要注意!就活で「死にたい」気持ちになる5つの原因と対策

就活が上手くいかない、内定がもらえないと、「死にたい」という気持ちになってしまうことがありますよね。「このままだと社会に出れないかも」と考え、どんどん不安な気持ちに陥ってしまっているかもしれません。

そこで、就活で落ち込み、「死にたい」気持ちになってしまった時に、科学的に効果のある対処法をご紹介します。

誰でも陥る可能性がある

就活がうまくいかず先が見えないとき、本気で「死にたい」と思ってしまう自分は異常なのでは?と思ってしまうかもしれません。しかし、実際に自殺には至らずとも、就活で悩んで自殺を考えてしまう相当数の学生がいるのも事実です。

2013年NPO法人ライフリンクの実施した「就職活動に関わる意識調査」によると、21%の学生が就職活動開始時に「本気で死にたい・消えたい」と考えたことがあると答えています。
就活で悩んでいるのはあなただけではないのです。誰にでもあることなのだ、と思えば気が楽になるでしょう。

出典:「自殺対策支援センター ライフリンク

自分を責めない

「自分はダメな人間なんだ」「他の人ができているのに、自分にはできない」そう思って自分を責めるのはやめましょう。希望の企業から内定がもらえないからと言って、そこで人生が終わってしまうわけではありません。

不本意な結果しか得られず、就職がなかなか決まらないことはとても辛いことです。しかし、それは、たまたまその企業とご縁がなかっただけで、あなたのせいではないのです。今の時点では内定がないだけで、これから先にまだまだチャンスはあります。

自分を責めて追い詰めてしまうより、気持ちも新たに次を目指せるように、一旦立ち止まってリフレッシュする時間をとってみましょう。

原因1…マイナス思考が堂々めぐりしてしまう

就活で上手くいかないと「このままで大丈夫かな、どうしよう、どうしよう」とマイナス思考がいつも堂々めぐりして、落ち込み、死にたいという気持ちが生まれてしまうことがあります。

認知心理学では、このマイナス思考を繰り返してしまう傾向を「反芻」とよび、うつの原因の一つだとされています。

マイナス思考が頭の中をぐるぐる周るのを止めないと、頭の中が不安な気持ちで埋め尽くされてしまいます。

対策…気持ちを紙に書き出していく

頭のなかで、不安な出来事について考えようとすると、マイナス思考が堂々めぐりして、マイナス思考が止められなくなります。

なら、どうするか。不安な気持ちは紙に書き出しましょう。紙に書きだす過程で思考が整理され、気持ちがまとまり、嫌な気持ちが整理されていきます。

意外と自分の気持ちが整理できない

自分の気持ちは、案外自分でもわかっていなかったりするものです。今まで自分と見つめ合ったことのなかった人は、自分という人間を知ってみる、またとないチャンスです。

つらい、不安だと思っていたのが、実は腹が立って悔しいのかもしれません。自分の気持ちと向き合うことにより、なぜそう思ったのか?本当はどんな風にしたかったのか、気持ちを書き出すうちに少しずつ自分の気持ちが整理されていくことを感じられるでしょう。

失業した気分も紙に書き出せば、改善される

The writing cure」という論文によれば、失業した人に毎日数分間、「今、自分はどんな気持ち課」「これからどうしたいか」などの、自分の不安な感情について書き出すだけで、1ヶ月後、自尊心のスコアや、健康度まで改善していました。

その改善度合いは、心理カウンセラーに相談するよりも高かったそうです。不安な気持ちが止まらなくなったら、その気持を紙に書き出しましょう。

就活が上手くいかない時は、自己分析をやり直そう

就職が上手くいかない時は、一度、自己分析をやりなおして、自分の強み・弱みについて改めて理解し直すのが効果的です。とはいえ、そんな時間もないですよね。

そんな時は、自己分析ツールの「My analytics」を活用してみましょう。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsでサクッと自己分析をして、あなたの本当の強み・適職を発見しましょう。

客観視できる

自分と向き合うことにより、もうひとつのメリットがあります。「ああ、今自分はつらいんだな」「すごい落ち込んでいるんだな」と自分を客観的に見ることができるということです。
就活の準備でも自己分析をして、自分を客観視することの重要性はわかっている今だからこそ、客観的に自分の状況を分析することもできるはずなのです。

物事を客観的に見ることができれば、問題解決能力も向上します。就職活動だけにフォーカスしてしまうのではなく、これも人生勉強の一環だと思えば、現在の自分の状況が全く違って見えてくるようになります。

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原因2…衝動的に不安が襲ってくる

就活で志望企業に何度もお祈りされても「頑張ろう」と前向きに努力できる人がいます。しかし、就活が長期化すると、ふと「このままで大丈夫なのか、社会に出られるのか」と、不安が襲ってきて、「死にたい」気持ちになってしまうことがあります。

これに対処するには、急に襲ってきた不安・恐れを頭の外に弾きだす必要があります。

対策…知的作業で不安な気持ちを追い出す

衝動的に生まれる不安へ対処するには、パズルゲーム・数独・クロスワード・テトリスのような知的作業をして、思考のフォーカスを不安から切り替えるのが効果的です。

頭を使う作業をすると、そちらに集中し、不安や将来の恐れに気持ちが向かなくなります。

突然の不安には、知的作業が非常に効果的

実際、麻薬中毒患者の衝動的な不安に対処するリハビリの一環として「不安になったらテトリスをやる」というのが非常に効果的だと、イギリスの論文で示されています。

就活で不安が押さえなれくなった時のために、数独・クロスワード・パズル・アプリのパズルゲームを用意しておき、不安な気持ちを追い出しましょう。

心配しても変わらないことはほどほどに

考えないようにと言われて考えることをやめられるのであれば、そんなに思い詰めることはないかもしれません。しかし、心配していれば、果たして企業は内定をくれるでしょうか?もちろん、答えはNo!です。

それならば、時間と労力をもっと他のことに使いましょう。心配しても変わらないことはほどほどにして、代わりにちょっと休憩して、頭を空っぽにしてみてください。リフレッシュして英気を養って、再スタートを切るほうが今後のためです。

まずは、思い詰めることをやめられる勇気を持てる努力をすることから始めましょう。

原因3…就活で何度も落とされて自信がなくなる

就活で何回も不合格を突きつけられると、「自分は何をやっても無駄なんじゃないか」と、自分の力に自信が持てなくなることがあります。

ショックな結果が何度も続き、自信が低下することを「自己効力感の低下」とよびます。

自己効力感が低下すると、何もする気力がなくなり、就活を続けられなくなる可能性があります。一番やっかいな状態です。早急に自己効力感を回復する必要があります。

自分が悪くて落ちただけではない

面接で、完全に準備不足だったり、緊張で全く答えられなかったりしたならば、自分でも不合格であったことに納得がいくかもしれません。しかし、自分では完璧に思えた面接で落とされると、一気に自己効力感が下がってしまいます。

内定が出ないのは、あくまでもそこの企業とはご縁がなかったというだけで、決してあなたが悪いわけではないと認識して、自分を責めることはやめましょう。

人格否定されているわけではない

立て続けに不合格通知が届くと、どんどん自信がなくなっていってしまいます。自信がない状態で面接を受けても、よいパフォーマンスができるわけはありません。自己効力感が下がったままでいることは避けるべき状況です。

面接の不合格通知と、あなたの能力は、なんら関係ありません。決して、不合格通知を人格否定の証と思わないでください。企業の選考基準と合わなかった、それだけです。

タイミングとご縁

同じ企業でも、タイミングによっては欲しい人材が違うことがあります。なぜなら、適所適材を考えるうえで、そのポストにふさわしい人材を選考することが、人事担当者の仕事だからです。

今回はたまたま、ご縁がなかったのだ、と思えば気も楽です。別のタイミングだったら、合格することもあるのだ、と考えましょう。

対策…ジョギングをする。散歩をする

運動をして、体を動かすと、脳が「なんだ自分の体はコントロールできるじゃないか」と感じ、自己効力感が回復することがわかっています。

デューク大学のジャームス・ブルサンメルの調査によれば、うつ病薬を飲んだグループと、代わりに週3日40分以上の有酸素運動をしたグループでは、同じくらいにうつから回復していました。さらに運動をしたグループは自信=自己効力感も大きく回復していたのです。。

辛い時こそ、身体を動かそう

有酸素運動(ジョギング・ウォーキング)は、うつ病薬以上に、あなたの気持ちを改善します。

就活で何度も落とされて、「死にたい…」と自信が無くなりそうな時こそ、体を動かしましょう。できれば、ジョギングがベストです。物事へ立ち向かう気持ちが急に回復するのがわかるはずです。

原因4…就活が失敗したら、全部終わりだと思ってしまう

就活で「死にたい」という人の多くに「就活が終わったら、全て終わりだ」と考えている傾向があります。

これに失敗したら終わりだと思うと、一度の失敗でも非常に落ち込みやすくなってしまうでしょう。この思考パターンは、出来るだけ早く脱しないといけません。

対策…就活が全てではないと理解する

対策としては「就活に失敗しても、なんとかなる」と考えることです。町でお店を経営しているオジサン達は、就活で大手に内定をもらったわけではないでしょう。でも、しっかり生きている。

社会に出ればわかりますが、「就職活動をして会社に勤める」というのは、食っていくための数万とある手段の中の、わずか一つでしかありません。(便利ですけどね)

そもそもまだ就活で内定をもらう道が途絶えたわけではないでしょうし、失敗したとしてもお金を稼いでいく方法はいくらでもあります。

「就活に失敗してもなんとかなる」と考えれば、心がふっと軽くなります。

原因5…自分を責め過ぎてしまう

何社かに落とされると、「自分はどこにいっても通用しない。社会に求められていないダメ人間だ」と考え、落ち込み、「死にたい」気持ちになってしまうことがあります。

数回の失敗で「どこにいってもダメ」と一般化して、自分にレッテル貼りをしてしまうのです。これを心理学では「不合理な一般化」とよび、うつの原因の一つとされています。

対策…冷静に事実を見つめる

落ち込む人の多くは、数十社に落とされただけで「自分はどこにいってもダメだ」と自分を過小評価し、マイナスのレッテルを貼っています。

冷静に事実と解釈を切り分けましょう。事実は「数十万ある会社の中の」「ほーーんの一部の会社から」「会社にあわないと判断された」だけなのです。

「縁がなかった」と割り切ろう

それを「どこにいってもダメだ。どの会社も自分を求めていない」と考えるのは拡大解釈のしすぎなのですね。

落ちても「うん、縁がなかったんだね」と気持ちを整理し、「どこにいってもダメだ」とマイナスのレッテルを貼るのをやめましょう。

好きな人にフラれて一緒になれなかったのと同じ

自分がどんなに好きでも、好きな人と付き合えるとは限りません。企業との関係も同じです。
自己否定されたと深刻に悩まず、「そうか、別に好きな人がいたのか」「私はタイプじゃなかったんだ」と思えば次へ行こうと思えるはずです。

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