簡単!履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の書き方

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新卒の就活生用履歴書には「学生時代に力を注いだこと」の項目があることがあります。

しかし、エントリーシートにも「学生時代に力を注いだこと」の内容は書くものだし、履歴書の「学生時代に力を注いだこと」には何を書けばいいか、エントリーシートの内容と被っても良いのか?…わからずに悩むものです。

そこで、履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の書き方をわかりやすい例文つきで解説いたします。

履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の例文

まずは、履歴書の「学生に力を注いだこと」の例文を見てイメージを掴みましょう。

私が学生時代に力を入れたことは、テニスサークルの会計担当として、月会費の納付率を47%から90%まで増やしたことです。

テニスサークルは大規模だったので、「自分が払わなくてもいいや」と月会費を払わない人が多く、サークル運営に必要な練習場の確保が難しくなるほど、滞納率が増えていました。

私は、この問題を解決するため、一人ひとりにヒアリングを実施。すると、「出費がかさむ月に支払いができず、気まずくなり未納になる」「収入がない月にはなかなか払えない」等の様々な要因があることがわかりました。

私はこれらの人に対して、「分納」「後で一括まとめ納付」など彼らの状況にあわせた納付法を提案しました。結果、納付率が向上し、サークルを立て直すことができました。

この経験から、問題に対処するためには、相手の状況を理解し、それにあわせた解決策を提案することが重要だ、ということを学ぶことができました。


Point
取り組んだ内容が、根拠となるデータを基に、結論から、しっかりと書かれています。
テニスサークル内で、どんなことに取り組み、どんなことを努力したのかが伝わりやすくなっています。
経験から学んだことを次につなげるための意欲も見て取れるため、好印象です。

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履歴書の「学生時代に力を注いだこと」の5つのポイント

1.エントリーシートとは違う内容を書く

エントリーシートでも「自己PR」や「学生時代に力を注いだこと」「あなたの長所は?」という項目で、学生時代に力を入れた活動について記述している場合がありますよね。

履歴書に書く「学生時代に力を注いだこと」の内容は、エントリーシートに書いた活動とは違うものを選びましょう。

面接官は履歴書やエントリーシートを見て、あなたにする質問を考えます。質問の材料は多ければ多いほどいいです。エントリーシートに書いてある自己PRの受けが悪くても、履歴書に書いた自己PRが採用担当の心に響くこともあります。

ですから、履歴書に書く「学生時代に力を注いだこと」の内容は、エントリーシートとは変えてください。

2.結論に「概要と結果」を書く

私が学生時代に力を入れたことは、テニスサークルの会計担当として、月会費の納付率を47%から90%まで増やしたことです。

採用担当は、数多くの履歴書・エントリーシートを短時間で審査しなければなりません。大手企業になれば、数人の新卒採用担当が数千の書類を選考しなければならないことも。だから、一つ一つの書類をじっくり読む事はできません。

したがって、すぐに「一番伝えたいこと」が採用担当に伝わるように、冒頭に、学生時代に力を注いだことの「概要とそこで出した結果」を出来るだけ具体的に書きましょう。

結果と概要が最初に書いてあれば、文章の全体像がすぐに伝わり、内容が採用担当に伝わりやすくなります。

3.取り組んだプロセスをできるだけ具体的に書く

【駄目な例】サークルのリーダーとして、周りの意見を引きだし、皆が楽しめるサークルづくりに努めました

よく学生時代に力を注いだことの欄でこのような記述をする学生がいます。が、これはNG。なぜか?「具体的に何をしたのか」が全く伝わらないからです。

履歴書には文字情報しかありません。わからない点を問いただすこともできない。だから、「あなたを知らない採用担当に内容が伝わるよう」できるだけ具体的に書く必要があります。たとえば、例のように

テニスサークルは大規模だったので、「自分が払わなくてもいいや」と月会費を払わない人が多く、サークル運営に必要な練習場の確保が難しくなるほど、滞納率が増えていました。

私は、この問題を解決するため、一人ひとりにヒアリングを実施。すると、「出費がかさむ月に支払いができず、気まずくなり未納になる」「収入がない月にはなかなか払えない」等の様々な要因があることがわかりました。

私はこれらの人に対して、「分納」「後で一括まとめ納付」など彼らの状況にあわせた納付法を提案しました。結果、納付率が向上し、サークルを立て直すことができました。

と書くのです。このくらい具体的に書けば、「どんなことに取り組んだのか、どんな努力をしたのか」が採用担当に伝わりますよね。他の学生に埋もれない履歴書ができあがります。

取り組んだ内容は、記入スペースが許す限り、具体的に書いてください。

コツとしては、

  • 主に取り組んだ課題・役職は何か?
  • そこで成果をあげるため、どんな工夫・努力をしたのか?
  • その結果、どんな成果が出たのか

この3点を押さえると、具体的に書けるようになります。

4.その経験から学んだことにつなげる

履歴書の「学生時代に力を注いだこと」は何のために書くか?それは「私はこういう経験をしたから、あなたの会社で活躍できますよ」とアピールするため。


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ただ、経験を書いただけでは「それは我が社にとってどんな意味があるの?」が採用担当に伝わりません。だから、最後に

この経験から、問題に対処するためには、相手の状況を理解し、それにあわせた解決策を提案することが重要だ、ということを学ぶことができました。

と、「この経験から学んだこと」を書きましょう。スペースに余裕があれば、例のように「学んだことは貴社でどう活かせるか」も書くと、効果的なアピールとなります。

5.本気で取り組んだことなら何でもOK!

学生の中には「こんな経験はアピールにならないのでは?」と、頑張った経験があるのに書くのをためらってしまっている人がいます。

社会人からすれば、サークルリーダーだろうと、幹事長だろうと、平部員であろうと、経験自体の内容はあまり重要ではありません。仕事とは直接関係ないからです。

重要なのは、その経験を語ることを通して、「自分はどういう人間なのか」「何が得意なのか」を伝えることです。あなたが本気で取り組んだ活動なら、その活動の端々に「あなたならではの良さ」が出ているはず。それを話せば、単なる肩書だけの「学生時代に力を注いだこと」よりも余程良いアピールができます。

経験の肩書や規模にこだわらず「自分なりに一生懸命取り組んだこと」を書きましょう。


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学生時代に力を注いだエピソード例


①部活・サークルを中心に頑張った例

例文
大学からボクシングを始め、2つの大きなテーマを持って取り組んできました。
1つは向上心を持って取り組むことです。
試合に負けても、なぜ負けたのか、必ず分析して次に活かしました。


その結果、高校時から実績のある選手を勝利し、1つの大会で優勝をすることができました。
高い目標に向けて、努力を積み重ねることによって、結果が出るという達成感を味わうことができました。
また、苦しい練習や過酷な減量乗り越えてきたことによって、粘り強さや精神的な強さ、相手に負けないという競争心がさらに向上しました。

もう1つのテーマが学業と両立させることです。
私は学業に対しても手を抜かず、授業には毎日出席しました。
その結果、成績でたくさんの単位をS評価で修得することができました。

Point
ボクシングを大学から始めたばかりにも関わらず、
成果を出しているため、就職してからも、未経験分野でもどんどん成果を出していけそうな印象を受け、高く評価できます。
学業もおろそかにしていない点も好印象を受けます。知的能力の高さも感じることができます。


②アルバイトを頑張った例

例文
私は塾講師のアルバイトを入学以来続けています。
昨年から、今まで社員の講師が担当していた小学生の国語科を担当することになりましたが、
若さと立場から、保護者に頼りなさを与えてしまい、担当してすぐに塾にクレームがありました。


そこで、私は生徒と保護者との間に信頼を築くためコミュニケーションをとる事を重視し、相手の要望を知ることに努めました。
具体的には、生徒と個別に話す時間を設けたり、保護者には定期的に電話連絡をしたり、教室内においても他の先生と生徒の情報共有を図りました。


その結果、生徒、保護者の双方から私に相談をしてくれるようになったため、一定の信頼関係が構築できたと感じています。
現在も、卒業生と保護者が私を訪ねてくれたり、兄弟や知人に入塾を薦めたりと、1度築いた信頼関係が継続しています。
蓄積された信頼関係は、私自身の強みとなっていく事を経験として学ぶことができました。

Point
塾講師のアルバイトから、世代の違う子どもや大人と人間関係を構築できる力が備わっている印象を受け、高く評価できます。
相互に理解し合えることや、卒業生が訪ねてくることからも、この学生の人柄の良さも感じることができます。


③ゼミを頑張った例

例文
所属するゼミのゼミ生の意識改革に取り組みました。
私は30名いる国際金融経済論ゼミに所属しています。

ゼミが開始した2年生の後期は、教授の話を一方通行に聞くだけのゼミになり、欠席者が多くいました。私はこの状況を打破したいと考え、下記の3つを行いました。


1.ゼミ生の知識不足を補うため、知識の底上げを図るための勉強会を企画する。
2.目的意識を持ってゼミに取り組めるように、3つのゼミ合同の共同論文の発表会を主催した。
3.共同論文作成するため、日系企業を訪問するシンガポール旅行を計画した。

これらの努力により、ゼミ内でも活発な議論が可能になりました。
教授からも感謝の言葉をいただけたことから、周囲を巻き込み行動することの大切さを学べました。

Point
ゼミを活発化させるため、自ら問題意識を持って、積極的に行動している点が高く評価できます。
自らが積極的に周りを巻き込んだことからもリーダーシップの高さがうかがえます。

④インターンシップでの体験

例文
大学2年の夏より半年間、IT系ベンチャーにてインターンを経験しました。
企業向けの情報系システムの開発を中心に行い、プログラミングやDBの設計などスキルも身につきました。

たとえ学生であっても、プロとしての意識を持ち、お金をいただいた、お客様に対しての仕事に絶対の責任を持つ事ことの大切さを感じました。
プロとして結果を出すことを学べたことは大変有益な機会でした。

Point
ITスキルに加えて、成果に対しての高い目標達成意欲と、ビジネス感覚が備わっていることが伝わってくるため、高く評価できます。

NGなエピソードとは?


①アルバイトでの体験

例文
有名テーマパークでのアルバイトです。
幼い頃から、そこで働くことが夢であったので、大変やりがいをもっています。


今では後輩キャストも増え、さらに楽しく仕事ができています。
今後も、人に笑顔を届ける仕事がしたいと強く思っております。

Point
良い経験をしていると思いますが、アピールしたい内容が抽象的です。
できれば、アルバイトで得た経験を、志望企業でどう活かせるのかまでを深く分析し、
エピソードと交えて書ければ、もっと強くアピールができるでしょう。

②部活動での経験


例文
私は高校時代、野球部に所属していました。
最後の大会前に、足を怪我してしまい、レギュラーとして出場できなくなったため、部活動への意欲が薄れることがありました。


しかし、チームメイトの励ましもあり、最後の大会まで、チームメイトの練習の手伝いや選手の補助に努めました。
チームは思うような結果を残すことが出来ませんでしたが、チームメイトのため、最後までやり抜くことができました。

Point
今自分にできることは何かを考え、チームのために貢献しようという行動が取れたことは高く評価できます。
しかし、怪我という挫折体験から何を学んだかが乏しい印象です。
集団の中で果たすべき役割、責任が皆にあることを学び、それが大学生活のどんなところに役立っているかがわかると良いアピールになるでしょう。

この記事のまとめ

  • 複数の強みをアピールするために、エントリーシートに書いたこととは違う内容を書こう
  • 最初に「どんなことをやって、どんな結果を出したのか」結論先行で書くとわかりやすい文章になる
  • どんな課題に取り組み、課題を解決するためにどんな工夫・努力をしたのか?を詳しく伝えよう
  • その活動を通して、どんな学びを得たか?を書けるように
  • 「学生時代に力を注いだこと」は派手なエピソードである必要はない。自分が本気で打ち込んだことを書くこと
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