就活で「しにたい」気持ちになる時に効果的な5つの対処法

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就活で何社からもお祈りをされると、「つらい、しにたい」という気持ちになってしまいますよね。そんな時、どう気持ちの整理をつけていいかわからず、どんどん気持ちが落ち込んでしまうことがよくあります。

そこで、就活で「しにたい」という気持ちが生まれた時の気持ちの整理のしかたをご紹介します。

1.今の気持ちを文章に書き出してみる

マイナス思考の堂々巡りが一番怖い

就活が上手くいかないと、「どうしよう…」と不安な気持ちが頭の中をグルグル周り続けてしまうもの。すると、うつな気持ちが止まらなくなり「しにたい」とう気持ちになってしまいます。

心理学の用語では、このマイナス思考が堂々巡りを続ける状態を「反芻」といい、うつ状態を引き起こす原因の一つとされています。

不安は紙に書きだそう

頭の中だけで考えると、いつまでも思考が堂々めぐりしてしまいます。だから、不安な気持ちは紙に書き出しましょう。紙に書くと、紙に書く過程で不安な気持ちが整理されていくからです。

頭の中で考えるだけだと、不安な思考が常に流れ続ける状態になってしまいます。しかし、紙に書き出すことで、不安な思考の流れが紙に留まるようになり、不安な思考の流れをせき止め、思考を整理することができます。

紙に不安を書き出すと、リストラされた人の気分が改善された

The writing cure」という論文によれば、リストラされた失業者に毎夜数分間、自分の感情について「今どんな気持ちか」「失業は自分の人生にどんな意味があったか」「これからどうしたいか」感情を書き出してもらったところ、1ヶ月後には彼らの自尊心スコアや健康まで大きく回復していました。

このように不安な感情を紙に書き出すだけで、不安な気持ちが整理され、ストラスが大きく軽減されるのです。

別の論文によれば、嫌な気持ちを書き出すことは、これは心理カウンセラーに相談するよりも高い効果があったそうです。就活で不安な気持ちが頭を駆けまわったら、「今どんな気持ちか?」「これからどうしたいか?」その不安な気持ちをノートに書き出してみましょう。

36の質問に答えてパーソナリティータイプを診断しよう

自己分析をいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのかや準備するものは何かなどが気になって、すぐに行動に移せないことが多いです。今すぐできたら、その時間が省けますよね。
そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。

このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

2.身体を動かしてみよう

「もうだめ、しにたい」と思った時は、外に出て、ジョギングをしてみましょう。ジョギングは、うつな気分への一番の特効薬です。

ジョギングが辛い気持ちに効く理由

なぜジョギングが「しにたい」という辛い気持ちに効果的なのか?ジョギングのような一定のリズムを繰り返す運動をすると、脳内の安心をつかさどる『セロトニン』という物質が分泌されるからです。

また、外に出て、日光を浴びると、体内のセロトニン合成が促進されるという利点もあります。これらの理由から、ジョギングは「しにたい」気持ちへの対処法として非常に効果的です。さらに、最近の研究では、「ジョギングはうつ病薬以上の効果がある」ことも判明しています。

有酸素運動のスゴイ効果

デューク大学のジャームス・ブルサンメルの調査によれば、うつ病薬を飲んだグループと、代わりに週3日40分以上の運動をしたグループでは、同じくらいにうつから回復しました。さらに、運動をしたグループはうつを再発する確率もニ倍低かったのです。

このように、運動は辛い気持ちへの非常に効果的な処方箋なのです。

つらい時に頭を抱えてうずくまるのは、実は一番悪いやり方。外に出てジョギングをすると、気持ちがふっと軽くなります。

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3.頭をつかう別の作業をやる

頭の中を「就活どうしよう」という気持ちがグルグル回ると、不安な気持ちが押さえられなくなります。

これに対処するには、「別の思考で頭を埋めてしまうこと」。たとえば、パズルや数独の問題、クロスワードクイズをやってみましょう。

衝動的な不安症状には、「頭をつかう作業」が有効だと数々の実験で示されていて、麻薬中毒患者のフラッシュバック症状に、テトリスが有効だという面白い論文もあるくらいです。

頭の中を別の思考で埋めていると、「しにたい」という思考が追い出されるのです。衝動的な不安に対処するために、バッグの中に数独問題集やクロスワードパズルを入れておきましょう。

4.就活失敗=終わりの思考を捨てる

就活で「しにたい」気持ちが生まれやすいのは、「就活で失敗すると、全部終わり。生きていけない。社会に出れない」と思ってしまうから。

確かに、会社に就職するのは、生きていくお金を稼ぐ有効な手段でしょう。しかし、それ以外にだってお金を稼ぐ方法はいくらでもあります。

就職はお金を稼ぐ手段の一つでしか無い

町で商店を経営しているオジサンも、オッサンも大手に内定をもらったわけではない。でも、楽しそうに生きている。就職活動は大事ですが、失敗したからといって全てが終わるわけではありません。

インターネットサイトを運営している立場からいえば、大卒程度の学力があり、文章が書けるなら、ネット経由で月10万〜20万程度はお金を稼げるようになるでしょう。これだけのお金があれば、たとえば、東南アジアに移住すれば、かなりリッチな生活ができます。

会社への就職が全てではない、失敗してもなんとかなる、と考えてあまり気負わずに就活をしましょう。

5.自分ができる行動を紙に書き出し、実行していく

就活で不安になるのは、理由がわからず、何度も落とされて「自分にはどうしようもない」という気持ちが生まれるから。

これに対処するには、「やったほうがいい事リスト」を紙に書き出し、粛々と実行していくことです。就活の何かやるべきことをこなしていけば、「こなせた、努力できた」という達成感や自信が生まれます。

一方で、「ダメだどうしよう」と考えるだけでは、恐れが止まらなくなり、「しにたい」気持ちになってしまいます。

取り返せない過去のことを考えると、「もうダメだ」となる。けれど、どうにかできるかもしれない未来に向かって行動をしていくと、マイナスの思考を考える暇がなくなり、気持ちが楽になります。