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就活をしていると、履歴書やエントリーシートで「趣味」を書くことがありますよね。また、面接で趣味を聞かれることもあります。そんな時、どんな趣味を答えればよいかわからず、悩みますよね。
そこで、わかりやすい例文つきで、就活で自分の趣味を伝えるポイントを解説いたします!
趣味はそれほど重視されていない。
まず、第一に「就活で趣味は採用基準としてあまり重視されていない。したがって、「あまり深く考える必要はない。基本的に何を答えてもOK」ということを言っておきます。
リクルートの調査「就職白書」では、企業に「新卒採用において重視する項目」のアンケートをとりました。結果が以下のグラフです。
このように「趣味・特技」を重視する企業は、全体の7.6%とあまり重視されていないことがわかりますよね。10個の企業のうち、1つの企業しか採用項目として重視していないのです。したがって、何を答えてもあまり採用に大きな影響はありません。
面接評価シートで面接官のチェックポイントを確認しよう
面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があるのです。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで面接官視点を把握することができます。
面接官は、どのような就活生を評価するのでしょうか。
「面接評価シート」を無料でダウンロードして、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。
趣味を伝える時のポイント3つ
このように、「趣味」はあまり重視されていません。とはいっても、履歴書やESで「趣味欄」があるわけですから、空欄にするわけにもいきませんよね。では、どんな点に気をつけるべきなのか?
自分の「人柄」が伝わる趣味を答えよう
一番のポイントは「自分の人柄が伝わる、本当の趣味を答える」ことです。既に述べたように「趣味自体」は、あまり採用に関係がありません。面接官ウケを狙って「趣味 サッカー」など体育会系のことを書いても意味はないのですね。
上記の調査によれば、企業が興味があるのは「あなたの人柄」です。だから、「自分の人柄が伝わる本当の趣味」を答えるようにしましょう。
たとえ、「読書」のような地味な趣味でも「趣味は読書です。年間300冊ほど読みます。最近、熱中しているのは「美貌と格差」という本で…」としっかり語れるなら「知的好奇心旺盛」という人柄をアピールできるでしょう。
「ガッツリ語れる」本当の趣味を伝えましょう。
アウトドアである必要はない
繰り返して述べているように「趣味自体」は評価対象ではありません。だから、無理をしてアウトドア系の趣味を語る必要はないのですね。無理をして嘘の趣味を書くと、面接で聞かれた際に、ほとんど答えられず「趣味のことすら語れない、薄っぺらい奴」と思われてしまう可能性があります。
本当の趣味を答えましょう。
無駄な先入観を与える趣味は避けよう
趣味は何でも良いとはいっても「趣味はナンパです」「趣味はギャンブルです」のようなマイナスイメージの強い趣味は避けましょう。
では、「履歴書・エントリーシート」の場合と、面接の場合に分けて、自分の趣味を上手く伝える方法を解説していきます。
趣味を履歴書・エントリーシートに書く時のポイント
履歴書・エントリーシートに趣味を書く場合には、「面接での質問を喚起する」書き方を意識しましょう。
趣味の話は、あなたが生き生きと語れる話題のはずですから、かなり答えやすい話題ですよね。面接で趣味についての質問がされるように「質問をしたくなる」書き方をしましょう。
思わず質問したくなる「趣味欄」の書き方
「質問をしたくなる」書き方とは具体的に書くことです。たとえば「趣味 読書」これだけでは質問する気になりません。が、「趣味 読書(年間300冊)」と書いてあると「へぇ〜、なんでそんなに読書が好きなの?」と面接での質問を引き出せるはずです。
このように趣味の内容を具体的に書くと、面接官の興味を惹きつけられます。
また「趣味 料理」のような趣味でも「趣味 料理(インド料理)」と具体的に書いておけば、面接官の興味をそそれるはずです。
「詳しいジャンル」「その趣味にどのくらいのめり込んでいるか?」等がわかるように、具体的に趣味欄を書いてください。
面接で趣味を伝える時のポイント
面接で趣味について聞かれた時は「趣味について」だけを語らないでください。企業が一番興味があるのは「人柄」です。したがって「趣味への取り組みを具体的に語り、自分の人柄をアピールする」ことを意識しましょう。たとえば、趣味が読書なら、
趣味は読書です。
読書が好きなのは、私に世界への新しい視座を提供してくれるからです。
本の虫で年間300冊ほど読書をします。たとえば、最近は、ポジティブ心理学という分野にハマり込んでいます。
これは「ポジティブな心理状態になると、いかに人間の生産性があがるか」を研究している学問です。たとえば、医者にキャンディーをプレゼントして気分を良くするだけで、彼らの誤診率が半減する…というデータもあります。>それを知ってから、出来るだけ毎日楽しく過ごせるように心がけるようになりました。
このように「その趣味がなぜ好きなのか?」「どんな風に取り組んでいるか?」を語ると、上手く自分の人柄を伝えられます。