【ソニーの面接対策】企業情報から出やすい質問の回答例も紹介

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面接対策のためには企業研究を入念におこなう

通信やエンターテインメント事業まで、幅広い領域で活躍しているソニーは、国内だけではなく海外にも活躍の場を広げています。

企業規模が大きいだけではなく、グローバルに活躍していることから就活生からの注目度も高く、志望者は例年多いです。

そのため、倍率は非常に高いため、少しでも採用の確率を上げるには念入りな選考の対策をしておかなければなりません。対策するうえで重要なのは、その企業を知り、その企業に合った方法で準備をするということです。

まずはソニーという企業について正しく理解しておかなければなりません。事前の企業研究や面接の対策は念入りにおこない、十分な事前準備で選考に臨んで、ソニーへの就職を目指しましょう。

ソニーの企業概要と特徴

まずはソニーがどのような企業なのか、基本的な情報を身につけておくことが大切です。

基本的な企業情報や事業内容などは、確実に押さえておかなければならないポイントであり、正しく理解できていないと選考をスムーズに進めることは難しいです。

基本的な部分をきちんと押さえることこそ、選考を攻略するには重要だという点は理解しておかなければなりません。基本的な理解を深めることで、より発展的な対策もしやすくなり、採用される確率を高められます。

企業情報

ソニーの企業情報は、次の通りです。

商号 ソニー株式会社(Sony Corporation)
設立 1946年(昭和21年)5月7日
本社所在地 〒108-0075 東京都港区港南1-7-1
代表執行役 社長 兼 CEO 吉田 憲一郎 (よしだ けんいちろう)
専務CFO 十時 裕樹 (ととき ひろき)
資本金 8,742億円(2019年3月31日付)
主要営業品目 ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(モバイル・コミュニケーション/イメージング・プロダクツ&ソリューション/ホームエンタテインメント&サウンド)、イメージング&センシング・ソリューション、金融及びその他の事業
主要営業所・研究所の所在地(国内) 東京都 港区港南、品川区北品川、品川区大崎
神奈川県 厚木市、藤沢市、宮城県 多賀城市
連結従業員数 114,400名(2019年3月31日付)
2018年度連結売上高 8兆6,657億円

これらの内容はホームページで確認できるため、必ず調べておきましょう。

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事業内容

ソニーグループでは、次の事業をおこなっています。

  • デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、テレビ、オーディオ、ブルーレイディスクプレーヤー/レコーダー、イメージセンサー等半導体、コンポーネント、ネットワークサービス、放送用・業務用機器、記録メディア、メディカル関連機器などのエレクトロニクス事業
  • ゲーム、モバイル(スマートフォン)、映画、音楽、金融、その他の分野の事業

オーディオやレコーダーといった、メディア機器の製造や販売は有名であり、知っている人も多いでしょう。

主にエレクトロニクス事業がメインとなっていますが、他にもゲームや映画、音楽、さらには金融などの分野にも携わっています。対応している領域は広く、マルチに活躍している企業といえます。

ソニーの選考の特徴

より実際的な選考の対策をするには、ソニーならではの選考の特徴を知ることが大切です。

書類選考をし、複数回の面接やグループディスカッションなどをおこない採用が決定するという一連の流れはどこも大体同じですが、その詳細は企業ごとに異なります。ソニーは他社とは違う独自の採用方式を取っているため、より特徴的であるといえるでしょう。

ソニーではどのような選考をおこなっているのか、理解を深めて事前の対策の参考にすることが大切です。

自分表現のために私服面接を推奨

就活ではリクルートスーツ着用で選考に臨むことが基本であり、企業から服装の指定がない場合でも暗黙の了解となっています。

しかし、ソニーは私服での面接参加を推奨しており、他社とは身だしなみの面から大きく異なります。これはソニーは個性を重要視する企業だからであり、服装から自由な自己表現を就活生に求めているからです。

つまり、どのような服装をしているかによって個性がチェックされており、服装も評価の一部になるという点では、他社と同じであると考えましょう。

違うのは、スーツでなくて何を着るかによって自分らしさを自由にアピールしやすいということです。私服の場合、何を着るか悩みますが、自分らしさをアピールできるものを選ぶことが大切です。

自分が会社に貢献できる方法を徹底して考え質問の回答をつくる

ソニーではただ就職するだけではなく、就職してから何をしたいか、何ができるかが重要視されています。そのため、面接での質問の回答を事前に考えるなら、ソニーで自分が何をしたいのか、どのように活躍して利益に貢献できるかということを前提に考えましょう。

自分らしい方法で企業に貢献できるということが重要であるため、無理に一般的な価値観に合わせる必要はありません。

ソニーの風土や仕事内容を正しく把握したうえで、自分なら何をするか、どのように仕事をすると力を発揮できそうかを考えてみましょう。最終的には企業に貢献できるかどうかという点が重要であるため、自分に何ができるかは特に念入りに考えておかなければなりません。

大手企業の面接で聞かれやすい質問一覧

ソニーに限らず、大企業の面接では次の質問をされることが多いです。

  • 志望動機は何ですか?
  • 自己PRできることはありますか?
  • 学生時代にもっとも力を入れたことはありますか?
  • これまでに失敗した経験はありますか?
  • 勤務地や配属に希望はありますか?
  • 就職してからどのような仕事をしたいですか?
  • 尊敬している人はいますか?
  • 趣味や特技はありますか?
  • 5年後や10年後を見据えて、どのような人になりたいですか?
  • 何か質問はありますか?

これらのスタンダードな質問はどの業界でも共通しているため、必ず押さえておきましょう。

質問内容は同じでも、企業によってどのように回答すべきかは異なります。そのため、ソニーの面接ならどのように答えるべきかという点に注目して、回答内容を考えておくことが大切です。

ソニーの面接対策【回答例】

ソニーの面接対策をするなら、スタンダードな質問のなかでも、より頻出のものについては、回答内容を具体的に考えておくことが大切です。

志望動機や学生時代に力を入れたこと、これまでに苦労した経験などの3つは、特に聞かれやすいため必ず押さえておかなければなりません。質問に対する回答内容は、何を伝えたいかを明確にして考えることが大切です。

回答例を参考にしながら、自分が伝えたいことは何かをイメージし、自分なりの答えても作っておきましょう。

志望動機

例文

高品質なエンタメサービスを提供したいと思い、御社を志望しました。御社は映像制作に強みがあるだけではなく、高音質な音響のサービスにも強みがあります。視覚と聴覚の両方で、より満足感のあるサービスを提供したいと考えています。

大学時代はバスケット部に所属し、厳しい練習に耐えて忍耐力を身につけました。新しいことの模索は失敗も多く、我慢が必要な時も出てくると思いますので、辛い時でも堪えて投げ出さず、最後までやりきることで理想的なサービスの提供を目指します。

回答のPoint

何をしたいかはもちろん、自分がどのように企業で活躍できるかを提示することも大切です。

ソニーだからこそ実現できる目標を掲げた上で、それをいかに実現していくのか、自分なりの方法論も提示しましょう。

志望動機

例文

最新技術を駆使した新しいサービスの提供によって、人々にもっとエンタメの素晴らしさを広めたいと考え、御社を志望しました。御社は自由でクリエイティブな風土があり、新しいことにもどんどん挑戦できる環境があります。特に気になっているのはAIの分野であり、最新技術とエンタメを組み合わせることで、どのような革新的なサービスができるのか、模索していきたいと考えています。

大学時代はバックパッカーをし、世界を旅して様々な知識や価値観を吸収しました。多様な視点から市場や現在のサービスを見直し、柔軟に考えることでこれまでにはないサービスの提案をしていきたいと考えています。

回答のPoint

企業独自の風土に触れて、志望動機をアピールすることも大切です。

その企業ならではの特徴に触れることで、他社ではなくソニーを志望したという理由が、より簡潔に伝えやすくなるでしょう。

学生時代に力を入れたこと

例文

学生時代はボランティア活動に力を入れ、主に地域の福祉施設で年配の方々のためにレクリエーションを行いました。年配の方々を楽しませるには何が必要かを考えた結果、まずは自分たちが楽しむことが重要と気づきました。些細なことでも楽しみながらやることでモチベーションは上がり、気持ちが伝播したのか多くの方に楽しんでもらい、笑顔になってもらえました。
御社でも仕事を楽しみ、新しいことへの挑戦を楽しむことで、高いモチベーションを持って目標の実現を目指したいと考えています。

回答のPoint

学生時代に力を入れたことは、何をしたかではなく、そこから何を得たかが重要です。得たものを提示し、それが仕事でどのように役立つかをアピールすることが、最終の着地点になると考えましょう。

学生時代に力をいれたこと

例文

学生時代は趣味のビリヤードに力を入れ、週に4回は様々な場所のビリヤード場で、友人とプレイしていました。既存のゲームは様々ありますが、それらもやりつくした結果、自分たちでもっと面白いゲームを考えようということになりました。ビリヤードの台とボール、キューの組み合わせでできるゲームを考えるのは楽しく、いかに実力差なく楽しめるかを念頭に置いてゲームを考えました。
御社では多くの人が楽しめるコンテンツを妥協なく追及することで、何年経っても定番として残るエンタメコンテンツを作りたいと考えています。

回答のPoint

学生時代に力を入れたことは、趣味でも問題ありません。題材が何であれ、そこから学びがあったこと、得たものが仕事に繋がることがアピールできているなら、評価はしてもらえます。

これまで一番の苦労

例文

もっとも苦労したのは、軽音楽サークルでの卒業公演です。卒業公演で何の曲をやるか、どのような演出にするかはメンバーでも意見が分かれ、なかなか決まりませんでした。私は卒業公演は自分たちのものではなく、あくまでお客さんのためのものであるということを主張し、いかにお客さんを喜ばせるかをプレゼンしました。
私の案が採用されたものの、何をするかはまだ白紙で、そこから毎日何時間も話し合い、公演内容を決めました。苦労はしましたが、細部までプランを練り込むことで、卒業公演は大成功を収めました。御社でも妥協なくエンタメを追及することで、ユーザーの満足を勝ち取るコンテンツを制作したいと考えています。

回答のPoint

苦労したことでは何に苦労したか、どのように問題を解決したかを述べることが大切です。最終的にはそこから得られた気づきが、仕事でどのように活かせるかに繋げましょう。