面接で人生で最も困難だったことの的確な答え方【例文付き】

面接で「人生で最も困難だったことについて教えてください」と聞かれることがあります。しかし、困難なことを聞かれても、質問の意図がわからず、戸惑う就活生も多いでしょう。

そこで、人生で最も困難だったことを質問する理由や、答え方についてわかりやすい例文と合わせて解説します。

面接で「最も辛かった経験」を質問された時の回答例

まず、面接で人生で最も困難だったことについて質問されたときの回答例を見てみましょう。
例文
私の人生で最も困難だったことは、学園祭の活動と学業の両立です。
学園祭の企画スタッフをしていたのですが、その活動にのめり込みすぎ、学業が疎かになっていました。

このままでは留年の可能性が出てきたので、本来であれば、学際準備にすべての時間を注ぎたいところでしたが、学業優先としたスケジュールを考えました。

具体的には、テスト10日前からの学際準備の中止、担当を割り振りスケジュールに則った作業をおこなうことで深夜や早朝まで時間がかからないようにするなどです。これにより、日中の授業に支障をきたしません。

結果的に、企画スタッフはだれ一人として単位を落とすことなく、かつ学際の準備も万全に整えられました。

この経験から、どんなに自分が熱中したいものでも、本来の目的を達成するためには、好きなことを我慢することも大切だと学びました。

【質問の意図】面接官が「最も辛かった経験」を質問する理由は?

そもそも、企業はなぜ「今まででした一番の失敗は何ですか?」と質問をするのでしょうか?

その意図を押さえていきましょう。面接官の質問意図を理解することで、的確な回答ができるようになります。

精神的な強さを見て入社後に必要な忍耐力があるか知るため

面接で「人生で最も辛かった経験」を問われるのは、あなたがトラブルや困難に出会った時にどれぐらい耐えられてきたか、どのように打ち勝ったのか、どんなことを学んだのかなどを知るためです。

また、どのようなことを困難と感じるのか、その後いかにその困難を克服したのかを見ることにより、面接官は、あなたが入社後に業務に必要な忍耐力や精神力、問題解決力や向上心をも持ち合わせているのかを知りたいと思っています。

そのため、困難に対して、どのように乗り越えようとしたのかが具体的に伝えられる内容にしましょう。

最も困難だったことから何を学んだか?を知りたい

同時に、企業はこの質問を通して、就活生の「困難から学ぶ力」を見たいと考えています
仕事をするうえで、壁に当たることは避けては通れません。

大事なのは「そこから学び成長すること」です。困難をに立ち向かわずに終わらせる人と、困難に対して立ち向かい学び成長する人では、後に大きな実力差が生まれます。

そのため、企業は学生に困難な経験を聞き、過去の経験から、学生が「困難を乗り越え学ぶ力があるのか」を確認するのです。

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面接で「人生で最も困難だったこと」を質問された時の的確な答え方

1.単なる苦労話は話さない

企業が知りたいのは「困難に立ち向かう力」です。そのため、単なる苦労話をするのはやめましょう。

「私の一番の失敗は、単位を落としそうになったことです。学園祭の運営にのめり込み過ぎたのが原因です。とても危なかったです。」

これでは、何のアピールにもなりませんし、あなたがどう考え、どのように行動したのかがまったく伝わりません。

2.克服経験を話す

困難をいかにして乗り越えたのかに重点を置いて話しましょう。困難だったことを話すなかで、「あなたがどのように困難を乗り越え、目標を達成したのか」を話すようにしてください。

例文のように「単位を落とす」のような困難な話しでも、具体的な乗り越え方を話すことで「困難を乗り越えられる人」という印象を与えられます。

3.困難を乗り越えたことで何を学んだか

何度も繰り返すように、面接官が知りたいのは「困難をどのように乗り越えてきたか?」です。

しかし、そのときだけ一次的なものに過ぎない場合、社会に出てからの再現性がありません。そこで、困難への立ち向かった経験においてどんな学びがあったのかも伝えましょう。
具体的には、
  • 失敗の概要…私の一番の失敗はxxxです。
  • 失敗の原因…失敗の原因はxxxxだと思います。
  • 失敗について考えたこと…失敗をして、〜と感じました。
  • 失敗への対処法…失敗をカバーするため、〜をしました
  • 対処の結果…対処の結果、〜になりました。
  • 失敗〜克服までの過程で学んだこと…この経験を通して、〜を学びました
上記のような文章構成でメッセージをつくると良いでしょう。

4.レベルの低すぎる「困難」はやめておこう

この質問は、あなたの「困難に立ち向かう力」を問う質問です。だから「そもそも、そんなもの困難とは言わない!」というレベルの話しはやめましょう。

たとえば、
  • アルバイトで業務を上手く覚えられず、店長に叱られた
  • 寝坊のせいで、大事なイベントに遅れてしまった
このような、最低限のことは困難とは言いません。

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2021.05.25

人生での困難がない人は?

人生グラフを作成してみる

困難について考えても全く思い浮かばないときは、「人生グラフ」を作成してみましょう。人生グラフは、人生において充実していたと、不満に感じたことを可視化するグラフです。

大袈裟なものではなく、自分の人生を振り返り、うまくいって満足していた時と、あまりうまくいっていなかった時などの経験をグラフに表せばよいのです。

例えば、大学に入学して希望に満ち溢れ、張り切っていた時には人生の満足度はアップし、その後何らかの理由でモチベーションが下がってしまった時に、満足度や幸福度が下がるという具合です。グラフは出来事名を書き、折れ線グラフで表すとよいでしょう。

人生グラフをもとにして、満足度や幸福度が下がったきっかけは何だったのか、その時にどのように感じたか、どんな行動をとったか、どのように乗り超えたのかなどを書き出すとよいでしょう。
単なる出来事の年表ではなく、その時の感情にスポットを当てるとわかりやすくなります。

エピソードは大学・せめて高校までの内容にする

就活で伝えるエピソードは、古すぎてはいけません。新しいエピソード、つまり大学時代、せめて高校までのエピソードを選ぶようにするとよいでしょう。

中学以前の古い幼少期のエピソードでは、人格形成が未完成の段階であり、現在の価値観と異なっている可能性があります。そのため、社会人として、業務上で役に立つあなたの情報を知るという意味で、幼少期の経験が必ずしも参考になるとは限らないからです。

エピソードを選ぶ際には、企業が求めている情報が伝えられるよう、なるべく新しいエピソードを選びます。

エピソード選びの基準は、「そのエピソードを通して、自分の困難との向き合い方を説明できるかどうか」「業務上にどのようにその経験を活かすことができるのか」を考えて選ぶようにするとよいでしょう。

周りの人のテキストを参考にして考える

どうしてもアイデアが湧かず、何が人生において最も困難だったか、辛かったかが思い浮かばない時は、周りの人の書いたテキストを参考にしてみることをおすすめします。

「人生において最も困難だったこと」「最も辛かった経験」という表現のせいで何も思い浮かばない可能性もあるからです。
一度他の人が書いたものを読んでみると、「なんだ、こんな内容でもいいのか」「それなら、あるかも」と思えるはずです。

自分の人生において最も辛かった経験とは、何も大袈裟なことではなく、日常の中で誰にでも起こり得るようなことでよいのです。
高校時代や学生時代に、全く何の問題なく暮らしてきている人は、そう多くはないでしょう。誰しも多かれ少なかれ困難にぶち当ったたり、落ち込んだりしているはずです。

他の人が書いたものを読むことにより、自分の人生のどんなことについて書けばよいのかがわかるため、エピソードも見つけやすくなるでしょう。ヒントを得られたら、後は自分の辛かった経験について掘り下げていきましょう。

面接で「最も辛かった経験」の回答例

例文

例文
私の人生で最も困難だったことは、サッカー部の部長として活動をしていた時に、副部長の友人と意見の食い違いを起こし、1ヶ月ほど部活の雰囲気を悪くしてしまったときです。

原因としては、より厳しい練習メニューをおこないチームを強化すべきだと考えていた私が、チーム全員が楽しく練習できるメニューをするべきだと考えた副部長の考えを理解できずに、そのまま自分だけの考えで突っ走ってしまった部分にあります。

ここから私は、ぶつかった時にこそ相手とのコミュニケーションの時間をとること、そして相手の意見だけでなくその根拠まで聞いてみることの大切さを学びました。

時間はかかったものの、友人と話を続けたからこそ、1ヶ月後に私たちは妥協案を見つけることが出来ましたし、その際に相手の意見だけでなく、「なぜそう思うのか?」を深く聞いていった結果、お互いに理解し合うことが出来たからです。

(ポイント)
・困難から学んだことを、簡潔に述べていること
・困難から立ち直った経緯をしっかりと話していること
・立ち直る過程で得た学びを話していること
例文
私にとってこれまでの人生での一番の失敗は、自身が企画した海外留学イベントに目標の半分程度の参加者しか呼び込めなかったことです。

失敗の原因としては、集客手段をSNSだけに頼っていた点にあり、TwitterやFacebookなどを見ていない学生やそもそもフォローをしていない学生に対して、全くアプローチできていなかったのです。

ここから私は、使える手段は全て使うべきだということ、そして何か企画をする際にはしっかりとターゲットを絞って戦略を練るべきだということを学びました。

その学びを活かすことで、留学イベントの第2回はビラ配りなどたくさんのアプローチ手法を使い、結果的に目標の集客数を大幅に上回る参加者を獲得することが出来たのです。

(ポイント)
・原因をしっかりと分析していること
・失敗経験から得た学びを話していること
・経験から得た学びを活かして、次の機会で成功したという部分を話していること

NG例文

NG例
私の人生で最も困難だった経験は、大学受験で第一志望の国立大学に合格できなかったときです。

高校時代の私は、部活や生徒会、更には課外活動としてのボランティア活動に忙しく、勉強をする時間が取れませんでした。

しかし、その分充実した高校生活を送れたと考えているので、後悔はしていません。

(NGポイント)
・困難に陥った原因を述べているが、少し言い訳のように聞こえてしまう点
・困難だったことから学ぼうとせずに、過去の自分を正当化してしまっている点
NG例
これまでの人生の中で一番の失敗経験は、学会での発表会に資料が間に合わず、自分の発表ができなかったことです。

教授の発表時間をもらい、自分の研究内容と成果を発表できる絶好の機会であったにも関わらず、資料が出来ていないという些細なミスで、私はそのチャンスを棒に振ってしまったのです。

今後の研究活動の中で、あれだけ大きな場で発表するチャンスはもう二度とないのではないかと思うと、今でも資料作成を早めにやっておくべきだったと後悔してしまいます。

(NGポイント)
・単なる失敗経験の振り返りになってしまっていること
・失敗経験から得た学びが分からないこと
・後悔していることは伝わるが、それをどのように次に活かすかが分からないこと
NG例
私の人生で最も困難だったことは、サークルの大事なイベントの前に体調を崩してしまったときです。

新しく入会した新入生たちを歓迎するためのこのイベントは、毎年ほぼ全ての部員が集まる大規模なイベントなのですが、体調を崩してしまった私はあいにく参加することが出来ませんでした。

(NGポイント)
・そもそも困難の原因として、「体調不良」という疑問が残る内容であること
・学びが分からないこと
・困難に対して、サークルでどのような活動をしたのかが分からないこと

面接で人生で最も困難だったことを聞かれたときは乗り越え方を具体的に伝える

面接で、「最も困難だったこと」の質問をされた際は、エピソード自体よりも、乗り超え方の説明にポイントを置くようにします。

面接では、面接官に自分を知ってもらうことが大切です。そのため、質問に答える時は、自分に起きた問題をいかに乗り超えたかを通じて、自分の特性や人柄を知ってもらえるようにする必要があります。

まずは、自分の人生で何が困難なのかを示すエピソードを選び、次に、どのようにその困難を乗り越えたのか、その経験によって何を学んだのか、それによって、自分はどのように変わったのかを順番に具体的に挙げていくとよいでしょう。

面接は、面接官に自分の特徴や長所を知ってもらう場です。自分が人生最大の困難に立ち向かい立ち直ったことを通じて、忍耐力や精神力、向上心などがアピールできるようにすれば、好印象を与えることができるでしょう。

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24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

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