就活で資格について嘘をつくことのリスクとは?

就職活動をするにあたって「TOEICの点数が履歴書にかけるレベルじゃない…」と悩むことがありますよね。

そこで、「TOEIC・資格で嘘をついて、見栄えの良いことを書いておこう」と考える学生が出てきます。さて、就活でTOEIC・資格の嘘をつくのは、問題ないのでしょうか?

就活時に記載する資格が無かったら嘘も書きたくなる

履歴書やエントリーシートで、資格を記入する欄がある場合があります。

資格を持っている場合はそのまま記入すれば問題ありませんが、資格を持ってない場合に書き方に戸惑う就活生は多いです。

少しでもプラスの印象をもってもらおうと、嘘でも何か書いたほうが良いのではないかと考えてしまうかもしれません。

あるいは、TOEICのスコアを少し盛って記入しようと考える就活生も0ではないでしょう。

資格を何も持っていないというのは、印象が良くないのではないかと不安になってしまう気持ちも分かります。それでは、就活を有利に進めるためには嘘をつくのもやむを得ないのでしょうか。

本記事では、就活で資格について嘘をつくことの是非やリスクについて解説していきます。

就活での資格・TOEICの嘘は絶対NG

結論から言うと、就活で資格やTOEICのスコアを偽ることは絶対にNGです。

NGである理由は、もちろんモラル的な観点から嘘をつくべきではないという点があります。

しかし、それ以上に嘘をついて得られるメリットに対して、嘘をつく時のデメリットが大きすぎるというのが一番の理由です。

就活生は勘違いしがちですが、資格やTOEICで嘘をつくことのメリットはあまりありません。

一方、嘘がバレて内定取り消しという最悪のケースも十分にありえます。

嘘をついていくら就活で有利になったとしても、内定を取り消されてしまっては意味がありません。

それでも、資格の嘘はバレにくいし、嘘だとバレずに入社さえしてしまえば問題ないと考える就活生もいるかもしれません。

しかし、入社後であっても、嘘がばれた時点で会社から何らかの罰則が与えられる可能性が高いことは肝に銘じておくべきでしょう。

それでは、嘘をつくべきではない理由についてもう少し詳しく解説していきます。

応募に必須資格がない場合はそれほど重視されない

実際のところ、就活では資格やTOEICの点数はあまり重視されません。

リクルート就職白書2020によると、企業が採用基準で重視する項目において、語学力を重視する企業は全体の11.4%、取得資格を重視する企業は11.3%に留まります。

多くの企業はあくまで、人柄(全体の93.4%)や企業への熱意(74.2%)、今後の可能性(66.4%)といった学生の内面や企業との適性を重要視しています。

つまり、バレるリスクをおかしてまで資格やTOEICのスコアを偽ったところで、そこまで就活が有利になるわけではないのです。

ただし、募集要項に必須資格の記載がある場合や、取得を推奨している資格がある場合は例外となります。

しかし、そのような求人で嘘をついて内定をもらったところで、その後の仕事に支障が生じますので、バレてしまうのは時間の問題です。

そのため、どのような場合においても、資格で嘘をつくメリットは無いと言えるでしょう。

新卒に仕事に関わる特別な資格は期待されていないケースが多い

先述の企業が採用において資格を重要視していないというデータからも分かりますが、企業は新卒者に特別な資格を持っていることを期待していません。

それは、企業が新卒者を即戦力として採用しているわけではなく、人柄や将来性を重視して採用を行っているためです。

たとえ特別な資格を持っていたとしても、その資格を活用して入社後すぐに活躍できるかどうかはまた別の話になります。

つまり、企業側が新卒者を即戦力として期待していない以上、資格の有無が合否に影響する可能性は低いと言えるのです。

仕事に必要な資格がある場合も、基本的に内定後や入社後に取得すれば問題ないので、焦る必要もありません。

また、就活の段階では何の資格が必要になるか分からない場合が多く、焦って取得したところで無駄になってしまう可能性もあります。

どうしても気になる場合は、取っておいたほうが良い資格があるかどうか等を説明会や面接のときに質問してみても良いでしょう。
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嘘をつくと内定取り消しの合理的な理由となる

TOEIC・資格の嘘をつくと、バレる可能性が高いです。なぜか?スコアの提出を内定時に求める企業が多いからです。スコアで嘘をついていれば、そこで一発バレしてしまいます。

資格・TOEICスコアなどの履歴書掲載事項で嘘をついていた場合、内定取り消しの合理的な理由になってしまうケースがあります。

バレる可能性が高く、リスクも高い。その上、嘘をつくメリットもない。ということで、TOEICスコアや資格で嘘をつくのは絶対にNGです。

あなたの就活力はどのくらい?

就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。

ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。

入社後も継続して退職の合理的な理由となる

就活時に資格で嘘をついた場合、その嘘は入社後もずっとあなたについて回ることになります。

そして、将来的に何かの拍子でその嘘がばれてしまった場合、企業側に退職の合理的な口実を与えてしまうことになるのです。

企業側が何らかの理由であなたを退職させたいと思ったとき、あなたのついた嘘はクビを宣告する十分な理由となりえます。

また、企業側があなたの能力を評価する際に、就活時の情報も重要な参考データとなります。

つまり、資格で嘘をついてしまうと、その嘘をもとに企業側があなたの能力を評価することになり、能力以上の仕事があなたに割り当てられるかもしれません。

手に余る仕事を与えられてしまっては、期待に応えることは中々に難しいでしょう。そして、あなたの働きが期待に沿うものでは無かった場合、企業側はあなたの嘘を口実に退職を求めてくる可能性も考えられます。

入社後も嘘がバレることに怯え続けるなんてことにならないためにも、資格を偽ることは絶対にやめましょう。

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