プレエントリーとエントリーの違い|就活生に知ってほしい2つを説明

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「就活はまずプレエントリーから始めよう」と耳にする人もいると思いますが、そもそもプレエントリーって何?エントリーと何が違うの?と、混乱する就活生はいませんか?

ここでは、プレエントリーとは何か?エントリーとは何が違うのか?を解説していきます。この記事を読むことで、プレエントリートエントリーの違いが分かるだけでなく、プレエントリーをする方法や注意点についても理解できます。

プレエントリーとは企業への関心を示すもので選考申し込みではない

プレエントリーとエントリーって言葉が似ているので、混同してしまいますよね。一言で違いを言うと以下の通りです。

  • プレエントリー…リクナビ等のナビサイトや企業の採用サイトから個人情報・志望したきっかけを登録して、企業へ「御社に興味を持っています」と意思表示をすること
  • エントリー(本エントリー)…エントリーシートを提出し、選考に本格的に参加すること

あなたの就活力はどのくらい?

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プレエントリーは関心を示す意思表示

では、プレエントリーにはどのような意味があり、どんなことが出来るようになるのでしょうか?プレエントリーには大きく3つの意味があります。

  • サイトに登録した住所に資料が送付される
  • 説明会の開催情報やエントリーシートの配布等の選考情報を、企業があなたのメールアドレスに連絡してくれるようになる
  • 説明会の予約

予約や準備物不要の会社説明会もありますが、単独説明会の場合は特に説明会の予約にプレエントリーが必要です。そのため志望企業には必ずプレエントリーをしておきたいものです。

企業に「あなたの企業に興味がありますので、選考情報・採用情報を連絡して下さい」と意思表示をするのがプレエントリーの機能です。就活の第一ステップといえます。

エントリーは選考を受けるための申し込み

エントリーは、採用選考を受けるための申し込みです。

プレエントリーには、氏名、大学名、メールアドレス、住所程度を登録すれば簡単にできますが、エントリーの場合は、人数を振るいにかける第一弾の場合もあるため、複数の設問を回答しなくてはいけないケースもあります。これがエントリーシートです。

エントリーシートは、エントリーをする際に提出するもので、これを判断材料として選考へ進めるか進めないかが決まる場合もあります。
良くエントリーシートで聞かれる内容としては、志望理由や自己PR、学生時代に力を入れたものなどです。

今後の選考を左右するので、プレエントリーよりもずっと慎重に記載していく必要があります。

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プレエントリーの開始時期

プレエントリーの開始時期は、22卒の場合は、2021年の3月1日からです。

プレエントリーの開始時期は、就活の解禁日と同じ日です。22卒の就活は経団連の発表によると、21卒のスケジュールと変更はありません。そのため、大学3年の2021年3月1日、就活情報が解禁となる日がプレエントリー開始時期となります。

3月1日から大手求人サイトが、採用情報を掲載しますので、その時期にプレエントリーが可能となります。

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2019.08.19

プレエントリー前にすべきこと

企業研究

プレエントリーをする前には、業界関連の新聞や雑誌、企業ホームページなどを読み込んで企業研究をしておきましょう。
プレエントリーを効率的にするためには、業種や職種、扱うサービスや製品、主だった支店・支社の場所など、その企業のことをよく知っておく必要があります。

もしも企業研究を一切せずに、フィーリングだけで企業を選んでプレエントリーをしてしまった場合、時間を無駄にしてしまうことになりかねません。
説明を聞いてみると興味のない業界だった、あるいは自分の強みを生かせない仕事だった、ということになり「少し調べていればプレエントリーしなかったのに」となる可能性もあります。

また、プレエントリーの時点で簡単な志望動機や興味を持ったキッカケなどを答える必要があることもあります。そういったときに「たまたま目に入ったから」「ただ何となく」などと答えるわけにはいかないでしょう。

プレエントリーが始まる前に、興味のある企業に目星をつけて、企業研究をしておきましょう。

OB・OG訪問

OB・OG訪問は、企業に勤める社員のうち、自分の通う学校の卒業生と面談できる良い機会です。
プレエントリーが始まり、就活が本格化する前にしておくと良いでしょう。

企業研究をするにあたり、業界関連の新聞や雑誌を読んだり、企業ホームページに目を通したりすることは誰にでもできます。しかし、それらは表面的な情報であり、もっと突っ込んだ、企業のリアルな情報を得るためには、OB・OG訪問で実際に社員から話を聞くのが一番です。

OB・OG訪問では、働く現場や就活に関する生の声を聞くことができます。これを就活に活かさない手はありません。
OB・OGの経験したことや仕事をするなかで感じたことを聞いたり、自分の志望動機などに対してアドバイスをもらったり、自分の就活の糧となるような質問を考えて臨みましょう。

インターンシップの参加

インターンシップには数か月にも及ぶ長期のものと、数日から二週間程度の短期のものとに大別されます。
特にSEのような技術系の仕事では、アルバイトのように給与を貰いながら長期インターンシップに参加することもあるようです。
そのような長期のインターンシップへの参加を考えているのであれば、プレエントリー前どころか、もっと早い段階から準備しておく必要があるでしょう。

インターンシップが行われる時期や期間は企業によってさまざまです。就活生の学業への支障の少ない長期休暇中や、土日などに開催されるインターンシップであれば、参加もしやすいでしょう。

企業によってはインターンシップへの参加が必須であったり、あるいは採用で有利に働いたりすることもあります。できるだけ早いうちから動くようにしましょう。

就活の「エントリー」とはどういう意味?押さえておくべき3つの基本

プレエントリーをする方法

プレエントリーをするには、主に2つの方法があります。

①就活支援サイトから

1つ目は、リクナビやマイナビなどの、就活支援サイトを通じてプレエントリーする方法です。

例えばリクナビでは、就活が本格的に解禁される3月よりも前に、プレエントリーが可能となります。プレエントリーをすると、企業から説明会の情報や予約の方法などを知らせてもらえるようになるので、企業選びを効率的に進められます。

まだ説明会への参加を決めていなかったとしても、企業に関する詳しい情報をもらえるので、気になった企業にはプレエントリーをしておいてもいいかもしれません。

情報量が多く、さまざまな企業の情報を簡単に見られることが、就活支援サイトを通じてプレエントリーする大きなメリットです。

②企業の採用専用サイトから

2つ目は、企業のホームページから直接プレエントリーをする方法です。
多くの企業では、採用情報に関するページが設けられているため、就活支援サイトを経由することなく、希望の企業に直接プレエントリーすることも可能です。

プレエントリーしたい企業ごとに自分の情報を入力しなければならないので、その分手間はかかりますが、中には企業のホームページからしかプレエントリーできない企業もあります。

自分がプレエントリーしたい企業がどの方法で募集しているのが確認し、就活支援サイト経由のプレエントリー、企業のホームページからのプレエントリーを必要に応じて使い分けましょう。

Point:プレエントリーの方法は、「就活支援サイト経由・企業の採用ホームページ」の2つ

就活生必見!「エントリー」とは何か?知るべき3つの基本

プレエントリーに辞退はない

プレエントリーは、企業に対する「資料請求」や「連絡先の登録」といった意味合いです。

企業によっては「プレエントリーをしていなければその先の選考には進めない」ということがあるかも知れません。
しかし、その反対、つまり「プレエントリーをしたから必ずその先の選考に進まなくてはならない」ということはありません。

プレエントリーをした企業への興味が薄れたからといって、辞退したりプレエントリーを取り消したりといった手続きは不要です。そもそも、プレエントリーに「辞退」というものがないのです。

エントリーしないと決めた場合もそのまま放置しておいて問題はありません。
説明会の案内や企業情報のメールが煩わしい場合には、受信の設定を変更するか、プレエントリーをしたサイト(就活支援サイトまたは企業の新卒専用サイト)でプレエントリー取り消しを事務局に伝えることで、配信メールなども届かなくなります。

エントリーの注意点

闇雲にプレエントリーし過ぎると優先順位が分からなくなる

前述した通り、不必要に大量の企業にプレエントリーをするのは避けましょう。

闇雲にプレエントリーをしすぎると、「本命企業」と「とりあえずプレエントリーした企業」とがごちゃまぜになってしまい、優先度の高い企業はどこだったのか分からなくなります。
また、優先度の高い企業からのメールを見落としてしまう可能性もでてきます。

確かに、プレエントリーをしなければその先の選考に進めないという企業も中にはあるため、できるだけ多くの企業にプレエントリーをしておきたい気持ちもわかります。それは間違いないのですが、あまりにも脈絡のない企業に片っ端からプレエントリーをするのは、自分の就活の軸を見失う原因にもなりかねません。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」と言いますが、ある程度は狙いを絞ることも大切です。

締め切りを確認しておく

就活は3月から解禁と、日本経済団体連合会(経団連)によって定められているため、エントリーの受付開始も3月からの企業がほとんどです。

選考解禁に関しても、経団連によって6月からと定められてはいますが、実際は3月上旬の会社説明会でエントリーシートが配られ、3月下旬〜4月の間には提出が締め切られるケースもあります。

そのため、「6月の選考解禁を待って、エントリーすればいい」と悠長に構えている余裕はなく、就活が解禁する3月よりも前に、エントリーの締め切りを確認し、必要な準備をしておかなくてはいけません。

Twitter上にも、知らない間にプレエントリーが始まっていたという就活生の口コミが見られます。

企業によっては、エントリーシートの提出締め切りが一次と二次に分けられていることもありますが、やはり二次よりも、一次の締め切りまでに提出するほうが熱意を伝えられるので、自分が希望する企業へのエントリーは早めに済ませておきましょう。

また、テレビ業界や、経団連に所属していない外資系企業などは、就活解禁の3月よりもかなり早い時期にエントリーが締め切られることもあるため、注意が必要です。

提出物を確認する

エントリーの際の提出物に不備があると、「ルールを守る重要性がわかっていない」「ずぼらな性格」などとマイナスな印象を持たれ、選考が不利になってしまいます。

提出物の不備が原因で書類選考に落とされることもあり、最悪の場合、選考を受けさせてもらえないケースも考えられるため、提出物に不備がないか確認することは、かなり重要です。

エントリーシートで記入する志望動機や、自己PRなどの内容に力を入れることも大事ですが、まずは提出物に不備がないかしっかり確認しておきましょう。

エントリーの際は、履歴書、エントリーシート、成績証明書、卒業見込み証明書などの提出が求められ、企業ごとに必要な書類や提出方法は異なります。

インターンシップのエントリーシート作成方法【例文付き】

プレエントリーは登録・受験意欲の意思表示でありエントリーとは異なる

プレエントリーは、あくまでも「資料請求」や「連絡先の登録」という段階であり、自分がその企業に興味があるという意思表示の段階です。それに対して、エントリーは明確な「求人への応募」の段階です。その点を勘違いしないようにしましょう。

興味のある企業にはどんどんプレエントリーして構いません。その後の選考へ進めるかどうかがかかっていたり、プレエントリーにも期日があったりするため、ある程度スピーディーな決断は必要です。かといって、あまり深く考えず、闇雲にプレエントリーするのはよくありません。

自分がどの企業にプレエントリーして、どの企業はエントリー(応募)まで進むのか、きちんと把握しながら就活を進められるようにしましょう。

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