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生命保険のサービスを提供している明治安田生命は、保険業界の中でもネームバリューがあるため、志望する就活生も多く、選考倍率は高いものです。
就職を目指すなら、事前の対策を念入りにおこない、面接で自分を強く売り込めるようにしておかなければなりません。
明治安田生命の面接の特徴やポイントを知り、どのような事前対策が必要なのかを考えておきましょう。
明治安田生命の企業情報
本社所在地:〒100-0005東京都千代田区丸の内2-1-1
TEL:03-3283-8111(代表)
取締役会長:代表執行役 鈴木 伸弥
取締役:代表執行役社長 根岸 秋男
創業:1881年(明治14年)7月9日
総資産:39兆3,851億円 (2019年9月末現在)
基金総額:9,800億円 (2019年9月末現在)
企業への理解を深めるには、これらの基本的な情報はある程度把握しておきましょう。
企業情報の把握は、企業研究の第一歩となります。
明治安田生命の選考フロー
年度や応募方法によって詳細な選考フローは異なるものの、一般的な流れは次の通りです。
・説明会やセミナーへの参加
・書類選考とWEBテスト
・1次面接
・2次面接
・3次面接
・最終面接
基本的には3~4回程度の面接を経て、内定の獲得に至りますが、場合によっては2回程度と短い選考フローで最終面接まで進むこともあります。
・説明会やセミナーへの参加
・リクルーター面談
・書類選考とWEBテスト
・1次面接
・最終面接
リクルーター面談を挟む場合は、そのときの評価によって面接の段階を飛ばすこともあります。
明治安田生命の面接で聞かれやすい質問例
・なぜ生命保険業界で働きたいのですか?
・○○(職種)を志望する理由を教えてください。
・○○(職種)の仕事を正しく理解できていますか?
・あなたの強みを教えてください。
・あなたの短所は何ですか?
・学生時代にもっとも力を入れたことは何ですか?
・あなたは周りの人からどのような人だと言われますか?
・学生時代に大変だったことは何ですか?
・就職してからのキャリアプランについて教えてください。
明治安田生命の面接では、志望動機を深堀りされることが多いです。
また、学生時代に取り組んだことや、長所と短所など、基本的な質問も多くされるため、事前準備は徹底しておきましょう。
明治安田生命の面接対策
スムーズな内定の獲得を目指すには、実践的な面接対策が大切です。
明治安田生命は、生命保険業の中でも特に難関であるため、対策をしておかないと不合格になる可能性が高いです。
アドリブで対応して合格を勝ち取れるほど簡単なものではないため、何をしておくべきなのかは詳細まで知っておきましょう。
事前対策を徹底し、正しい準備をおこなって面接に取り組むことで、超難関の明治安田生命でも合格率を高めることはできます。
面接の雰囲気は堅めであり模擬面接をしておくと効果的
明治安田生命の面接は、比較的堅めの雰囲気で進むことが多いです。
面接官や面接の段階によっても異なりますが、圧迫面接のように感じたり、愛想がないと思ったりしたという口コミも多数あります。
そのため、基本的に堅めの雰囲気であることを想定して、初対面の人と模擬面接をし、緊張感のある雰囲気に慣れておくとよいでしょう。
模擬面接は家族や友人に頼むことも可能ですが、慣れ親しんだ中だとなかなか緊張感が出ません。
大学のキャリアセンターの人や外部のセミナーなどを利用しての模擬面接がおすすめです。
エントリーシートに記載した内容の振り返り
面接で聞かれる質問はエントリーシートの内容と類似していることも多く、まったく同じ質問であることも少なくありません。
そのため、面接に臨む前にはエントリーシートの記載内容を振り返り、何をどのようにアピールしていたかを頭に入れておきましょう。
選考では一貫性を持ってアピールする必要があり、エントリーシートと面接で伝える内容が大きく違っていると、それだけで印象が悪くなってしまいます。
アピール内容が毎回違っていると、一貫性がなく場合によっては嘘をついていると判断される危険性もあります。
エントリーシートは提出前にコピーを取っておき、面接前に何度も見直して、アピールの軸となる内容を覚えておきましょう。
保険業界の中での明治安田生命の強みを明確にする
面接では志望動機を問われることが多く、ここでは他社との差別化をしなければなりません。
特に重要なのは、生命保険業界の中で、なぜ他社ではなく明治安田生命を選ぶのかということです。
他の生命保険を扱う企業の志望動機との差別化をするためには、保険業界の中で明治安田生命が特筆してどのような特徴、強みを持っているかに言及することが大切です。
同業他社にはない魅力や強みに触れて志望動機を提示することで、明治安田生命でなければならない理由としてアピールができます。
反対に他社にも共通する内容を伝えると、志望度が低いと判断されるため注意しなければなりません。
企業研究は念入りにおこない、明治安田生命だからこその特徴を志望動機に反映させましょう。
志望動機の回答例
保険商品の提供を通じて、人々の生活に安心を提供したいと考えています。
御社は保険商品が充実しており、ライフスタイルに合わせた保険の提供が可能です。
生命保険から貯蓄型保険まで、お客様ひとりひとりに合った商品を提供することで、その人の生活を最良な形でサポートしたいと考えています。
大学時代はアメフト部に所属し、厳しい練習を乗り越えて忍耐力を身に着けました。
御社では個人営業として働き、粘り強くお客様と向き合い、その人が何を求めているのかを明確にして、より適切な商品を提案し、契約を勝ち取りたいと考えています。
明治安田生命ならではの、商品展開の充実さを述べている点が、評価されるポイントです。
他社との違いを明確にし、明治安田生命だからこそ志望した理由をアピールできているでしょう。
入社後のビジョンも答えられるようにする
就活は就職して終わりではなく、むしろそこからがスタートとなります。
そのため、入社後に何をしたいのか、ビジョンを求められることも多いため、事前に考えておきましょう。
入社後のビジョンは短期と長期の2つの目標で考えることがおすすめです。
入社してすぐにどのような仕事がしたいのか(短期)、それを続けて成長することで、最終的にはいかなる仕事をしたいのか(長期)と、短期と長期の目標を結び付けましょう。
短期目標をクリアし続けた先に、長期目標の達成があるとすることで、より明確なビジョンを描けていると評価してもらいやすいです。
入社後のビジョンがまったくないと、就職してから成長し、活躍する意思がないと思われる可能性が高いため、注意しなければなりません。
入社後のビジョンの回答例
入社後は法人営業として働き、まずは現場でのノウハウを学びたいと考えています。
現場で顧客のニーズやどのような保険商品が必要なのかを知り、ゆくゆくは海外保険事業で活躍したいです。
私のキャリアプランでは、入社して3年で法人営業で支店トップの成績を狙います。
その後他部署でも働き、幅広い知識やスキルを身に着けてから、海外保険事業部で働きたいです。
日本の優れたサービスをより多くの人、多くの国や地域に届けることで、安心できる暮らしを提供し、活躍したいと考えています。
入社後のビジョンは、いつまでに何をやりたいかと、具体的な数字を提示することもおすすめです。
ビジョンはあくまで理想であるため、ある程度実現可能なものなら、高い目標を掲げていても構いません。
より高い目標を掲げるほうが、成長意欲の高さを評価してもらいやすいでしょう。
明治安田生命の面接ではその場で結果を告げられるケースもある
基本的には面接が終わってから、後日結果が通知されることが多いですが、明治安田生命はこの限りではありません。
明治安田生命は合否の判断が早い場合も多く、最短だと面接終了後にその場で結果を伝えられることもあります。
合格の場合は次の面接についての案内や内定者への連絡事項などを伝えられるため、メモ帳やスケジュール帳は必ず持参しておきましょう。
もちろん、その場で伝えられるからといって、必ずしも合格であるとは限りません。
不合格の場合もその場で伝えられることはあります。
また、すべての場合で即結果がわかるとも限りません。通常の面接と同じように、後日結果を伝えるということもあるため、そのときどきで結果の通知方法は変わると考えましょう。