目次
履歴書の作成には、ボールペンを使用します。
販売しているボールペンには、高価なものから安価なもの、水性や油性など、非常に多くの種類があります。
黒色のボールペンさえ使用していれば、すべての場合で問題なしと判断されるわけではありません。
履歴書を作成するのに適切なボールペンとは、どのようなものでしょうか?
履歴書を作成するボールペンの選び方
履歴書を作成するにあたっては、どのようなボールペンを使用するかを考えなければなりません。
まったく同じ内容で記載したとしても、使用するボールペン次第であなたの印象は変わってきます。
「このようなペンを使用すれば評価される」ということはありませんが、間違った種類のペンを使用すると、評価に値せず、印象が悪くなるときもあります。
余計な部分で評価を下げないためにも、使用するボールペンはこだわって選ぶことが大切です。
油性またはゲルボールペンを選ぶ
履歴書を作成する際に使用するボールペンは、黒色で油性、またはゲルボールペンがおすすめです。
水性のボールペンを使用してしまうと、履歴書を郵送する際などに雨に濡れてしまい、内容がにじんで読めなくなってしまう危険性があります。
クリアファイルなどに入れてから送ることで、多少リスクは回避できますが、水に弱いという点は大きなデメリットであるため、油性のものを使用したほうがよいでしょう。
また、ゲルボールペンもおすすめであり、これは水性の書き心地に油性の耐水性を備えていることが特徴です。
油性のボールペンと同様に、耐水性が高い点が重要なポイントであり、万が一水濡れした際にもインクがにじまないことから、非常におすすめできます。
乾きやすさを謳っているものもおすすめ
インクがにじんでしまうと読みづらくなったり、何が書いてあるのかわからなくなったりすることもあります。
そのため、インクがにじまないように乾きやすいものを選ぶことも大切であり、速乾性を謳っているボールペンを使用することもおすすめです。
ボールペンは書いてすぐに文字に触れると、インクが乾いておらずにじんでしまいます。
故意に触ろうとしたわけではなくても、書いている最中に手が当たってにじんでしまうこともあるため、これを防ぐためにも速乾性があるものはおすすめと言えます。
ゲルボールペンは水性のように乾きやすいため、速乾性に優れた商品が多いです。
また、油性ボールペンでも乾きやすいと謳われているものはあるため、商品ごとの特徴に注目して選びましょう。
太さは0.5~0.7mm
履歴書作成で使用するボールペンは、ペン先の太さもチェックが必要です。
履歴書は各項目の幅が小さいものも多いため、太すぎず、細すぎない0.5~0.7mm程度がよいでしょう。
一般的なボールペンのペン先の太さは0.3~1.0mm程度の展開が展開が多く、選択肢は多数あります。しかし、あまりに細すぎるものを選んでしまうと、字が弱々しく見えたり、単純に読みづらくなったりすることも多いです。
反対に太すぎるものを選ぶと、文字がにじみやすく、既存の枠内に収まりきらないといったトラブルが起きやすいでしょう。
推奨の太さは0.5~0.7mm程度ですが、実際に何ミリの太さのものを使用しなければならないと、明確に決められているわけではありません。
そのため、自分の筆圧や文章量などを加味して、太さを調整するとよいでしょう。
履歴書作成におすすめのボールペン4種類
履歴書の作成で使用するボールペンとしては、次の4つがおすすめです。
・ペンテル エナージェル(0.7mm)
・三菱 ジェットストリーム(0.5mm)
・PILOT アクアボール(0.7mm)
・PILOT ドクターグリップ(0.7mm)
それぞれ少しずつ特徴が異なり、使い勝手も違います。
一概にどの商品がよいと決まっているわけではなく、手なじみや書きやすさなどは個人によって感覚が違うでしょう。
それぞれの特徴を知り、自分にはどれが合っていそうかを考えて、最適なものを見つけることが大切です。
ペンテル エナージェル(0.7mm)
速乾性の高いゲルインキを使用しているボールペンなら、「ペンテル エナージェル(0.7mm)」がおすすめです。ゲルインキを使っているため、書いた文字がすぐに乾き、にじみづらい点が大きな魅力です。
にじみにくいことで、書いている最中に履歴書が汚れることを心配せずに済み、素早く効率的に作業を進めることができるでしょう。
また、滑らかな書き心地も魅力であり、スムーズに書けるため履歴書作成のスピードも上がりやすいです。
就活中は履歴書を何枚、何十枚と書くことも多いため、少しでもスピードを上げ、作業効率を高めて作成できるのは嬉しいポイントでしょう。
通常のボールペンよりもインクが濃い点もエナージェルならではの特徴であり、くっきりした文字を書けることで、採用担当者の印象にも残りやすくなります。
三菱 ジェットストリーム(0.5mm)
滑らかな書き心地を求めたいなら、「三菱 ジェットストリーム(0.5mm)」がおすすめです。
ジェットストリームは世界初の新開発されたインクを搭載することで、従来のボールペンにはない滑らかな書き心地を実現しています。
筆記時における摩擦抵抗を従来のボールペンと比較すると、ジェットストリームの筆記抵抗は30%ほど減少しています。
また、軽い書き心地でありながら、インクは濃く出るため、自信にあふれた印象的な字が書ける点も魅力のひとつです。
色材や顔料の新しい組み合わせによって、従来のインクの2倍程度の濃度を実現しており、これもジェットストリームの特徴のひとつです。インクが逆流しない構造になっており、スムーズかつ快適に使えるボールペンといえるでしょう。
PILOT アクアボール(0.7mm)
さらさらとした書き心地で、かすれず、かつにじまないボールペンを求めるなら「PILOT アクアボール(0.7mm)」がおすすめです。
ペンに採用された「アクロインキ」は、従来のボールペンのインクよりも粘度が低い点が特徴です。
粘度は5分の1程度に抑えられており、よりさらさらとした書き心地が実現されています。
また、粘度を抑えながらも濃度は高く、より濃い文字を書きたい人にもおすすめです。
速乾性が高く、濃い文字が書け、さらに耐水性にも優れているため、高性能なインクを使用しているといえます。
また、インクだけではなく、握りやすいグリップも特徴的です。滑りにくく握りやすいタイヤパターンを使用することで、持ちやすくて書きやすいボールペンになっているでしょう。
PILOT ドクターグリップ(0.7mm)
ペンを握りやすく、長時間書いていても疲れにくいものを求めるなら、「PILOT ドクターグリップ(0.7mm)」がおすすめです。
無理なく握りやすい太さの軸径を採用しているドクターグリップは、人間工学に基づいた設計になっています。
つまり、もっとも快適に使用しやすく、かつ人体への負担がない設計になっているため、長時間使用しても肩や腕への負担は少ないでしょう。
また、グリップの内側と外側は二層構造になっており、外側を硬く、内側を柔らかくすることで、より安定感のある握りを実現しています。
インクも粘度が低く、さらりと書けて速乾性にも優れています。
加えて、濃度も濃いため、握りやすさから書きやすさまで、幅広い点で優れたボールペンといえるでしょう。
履歴書への記載を間違えた際には1からやり直し
もしも履歴書を作成していて、誤字脱字や内容のミスなど間違いが起きた場合は、1から書きなおさなければなりません。
間違ったまま履歴書を提出すると、細かいところに配慮できないと思われたり、いい加減な性格と判断されたりすることも多いです。
そのため、間違いがないように書き上げた後は何度も見直して、もし見つけた場合は正しく書きなおしてから提出しましょう。
書きなおしを防ぐには、事前に鉛筆で薄く下書きをし、ボールペンで清書をして、インクが乾いてから下書きをきれいに消すという方法もおすすめです。
修正ペンや二重線での書きなおしはNG
ボールペンを使用している場合は、消しゴムでは修正できませんが、修正ペンや修正テープを使用することはできます。
しかし、修正ペンなどを使って履歴書の修正をして提出すると、基本的なルールが守れていないとして評価を下げられる可能性があるため避けなければなりません。
履歴書は公的な書類であるため、基本的に修正はNGです。
公的な書類は間違った部分に二重線を引き、印鑑を押して修正するという方法もありますが、就活の履歴書では修正よりも書きなおしたほうが印象はよいでしょう。
ルールに則った修正方法なら問題はないものの、書きなおしをしていないことで企業への優先度が低いのではないかと思われることもあります。
よほど時間がない場合は二重線+印鑑で修正しますが、それ以外の場合はすべて書きなおしと考えましょう。
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