面接で最も辛かった経験を聞かれた時の的確な答え方

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最近の面接では「人生で一番辛かった経験は何ですか?」「人生で一番苦労した経験を教えて下さい」と、「辛かったこと」が質問されることが多くなってきています。

しかし「辛かった経験を教えて」と言われても、質問の意図がよくわからず、どう答えていいかわかりませんよね。

そこで、わかりやすい例文をもとに、「辛かったこと」を面接で聞かれた時の答え方を徹底的に解説いたします!

面接で「最も辛かった経験」を質問された時の回答例

例文

私にとっての一番の挫折は、大学受験に失敗し、第一志望の大学・学部に入れなかったことです。

安価で1年間留学ができる、ある国際関係学部を志望していたのですが、入ることができませんでした。

Point まずは端的に辛かった経験を話そう。苦労話よりは、「辛かったけど、立ち直れた経験」がGood

入学時は「自分はなぜここにいるだろう」と不満ばかりを募らせていました。しかし、「後ろ向きに考えていても仕方ない、この環境で自分のできることをやろう」と前向きに考え、英語学習に励むことにしました。

Point 辛かった経験をどのように受け止め、気持ちを切り替えたのか伝えよう

また、英語学習に加え、留学資金を貯めるためにアルバイトも熱心に行いました。

最終的には、自費で3ヶ月間カナダへ短期留学をすることができ、TOEICでも860点を取得出来ました。

Point 辛かった経験を経て、成長した結果、どのような成果をあげることができたのか?を伝える

この経験から、環境を言い訳にせず、自ら努力し行動することで、自分を変えることができると学ぶことができました。

Point 辛かった経験→その克服の過程でどんなことを学んだのか伝えよう

面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう

面接をする際、面接官は「面接評価シート」を元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。

面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。面接評価シートを無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

【質問の意図】面接官が「最も辛かった経験」を質問する理由は?

さて、面接官はなぜこんな質問をするのでしょうか?その意図を考えてみましょう。意図を押さえることで、的確な回答ができるようになるはずです。

辛かった経験をどう乗り越えたか?壁を乗り越える力を見たい

採用担当は、この質問で、就活生に「辛い経験を乗り越える力があるか」を確かめようとしています。ビジネスでは上手くいくことばかりではありません。失敗することも多いでしょう。その時は、当然、辛い。ビジネスで成果を上げるには。その辛さを乗り越え、行動し続ける人でなければなりません。

この「挫折を乗り切る力」はレジリエンス(再起力)と呼ばれ、IQなどよりも、成功との関連性が高い資質として研究が進められています。企業は、学生に「辛かった経験」を聞くことで、学生が「再起力」を持っているかどうかを確かめようとしています。

辛かった経験から何を学んだか?を知りたい

辛かった経験を克服するだけでなく、その経験から何かを学び、成長できる人は高く評価されます。仕事においても、失敗から学び、成長できる人材だと考えられるからです。

学生が失敗から何を学び、どう成長したか?を、企業はこの質問で確認しようとしています。

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面接で「最も辛かった経験」を質問された時の的確な答え方

1.単なる苦労話は話さない

企業が知りたいのは、就活生の「失敗から立ち直る力(再起力)」です。単なる失敗談・苦労話を聞きたいわけではありません。だから、

一番辛かった経験は、大学受験に失敗したことです。必死に勉強したのですが、第一志望に落ち、非常に辛かったです。

このような「単に辛かったこと」は話さないようにしてください。

OK例
一番辛かった経験は、2年次にサークルの部長を務めていたのですが、一番最初にサークルのあり方について話し合った際、幹部メンバーの想いがバラバラで何度話し合っても意見が纏まらず、どんどん険悪な雰囲気になってしまったことです。

最初はこんなメンバーを自分がまとめることができるのか不安になり、部長にならなければよかったのではとさえ思ってしまいました。

しかし、このままではサークル全体の雰囲気も悪くなってしまい、みんなが楽しめなくなってしまうため、自分にできる解決方法はないか、探ってみることにしました。

2.克服経験を話す

単に辛かったことを話すのではなく、『辛い経験にどう向き合い、対処したか?」克服までのストーリーに重点を置いて話しましょう。

例文のように、克服までのストーリーを話すことで「挫折からも学び、成長できる人材」だと企業にアピールできます。

OK例
幹部メンバー全員で話し合おうとすると意見のぶつかり合いになってしまうため、まずは一対一で話し合うことから始めました。

それぞれ詳しく話を聞いてみると、意見がバラバラだと思っていた幹部メンバーも根底で考えていることは同じで、単に伝え方の違いで意見が合っていなかっただけだということがわかりました。

そこで、幹部メンバー全員と話し合いが終わったあと、もう一度全員で集まる機会を作りました。私が進行役を務め、ヒアリングした内容を元に丁寧に説明をし、無事にみんなの意見をまとめることができました。

その結果、サークルが今まで以上に楽しいものとなり、その後の新入生歓迎会でもたくさんの新入生が入ってくれました。

3.辛かった経験をどう乗り越え、何を学んだか?

面接官は「辛かった経験」の内容自体には、あまり興味がありません。苦労話を聞きたいわけではないからです。辛い経験にどう向き合い、行動し、成長したのか?を見たいと考えています。

だから、「辛かった経験」の内容は概要レベルにとどめ、「辛い経験をどう受け止め」「どう対処したか」「そこから何を学んだか」に重点を置いて説明しましょう。ポイントとしては、

  • 【概要】一番辛かった経験は〜です。
  • 【その時の感情】最初は〜と感じました
  • 【辛かった経験にどう対処したか?】しかし、(前向きな考え方)と考え、(行動)をしました
  • 【対処の結果】その結果、〜することができました
  • 【学び・成長】この経験から、〜を学ぶことができました

このような構造で語るとわかりやすいでしょう。例文はこの構造に従って作成されています。苦労話を語るのではなく「辛かった経験にどう向き合い、対処し、何を学んだか?」に重点を置いて説明しましょう。

OK例
この経験から、困難な状況に陥った時は、手法や見方を変えて取り組んでみることの大切さを学びました。

何が一番の問題で、どのようにすればそれが回避できるのかをしっかり考えて行動することができれば、解決の糸口がつかめるのだと思います。

4.レベルの低すぎる「失敗」はやめておこう

企業が知りたいのは「辛かった経験にどう向き合い、対処したか?」克服までの過程で、あなたがどう行動し、何を学んだかです。

あまりにレベルの低い失敗談では、克服までのストーリーを語っても魅力的になりません。たとえば

バイトが作業が覚えられず、店長に叱られたことです

このような経験を「辛かったこと」と話す学生がいますが、やめましょう。克服ストーリーを話しても、大した話にはなりませんし、そもそも「え?それが一番辛かったことなの?どんだけヌルい人生歩んできたんだよ…」と呆れられてしまいます。

NG例
授業の一環として実習があったのですが、事前準備や緊張からあまり眠れず、初日に寝坊をしてしまいました。その結果、集合時刻に間に合わず、実習生全員の前で怒られてしまったことが一番辛かったです。

その後は同じ失敗を二度としないよう、目覚ましのスヌーズ機能を活用したり、30分前行動を心がけるようになりました。

5.親族の不幸も的外れ

親族の不幸も「辛かった経験」に違いはないでしょう。しかし、この質問の答えとしてはふさわしくありません。親族の不幸は、自分の能力と関係がないからです。

「〜と反省し、〜という努力をし、〜という成長をした」と、克服ストーリーを説明するには、「能力不足によって招いた辛かった経験」の方がふさわしいでしょう。

また、親族の不幸を面接で話されても、面接官が対応に困ります。「能力不足によっって招いた辛い事態」を話すようにしましょう。

NG例
一番辛かったのは高校生の時、幼い頃からよく遊んでもらっていた祖母が亡くなってしまったことです。私の両親は共働きで平日は帰りが遅く、よく祖母が母代わりとなって面倒を見てくれていました。

彼女が亡くなってしまった時は今までの思い出が一気に蘇り、なかなか立ち直ることができませんでした。

面接で「最も辛かった経験」について質問された時の回答例1

例文
今までで最も辛かったのは、大学で所属した部活でなかなかスタメンに入れなかったことです。私は幼い頃から少年野球で経験を積んでいて、高校では甲子園にも出場経験があります。

そのため、実力には自信があったのですが、大学では私よりも優秀な選手が多く、ベンチメンバーにすら入れないこともありました。これまでの自信が打ち砕かれてしまいましたが、その悔しさをバネに一層練習に取り組むことにしました。

まずは自身の弱点を徹底的に見直し、フィジカル面を特に伸ばそうと体力作りに励みました。その結果、2年次にようやくスタメンに選んでいただき、それ以降は3年間、ずっとレギュラーとして活躍することができました。

この経験から、これまでの経験に捉われることなく自身を客観視し、問題点を見つけ出す大切さとを学びました。貴社でも広い視野で物事を捉え、できることから少しずつ取り組み、活躍していきたいと考えています。

回答例の解説


この例では、部活動での挫折について述べられており、過去の経験から自分に自信があったものの、大学ではそれが通用せず、悔しい思いをしたことが書かれています。

しかし、その悔しさを努力の糧にしたことや、自分の弱点ときちんと向き合い、対処していけた点は好感が持てます。

そして、その経験から得たものを仕事でも活かせるよう、アピールできている点も良いと思います。

面接で「最も辛かった経験」について質問された時の回答例2

例文
一番辛かったのは大学受験で失敗してしまい、1年間浪人してしまったことです。高校時代はサッカー部に所属しており、3年生の夏で引退するギリギリまで部活動中心の生活を送っていました。

自分なりに受験勉強も精一杯努力したつもりでしたが、やはり半年間では努力が足りず、滑り止めにと思っていた大学も含め、全ての大学で不合格となってしまいました。

その時はひどく落ち込みましたが、1年間これまで以上に必死に勉強すると心に決め、再び大学合格へ向けて勉強に励むことにしました。

まずは受験で各教科どれだけの点数が必要なのか、そのために特に注力しなければいけない教科は何なのかを分析し、1年間の勉強計画を立てました。そしてその計画通りに1日12時間以上勉強に励み、苦手分野を徹底的に潰していきました。

最終的には第一希望の大学へ合格することができ、その他に受けた大学も全て合格することができました。

この1年間で、「目標達成のための行動計画を立てて遂行する力」と「粘り強く努力を続けて最後までやりきる力」がつきました。この経験を活かして、仕事においてもどんな困難な状況でも諦めず、成果が出るまでやりきることができると考えます。

回答例の解説

こちらは大学受験で挫折を経験した例です。この例では、「大学受験に失敗した」という辛い体験をどのように克服していったのかが具体的に書かれています。

また、初めに1年間のスケジュールを立てた計画力や、地道な努力を続ける持続力は企業で働く上でも重要なスキルであるため、良いアピールポイントと言えるでしょう。

面接で「最も辛かった経験」について質問された時のNG回答例1

例文
大学に入りたての頃、遠距離になった恋人と別れたことが一番辛かったです。

彼とは4年間お付き合いしていましたが、私だけ地元ではなく東京の大学へ進学したことですれ違いが多くなり、徐々に連絡の回数も減って別れてしまいました。

別れてすぐの頃はひどく落ち込みましたが、恋愛が人生の全てではないと思い、新しくアルバイトやサークル活動を始めるようにしました。

今まで経験してこなかったことにチャレンジすればするほど、自分の世界がどんどん広がっていく面白さを知り、大学3年の頃にはまだ知らない文化にも触れたいと、留学も経験しました。

この経験から、どんな未知の世界でも飛び込んでいける、チャレンジ精神を身に付けることができました。

回答例の解説

辛かったことのエピソードとして、恋愛の話は好ましくありません。過去の恋愛話をされても、面接官はどうすればよいか困ってしまいます。

この例の場合、チャレンジ精神について話すのであれば、留学のことをもっと掘り下げて語る方が良いでしょう。

面接で「最も辛かった経験」について質問された時のNG回答例2

例文
一番辛かったのは大学のテニス部に入りたての頃、チームメイトから妨害を受け、なかなかレギュラー入りできなかったことです。

しかし、せっかく部活に入ったからには、なんとしてもレギュラーで活躍したいという想いが強くありました。そこで、まずは誰よりも早く練習に参加し、みんなが帰ったあとや部活が休みの際も1人で自主練習をするように心がけました。

また、他の先輩にも自分の弱点を積極的に聞きに行き、改善するよう努めた結果、3年に上がる頃にようやくレギュラーメンバーに選ばれることができました。

回答例の解説

この例では、辛かった理由が「チームメイトからの妨害」と、他責になってしまっている点が問題です。

何で苦労したり挫折した時に周りのせいばかりにする人は印象が悪く、仕事でも何かあった時は同僚や上司のせいにしてばかりなのでは、と思われてしまいます。

面接で「最も辛かった経験」について質問された時のNG回答例3

例文
一番辛かったのは高校時代に入った野球部で、それまでは試合でも勝つことが多かったにもかかわらず、先輩方の引退や監督の交代があった後から全くと言っていいほど勝てなくなってしまったことです。

他の部員の中には辞めてしまう人もいましたが、私は諦めれなければいつか必ず勝てると信じ、何も考えずにひたすら日々の練習に励みました。

その結果、高校最後の試合で準優勝の成績を収めることができました。このことから、ひたすら努力し続ける粘り強さを身につけました。

回答例の解説


この例の悪い点は「何も考えずに」練習を続けていた点です。ただ闇雲に練習を続けていただけでは、アピールポイントにはなりません。

「○○が弱いと感じたので××するようになった」など、問題を解決しようと意識的に動いたストーリーを話すようにしましょう。

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