない人でもわかりやすい説明を心がけましょう。

自分が知っている専門用語や、使い慣れた専門用語は無意識に使ってしまいがちなため、客観的に理解できる内容かどうか、面接前に見直しておく必要があります。
  • 学んだことや活かし方についても話す
所属ゼミでの研究内容を話すだけでは、アピールとして不十分です。

研究から学んだことや、研究を企業での仕事にどのように活かすのかについても話しましょう。

研究の内容が企業での仕事にあまり関係ない場合でも、ゼミの中で果たした役割や、研究の際の工夫などを話せば、大きなアピールになります。

面接までに、所属ゼミで学んだことや経験したことを振り返り、企業での活かし方のアピールにつなげましょう。
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