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警察官の志望動機が思いつかず、困っていませんか?警察官の採用面接・書類選考では、ほぼ確実に「警察官への志望動機」が問われます。説得力のある回答ができれなければ、採用は厳しいでしょう。
けれど、「どんな風に伝えればいいのかわからない」と悩んでいる学生も多いでしょう。そこで、わかりやすい例文をもとに、警察官の志望動機の書き方を徹底的解説しました!これだけ読めば、警察官の志望動機の書き方は完璧です。
参考になる!警察官の志望動機の例文
まずは、例文を先に読んで、警察官の志望動機の書き方の全体像を理解しましょう。
私が警察官を志望するのは、小学校から大学まで続けた剣道で培った精神力・体力を活かし、生まれ育った●●市の安全・安心を守りたいと考えているからです。
大学時代に警備員として3年間アルバイトを経験しました。警備員としての業務の中で、地域の方から「ありがとう」「お疲れ様」と感謝の言葉をいただき、とても嬉しく思いました。この経験から、職務として地域の安全を守ることができる、警察官の仕事に携わりたいと考えるようになりました。
●●市は私の生まれ育った場所であり、その地域の安全を守れれば、これほどやりがいのあることはないと感じています。
小学校から大学まで12年間剣道に打ち込んで培った精神力・体力を活かし、地域の人々の安全の暮らしに貢献していきたいと考えております。
例文は、結論→具体的な理由→就職後の意気込み、という構成で作られています。
志望動機を考える際は、例文のようにまず結論を述べることで、わかりやすい文章になり、相手にも強い印象を残すことができます。
また、結論は長すぎるとかえって何が言いたいのかわかりにくくなってしまうので、短く簡潔な結論にすることが重要です。
また、例文では、結論の後に具体的な理由を挙げています。「警備員のアルバイトがきっかけで人に感謝されることに喜びを感じ、地域の安全を守ることができる警察官になりたいと思った」という理由は、既に警察官に近い業務を経験し、やりがいや辛さを肌で感じているので、警察官を目指す理由としてかなり説得力がありますね。
さらに、例文では●●市で働きたい理由として「生まれ育った街で愛着があるから」という理由を挙げています。
面接では必ずと言っていいほど、「なぜ●●市の警察官として働きたいのか」と聞かれるため、他の市ではなく●●市でなければならない理由を明確にしておきましょう。
志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう
ここまで○○の志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。
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1.なぜ警察官を志すのか?結論から先に書くこと
とても簡単なのですが、多くの警察官志望者が出来ていないことがあります。それは「結論から先に文章を書くこと」です。
「なぜ警察官を志望するのですか?」と聞かれているわけですから、「私が警察官を志望するのは、〜だからです。」と結論から回答しなければなりません。結論から先に伝えることで、文意がすぐに伝わる、わかりやすい文章になります。たとえば、例文では、
このように結論から書き出しています。これなら「言いたいこと」が確実に採用担当に伝わります。
よくある駄目な例が「幼いころ交通事故にあいました。その際、警察官の方が、てきぱきと働き、事故の処理をしてくれました。その姿を見てから〜」と『志望するようになった経緯」から書き始める例。
志望する経緯・警察官へ憧れる理由から文章を書き始めると、文章の要点がすぐに伝わらずわかりにくい文章になってしまいます。
「なぜ志望するのか?」聞かれているわけですから「私が警察官を志望するのは、〜だからです。」と結論先行で書き始めてください。
志す理由を明確にした志望動機例文
私が警察官を志望するのは、生まれ育った山口市の安全・安心を守りたいと考えているからです。
私は、小学生の頃に交通事故に遭いました。一緒にいた母と私は、突然の事故にどうしたらよいのかわからずパニックになっていましたが、警察官の方がすぐに駆けつけてくださり、迅速に事故の処理をしてくれました。
また、私たちのことをとても気遣ってくださり、かっこよく優しい警察官の姿を見て、将来は警察官になりたいと考えるようになりました。
山口市は私の生まれ育った場所であり、地域の安全・安心を守るために、貢献していきたいと思います。
また、中学・高校と柔道に励み培った体力と精神力は、警察官の業務においても、役立つと確信しています。
過去の経験と共に、地元の安心安全を守りたいという思いが伝わってくる志望動機でしょう。
私が警察官を志望するのは、今以上に犯罪を減らし、安心して暮らせる地域づくりに貢献したいと考えているからです。
日本は他の国と比べれば治安の良い国ですが、殺人や性犯罪などの重大な犯罪が、全くないというわけではありません。
殺人によって失われた命は二度と取り戻すことができないため、犯罪そのものをなくしていくことが大切です。
犯罪をなくすことは、犯罪の被害者本人や、被害者の家族に対する支援にもつながると思います。
高校時代に所属していた剣道部で培った体力と精神力を活かし、安心して暮らせる地域づくりのために、貢献したいと考えています。
犯罪を減らしたい理由が論理的に書かれている良い志望動機でしょう。
私が警察官を志望するのは、白バイ隊員として、飲酒運転やスピード違反などの危険な運転を厳しく取り締まり、安全な社会を実現したいと考えているからです。
飲酒運転やスピード違反はとても危険であり、厳しく取り締まっているにもかかわらず、毎年多くの違反者がいます。
私自身、危険な運転をする車にひかれそうになったり、危険な運転をする車を目撃したりしたことが何度もあります。
そのため、誰もが安心して暮らせる地域になるように、白バイ隊員として厳しく取り締まっていきたいと考えています。
大学時代は配達員のアルバイトをしていましたが、一度も欠席や遅刻をしたことがなく、事故を起こしたこともありません。
私は、白バイ隊員として責任感を持って業務に取り組み、地域の安全を守りたいと考えています。
過去の経験を活かして、白バイ隊員を志望しているという点が好印象な志望動機でしょう。
2.「正義感」「責任感」「安全への熱意」を示そう
警察官を志望する理由として、「正義への情熱」「安全・安心への熱意」「責任感」を上手く示せると、大きくプラスに評価されます。
できれば避けたい警察官の志望動機パターン
よくある駄目な志望動機が「剣道(柔道)を長年やってきたので体力には自信がある。この体力を活かせるのは警察官だと考え、志望した」というもの。体力を活かせる仕事なら、運送業でも何でも他にいくらでもあります。これでは、志望動機としては弱い。
また「身内に警察官がいて、憧れた」というのも弱い。「憧れ」だけでは、市民の安全は守れません。
評価される警察官の志望動機とは?
「警察官は、時として命をかけて、地域の安全・安心を守る仕事です。その仕事で働くにふさわしい正義への情熱」「責任感」「安全・安心への熱意」を志望動機の核にしてください。
たとえば、例文では、
このように、いかに「安心を守りたい」という気持ちが伝わる内容になっています。志望動機では「安全・安心を守りたい」「正義感」を核にしてください。
私が警察官を志望するのは、子どもから高齢者まで、誰もが安心して暮らせる地域にしたいと考えているからです。
私の住んでいる近所には警察官の方が住んでおり、近所に警察官がいることでとても心強く、誰もが安心して暮らすことができています。
近所に住む警察官が、多くの人から悩みごとなどの相談を受け、頼られる姿を見て、私も将来は地域の人たちに頼られ憧れる、警察官になりたいと考えるようになりました。
大学時代に家庭教師として、生徒や保護者の悩み相談を受けてきた経験は、多くの人の安心と安全を守る警察官の業務においても、役立つと思います。
「身内や近所に警察官がいて、憧れたから」という理由だけでは説得力がありませんが、例文のように、警察官のどのような点に憧れたのかについても言及すると、より説得力のある志望動機になります。
さらに、学生時代に行ったアルバイトやサークル活動などが、警察官の業務にどのように活かせるのかについても含めましょう。
3.どうやって働きたいか?警察官としての志を示そう
ただ、「地域の安全を守りたい」だけでは、アピール不足です。警察署もコストを払ってあなたを採用するわけですから「この学生は警察官として活躍しそうだ」と思わなければ、採用してくれません。
「この学生は警察官として活躍しそうだ」と思ってもらうには、どうすればいいか?「警察官としてこんな風に貢献したい」という志を示しましょう。たとえば、例文では、
このように「xxxという能力・知識・経験を活かし、〜として貢献したい」という志を示します。仕事への志を示せれば、あなたが活躍する姿を採用担当が想像しやすくなりますし、仕事への強い熱意も伝わります。
「どうやって働きたいか」の志望動機例
「xxxという能力・知識・経験を活かし、〜として貢献したい」の形でほかの例
私が警察官を志望する理由は、幼い頃に交通事故現場で見た警察官の迅速な行動や、市民に優しく接する人柄に感銘を受けたからです。
警察官は、体力的にも精神的にもかなりきつい仕事だと思いますが、中学・高校と剣道に励み培った体力と精神力で、地域に暮らす人々の安全を守りたいと考えています。
また、高校時代に主将としてチームをまとめたことや身についた判断力は、警察官の仕事においても必ず役に立つと思います。
警察官は体力的にも精神的にもきつい仕事です。
そのため、学生時代に剣道や柔道、ラグビーなどのハードなスポーツの経験があれば積極的にアピールしましょう。
その上で、スポーツの経験を警察官の業務にどう活かせるのかについても言及すると、さらに説得力のある志望動機になります。
また、スポーツ経験がなくても、アルバイトやボランティア活動などの経験があれば大きなアピールになります。
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