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就活で志望企業から何度もお祈りをされると、「つらい、もうダメだ」「自分は社会に求められていないんじゃないか」と不安な気持ちになり、落ち込んでしまいますよね。
つらい気持ちでいっぱいになると、就活を続ける気力がなくなってしまうことがあります。
そこで、この「つらい」気持ちを生む原因とその対処法について、ご紹介します。
就活でつらいと落ち込む人、落ち込まない人の違いは何か?
就活で志望企業から不採用になっても、ピンピンしている人と、落ち込んでしまう人がいます。
起こっている事態は「不採用」と同じなのに、なぜ落ち込む人と落ち込まない人がいるのか。その違いを見ていけば、「つらい」気持ちを生み出している正体がわかります。
つらい気持ちを生み出しているものの正体
就活で落とされても落ち込まない人は、落とされても「ご縁がなかった。しょうがない」と考える傾向があります。縁がなかったのだから、別の企業を頑張ればいい、と気持ちを切り替えられる
一方で、落ち込んでしまう人は、不採用になると、「自分がダメだからだ」と自分を責めてしまう。自分を責めるから「こんな自分を採用してくれる企業なんてあるのだろうか…」と不安になってしまうのですね。
二人の間では、何が違うのか?二人の間では「事態の解釈の仕方」が違うのです。事態の捉え方の違いが、つらい気持ちを生み出すか否かに関わっているのです。
就活の「つらい」を生み出しているのは、あなたの解釈
上で紹介した二つのパターンをわかりやすく図解しました。
二人に起こっているのは「不採用」という同じ事実。
しかし、二人の間では、事実の解釈法が違います。片方は「縁がなかった」と中立的にに事態をとらえているのに対して、落ち込んでしまう方は、「自分が悪かった」と事実をマイナスに解釈してしまっているのです。
事態の捉え方・解釈が、あなたの気持ちを決める
このように、事実への捉え方・解釈の違いが、その後の気持ちに影響しているんのです。
「縁がなかった」のなら、別の企業の面接を頑張ればいい。すぐに気持ちを切り替えられますから、つらい気持ちになりません。
一方で、「自分がダメだから落とされた」とマイナスの解釈を選んでいる方は、「自分が悪い
といつまでも自分を責めるので、つらい気持ちから離れられません。
つまり、つらい気持ちを生み出しているのは、あなたの事態への解釈がとても大きのです。
では、どうすればつらい気持ちを軽くできるのか。
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中立的な解釈、自分を励ます解釈をすれば、つらい気持ちは軽くなる
それは、マイナスの解釈をやめて、事態をニュートラルに解釈するようにすればいいのです。
イメージをわかりやすく図解してみました。
上の解釈「自分は駄目だ」では、「このままではどこも採ってくれない」と自分を責めることになり、落ち込むばかりです。これは、事実をマイナスに捻じ曲げて解釈しています。
一方で、下の解釈は「この企業の、この面接官は自分を採用したいと思わなかった」と事態を中立的にとらえています。これなら、自分を責めることにはなりません。次の面接に向けて健全な努力ができるようになるでしょう。
あるいは、少し難しいかもしれませんが、「この企業は残念だったけど、他の企業で働く未来が開けた」と事実が示すポジティブな側面に着目して、事実を解釈する方法もあるでしょう。
就活がつらいのは、自分を責める解釈を選んでしまっているから
就活でつらい気持ちになるのは、落とされた時に、「自分はダメだ」「どこも自分を採用してくれない」「自分はコミュニケーションがダメだ」と、自分を責めるマイナスの解釈をとってしまうから。
「縁がなかった」「この企業の、この面接官にはあわなかった」と事態を中立的にとらえれば、就活の不採用やお祈りメールに凹まなくなります。
マイナス解釈を選ぶか、中立の解釈を選ぶかは、あなたの自由です。どうせなら自分を励ます解釈を選び、つらい気持ちを軽くしましょう。