科学でわかった!面接で好感を得られる話し方

面接で好感を得られる話し方

 面接で好感を得るには、話し方が重要。とはいっても、具体的にどう話せば好感を得られるのかは、あまり知られていません。また、面接マニュアル的に「こうしなさい」と言っても、あまり納得できないですよね。

そこで、科学的な実験で効果が証明されている「効果的な話し方」をご紹介します。意識するだけで、誰でも説得力のある話し方ができるようになります。

大きな声で話す

 まず、意識的に大きな声で話しましょう。あまりにも単純なことですが、あまりにも効果的な方法なのです。

 ブランダイス大学の心理学者、ジャネット・ロビンソンは、二人の男の会話を録音し、被験者に70デシベルと75デシベルに分けて聞かせました。もちろん、内容は同じです。たった5デシベル(人間の耳ではなかなか判別できないほどの差に過ぎません)でしたが、被験者は75デシベルの会話の方がより「論理的で説得力がある」と回答しました。

 就活生の多くは、緊張で声が小さくなってしまっています。意識的に大きな声でハキハキと話すようにしましょう。

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断言調で話す

 「私は必ず御社に貢献できると思います!」と断言調で話しましょう。弱々しい話し方はあなたの話の説得力を下げるからです。

 南フロリダ大学クリスティン・ルーバーによる実験では、犯罪者についての証言を「平文」「冒頭にいや~、その~」と言いよどみのある弱々しい調子のものに分けて、被験者に説得力を評価してもらいました。すると、内容は同じでも冒頭に言いよどみのあるメッセージは10%も信ぴょう性が低いと評価されました。

 冒頭に「いや~、え~と」と言いよどんだり、途中で「~だったかな、いや、違う」と迷いながら話したり、弱々しい語尾で話すと、説得力がなくなります。 ハッキリとした口調で話しましょう。

背筋を伸ばす

自信を持ちたいと思っている人は多いでしょう。自信を持つ方法は簡単です。背筋を伸ばせばいい。

 コロラド大学のトミー・アン・ロバーツは、被験者に「前かがみの姿勢」「背筋を伸ばした姿勢」で3分間を過ごしてもらいました。その後、気分テストと、算数のテストをしました。すると、背筋を伸ばしたグループの方がずっと気分がよくなり、幸福を感じていて、算数の成績まであがっていたのです。

 面接に自信を持っていい気分で望みたければ、まず背筋を伸ばしてみましょう。

笑顔で話す

 リラックスしていい気分で面接を行えれば、どれだけ楽か、考えたことはありませんか?そんな気分で面接を過ごすのは簡単です。笑えばいいのです。

 

人間の感情は、表情に影響を受けます。ドイツの有名な実験では、被験者を「箸を歯でくわえてもらう(笑顔のような表情になる)」「箸を唇でくわえてもらう(不満気なな表情になる)」の2グループに分けました。その後、被験者たちの気分を測定すると、笑顔をつくった被験者はより明るい気分になり、不満気な顔をつくった被験者は悲観的な気分になっていたのです。

  この種の実験は、「イーと言ってもらう(笑顔)」「ウーと言ってもらう(口をすぼめる)」のニパターンで、「イー(笑顔)」の方が気分が良くなる…等、様々な実験が行われています。どの実験の結果も同じで、「笑顔をつくると気分が良くなる」ことがわかっています。

 笑顔をしているだけで、気分がよくなり、リラックスできます。だから、面接では笑顔をつくりましょう。

 また、笑顔には相手に好意を示す効果もあります。人間は自分に好意を示してくれる人に好意を持つ心理(好意の返報性)があります。だから、笑顔をつくるだけで、面接官からの好意が得やすくなるのです。とりあえず、笑っておきましょう。

自信が無くても自信を持って振る舞う

 自信がない人ほど、自信満々に振るまいましょう。自信満々に振る舞えば、自信は勝手に湧いてくるからです。

 人間の脳は、身体の状態から気分を判断します。だから、身体が自信満々のような状態だと、「このポーズをとっているということは、自信満々なのだ」と勘違いするのです。これを「心理効果の錯覚帰属」といいます。代表的な例は、「吊り橋効果」でしょう。

 吊り橋を通った男女は、お互いに好意を持ちやすくなります。吊り橋を通るドキドキを脳が相手へのドキドキと勘違いしてしまうからです。

 今まで紹介した「背筋を伸ばすと気分が良くなる」「笑顔だと楽しくなる」も同じ『心理効果の錯覚帰属」によるものです。この効果、実は馬鹿にできません。たとえば、コロンビア大学の実験では、被験者に「マッスルポーズ」と「退屈そうなポーズ」を1分間とらせました。すると、「マッスルポーズ」を1分間とるだけで、他のポーズに比べて、男性ホルモン(自信ややる気を司るホルモン)が増え、コルチゾール(ストレスホルモン)が減少していたのです。

 心は体の影響を受けます。私達が思っているよりも、ずっと。

 だから、まるで自信満々のように振る舞えば、勝手に自信が湧いてくるのですね。自信がない人ほど、「大きな声で話す」「断言調で話す」「笑顔で話す」「ハキハキと話す」「背筋を伸ばす」「ジェスチャーをする」……まるで米国大統領のバラク・オバマのように話しましょう。

 そう振る舞うだけで、あなたの脳が勘違いをして、勝手に自信満々になってくれるからです。自信が無い人ほど、自信満々に振る舞ってください。

おわりに

 ちょっとしたコツを意識するだけで、相手の好意をグっと得やすくなります。大きな声で、背筋を伸ばし、自信満々に、断言調で話してください。
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