【面接でのノックの回数】就活生の疑問を解決!入室マナー

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面接で面接室に入室する際に、「何回ドアノックすればいいのか?」って意外と迷うところですよね。面接でのドアノックは何回が正しいのか、解説いたします。

就活生は面接のノックの回数を確認して臨んでいる

面接の部屋に入る際の、ノックの回数について確認してから面接に臨む就活生は非常に多いです。

就活の時期になると、「対面の面接だからノックの回数を調べた」という声をSNS上での投稿が見られます。

「たかがノック、大して気にしない」と思う人も中には見受けられますが、ノックの回数には意味が隠れているのです。

したがってノックの回数を軽視して面接に臨むと、思わぬところでマイナスの評価をつけられてしまう可能性もあります。

もちろんノックの回数だけで評価が左右されるわけではありませんが、企業の採用活動では面接での話の中身だけでなく、面接に挑む際の立ち居振る舞いも人柄を判断するための重要な要素です。

いよいよ面接に挑む際には、入室~着席までのマナーの一つとしてノックの回数も確認してから挑むようにしましょう。

面接のドアノック回数は3回

面接時のドアノックは「しっかり響くようにドアを3回ノック」が正しいマナーです。ドアノックをして「どうぞお入りください」と促されたら入室しましょう。

2回ノックはトイレノック

たまにドアノックが2回の就活生がいます。

しかし、2回のノックは「トイレノック」といって、相手を急かしたり、注意を促すためのノック法です。

面接の場ではふさわしくありません。

フォーマルな場では3回がマナー

ドアのノック回数が気になる人は、面接の入室時のマナーもあやふやになっている人が多いと思います。
この際ですから、ドアノックから始まる入室の仕方も押さえておきましょう。

面接のようなフォーマルな場では、ノック音が聞こえるように3回ノックするのがただしマナーです。

ただし、あまり乱暴に叩きすぎないようにしてください。

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ノックの回数を間違っても評価は左右しない

就活における面接の場で、ノックの回数を間違ってもそれだけで評価が左右されるわけではありません。

なぜなら採用判断のメインとなる材料は、あくまでも面接の内容であるためです。

しかし調べれば答えの分かる面接のノックの回数を、就活生が疎かにしていたことについて、マイナスの印象となるかは面接官の性格によって異なり、ノックの回数を気にするほど几帳面な面接官にあたる可能性はゼロではありません。

たとえノックの回数が重箱の隅をつつくように細かいことだとしても、2回のノックはトイレノックという一般的な考えがある以上は、3回のノックをするほうが安全です。

ノックの回数ではなく面接の内容重視

就活生を採用するかしないかの判断材料は、面接の内容が重視されます。

したがって、うっかり2回ノックで入室してしまったとしても不安にならず、面接で挽回するつもりで面接に臨みましょう。

仮に面接官が就活生に対して「ノックのマナーを知らない学生だな」というマイナスの印象を抱いたとしても、面接の内容に問題が無ければ少しのマナー不足は取るに足らない問題です。

なぜならノック回数のマナーは、一回教えてしまえば簡単に身につけらるものだからです。

面接ではしっかり面接官と会話をして、自分自身を面接官に知ってもらうことが非常に大切です。

ノックばかりに気を取られて面接に集中できないということがないように、事前にしっかりと準備を整えておきましょう。

ノックを忘れて入室したら気づいた時点で謝罪する

もし入室の際にノックを忘れてしまったら、気付いた時点で謝罪をしましょう。

面接の直前は特に緊張するため、就活生の中には自分の名前が呼ばれるとノックを忘れて入室してしまう人もいます。

基本的に面接の場ではノックしてから入室することがマナーであり、ノックしてから入室する学生がほとんどなので、ノックをすることなく入室すると面接官も「ノックなしでいきなり入ってきた」とすぐに気が付くものです。

そのため、もしノックを忘れて入室してしまったら気が付いた時点で謝罪をしましょう。

就活生が緊張しているのは面接官もわかりきっていることであるため、気が付いた時点で「申し訳ありません、ノックを忘れてしまいました。緊張していました」と一言添えれば、面接官も理解を示してくれるでしょう。

あなたの面接力はどのくらい?

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ノックから始まる入室の流れ

1.ドアを3回ノックして返事があってから入室

面接室のドアを丁寧に3回ノックし、「どうぞお入りください」と促されたら、ドアを開けます。

2.ドアを開ける際には「失礼します」と一礼

ドアを開けて入室する際には、15度の角度のお辞儀をし「失礼します」と言って入室します。

3.扉の前で挨拶して一礼

ドアを閉めたら、その場で大きな声で自己紹介をしてください。

4.着席を促されたら「失礼します」と言って座る

面接官に着席を促されたら、「失礼します」と一礼をし、カバンを椅子の横に置いてから、静かに着席します。

5.着席後は背もたれによりかからない

椅子に座る際に背もたれによりかかると、ダラシない印象を与えしまいます。背もたれに拳一つ分くらいのスペースを開けて座ってください。あまり深く座り込まないように。

ノック後に反応がない場合は再度ノックする

面接会場に入室する際、ノック後に反応がない場合は再度ノックしましょう。

多くの就活生を立て続けに面接する面接官は、次の就活生を呼ぶまでに手元の資料を整理していたり、メモをとっていたりなどでノックに気付かない場合もあります。

再度のノックの回数も、1度目と同じように、3回ドアをノックします。

もしノックだけでは気付いてもらえないほどドアの内側から物音や話し声が聞こえる場合には、再度ノックしてから「恐れ入ります、入室してもよろしいでしょうか?」と一声かけても問題ありません。

この「恐れ入ります」は相手の状況を気遣っているという表現ができるフレーズですので、ぜひ添えるようにしましょう。