企業が採用したい学生の特徴

企業が採用したい学生の特徴

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企業から内定を得るためには、「私はあなたの会社が欲しい人材である」と面接・ESでアピールする必要があります。では、企業が欲しい人材とは何でしょうか?コミュニケーション能力のある人材でしょうか?リーダーシップがある人材でしょうか?

どれも重要ですが、決定的ではありません。では、企業が欲しい人材とは何か?

欲しい人材とは「貢献できる人材」である

それは「企業に貢献できる人材」です。企業のビジネスを回していくのに役に立つ人材を企業は欲しています。

企業の目的は、事業で利益を得ることです。良いサービスを提供し、利益を出し、株主に利益を分配する、これが株式会社の目的です。

「人材を採用する」というのは手段です。だから、手段である人材採用は、「事業で利益をあげる」という目的の下におかれます。だから、企業が求める学生は「利益に貢献できる学生」なのですね。

よくよく考えればアタリマエのことです。その人を雇う、人件費や社会保障費、育成費、一人の人間を雇うのには大きなコストがかかります。だから、雇う人材には、そのコストをこすリターンを期待するのですね。コストよりもリターンが得られるような人材を採用したい、と企業は考えています。

面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。

面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。
面接評価シート」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

貢献できるとは、どういうことか?

では、企業の目的は「会社に利益をもたらす人材を採用する」ことです。企業の人事に「この人を採用すれば、自社の利益につながる」と思わせられれば、採用されます。では、「企業に貢献できる」とはどういうことなのでしょうか?簡潔に言えば、2つの条件を満たす必要があります。

  1. 貢献するために必要な能力を持っている
  2. 企業との相性が良い

この2点が必要です。では、具体的に解説していきましょう。

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貢献するために必要な能力を持っている

穴を掘るのにスコップが必要なように、企業に貢献するためには、貢献するための能力を持っている必要があります。

たとえば、コンサルタントならば、論理的思考能力や高い学習能力、高い伝達能力が求められるでしょうし、キャビンアテンダントならばサービス精神が求められるでしょう。

このようにビジネスによって貢献するために必要な能力は異なります。「貢献できる人材である」ことをアピールするには、自分の志望する業界・企業のビジネスで求められる能力を理解し、その能力を自分が持っているとアピールする必要があります。

企業との相性が良い

どれだけ能力があっても、企業との相性がよくなければ、成果は出せません。たとえば、新しいビジネスをどんどんたちあげたい!というような人が、官僚的な大企業に入った場合、いくら能力があってもやりたいことができないので、やる気をなくしてしまうでしょう。

会社に長期的に貢献するためには、あなたのやりたいことと会社の事業が一致していること、あなたの性格と企業の風土が一致していることが必要です。

また、プライベートとオフの時間を分けたい!というような人が、総合商社のような業務後も社内の仲間で深夜まで飲み歩くような会社に勤めたら、うんざりしてやる気を喪失してしまうかもしれません。

このように長期的に企業に貢献するためには、相性も重要です。つまり、会社から「必要な人材」と認識してもらうためには、

  • 「私はあなたのビジネスに貢献できる人間である」というメッセージを主張する。
    • 貢献するための能力を持っていることをアピールする
    • 会社との相性がよいことをアピールする

この2点が必要です。能力がある」「相性がよい」この2点をアピールして、内定を勝ち取りましょう。