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三井住友銀行への志望動機の書き方がわからず、困っていませんか?
「銀行業」への志望動機は「モノを持たないから、サービスを提供する人の実力が問われる点にやりがいを感じる」や「経済に血を送り出し、活性化できる点に魅力を感じる」など、思いつくものです。
が、「その銀行でなければならない理由」となると、なかなか思いつかずに悩む就活生が多いです。しかし、志望動機は「その銀行でなければならない理由」を書かなければなりません。では、どうすればいいのか?
大丈夫です。少しのポイントを押さえるだけで、説得力のある三井住友銀行への志望動機が書けるようになります。三井住友銀行への志望動機の書き方を例文をもとに徹底的に解説していきます!
三井住友銀行の志望動機(例文)
まずは、細かい説明を見る前に、例文を見て、志望動機作成のイメージを掴んでください。
私が貴行を志望する理由は、企業経営のパートナーとなり、企業の「底力」を引き出したいからだ。
ベンチャー企業で販促業務に従事した経験から、「資金」が事業拡大に与える影響を実感し、銀行業に携わりたいと考えるようになった。
銀行の中でも、貴行は「スピード」を軸に、個人向けコンサルティングや中小企業向けリスクテイク貸出等の戦略部門を大きく成長させている。貴行でなら、変化する企業のニーズに素早く対応し、ファイナンスを通して企業の力を引き出せると考え、貴行を志望している。
この例文における評価ポイントの1つめは、「結論から書いていること」です。
結論から書くことや、結論から話すことはビジネスにおける基本です。
結論から書くことで評価されるのは、あなたの論理性です。あなたが論理的に思考でき、そして表現できる人だと評価してもらうことができます。
2つめの評価ポイントは、「銀行に携わりたいと思った理由を、自分の経験をもとにして書いていること」です。
銀行に携わりたい理由を自分自身の経験に関連づけて書くことで、志望動機に説得力を持たせることができます。
3つめの評価ポイントは、「企業独自の強みを把握し、自分がしたいこととその強みの合致点を示していること」です。
企業の強みを並べるだけの志望動機は「媚びを売っているだけの志望動機」に見えてしまいます。
なので、志望動機は「その企業の特徴になぜあなたは注目しているのか」を書くことが重要です。
志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用してみよう
ここまで銀行の志望動機を作成する方法を解説してきましたが、例文のような志望動機を一人で書き上げる自信がない方も多いはず。
そんな時は、「志望動機ジェネレーター」を活用してみましょう。
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1.なぜ三井住友銀行を志望するのか?結論から書こう
私が貴行を志望する理由は、企業経営のパートナーとなり、企業の「底力」を引き出したいからだ。
最初に、「なぜ志望するのか?」という結論を書きましょう。志望動機の結論は、貴行でなら人間として成長できる」のような受け身の志望動機よりも、「銀行ビジネスを通して、何をしたいか」というあなたの職業上のビジョンにした方が、あなたの熱意が伝わるでしょう。
「銀行を志望するきっかけ」から文章を始める就活生も多いですが、焦点がすぐに見えない文章はわかりづらいです。まず、結論から文章を書き始めてください。
「私が貴行を志望する理由は、日本の企業を財務面から支えるパートナーとなり、日本のさらなる発展への軌跡を描ける人財となりたいからです。」
なぜ、銀行で働きたいのか、これからどのような人物になりたいのかが明確になっていてわかりやすいです。
「私が貴行を志望する理由は、国内外のあらゆるビジネスに財務面で携わり、世界の経済成長に貢献したいからだ。」
三井住友銀行の長所を理解し、志望理由に組み込んでいる点が評価できます。
「日本の最大手金融グループの中で海外赴任や出向を通して、どんな業務にも対応できるジェネラリストになりたいからだ。」
自らの成長意欲とともに、どんな風に活躍していこうと考えているのかなど、
具体的な志望動機として作成できている点が評価できます。
2.なぜ銀行なのか?(業界志望動機)
会社を表面的に褒めるだけの志望動機は評価されない
いきなり、以下のような「会社を志望する理由」を書き始めると、どうしても「おべっか」感のある志望動機になってしまいます。たとえば、
このように、「会社を調べているのはわかるんだけど、なぜあなたは銀行に携わりたいのか?」という根本の熱意が感じ取れず、薄っぺらいものになってしまうのです。
人生の体験をもとに「なぜ銀行に携わりたいのか」を説明しよう
だから、まず、「なぜ銀行業に携わりたいのか?」を人生経験をもとに語ると、あなたの本気度が伝わるでしょう。例文では、
ベンチャー企業で販促業務に従事した経験から、「資金」が事業拡大に与える影響を実感し、銀行業に携わりたいと考えるようになった。
例文では、このように過去の経験をもとに「なぜ銀行に携わりたいのか?」を書いています。銀行ビジネスに興味をもったきっかけが書かれているので、説得力が増します。
「アルバイトをしていた商店街の小売店において、会員カードから得られる顧客情報を分析し、仕入れの調整を行った。
その経験から、今はどんなに小さな企業の財務においても、データの利活用が重要であると学んだ。データの利活用と財務の調整を通して、あらゆる規模の企業における経営課題に対し、グループ企業も巻き込んで双方に利益を生み出せる銀行員になりたいと思った。」
過去の経験を元に志望動機を作成しているため、具体的な志望動機である点が評価できます。
「父が経営している飲食店で高校生の頃から手伝いをしていた。以前は、本来であれば銀行から融資を受けることが難しいほどに小さな規模の店であった。
しかし、父の担当者は自ら店へ足を運び、店の規模とは相反する繁盛っぷりを見て融資実行まで努めてくれた。
私も日本の大企業だけでなく、中小企業の経営課題に対しても真摯に向き合う銀行員になりたい。」
なぜ、銀行員になりたいのか、が具体的に志望動機に落とし込めている点が評価できます。
3.なぜ三井住友銀行なのか?(会社志望動機)
銀行の中でも、貴行は「スピード」を軸に、個人向けコンサルティングや中小企業向けリスクテイク貸出等の戦略部門を大きく成長させている。貴行でなら、変化する企業のニーズに素早く対応し、ファイナンスを通して企業の力を引き出せると考え、貴行を志望している。
次に、「銀行の中でも、貴行は〜」と「その銀行でなければならない理由」を書きましょう。
「その会社でなければならない理由」を書くのは簡単で、「会社のビジネス上の強み」を志望動機に混ぜればよいのです。その会社の強みを志望動機に入れれば「なるほど、それなら我が社を志望するのもわかる」と、あなたの企業への志望度が相手に伝わります。
たとえば、三井住友銀行の中期経営計画書を読むと
- メガバンクトップの収益力
- スピード(事業展開の素早さ)
- 銀証連携(日興SMBCとの連携)
などが強みとしてあげられているのがわかると思います。これらを志望動機に上手く混ぜれば「みずほでもなく、三菱東京UFJ銀行でもなく、三井住友銀行でなければならない理由」がつくれるでしょう。
例文では、
- 銀行の中でも、貴行は「スピード」に強みがある(企業の強みをあげる)
- 企業を支えるには、変化するニーズに素早く対応する必要がある(なぜその強みに惹かれるのか?を書く)
この2点を押さえることで、「三井住友銀行でなければならない理由」を書いています。
「私は商店街の小売店で働く中で、近隣ライバル店のデジタル化や、顧客のニーズの移り変わりに対応し続けることの困難さを学んだ。
貴行は他行と比較してデータの利活用を重視し、スピード感を持って事業を展開しているから。
貴行であれば、低金利環境の中で次々とデジタル化が進む業界の変化に対応できる対応できる力を持っている。
また、金融のデジタル化に伴い顧客のニーズも次々と変わる中で、顧客に対して銀証連携した提案が可能であるため、貴行を志望する。」
この例文の1つめの評価ポイントは、企業独自の強みとして「スピードに強みがあること」「銀証連携」を挙げていることです。
さらに2つめの評価ポイントは、「なぜあなたがその強みを重視しているか」に対する問いとして、自分の周囲の経済環境と顧客ニーズの移り変わりに苦労した経験を述べたあとに、「低金利環境の中で次々と進むデジタル化に対応していく必要があるため」「顧客のニーズも次々と変わるため」を述べているところです。
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