履歴書には賞罰という項目があり、該当事項がある場合は必ず記載しなければなりません。
賞罰の項目を記載するケースは少ないですが、該当する場合は記載が必須となるため、正しい書き方を覚えておきましょう。
履歴書は全体で見て評価が決まるため、どこかひとつでもきちんと記入できない項目があると、評価は下がってしまいます。
自己PRや志望動機などでアピールができていても、賞罰の書き方を間違えてしまうと、結果的にマイナス評価になってしまう可能性があるのです。
高評価を獲得するには、詳細部分まで間違いなく記入しなければなりません。賞罰の正しい書き方を知り、細部までこだわった履歴書を作成することで、高評価の獲得を目指しましょう。
賞罰とは
そもそも賞罰とはどのような項目なのか、基本的な部分から理解を深めておく必要があります。賞罰は賞と罰の2つに分けられており、それぞれで記載が必要です。
賞は全国や世界規模で受賞した経歴や、国から表彰された場合に記載する項目です。
いわば自身の受賞歴について記載する項目であり、正しく記載することでこれまでの実績を評価してもらえます。
罰は処罰された経歴がある場合に記載する項目です。
裁判で有罪判決を受けた場合は罰の経歴がつくことになり、これも漏れがないように履歴書に記載しなければなりません。
賞罰の両方がある場合は、それぞれ記入が必要であると考えましょう。一方しかない場合は、経歴があるほうを記載し、もう一方はなしと記載します。
履歴書に賞罰の記載覧があるケースは少ない
賞罰の経歴は履歴書に記載しなければなりませんが、実際にはこの項目を設けられているケースは少ないです。履歴書は販売元によって項目が異なることも多く、賞罰の項目のない履歴書も少なくありません。
ただし、賞罰の項目がない履歴書でも、賞罰どちらかに該当する経歴があるなら、記載は必要です。
項目がない場合の書き方や、どのように記載するのかを知り、履歴書の賞罰欄もスムーズに記入しましょう。
記載を指定されたときのみ自分で覧を作成し記入する
使用している履歴書に賞罰欄がない場合は、空いているスペースに別途項目を設けて、必要な項目を記載します。具体的な記載例は、次の通りです。賞罰
○年〇月:第〇回 マラソン国際大会 優勝
以上
また、罰は裁判で有罪判決となったものを記載し、刑が執行された場合はもちろん、執行猶予を受けた場合も同じように記載しましょう。
執行猶予を受け、それが終了した場合は次のように記載します。
賞罰の記入を求められて無い場合は「なし」と記載する
履歴書に賞罰の項目がある、あるいはない場合でも企業から記載を求められている場合は、それぞれの経歴を書かなければなりません。しかし、該当する経歴を持っていない場合は、賞罰についての記載は不要です。
賞罰がない場合は「なし」と記載し、それで項目を埋めて構いません。
なし
以上
記載する項目がない場合に、無理やり記載すると、それは間違った情報を伝えていることになります。
つまり、履歴書の内容を偽装していることになり、マイナス評価になってしまうため注意しなければなりません。
また、賞罰を記載した後は、「以上」と書いて締めるようにしましょう。
賞はアピール要素のため自己PRまたはその他記載の欄に記入
自身に学校内や、イベントで賞を記載する内容がある場合は、賞罰の項目以外で記載しましょう。賞のみの場合は、自己PRやその他のアピールにまとめることがおすすめです。
大会で表彰された経歴がある場合も、自己PRのエピソードに含めることで、人がらの印象付けることは可能です。
別途枠を設けてしまうと、履歴書に記載している項目が多くなり、読みづらくなってしまう可能性があります。
履歴書は正しくアピールすることはもちろん、読みやすく書くことが大切です。
もちろん、賞罰の項目がある場合はそこに記載しても問題はなく、あくまで自己PRなどに含めるのは項目を別途作成しなければならない場合と考えましょう。
賞罰の記載を求めたのに隠した場合は告知義務違反となる
履歴書に賞罰の項目がなかったとしても、企業が賞罰の記載を求めるケースがあります。賞別の記載を求められている場合は正直に記載しなければならず、嘘を書いたり、本当の経歴を偽って記載しなかったりすることはNGです。
企業に求められているのにもかかわらず、履歴書に記載しなかった場合は、告知義務違反となります。
告知義務違反になると、その時点で不採用となることも多いです。
また、内定が決まってから嘘がばれた場合は、内定取り消しになることも少なくありません。
企業側からの内定取り消しは、よほどの事情がない限り起きませんが、告知義務違反は内定取り消しの事由に該当します。
就職してからばれた場合も解雇の理由になるため、賞罰を求められた場合は、特に罰の項目は必ず記載しましょう。

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