就職活動をはじめると「やりたいことがない」ことに、苦悩する学生がいます。大学3年生になるまで、キャリアについて何も考えて来なかったのに、3年になると決められたように一斉にキャリアを考えることになります。
でも、そもそも考えたことがないから、やりたいことなんてない。だから、分厚い自己分析のワークシートを仕上げて、無理くり、やりたいことをひり出すことになります。
むしろ、苦労して当然でしょう。では、どうすればいいのか。やりたいこと探しをやめればいいのです。
自己分析ではやりたいことは見つからない
分厚いワークシートを仕上げて、やりたいことを見つけたとしても、それはやりたいことではありません。なぜか。本当にやりたいことなら、探すまでもなく、もうあなたにわかっているはずです。そして、具体的に行動しているはず。
たとえば、漫画家になりたい学生は、普通、何がやりたいかわかっていて、原稿のひとつやふたつ仕上げていますよね。
探さなければ見つからない時点で、それは人生をかける信頼にたる「やりたいこと」ではありません。
就活の軸を定めよう
就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえるでしょう。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。
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やりたいことは見つからないもの
そもそも日本人のほとんどがやりたいことを見つけていません。バブルの時代に行われた調査では、今の仕事に合格を出せると答えた人は16%に過ぎませんでした。あれだけ何もかもが上手くいっていた時代ですら、その程度なのです。
だから、やりたいことはそんな簡単に見つかるものではないのですね。ましてや、机の上で、ワークシートをこなせば見つかるようなものではありません。
働いている人ですらみつかっていないのだから、無理に探す必要はありません。
やりたいことは、見つかるもの
やりたいことは、日々の仕事を頑張っていく中で、見つかるものです。仕事で成功したり、失敗したりしながら、自分のやるべきこと、やりたいことを見つけていく。悪戦苦闘を続ける中で、ふと気がつくと「あぁ、これが天職なのだ」という仕事に出会えるのですね。
本当にやるべき仕事を見つける時間はいくらでもあります。仕事人生40年の中でゆっくり探していけばいいのです。少なくとも、ワークシートを見つめて1ヶ月程度で決められるものではないのです。
やりたいことを決めなくても、就職活動はできる
やりたいことがないと、就職活動ができないのではないか。と思うかもしれません。就職活動はやりたいことを決めなくてもできます。
その会社にあわせて、志望動機をつくればいいだけだからです。
魅力を感じる会社を見つける→その会社のどこに魅力を感じるのか考える→なぜその点に魅力を感じるのかを言語化する→魅力を感じる理由を自分の人生から根拠を探す
このようなステップを踏めば、現時点でやりたいことがなくても、就職活動をはじめることができるでしょう。
まず、行動
やりたいことは見つけなくてもいいのだから、まずは行動するべきです。「私にはこれだ」と決めつけずに、興味の持てる企業の説明会・OB訪問にどんどんと足を運んで下さい。
やりたいことは行動する中で、ふと見つかるものです。

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