目次
ついに内定通知の連絡をもらえたとき、そのお礼をメールで伝えたい…そうはいっても、お礼メールをどう書けばいいかわからず、困っていませんか?
そこで、ゼロからでもわかるように、わかりやすい例文をもとに、内定のお礼メールの正しい書き方を解説します。
これを真似るだけ!内定のお礼メールの例文
以下のメール文例を真似れば、誰でも感謝の伝わる内定のお礼メールが書けるようになります。参考にして、お礼メールを書きましょう。
件名:採用内定のお礼
株式会社◯◯◯
◯◯部 ◯◯様
いつも大変お世話になっております。
◯◯大学の◯◯です。
この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。
家族ともども大変喜んでおり、感謝の気持ちで一杯です。
一日も早く、貴社の戦力として貢献できるよう、一生懸命努力して参ります。まだまだ至らない点もあるかと存じますが、今後共ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
まずは取り急ぎ御礼を申し上げます。
++++++++++++++(署名)++++++++++++++++++++++
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
内定お礼のお礼メールは出しておいて損はない
内定のお礼メールは当日中に出す
「わざわざお礼を出すのが面倒」と考えている就活生も多いのではないでしょうか。確かに、内定のお礼メールを出さなかったとしても、すでに内定を得ているので何ら不利益を被ることはありません。
しかし、これから一緒に仕事をする相手ですから、次会ったときに「ヤバイあのとき返事していなかった」とならず、入社して気持ちよく会うためにも、お礼メールは送っておきましょう。
内定のお礼は、メールをもらった当日、最低でも翌日には出すようにしてください。ビジネスでは、返信はなるべく早めに、お礼メールを送るのであれば当日中に出すのが基本です。
内定のお礼メールの書き方
内定のお礼メールは、「件名・宛先・挨拶・本文・締め・署名」という構成が一般的です。
本文には、内定通知に対するお礼と、入社への前向きな意欲を盛り込みます。長々とした文章は読みにくく、感謝の気持ちが伝わりづらいメールになってしまうため、必要なことだけを端的に述べることが大切です。
また、お礼メールの基本的な構成やポイントは、通常のビジネスメールにも通ずるものがあります。社会人になってからもマナーに沿ったビジネスメールを作成できるよう、メールの作成方法を身につけておきましょう。
分かりやすい件名
件名は、件名を読むだけで、採用内定のお礼だとわかる、具体的な件名をつけてください。
「ありがとうございました」等の件名をつける就活生がいますが、これは何に対してのお礼なのか分からないのでNGです。
社名・担当者名は省略せずに正しく書く
内定をもらえたからといって、選考中は「人事部◯◯課 採用担当◯◯様」ときちんと記載していたものを、「◯◯」さんなどと省略しないようにしましょう。
たとえ担当者と仲が良かったとしても、担当者名を省略するのはビジネスメールとして不適切です。担当者の名前には敬称をつけ、所属部署を正しく記載するのが適切です。
また、企業の社名に関しても「◯◯(株)」といったように省略せず、「◯◯株式会社」と正しく書くようにしましょう。
相手の社名や担当者名を間違えたり、勝手に省略したりするのは失礼にあたります。
また、担当者が複数いる場合には、別々に送る必要はありません。担当してくれた人すべてtoにメールアドレスを入力し、連名でお礼メールを送りましょう。
内定通知に対するお礼を述べる
「家族ともども大変喜んでおり、感謝の気持ちで一杯です。」
次に、内定をもらったことへの感謝の気持ちを書きましょう。これはあくまで一例なので、あなたが内定をもらってどれだけ嬉しかったかを自分の言葉で書くのがベストです。
入社への前向きな意欲を語る
「一日も早く、貴社の戦力として貢献できるよう、一生懸命努力して参ります。まだまだ至らない点もあるかと存じますが、今後共ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。」
「一日も早く〜努力して参ります」と、入社までの間に自己研鑚する旨を書き、向上心を相手に伝えましょう。
また、これからお世話になる相手には、後半のように今後の良好な関係を望む文面を入れることをおすすめします。
メール内容のパターン
・4月より貴社の一員として活躍できるよう、努力して参ります。
・貢献できる社員にいち早くなれるよう、切磋琢磨していきます。
・貴社に貢献できる人物となれるよう努力していく所存です。
・貴社の戦力になれるよう努力して参ります。
署名も正しく記載する
誰からのメールなのかひと目でわかるようにするため、末尾には署名を記載します。署名に入れるべき内容は、「氏名・所属組織・連絡先」の3つです。
所属組織には、「大学名・学部学科・学年」を記載しましょう。大学院に所属している場合や既卒の場合も、基本的な構成は同じです。
記載した内容に不備がないよう、相手に送る前に確認しましょう。
以下の例を参考にしながら、署名を作成してみてください。作成した署名はテンプレートとして保存しておくと、他の就活メールでも使えるので便利です。
◯◯大学◯◯学部◯◯学科◯年
田中 太郎(Tanaka Taro)
TEL:000-000-0000 (自宅) / 000-000-0000 (携帯)
E-mail:[email protected]
——————————————————
内定お礼メールへのケース別返信
内定を保留したい場合
◯◯株式会社 人事部◯◯課
採用担当◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学△△学部の◯◯◯◯です。
この度は採用内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
このような高い評価をしていただいたこと、大変嬉しく思っております。
すぐにでもお返事をしたいところなのですが、◯月◯日まで回答を延期させていただけないでしょうか。
貴社には非常に魅力を感じているのですが、他社の結果が出た上で、自分が納得できる決断をしたいと考えております。
大変恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
―――――――――
署名
内定を辞退したい場合
◯◯株式会社 人事部◯◯課
採用担当◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学△△学部の◯◯◯◯です。
この度は採用内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
今回は内定を頂いたにもかかわらず誠に恐縮ですが、貴社の内定を辞退させていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
自身の適性を改めて鑑みた結果、別の会社とのご縁を感じ、貴社の内定を辞退させていただくという決断に至りました。
貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このようなお返事となり、誠に申し訳ありません。
また、本来ならば直接お伺いしてお詫びしなければならないところ、メールでのご連絡となりますことを何卒ご容赦いただければと存じます。
末筆ながら、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
―――――――――
署名
内定のお礼メールは当日中に自分の気持ちも一言添えて送る
感謝の気持ちをしっかりと伝えるために、内定のお礼メールは内定通知が届いた当日中に出すのが理想的です。
すぐにメールが届けば人事担当者としても嬉しいはずですし、何より印象に残ります。レスポンスが早いことで、誠実が伝わります。
当日に送れなかった場合は、遅くても翌日までには送るようにしましょう。
また、お礼メールは基本的な構成とポイントを押さえた上で、必ず自分の気持ちを一言添えて送るようにしましょう。
いくら感謝の言葉を並べても、テンプレどおりのお礼メールでは気持ちが十分に伝わりません。そのため、お礼は自分で考えた言葉で伝えることが大切です。