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エントリーシートで必ず書くことになる「学歴欄」どう書けばいいかわからず悩んでいませんか?
きちんとした採用書類を書くのは始めてでしょうから「学歴はどこから書けばいいの?」など、わからないことばかりで困っているかもしれませんね。
そこで、わかりやすい例文つきで、エントリーシートの学歴欄の正しい書き方を徹底的に解説いたします!
エントリーシートの学歴の書き方の例
まずは、細かい説明に入る前に、記入例を見てみましょう。例文を先に読んだ方が、書き方がすぐにイメージできるかと思います。
- 2007年 4月 東京都立シュウカツ中学校 入学
- 2010年 3月 東京都立シュウカツ中学校 卒業
- 2010年 4月 東京都立シュウカツ高等学校 入学
- 2013年 3月 東京都立シュウカツ高等学校 卒業
- 2013年 4月 シュウカツ大学経済学部経営学科 入学
- 2017年 3月 シュウカツ大学経済学部経営学科 卒業見込み
新卒採用の場合、学歴はこのように書けばOKです。では、具体的に学歴欄の書き方のポイントを解説していきます。
西暦で書くか年号で書くか?
履歴書やエントリーシートで学歴欄に使用する年号は、和暦と西暦の両方を使うことができます。「令和〇年」などと和暦を使っても、西暦で「20○○年」と書いても、問題ありません。どちらでも、使いやすいほうを選びましょう。
その際、同一履歴書、またはエントリーシート内では、かならず和暦か西暦のいずれかに統一することが重要です。くれぐれも、学歴は和暦、記入日などは西暦などと、ひとつの書類の中に和暦と西暦が混在しないように注意してください。
もう一つの注意点は、和暦を書く際の元号をアルファベットで省略することは略式であるため、履歴書やエントリーシートでは不適切ということです。「昭和」を「S」、「平成」を「H」、「令和」を「R」などと書かず、きちんとした元号で書くようにしましょう。
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エントリーシートの学歴の書き方のポイント3つ
1.中学の学歴から書き始める
まず、エントリーシートの学歴欄を書くときには、中学時代から書き始めてください。特に、「この時代から書かなければ駄目」という規程があるわけではありませんが、中学時代の学歴から書き始めるのが一般的です。
卒業だけでなく、入学時・卒業時をセットで書き入れてください。
海外の学校を卒業した場合は?
帰国子女や、海外留学などで、海外の学校を卒業している人もたくさんいる昨今、履歴書に記載する学校名は必ずしも日本の学校であるわけではありません。
この場合も、日本の学歴と同じく、入学時期と卒業時期、または、卒業前に日本に帰国した際などは、在学期間、学校・大学名などを普通に記載するほか、国名と都市名も忘れずに書きましょう。
学校名は英語圏なら英語でもカタカナでも、翻訳した日本語でも、どちらでも構いませんが、あまり一般的でない言語の場合は、読み手にもわかりやすい日本語のカタカナ表記のほうがよいです。
英語圏の学校であっても、「○○工科大学」「△△法科大学院」など、日本で一般的に通用している名前がある場合は、そちらを使ったほうがわかりやすいでしょう。
注意点は、数か月ほどの短期の語学留学や交換留学システムでの場合は、学歴欄には記入しないということです。
たとえ1年などでも語学学校だけであった場合などの正規留学以外の場合は、資格・特技欄、自己PR欄、特記事項の欄に書くことが望ましいでしょう。
2.略称を使わず、正式名称で書く
エントリーシートは、重要な採用書類です。重要な採用書類では、略称はNGとなります。略称を使わずに、正式名称を使いましょう。
このように、略称を使わずに、正式名称を使ってください。高校ではなく、高等学校です。中学ではなく、中学校です。
3.学部・学科名まで正式に書く
大学時代の学部・学科は非常に重要なので、学部名だけでなく、学科名まで詳しく書いてください。「経済学部」だけでなく「経営学科」まで詳しく書く、ということです。
必ず学科名まで書くようにしてください。
4.卒業見込み年度もしっかり書いておく
大学をまだ卒業していなくても、卒業見込み年度を書いておきましょう。「いつ卒業するか」は非常に重要な情報なので、卒業見込み年度を書いておくのがマナーです。
卒業見込み年度を調べて、書き入れてください。
休学している(していた)場合の記載方法は?
休学の理由は様々です。ボランティア活動、留学など自分で選んだ休学の場合から、病気やケガ、または家族の介護などのために仕方なく休学するケースもあります。
いずれの場合も、入学から卒業見込みのすべての休学期間に関する記載が必要です。
例えば、「2年次に病気療養につき1年休学」といったように、休学期間と理由を書きましょう。
病気やケガの場合は、現在の状況が完治していればその旨も書きましょう。読み手に与える印象が大きく変わります。
また、病気やけがの後遺症で、業務によっては支障をきたす可能性があるならば、病気の具合も記入することが望ましく、黙っていて入社後など後からわかった場合、虚偽申告と見なされる可能性もあるので、注意が必要です。
中退や編入をした場合の記載方法は?
大学に入学しても、卒業の認定が受けられなければ、中退となります。
中退の際は、履歴書やエントリーシートに、学校名、時期と共に明記しなければなりません。
「○○大学△△学部□□学科 中途退学」と書き、もしも家庭の経済的理由などによる退学など、やむを得ない事情がある場合は、理由も添えたほうが、マイナスイメージを与えずにすみます。
転校、転部の場合、中途退学や短期大学卒業などの記載欄の後に、「〇年次転入学」または「編入学」とそれぞれ記載しましょう。1年生からやり直したのではないということが明確で、読み手が理解しやすくなります。
また、海外では学士号を3年で取得する場合が多いため、海外の大学を3年間で卒業している場合はその旨も明記すると、中退と誤解されずにすみます。
5.最後に一行空け「以上」で閉める
大学までの学歴を書いたら、一行あけて、「以上」と右寄せで書いて下さい。
これらのマナーを押さえておけば、エントリーシートの学歴欄の書き方は完璧です。きちんとマナーを押さえて、学歴欄を書き上げてください。
以上が入らない場合は?
「以上」という言葉は、「これより先はありません」という意味です。
そのため、履歴書やエントリーシートで学歴や職歴を書く際は、最後に「ここで私の学歴・職務経歴は終わりです」と知らせる役目があります。
そのため、最後の行まで使ってしまい、「以上」の文字が入れられないという状況で、何も書かないでいたり、欄外にはみ出して書くことは避けたいものです。
1行空けて書くスペースがない場合は、学歴の最後の行の右端に、「以上」と記入すればOKです。
書かないまま提出すると、忘れたのかと思われ、一般常識に欠けると判断されてしまう可能性もあります。たった二文字で、マイナスイメージとならないよう、ルールに乗っ取り、「以上」を書くことを忘れないようにしましょう。
押さえておきたい!エントリーシートのマナー
エントリーシートのマナーは完璧ですか?特に、エントリーシートを入れる封筒の書き方には、かなり細かいマナーがあり、完璧にできている学生は非常に少ないです。
マナーを押さえておかないと「常識がない学生だな」とマイナス評価されてしまうこともあります。きちんとマナーを押さえて、エントリーシートの封筒を書きましょう。
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