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あなたが内定先企業の社員となるための一番最初のステップが内定式です。内定式には、役員や部長等の重要人物が参加するため、できるだけ失敗はしたくないものですよね。
そこで、内定式で失敗しないために必要な知識をまとめてご紹介します。これを読めば、内定式のために完璧な準備ができるようになります。
内定式の内容
- 社長・役員・人事部長の挨拶
内定者に向けての簡単な挨拶・心構え等の説明 - 内定書の授与
正式な内定書が渡されます - 人事部から今後のスケジュールについての説明
入社までの課題や過ごし方の注意点の説明 - 各種手続き
内定に必要な書類の記入を行います。 - 先輩社員との交流会
比較的年次の若い社員との交流会・質問会が催される事が多いです - 内定者懇親会
内定式終了後、社内で軽食or飲食店に移動して、親交を深めるための懇親会を行います
と、このような順序で進みます。
内定式に持っていくものの準備
内定式で困らないために、以下の持ち物を必ず用意しておきましょう。
- 筆記用具&メモ(重要事項をメモするため)
- スケジュール帳(人事から今後のスケジュールが説明されるため)
- クリアファイル(内定式で配られる重要書類を綺麗に保存するため)
- 印鑑(重要書類の記入・及び訂正の際に使う)
- その他指定されている持ち物・書類
これらの持ち物は持っておくと困らないでしょう。内定式で必要な持ち物を忘れてしまうと、内定の手続きが滞ることになります。もちろん、それで内定を取り消されることはありませんが、印象が悪くなるので、事前に何度もチェックしておいてください。
内定式の服装の準備
内定式の服装は、簡単です。就活生の時に来ていたリクルートスーツを着ればOKです。
就活用のスーツは派手ではなく、清潔感のあるデザインですよね。それを選べば、儀礼の場にふさわしい服装にもなります。
そのままリクルートスーツを着て行きましょう。
髪型も清潔感のあるものにしよう
社内の顔見せの場でもある内定式には、清潔感のある髪型で臨みたいものです。清潔感のある整った髪を嫌う人はいません。
反対に、ボサボサと伸びきりまとまりがなく、不衛生と感じられる髪型を、内定式にそぐわないと思う人はいるでしょう。
就活と同じヘアスタイルでなくても構いませんが、きちんと感のある髪型にして、入社前から悪目立ちしないようにしましょう。
内定式で初めて会う社員の人たちに恥ずかしくないよう、身だしなみを整えて行くことは必須条件です。
髪の色を含め、仕事にふさわしい髪型であるかどうかをもう一度確認してみましょう。
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あなたの就活力はどのくらい?
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。
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内定式の自己紹介の準備
内定式では、「全員へ簡単に自己紹介してください」と自己紹介・挨拶を求められることがあります。全員に挨拶するなんて緊張しますよね。でも大丈夫です。以下のポイントを押さえて自己紹介しましょう。
- 大きな声で、挨拶。次に大学名と名前を名乗る。
- 自分がどんな人間かを伝えるため、学生時代に打ち込んできたことに触れる
- なぜ様々な企業の中でその企業を選んだのか、会社選択理由を語る
- 今後の抱負を語り、スピーチを終える
これらのポイントを意識して回答してください。以下の例文も参考にしてみましょう。
内定式の自己紹介の例文
Yahoo Japan
こんにちは。就活大学経済学部の就活太郎です。
学生時代には、ベンチャー企業で「◯◯」とうスマートフォンアプリの開発・運営に携わっていました。数人でつくったアプリケーションが何万人ものユーザーに利用されるダイナミズムに魅了され、このIT業界を志望するようになりました。
その中でも、Yahooは国内最大のポータルサイトを提供し、数千万人のユーザーの生活の基点となっています。そこで、サービスの開発・運営に携われれば、より多くの人達の生活を変え、支えることができるのではないか?と考え、Yahooで働くことを決めました。
1日も早く貢献できるように精一杯努力していきますので、今後共どうぞよろしくお願い致します!
いかがでしょうか。以上のポイントを意識して自己紹介をすれば、内定者や役員にしっかり自分を印象づけられる自己紹介ができます。
同期グループは内定式でできやすい
同期入社となる人達と初の顔合わせともなるのが、内定式です。
内定式を機会にグループができることも珍しくありません。
そうなんです、、。仲良いグループ何組か、内定式辺りで既にできてたったぽくて。辛すぎます。
— このは 20卒 (@HpCEyxq7227xqkl) April 13, 2020
SNS上ではこのように、疎外感を味わった就活生も見られます。
研修の課題や情報交換のためにも仲良くしておくべき
同期とは今後、一緒に仕事をしていく間柄です。
そのため、研修中も一緒に過ごすことになりますし、実務でも関わっていく人もいるかもしれません。
同期と仲良くなれば、研修中の課題でスムーズにグループワークができたり、様々な情報交換をしていくことができます。
いつでも相互協力できるような関係性を保つことが大切なのです。
また、気が合いそうな人達とグループが作っておくことは、安心感や連帯感につながり、内定式や研修中だけでなく、後々仕事で役に立つ可能性もあります。
同期との親睦を深め、悩みを共有し、仕事のストレスと打ち勝てるようにしましょう。
内定式後には懇親会をする企業が多い
内定式の後に、懇親会を開く企業は多く、それまで関わることのなかった社内の人々を知ることができる場です。
懇親会は、社内の人たちに自分を知ってもらう機会であると同時に、同期や先輩社員、または上司となる人達とも知り合うことができる貴重なチャンスです。
また、企業について、今までとは違う印象を得ることにもなります。
その他にも、社会人になるために必要な知識を得られたりとメリットが多いため、是非とも参加しておきたいものです。
内定式後に、懇親会をする企業が多いので、終了時間が明記されていない場合は、時間に追われることのないように、予定は入れないようにしておいたほうが安心です。
懇親会のためにしておく準備
入社式の後に、懇親会がある企業では、懇親会のためにある程度の準備をすることが望ましいでしょう。リクナビのアンケート調査によれば、「準備して良かった、準備したほうが良かったことがある」と回答した就活生の数と、「ない」と回答した人の数はそれぞれ40.8%と記載されています。
できることならば、心の準備という意味でも、ある程度の準備はしていき、当日を迎えたいものです。
ここでは、懇親会に参加するにあたる準備について説明します。
企業研究の振り返り
選考中に企業研究をしていても、面接から日数が立っている場合、記憶があやふやになってしまっている可能性もあります。
これから働くことになる企業に関して、把握しておくにこしたことはありません。もう一度振り返って企業研究をしておくとよいでしょう。
また、中には内定式の後に研修がある企業もあります。
企画書を作成したりする可能性も考えられるため、そのためにも企業研究のおさらいをしておきましょう。
また、懇親会では、様々な人と会話をする機会があります。
企業の事業内容・業務内容を把握していれば、社員の人たちとの会話もスムーズですし、質問もしやすくなります。
自分が入社したら、どのようなことをしたいのかも含めて、企業研究の復習を済ませてから、内定式に向かうようにすると安心です。
就活で使っていない自己PR
内定式の後の懇親会では、自己PRを兼ねた自己紹介することが一般的です。
そのため、社員の人たち向けに、面接時とは違う自己紹介をするための準備が必要です。
真面目な面接での自己紹介よりも、自分を印象付けるための少しくだけた自己紹介ができるようにしておくとよいでしょう。
ものまねやスポーツなどの特技など、面接でアピールした以外の分野や方法で自分をアピールできると覚えてもらいやすくなるでしょう。
大勢いる新入社員の中に埋もれてしまわないよう、上手な自己PRができるように準備しておきましょう。
内定式後の内定辞退は可能なのか?
2016年から内定〜内定式までの時間が1ヶ月程度ととても短くなります。すると、「内定式までに内定先を選べない」「内定式後にもっと行きたい企業に内定した」という事態になるかもしれません。
その時に心配になるのが「内定式後に辞退できるか」ということ。結論から言えば、全く問題ありません。
内定契約は「双方が解消権を持つ始期つき労働契約」です。簡単に言うと、始期(4月1日)から働くという約束だけど、双方が途中で解消していいよ、という意味の契約です。
だから、4月1日前ならば、内定式後であろうと、内定辞退してもOKなのです。