そんな就活生のために、面接の受付から、入室、退室まで、挨拶が必要なタイミングと、それぞれのタイミングでの挨拶のしかたについて徹底的に解説いたします!
挨拶をするときの最低限のポイント
挨拶をするときにも最低限押さえるべきポイントがあります。挨拶は人と人とのコミュニケーションの中で最も重要であるといっても過言ではありません。挨拶1つで印象が良くも悪くも変わってしまいます。すなわち、人間関係を構築する上でも欠かせないものである為、面接の際も社会人の基本的マナーとしてしっかり見られる所でしょう。
面接会場についてから退室まで、さまざまな方に会い挨拶をする機会があると思います。マナーを守ることはもちろんですが、少し気を付けるだけで挨拶がグッと良くなりますので習得して次の面接から実践していきましょう。
相手に聞こえる声ではきはきと
挨拶はボソボソ小さな声ではなく、相手に聞こえる声ではきはきと行いましょう。相手に聞こえなければそれは挨拶とみなされず、された相手も気持ちよくないでしょう。声のボリュームも大変重要ですが、一字一字をはっきりはきはきと言うことも大事です。口を大きく開けて自信を持って言うことがポイントです。
「おはようございまーす」のように語尾を伸ばしてみたり、語尾がフェイドアウトしていないか、友達との挨拶のようになっていないか、もう一度確認しましょう。
姿勢に気を付ける
挨拶をする際は姿勢に気を付けましょう。背筋がきちんと伸びているか、お辞儀をする際はアゴや首だけで会釈していないか、もう一度確認しましょう。アゴで軽く会釈する人が非常に多いですが、仕事の場では失礼にあたりますのでやめましょう。背筋が伸びていないとお腹から声が出ません。背筋はピンと伸ばし、座る場合は椅子に浅く腰掛け、背もたれにもたれかからないようにしましょう。
挨拶をする際のお辞儀の角度は、基本的に45度だと言われています。ダラシなく適当に見えないよう、上半身全体を使って丁寧に行いましょう。
笑顔で挨拶できるとベスト
面接の際は当然緊張しますが、笑顔で挨拶できると良いでしょう。真顔で挨拶されるより、笑顔で挨拶されたほうが気持ち良いのではないでしょうか。挨拶ができない人は信頼を得られず、人間関係も上手く行かないでしょう。初対面の方に対して、特に面接などでは明るく誠実な印象を与えることができる為、できる限り笑顔で挨拶すると良いです。笑顔は人から人へ伝染し、きっと相手も笑顔で返してくれるはずです。
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面接で受付をする時の挨拶のポイント
受付の社員に人事が後から就活生の態度を聞くこともあります。気を抜かずにしっかりと挨拶をしましょう。- 受付で「本日●●時より面接をお願いしております、●●大学の●●です」と名乗る
- 待合室や待機場所を案内されたら「ありがとうございます。」と一礼をする
- 書類や会社案内資料を渡されたら、「ありがとうございます」と両手で受け取る(片手で受け取らないこと)
受付表や提出物はすぐ出せる準備を
面接の受付に、受付表や提出物を提出する場合はすぐに出せる準備をしておきましょう。受付の前でもたつくと、他の受験者や受付してくださる方の迷惑になります。社会人のマナーとして予め出しやすいよう鞄から出すなど準備しておき、スムーズに提出しましょう。
また、書類を持参する際は汚れたり折れ曲がったりしないようファイル等に入れて持参しますが、提出の際は相手に手間をかけないよう書類だけを提出するようにしてください。書類が数枚ある場合はわかりやすい順番に並べておくと良いでしょう。
面接で入室する時の挨拶のポイント
入室時の印象が、あなたの第一印象になります。必要なタイミングで挨拶が出来なければ、無作法な学生だと評価されてしまうでしょう。正しいタイミングで適切な挨拶をしましょう。ドアを開け、入室する時の挨拶
- ドアを3回叩き、「どうぞ」と言われたタイミングで「失礼します」と挨拶をして入室
- ドアを閉める。ドアを閉める時は、ドアに対して、斜めに立ち、お尻を面接官の方に向けないように。
- ドアを閉め終えたら、面接官の方を向き、「よろしくお願い致します」と大きな声で挨拶。挨拶を終えたら一礼
着席までの流れ
- ドアを閉めたら、椅子の横まで移動する
- 「自己紹介をお願いします」と言われたら「●●大学の●●と申します。本日はよろしくお願い致します」と元気よく挨拶。挨拶した後に一礼
- 「どうぞ」と着席を促されたら、着席前に「失礼します」と軽く一礼
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面接で退室する時の挨拶のポイント
退室時の印象が、あなたの最後の印象になります。終わり良ければ全て良しとはいいますが、終わり悪ければ全て悪しともいえます。最後の印象でしくじらないように適切なタイミングで挨拶をしましょう。- 「これで本日の面接は終了です」と言われたら、「本日はお忙しい中、面接していただきありがとうございました」とお礼の挨拶をする
- 立ち上がり、カバンを取る前に「では、失礼いたします」と一礼。一礼した後カバンをとる
- ドアの直前で面接官の方を向き、「失礼いたします」と一礼。一礼してからドアを開け退室
見送りをしてくれる場合の挨拶のポイント
場合によっては面接終了後、ドアの前やエレベーターの前まで見送ってくださることがあります。一部ではエレベーターまで見送られるのは不合格のサインだ、と推測されていますが一般的には関係ないと考えていいでしょう。ただ、見送っていただく際にも気をつけるべき点がいくつかあります。
まず、エレベーターホールまで移動する際は、見送ってくださる方の1,2歩後を歩くようにしましょう。不自然に後ろ過ぎるのも良くないですが、決して前を歩いたりしてはいけません。
到着してエレベーターのボタンを押してもらった際はお礼を言い、邪魔にならない位置に立ちましょう。降りる方の邪魔にならない位置が望ましいです。
エレベーター到着後はお礼の挨拶をしてから素早く乗り込み、扉が閉まるまでお辞儀を継続しましょう。周りの人に配慮し、声のボリュームやお辞儀の角度を変えることも重要です。
周りの人への配慮ができているか、ということも見られていますのであまり見送りだけに集中し過ぎないようにしましょう。
意外と盲点!社員とすれ違った時の挨拶マナー
面接会場内や廊下、エレベーターの中で社員の方、もしくは社員とみられる方とすれ違った場合の挨拶マナーについても確認しましょう。まだ社員ではなく、相手も貴方のことを知らない為、アルバイトや部活で、先輩に言うように「お疲れ様です」と言うのはNGです。「こんにちは」と一言挨拶し、笑顔で会釈しましょう。その後は特に話を振られない限り他のことを話す必要はありません。選考会場や会社が大きな建物内にある際は、社員と見られる方には取り敢えず挨拶しておくことをおすすめします。
違っていても面接の合否には関係しませんし、明るい挨拶をされて気分を害したり怒ったりする人はいないでしょう。一番避けたいのは、挨拶をせず無視をしたり、気付いているのに気付かないふりをすることです。

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