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面接に遅刻してしまった時、どう連絡をしていいかわからず困っていませんか?面接に遅刻したとしても、しっかりと連絡をすれば、チャンスを残すことができます。
失敗しない、面接に遅刻した時の対処法を解説致します。
遅刻してしまうシチュエーション
大事な就職活動の面接とはいえ、どうしても遅刻をしてしまうケースというのはあるものです。
例えば、電車が遅延してしまい、想定していた乗り換えができなかった場合。
1本目の遅延が数分だとしても、乗り換えが出来なければ大きなタイムロスとなってしまいますよね。
また、授業や前の面接・説明会などが長引いて次の選考に遅れてしまうというケースもよくあります。
特に就活系のイベントが立て込む4〜6月にかけては、1日に数個のイベントを予約する就活生も多く、1つのイベントがずれ込むと全ての予定に影響を及ぼしてしまうでしょう。
こうしたケースは、最大限注意していても起こることではありますので、パニックにならずしっかりと対応できるように以下で準備を整えましょう。
何分前に到着できない場合から連絡する?
面接に遅刻する場合、到着が何分ほど遅れる際に電話をするべきなのでしょうか。
基本的に、面接会場や説明会会場には5〜10分程度前に到着して面接を受けられる状態になることが良いとされています。
したがって、面接開始時刻の定刻から5分前よりも遅れる可能性がある際は、すぐに先方に電話をした方が良いと言えるでしょう。
早めに人事部や担当の方に連絡を入れておくことで、先方もギリギリになる想定で準備を進めることができますし、就活生側からしても、早めに連絡することで安心して面接に臨めるはずです。
遅刻をしそうな際は、パニックになることなく落ち着いて電話で先方に謝罪を伝え、出来るだけ早く着けるように努力をしてみましょう。
面接に遅刻した時に押さえておくべき3つのポイント
出来るだけ早く電話連絡を
緊急度の高い連絡は、電話ですぐに伝えるのがマナー。採用担当に出来るだけ早く電話連絡をしましょう。メールでの連絡では、相手が面接までにメールを見ない可能性があるので、ふさわしくありません。
電話がつながらない場合は?
遅刻の電話を入れても企業側が電話に出ない場合、または何かしらの理由で電話が繋がらない場合は、どのように対応をすれば良いでしょうか。
まずは、電話以外、例えばメールやチャットなどで何か連絡できる方法がないかを探してみてください。
もし人事部の担当の方が見ていなくても、連絡の事実としては自分と相手方の双方に残す事ができます。
その後、どうしても繋がらずに面接を迎えてしまった、もしくは受付に来てしまったという場合は、担当者にあった際に、謝罪と電話をしたが繋がらなかったという旨をきちんと伝えておきましょう。
面接に遅刻した中でも、一言何かあるのとないのでは全く印象が異なりますので、忘れずにしっかりと誠意を伝える事が大切ですね。
遅刻理由を考えておく
面接官が納得する遅刻理由をあらかじめ考えておきましょう。例としては、
- 人身事故の影響で電車が遅れたため、
- 気分が悪くなり、途中下車し、ホームで休んだため
- 腹痛で途中下車したため、
間違っても「寝坊しました」「他社の面接が長引いて」等と正直に答えないことです。
メモとスケジュール帳を用意しておく
面接に間に合わない場合は、別の日程が用意されるケースがあります。その時のために、あらかじめメモとスケジュール帳を手元に用意してから、電話をかけてください。
あなたの就活力はどのくらい?
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。
ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。
面接に遅刻した時の電話連絡法
—はい、株式会社◯◯です。
お忙しいところ、恐れいります。本日、◯◯時より面接をお願いしております、◯◯大学の◯◯です。
採用面接の件でお電話いたました。お手数ですが、人事部の◯◯様をお願いできますでしょうか。
—わかりました。少々お待ちください。
—-お電話かわりました。人事部の◯◯です。いかがなさいましたか?
◯◯様、お忙しいところ、申し訳ありません。本日、◯◯時より面接に伺うお約束をしております、◯◯大学の◯◯です。ただいまお時間よろしいでしょうか?
—-はい、問題ありません。
大変申し訳ありません。人身事故の影響で到着が遅れます。
現在、◯◯駅におりますので、◯時◯分の面接をお願いしておりましたが、到着は◯分遅れ、◯時◯分に到着する見込みです。
ご迷惑おかけして申し訳ありません。いかがすればよろしいでしょうか?
—-わかりました。できるだけ早くいらしてください。
ありがとうとございます。急いで参ります。では、失礼いたします。
謝罪も大事だが用件を簡潔に説明
面接に遅刻をしてしまうという焦りと罪悪感から、謝罪を何回も繰り返したくなる気持ちも大いにわかりますが、人事部や面接担当者の方は仕事中であり、忙しい中電話を取ってくれていますので、自分の要件を簡潔に伝える事が大切です。
謝罪は心を込めて一回しっかりと行い、後は「遅刻した理由は何なのか」、「どのくらいで到着する見込みなのか」など先方が知りたい情報について、簡潔に分かりやすく説明を行いましょう。
また、10分や15分ほどの遅刻が見込まれる場合、選考時間が足りないために別日程での選考を促すリスケジュールを行うケースもあります。
その際はおそらく企業側から説明があると思いますので、どのような対応を行えば良いかをしっかりと聞き、迷惑がかからないように行動する事がベストでしょう。
Q&A:面接に遅刻しても内定は出るか
もちろん、確率は低くなりますが、望みはゼロではありません。(採用担当が)その面接を突破できれば、あとは他の応募者と同じ条件で受けられます。
遅刻しても「最低でも面接の練習にはなる」と考えて、面接に取り組んでください。
遅延届などを忘れず取得
電車の遅延や、その他止むを得ないトラブルに巻き込まれてしまった場合、遅延届けを忘れずに受け取りましょう。
企業側からすると、電車の遅延という遅刻の言い訳は多くの就活生がするものであり、遅延届けが歩かないかでは、信ぴょう性が全く違ってくるのです。
電車遅延の証明書発行の基準については、各線によって少し異なってきますが、基本的には5〜10分以上の遅延に関しては、各駅の窓口や自動改札機にて証明書の発行ができるはずです。
また最近では、各鉄道会社のHPで遅延証明書をダウンロードできるサービスも発達してきており、主要路線についてはオンラインで証明書を入手する方が大半となってきています。
受け取り忘れたとしても焦らずに、乗ってきた路線の鉄道会社HPにアクセスして、忘れずに証明書をダウンロードしておきましょう。