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保険業の中でも、人気企業の損保ジャパンは、選考倍率が高いため、内定を勝ち取るのは簡単ではありません。
念入りな対策によって、難関の面接でも攻略はできます。
事前にどのような対策が必要なのかを知り、損保ジャパンへの内定を目指しましょう。
損保ジャパンの企業情報
創業:1888年(明治21年)10月
資本金:700億円
総資産:7兆5,158億円(2019年3月31日現在)
正味収入保険料:2兆1,486億円(2018年度)
本社所在地:〒160-8338東京都新宿区西新宿1-26-1
電話番号:03-3349-3111
取締役社長:西澤 敬二
社員数:26,108名
代理店数:53,734店
まずは、企業についての基本的な情報を知っておくことが大切です。
代表者の名前だけでなく、企業規模を知るためにも、基本情報は押さえておておきましょう。
損保ジャパンの選考フロー
年度や応募方法によって詳細な選考の流れは異なりますが、大体の選考フローは次の通りです。
・書類選考
・WEBテスト
・1次面接
・2次面接
・最終面接
書類選考から始まり、WEBテストを経て数回の面接という点は、他の企業とそれほど大きく変わりません。
選考フロー自体は一般的といえ、基本をきちんと押さえてから臨み、採用メリットを強くアピールすることが大切です。
損保ジャパンの面接で聞かれやすい質問例
・あなたの強みは何ですか?
・長所と短所を教えてください
・学生時代にもっとも力を入れたことは何ですか?
・損保ジャパンで実現したいことを教えてください
損保ジャパンは志望動機や自己PR、長所や短所といった基本的な質問を聞かれることが多いです。
また、学生時代に力を入れたことは、深堀りされることもあるため、具体的な回答内容を考えておきましょう。
何に取り組み、そのときどのような課題を設定したのか、目標を達成することで何を得られたのかを聞かれることもあります。
入社後に関する質問では、損保ジャパンで実現したいことも聞かれやすいため、就職してからのビジョンは明確に考えておきましょう。
損保ジャパンの面接対策
実際に損保ジャパンへの就職を目指すなら、具体的な面接の対策方法を考えていきましょう。
合格のハードルが高い面接ですが、事前準備次第で高評価の獲得は可能であり、合格も目指せます。
重要なのは事前に何をすべきかを知り、どのような内容でのアピールが評価されやすいのかを把握しておくことです。
面接の特徴や事前準備、評価されるポイントを知り、念入りな対策をおこないましょう。
エントリーシートに記載した内容の振り返り
事前に提出したエントリーシートは、面接時の参考資料とされることが多いです。
また、面接ではエントリーシートに記載した内容と同じ質問をされることもあるため、それぞれで違ったアピールをしないように、事前に内容を見直しておきましょう。
エントリーシートと面接でのアピール内容が違っていると、面接官はどちらを評価してよいのかわからず困ってしまいます。
発言に一貫性がないと信頼できないと思われ、嘘をついていると判断されて評価を下げられる危険性もあります。
面接は書類選考で書かれた内容をさらに深堀りすることが多いです。
エントリーシートや履歴書はコピーを取ってから提出するようにし、面接前には内容を見直して、どのように書いたのか頭に入れておきましょう。
圧の強い面接官の場合もしっかり目を見て話せるようにする
損保ジャパンの面接は堅い雰囲気でおこなわれることが多く、人によっては圧迫面接と感じることも少なくありません。
しかし、実際には圧迫面接ではなく、単に緊張感を持って接する場合も多いです。
そのため、圧の強い面接官にあたっても動揺せずに、相手の目を見て自信を持って自分をアピールしていきましょう。
威圧感に委縮してしまうと、アピールの説得力自体が弱くなってしまいます。
同じ内容でも自信があるかどうかでは、伝わり方はまったく違ってしまうでしょう。
自信を持ってハキハキとアピールするほうが、高評価を獲得できるのは確かです。
圧迫面接ではなくても圧の強い面接官はいるため、緊張感に負けないようにして正面から向き合いましょう。
保険業界の中での損保ジャパンの強みを明確にする
損保ジャパンは保険業界の中の1社であり、単に保険業界で働きたいだけなら他にも選択肢は多数あります。
そのため、損保ジャパンを目指すなら、同業他社ではなくなぜ損保ジャパンなのか、その理由を明確にしておかなければなりません。
他の保険会社ではだめな理由は何か、損保ジャパンだからこそ志望する理由は何かを考えておきましょう。
より明確な志望動機とするためには、同業他社にはない損保ジャパン独自の特徴や強み、魅力などを知っておくことが大切です。
他社にはない強みを踏まえてアピールすることで、損保ジャパンだからこそ志望する理由にできます。
同業他社を志望する理由と差別化をするためにも、企業研究は念入りにおこない、損保ジャパンへの理解を深めておきましょう。
志望動機の回答例
損害保険の提供を通じて、より安心で豊かな生活の実現を目指したいと考え、御社を志望しました。
御社は自動車保険に強みがあり、特に特約としてドライブレコーダーのサービスを提供するなど、他社にはない取り組みを行っています。
先進的な取り組みを行う御社で働き、より充実した保険サービスの提供によって人々の生活の安全を保ちたいと思い、御社を志望しました。
大学時代はサッカー部に所属しており、キャプテンを務めてリーダーシップを発揮しました。御社でもリーダーシップを発揮し、自発的に行動して契約を勝ち取ることで、利益に貢献したいと考えています。
志望動機では、損保ジャパンならではの強みを含めてアピールすることが大切です。
損保ジャパンにしかないサービスを述べることで、他社を志望する理由との差別化ができているでしょう。
入社後のビジョンも答えられるようにする
選考では就職に向けた意欲だけではなく、就職してからのことまで見られています。
特に就職後どのように仕事をするのか、成長して活躍するのかといった点は、企業にとっても大きな関心事項でしょう。入社後の成長や企業への貢献についてアピールするには、就職してからのビジョンを明確に持っておくことが大切です。
入社後どのようなことをしたいのか、いかに活躍して企業に利益を残すのかを考えておきましょう。
入社後のビジョンは入ってすぐの短期的な目標と、5年後や10年後を想定した長期的なものの2つをアピールすることがおすすめです。
短期的な目標を達成した先に、長期的な目標への道のりが続いていると考えると、よりよいビジョンを設定しやすいでしょう。
入社後のビジョンの回答例
御社ではまずは営業として働き、保険業のノウハウを知っていきたいと思います。
キャリアを積んで5年後や10年後には、保険商品の開発を手掛けたいです。
保険商品が充実することで、人々の選択の自由度は高まります。多様化した社会に合った保険商品を開発し、契約者をさらに増やしたいと考えています。
そのためにも、営業で市場の需要を知り、保険の仕組みをさらに勉強したいです。
営業で培った能力を活かすことで、需要に合った保険商品を開発し、御社の利益に貢献します。
入社後のビジョンは、何をしたいのか、どのように成長したいのかを明確にすることが大切です。
直近でやりたいことと、将来的にやりたいことの2つが提示できており、これら2点が評価されるでしょう。