目次
就職活動前にTOEICの点数を少しでも伸ばしたい、でも、どう勉強すればいいかわからず困っていませんか。
TOEICは特殊な問題形式なので、そのままTOEICを受けても、あまり点数が出ないでしょう。東大生の平均点も700点に届かないほどです。
でも、実は、ちょっとした対策をするだけで短期間(2週間〜4週間)でスコアを200点近くアップできるとしたらどうでしょうか?
短期間で点数アップをしたいあなたのために、私が外資系の企業に就職をするために、1ヶ月で、TOEICの点数を605→810に伸ばした、5つの方法と、使える参考書をご紹介します!
もうあなたは基礎力を手にしている
実は、TOIECの問題はかなり簡単です。大学受験をそれなりに頑張ってきた就活生なら、TOEICに対応するための基礎力を手にしています。たとえば、文法の知識でも、「不定詞Toの後には動詞の原形がくる」というような、超当たり前の知識で解ける問題がいくらでもあります。
リスニングの問題で出てくる語彙も、大学受験で学んだボキャブラリーで十分に対応できるものなのです。(試しにスクリプトを読んでみてください)
では、なぜ点数がとれないのか。それは、大学受験の知識をTOEICの問題形式に適応させられていないからです。
あなたの就活力はどのくらい?
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。
ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。
無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。
1.大学の知識をTOEICに適合させる
あなたは既にTOEICで700点以上をとる基礎力を持っています。だから、短期間の対策でも、就職活動前に点数を伸ばせる。スコアが低いのは、その知識をTOEICの試験形式に適合させられていないから。ならば、その知識を適応させればよいのです。
講談社インターナショナル
売り上げランキング: 191,858
この本を読めば、TOEICの問題の勘所は何か?どんな文法知識を使えば問題がとけるのか?リーディングのテキストはどうやって読めばいいのか?等、大学受験の知識をTOEICに活かし、点数を伸ばす方法が身につきます。
本書の、TOEICの問題形式の解説・攻略法が非常に的を射ているので、TOEIC初心者はこの本をひと通りこなすだけでも、50点以上の点数アップが期待できます。まずは、この本で「TOEICテストの形式」に、知識を適応させましょう。
2.文法対策は一番効果的
就活生が就職活動前に対策をして、一番効果があるのは、TOEICの文法問題です。というのも、センター試験や私立大学の文法問題・語彙問題はかなり難しいので、それに対策をしてきた人なら、TOEICの問題はかなり簡単なのです。
TOEICの問題は一見難しいようにみえますが、よく見ると「動名詞のあとはing」「不定詞のあとは原形」のような超簡単な知識でとける問題がかなりあります。それらを落ち着いて得だけで点数がぐぐっとアップします。
売り上げランキング: 12,778
本書は、文法知識の解説も丁寧で、問題数の収録もとても多い。ひと通り対策をすれば、大学受験のために学んだ文法知識を思い出せ、TOEICの文法問題が怖くなくなります。
3.リスニング対策をして万全に
就活生が一番苦戦するのが、リスニング問題です。訛り英語も出ますし、会話の速度もかなり速い。大学リスニングのレベルではなかなか対応できません。知識をTOEICに対応させる必要があります。
国際ビジネスコミュニケーション協会
売り上げランキング: 83,251
リスニング対策にはこの本がオススメです。TOEICの公式問題集であるこの本は、当たり前ですが本番と非常に近い問題ばかりが出題されています。
さらに、「リスニングの中で注意するべきボキャブラリー」「どんな選択肢に注目するべきか」等、大事なところを問題作者が教えてくれます。リスニング対策には最適な本です。
この問題集をしっかり聞き取れるように、何度も回していけば、リスニング能力が短期間で大幅に向上するはずです。
4.試験テクニックで点数を劇的に伸ばす
アルク
売り上げランキング: 67,442
私がTOEIC対策をした中で、一番効果のあったのがこの本。おそらく100点以上のスコアアップ効果がありました。
この本の特徴は「徹底して受験テクニックにこだわった」という点。たとえば、「リスニングの中で聞こえた語彙が含まれている選択肢はダミーの選択肢だから選んではいけない」などの、超実践的なテクニックが紹介されています(このテクニックでリスニングはかなり楽になりました)
試験前に時間がない人は、この本だけでもやっておいてください。短期間で劇的に点数がアップすると思います。
5.模擬試験を受け、試験慣れをする
さて、ここまでやったなら、最低でも100点以上のスコアアップは約束されているといっても過言ではありません。さらに万全を期すために、TOEICの試験慣れをしておきましょう。TOEICの試験問題は特殊かつ、問題数が多く、時間配分がとても難しい。
国際ビジネスコミュニケーション協会
売り上げランキング: 101,723
だから、何度も試験を受け、時間配分の感覚、解き慣れの感覚を手に入れると、飛躍的に点数がアップします。
解き慣れを得るには、やはり公式の問題集が一番です。解説も充実しており、解いていくだけで、ボキャブラリーや文法問題の知識も身につきます。
就職活動前にTOEICの点数をのばそう
ここまで挙げた参考書をすべてやっても、1ヶ月程度で終わります。(1日1〜2時間勉強するとして)就職活動のスケジュールが変更され、就職活動の本格開始が4年の8月になりました。時間は十分すぎるほどあります。
TOEIC800点あれば、企業の見る目も変わりますし、点数をあげた過程で「向上心」もアピールできるでしょう。事前にしっかり対策をして、就職活動前にTOEICのスコアをガツン!とあげましょう。