的はずれな質問をしていては、「この学生は、入社意欲が低いのかな?あまり賢くないのかな?」と思われ、マイナスに評価されてしまうでしょう。
そこで、リクルーター面談で使える質問のリストを用意しました。この質問リストを参考にすれば、誰でも失敗しない質問ができるようになるでしょう。
リクルーター面談とは
リクルーター面談とは、人事部に在籍する社員ではなく、企業から指名を受けた現役社員によっておこなわれる「面談」を指します。そのため、リクルーター面談には、学生が現場で活躍する社員のリアルな意見を聞けるというメリットが生まれます。また、一般的な選考の面接とは次の2点のような違いがあります。
- カフェやホテルのロビーなど、社外でおこなわれることが多い
- 入社2〜3年目の若手社員がリクルーターとして、面談に対応してくれる事が多い
選考同様に気を引き締めて臨む
リクルーター面談にはカフェやホテルのロビーなどでおこなわれる、年の近い若手社員が応じてくれるといった特徴があり、比較的カジュアルな雰囲気で臨めるという特長があります。ただし、そのカジュアルさを逆に難しいと感じる学生が多いのも事実です。
もちろん企業側も、学生がざっくばらんに聞きたいことを聞ける場としてリクルーター面談を用意していますが、その様子は人事部に報告されています。そのため、選考のひとつとして、気を引き締めて臨む必要があるのです。
優秀人材の囲い込みの意味合いもある
リクルーター面談には先ほども触れたように、学生がざっくばらんに聞きたいことを聞ける場を提供するという目的があります。ただし、リクルーター面談の目的は1つではなく、優秀な人材に早くアプローチをおこなうという目的があります。
このような2つの目的があるため、リクルーター面談は企業から指名を受けた現役社員だけが対応するのです。
大企業の一次選考では、1,000人以上の希望者を面談する必要があることも珍しくありません。そのため、優秀な人材に早くアプローチをし、囲い込みをおこなうという意味が込められていると言われています。
本番前に面接力を診断してみよう
面接では、身だしなみ、自己PR、志望動機…様々な評価項目があります。どれか一つに大きな抜けがあると、内定を取るのが一気に大変になります。思わぬ失敗を防ぐため、志望企業の本番の前に一度、「面接力診断」やっておきましょう。
面接力診断なら、24の簡単な質問に答えていくだけで、あなたの面接力のチェックができます。自己分析、企業理解…主要な分野におけるあなたの実力がレーダーチャートでわかります。
面接力診断で自分の足りないスキルを把握し、対策をしておくことで、万全の状態で本番に臨みましょう。
リクルーター面談で使える逆質問リスト
良い質問は、自分でしっかり考えぬいて始めてできるものです。会社のことをしっかり調べあげて質問を考えれば、自然と鋭い質問になります。だから、まず、志望企業のことをしっかり調べあげましょう。とはいっても、「それでも思いつかないんだ!」ということもあるでしょう。そこで、リクルーター面談で使える質問例をご紹介します。
良い質問をするためのポイント
良い質問のポイントは「入社したい熱意を示しつつ、具体的な情報を引き出す」ことです。「私はxxxがやりたいのだけど、そのためには何が必要か?」と聞くことで、高い入社意欲をアピールでき、具体的な情報も引き出せます。聞いておきたい質問①企業が求める人物像
リクルーター面談で聞いておきたい質問の1つ目が、企業が求める人材像を明確にする質問です。企業が求める人材像はホームページに掲載されていることがほとんどですが、正直良くわからないという学生も多いのではないでしょうか?リクルーター面談では、実際に現場で活躍する社員に直接問いかけることができます。一般的な選考の面接にそのまま使える表現で話してくれるかはわかりませんが、「私は積極性と素直さが必要だと感じている」といった社員の所感を聞き出すことができるでしょう。
聞いておきたい質問②社風
ホームページに掲載されていてもいまいちわからず、リクルーター面談で明確にしておきたい2つ目のポイントが社風です。少し前までは大手企業は安定しており風通しあまり良くない、中小企業は景気の影響を受けやすいが風通しが良いと言われていましたが、ここ数年で社風を変えている企業も少なくありません。
実際に入社し、一人前の人材として活躍し始める3年目や5年目、10年目を迎えたときに、自分がどのような会社の雰囲気で働きたいのかをイメージすることで、入社後のギャップを小さくすることができるでしょう。
聞いておきたい質問③業務内容
リクルーター面談で聞いておきたい3つ目の質問が業務内容です。先ほども触れたようにリクルーター面談には、選考のひとつとして気を引き締めて臨む必要があるという注意点がありますが、業務内容についてはわかるフリをせずに、素直にわからないことを聞くことが重要です。
一口に営業、研究開発と言っても企業がどのようなビジョンをもち、どこに重きを置いているかはわかりません。
営業という業務内容、研究開発という業務内容の概要はわかるが、「特に重要と感じている業務内容はどのようなものですか?」と質問することで、リクルーター面談を効率的なものにできるでしょう。
聞いておきたい質問④キャリアプラン
質問をしながら、向上心のある人材という印象を与えられる質問がキャリアプランに関するものです。ただし、学生自身が自分のキャリアプランを明確にしておくことが前提となるため、リクルーター面談前にしっかりと吟味しておく必要があります。
学生から「入社して5年くらいを目処に海外勤務をしたいと考えているが、御社では実現可能ですか?」といった具体的なキャリアプランを提示することで、リクルーターも実現するためにどのようなスキルや経験が必要かを答えてくれるでしょう。
面接で「10年後の自分」を聞かれた時の的確な答え方【例文あり】
リクルーターの面接時の志望動機などを聞くのもあり
リクルーターの面接の場で、志望動機などの情報に関する質問をするものあります。一般的な選考における面接では、「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「自己PR」「自己紹介」の4つの質問は、どの企業でも人事部から学生へ投げかけられます。
そんな当たり前な質問についても、一度リクルーターを担当する社員に質問することで、ほかの学生よりも訴求力のある回答に仕上げられます。
すぐ使える!リクルーター面談の質問リスト
- 御社の◯◯事業に携わるのが私の目標なのですが、今からどんな努力を心がければ、目標に近づけると思いますか?
- 学生時代を振り返って、入社前までに学んでおいた方が良かったこと・身につけておいた方が良かったスキルはありますか?
- 差し支えなければ、1日の具体的な業務の流れを教えて頂けないでしょうか?
- (女性社員の場合)女性として働かれいて、「働きやすい」と感じる部分、「ここは改善して欲しい」と思う部分があれば、どんなところなのか、ぜひ教えて頂けないでしょうか
- ◯◯さんにとって、このお仕事で働く最大の魅力はどんなところにありますか?
- ◯◯さんが、このお仕事をしていく上で、最も苦労されていること・大変なところはどんなところですか?
- 御社で活躍し成果をあげている人に共通するところがあるとすれば、どんなところだと思いますか?
- 貴社で活躍するためにはどんな能力が必要だと思いますか?また、それを身につけるには、今からどんな風に努力をすれば良いのでしょうか?
- 職場の雰囲気を教えてください
- ◯◯さんが、xxx社の社員として、日々、心がけていることはどんなことですか?
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リクルーター面談で避けるべき質問リスト
聞くべき質問だけでなく、避けるべき質問も抑えておきましょう。以下のような質問は避けるべきでしょう。入社意欲を疑われてしまいます。
待遇に関する質問
本来は気になるところですが、待遇の話ばかりを聞くと「他に聞くこと無いのかな?給料にしか興味がないのかな?」と思われ、入社意欲を疑われるリスクがあります。できれば控えておきましょう。調べればわかる質問
少し調べればわかるようなことも、聞くべきではありません。たとえば「御社の海外事業の売上比率はどのくらいですか?」というような質問です。これは調べればわかりますよね。リクルーター面談では、リクルーターにしか聞けないことを聞きましょう。他社に関する質問
絶対に触れてはいけないというわけではありませんが、他社に関する質問ばかりにならないような注意も必要です。リクルーター面談は企業から指名を受けた現役社員が対応するため、業界全体や競合企業の情報に精通している社員が対応してくれるわけではなく、リクルーターを困らせてしまうことも考えられます。
また、直接口に出さなくとも、「他社のほうが第一脂肪なのでは?」と感じられてしまうリスクも潜んでいます。
本当は第二志望の企業だったとしても、時間を割いてくれているリクルーターには、そのことを感じ取られないような心配りも重要です。
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