目次
就活の情報を集める書籍として、就職四季報があります。
就職四季報とは、東洋経済新潮社が出版する約5,000もの企業の情報が掲載されている書籍です。
インターネットでも情報が集められるこの世の中、四季報を使っている就活生はいるのでしょうか?
この記事では
・四季報を使って就活している人はいるのか
・四季報を使うメリット
・四季報のどの項目に注目すればいいのか
このような疑問を持つ就活生のために、就活の先輩に68名にアンケートをとりました。
回答者の卒年は以下の通りです。

回答者卒年
この記事を読むことで、四季報を使うメリットや、注目すべき項目を知ることができます。
四季報を知っている人は約55%

就活四季報を知っている人は68人中38人
2004年から2021年の卒業者にアンケートをとったところ、四季報を知っている人は約55%と半数ほどしかいませんでした。
就活時に四季報を購入している人は13%ほど

就活四季報を購入した人は「知っている」と回答した38人中5人
四季報を知っている人に、四季報は自分で購入したか質問したところ、「購入した」と回答した人は13%ほどしかいませんでした。
四季報を知っているけれど、購入していない人は、大学のキャリアセンターに置いているのを見たことがあると回答する人が多く見られました。
四季報では「給与、ボーナス」と「エントリー情報と採用プロセス」が多く見られている

就活四季報に記載される項目で最も注目度が高いのは「給与、ボーナス」
四季報を読んだことがあると回答した人に、四季報で注目する項目について質問したところ、最も回答が集まったのは「給与、ボーナス」であり、次に「エントリー情報と採用プロセス」でした。
四季報の給与、ボーナス欄には、初任給とボーナスの金額、さらには、25歳、30歳、35歳時の給与の目安が記載されており、自分の昇給のイメージがつきやすくなります。
エントリー情報と採用プロセスには、受付開始時期と終了時期や、webテストの有無、面接の回数まで記載されている場合があるので、就活スケジュールが押さえられるだけでなく、企業に応じた選考対策もしやすくなります。
四季報の情報は企業研究や同業他社の比較用に使用している人が多い
四季報の使用方法について質問したところ、「企業研究」と回答する人が多くいました。
四季報1冊には5,000もの企業の情報が掲載されており、1つのページに給与額から、採用プロセス、会社データ、勤続年数や有休の取得率まで記載されています。
四季報には、インターネットで情報を探す作業に比べると、手早く多数の企業の情報を1度に集められるメリットがあります。
- 企業研究
- さーっとながめただけ
- 試験情報を見て、対策を立てる
- 企業を調べたりしてた
- 興味のある業界の企業の女性の採用率をみていました。
- 全体的な業界の把握
- 会社間での比較のため用いた
- 説明会に参加する前に知識として読んでいた。
- ざっとランキングを見る
- 志望企業の試験内容
- 地域ごとの企業の一覧を見ていました。自分では知らなかった企業を知るきっかけになりました。
- 企業情報の取得
- 給料と離職率を見て、説明の内容や噂との整合性を確かめていた
- 会社の特徴を知る
- 離職率の確認にしか使ってません
- 勤続年数を見る。
- 同業他社との比較などをした
- 興味のある企業の業界における位置付けや給与、歴史についてを確認するためです。
- 企業の適性テストが何かを知るため
四季報で聞きづらい離職率を知ることができる
四季報を使用するメリットを質問したところ、「聞きづらい」「入手しづらい」情報が手に入る点という回答が複数集まりました。
四季報には3年後の離職率や、有給取得年平均も記載されています。
3年以内の離職率が高い場合、若手の人材が育ちにくい環境が考えられます。また有休取得日数が少ない場合、休みづらい環境や業務とも考えられるので、より入念な企業研究が必要でしょう。
離職率や有給取得日は、企業のホームページに記載されていない場合もあり見過ごしやすいですが、四季報の利用により知ることができます。
- 企業研究が進む
- 同業他社を比較できた
- 自分が目指したことのない業界を知ることができた
- 企業の規模の相対値がわかる
- 入手しづらい情報を取得できる。
- 企業のランキングを見て、難易度を心掛けた
- 傾向と対策ができる
- それまで知らなかった企業を知ることができました。
- 情報の信頼性の参考にしていた。
- 会社方針等の参考になる
- 足りない情報を得られる
- 知らない会社を知れる。
- 企業のことを知ることができる
- 離職率は説明会でも言われないことが多かったからメリットがあった
- ブラック企業に気づくことが出来る。
- 聞きづらい話しを事前に知っておけた
- 様々な会社を1冊の本で多くの項目で比較することができる点。
- 倍率や適性テストがわかるので選考の対策がしやすい
四季報を購入する人は少ないが聞きにくい情報も得られるメリットがある
四季報を知らない人も多く、自分で購入する人は10数%ほどしかいませんでした。
企業の情報は、業界ごとにまとめられて掲載されているため、自分の興味のある企業と同じ業界の企業を知れますし、同時に就活で必要な企業情報や採用プロセスも知ることができます。
また、知りづらい離職率や有給取得日数についても記載されているので、これから就活をスタートさせる人は、一度手に取って内容を見てみることをおすすめします。
調査概要
- 調査期間:2021年7月22日~2021年7月25日
- 回 答 者:キャリアパーク会員
- 有効回答数:68名
すでに70,000人が活用してる自己分析ツール!
キミスカは性格・意欲・思考力など、仕事に関する適性を測定するために開発された、高精度自己分析ツールです。 150問の質問に5択で答えるだけで、あなたの強み・職務適性が客観的に分かります!通常の就職活動では、「学生が自分で志望する企業を探す」という性質上、調べることが出来る企業の数には限界があります。 それに対して、逆求人型の就職活動サイト『キミスカ』では、学生が知らない会社との出会いが生まれます。
あなたがチェックし漏れていた優良企業からスカウトが来るチャンスがあるのです。
- 有名・人気企業からスカウトが届くチャンス
- 5択の質問に答えるだけで自己分析ができる
- 一次・二次パスでいきなり最終選考も!?
キミスカなら、逆オファー型のサービスだから
手間いらずで人気企業からスカウトが届く!
\ まずは無料診断してみませんか? /