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日本を代表するメーカーであるパナソニックは、夏休み・春休みともにインターンシップを開催しています。パナソニックは就活生に非常に人気がある企業なので、インターンシップといえども、参加するためには厳しい選考をクリアしなければなりません。
そこで、パナソニックのインターン選考を突破するためのコツを詳しく解説していきます。これを読めば、パナソニックのインターンシップ選考を突破し、ライバルに差を付けられます。
パナソニックのインターンシップの内容は?
パナソニックのインターンシップは選考に関係があるの?
パナソニックのサイトでは「選考には関係がありません」と明記されています。しかし、実態は違うようです。
例年の就活生の話によれば、インターンシップで活躍した学生は、選考のステップが大幅に短縮され、いきなり最終面接に呼ばれるということもあるようです。パナソニックのインターンシップで良い働きをすれば、内定がぐっと近づきます。
そのため、パナソニックを志望する学生ならぜひ参加したいところです。
パナソニックの選考フロー
パナソニックの選考フローは以下のとおりです。
- エントリーシートによる書類選考
- 個人面接(20分程度)
以下では、それぞれの選考をクリアするコツについて詳しく解説していきます。
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大手企業に内定した先輩方は、どのようなESを作成したのでしょうか。内定者の回答から、どのような考え方、アピールをしているのかを把握しましょう。
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パナソニックのインターンのエントリーシートを突破するコツ
パナソニックのエントリーシート選考を突破するために絶対に必要なこと
パナソニックのエントリーシート選考を突破するために、絶対に意識するべきことが一つあります。それは「求める人材像」を意識すること。パナソニックの求める人材像は、例年変わっておらず、以下の3点になっています。
- 大きな夢と志を持ち、チャレンジし続ける人
- 新たな価値を創造し、変革を起こせる人
- 世界で戦える尖った強みを持つ人
この3点です。これらを上手くアピールしましょう。
具体的なやり方としては「サークルなどの所属組織で新しいチャレンジを行い、変革を起こした経験」「自分の経験のないフィールドへチャレンジした経験」「海外経験(単に留学をしたなどではなく、そこで何かの行動を起こしているとGood」これらの経験を選んでエントリーシートで伝えると評価が高まります。
パナソニックのエントリーシートの設問
パナソニックのインターンシップのエントリーシートの設問は例年異なりますが、概ね、以下の3つが聞かれています。
- 学業で力を入れたこと
- 学業以外で力を入れたこと
- あなたのキャラクターを説明してください。
これらの3つです。それぞれの対策法について解説していきます。
学業で力を入れたこと
- ①現在、学業で主に取り組まれている内容や、専攻・研究テーマについて具体的にお書きください(今後取り組みたい専攻・研究テーマもしくは得意な分野などでも結構です)。(300)
- ②なぜ上記テーマ(※第1希望テーマ)を希望しているのですか。これまでの経験や研究内容・専門知識・スキルなどを、希望テーマでどのように活かしたいかを含めてお書きください。(200)
毎年、聞かれている質問です。学業への取り組みは、仕事への取り組みにも通じる所があるので、学業の取り組みを上手くアピールすることで、仕事の能力をアピールできるのです。
回答のポイントとしては「専門的になりすぎないように、わかりやすく書く」ことです。自分の専攻分野だと、どうしても専門的になりすぎて、読みにくくなってしまいます。「何の知識もない高校生にもわかるくらい」平易に書きましょう。
設問2では「なぜこの研究テーマなのか?」をあなたの問題意識と交えて語ると良いでしょう。
たとえば「教授に言われたから」などと、受動的な動機を答えるのではなく「現在、◯◯が問題になっているため、△△について学ぶことで、◯◯を解決する糸口になると考えたから」等と、「意識高め」の回答にしましょう。
取り組むアプローチについては、現在、取り組んでいなくても「こんな風に取り組みたい」と目標を語ればOKです。取り組むアプローチについては専門的になりすぎ、いまいち伝わらない可能性があるので「なぜ取り組みたいのか?」の動機部分6割、アプローチ4割り程度の分量で書くと良いでしょう。
現在機械工学を学んでいますが、4年時の専門では電子工学を専攻したいと考えています。
電子工学を選択することができたら、電子工学の中でも特に応用分野でもある電子回路を専門にしたいと思っています。
「お客様の生活を快適にする仕事」をビジョンとして、最初は機械工学のデザインも候補にしていました。
しかし、最初の2年間で、自分にはデザインセンスが欠けていることに気づき、どうすれば消費者の生活を快適にするお手伝いができるか、自分なりに考えました。
その結果、得意なプログラミングを活かせる電子回路の開発ならば、間接的に快適な生活提案ができるのではと考えたのです。
現在学んでいること、今後学びたいことを最初に簡潔に述べ、続いてその内容を詳細に述べています。
なぜ電子工学の専攻を希望するかというと、電子技術は、今後様々な分野で必要になってくる分野で、生活必需品の中でも電子技術は不可欠となりつつあります。
そのため、よりよい生活を消費者に提供するためには、更なる電子工学技術が必要だと思うからです。
時代の流れを汲み、今後何が必要になっていくのかを理解し、次世代に消費者の皆様に喜んでもらえる開発をしたいと考えています。
なぜその専門分野を希望するのかについて、自分の意見を述べています。
最後に、その専門技術によって今後どういったことをしていきたいのか将来のビジョンを語り、どんな仕事で貢献できるのかに言及しています。
学業以外で力を入れたこと
これは、どの企業でも聞かれる「学生時代に力を入れたこと」に関する質問です。ポイントとしては、パナソニックの求める人材像を意識し「組織内に変革を起こしたこと」「新しいチャレンジをしたこと」などのエピソードを選んで書くとよいでしょう。
ポイントは具体的に書くことです。たとえば「◯◯サークルで幹事長をしていて、リーダーシップを発揮してメンバーをマネジメントした」では何も伝わりません。「具体的にどんなことをしたのか?」が文章からでも読み取れるように、できるだけ具体的に「どんな行動・工夫をしたのか?」を書くと良いでしょう。
学生時代には語学研修のために、1年次に1か月、2年次に1カ月半カナダとイギリスで英語を学びました。
語学が上達したことはもちろん、最大の収穫は、異文化コミュニケーションです。
日本で当たり前だと思っていたことが当たり前でなかったこと、また、日本では「欧米」と一括りにしがちですが、国によって全く違うということにも気づけました。
自分の軸と他人の軸は違うということ、自分のよいと思うことは必ずしも他人にとってはプラスではないということにもつながります。
また、国によっても求められるものが違うというということは、今後の企業のグローバル展開にも重要なことだと考えることができるようになりました。
まず、何に力を入れたのかについて簡潔に語っています。具体的な期間、回数があるのもわかりやすい点です。
通常は語学の上達をアピールポイントとしがちですが、「異文化コミュニケーション」という独自の視点で、日本との比較、カナダとイギリスという国の比較もしています。
人間関係に関する気づき、グローバル化など、独自の視点で、学生時代に身に着けられたことがアピールできています。
あなたのキャラクターを説明してください
- ④あなたのキャラクターを一言で表現してください。(20)
- ⑤上記に対する理由もしくは具体的なエピソードをお書きください。(300)
これは「自分はどんな人間か?」をエピソードを交えて説明すればOK。ポイントとしては「アピールになる長所を伝える」ことです。エントリーシートは自分を売り込む文章ですから、「自分のキャラクター」も、好ましい部分についてのみ記述してください。
私はこつこつと真面目に仕事をするタイプです。
一度決めたことは最後までやり遂げる、責任感のあるところが私の長所です。
しかし、得てして私のようなタイプの人間はチームワークが苦手となりがちです。
そのため、留学中に頻繁にグループワークで自分の意見を述べなければならないことは、言葉の壁と同時に超えることが大変な壁でした。
考え方の違う人たちとのコミュニケーションは簡単ではありません。育ってきたバックグラウンドが違えば尚更です。
しかし、考え方が違うからこそ様々な意見が出てきたり、自分も学ぶことが多く、大いに成長することができました。
この留学での経験を活かし、今後は自分の仕事を真面目にこなすだけでなく、チームの一員として仕事に取り組み、活発な意見交換によりチームを盛り上げていきたいと考えています。
自分がどんなタイプの性格か、一言で答えています。次に、補足で長所を説明し、短所とも向き合っています。
留学をきっかけに、自分の短所を改善しつつあることをアピールし、仕事にどのように自分の特徴を活かせるのか言及しています。
パナソニックのインターンの個人面接を突破するコツ
パナソニックの二次選考は、個人面接です。時間は短く、20分ほどで行われ、雰囲気もフレンドリーです。面接になれていない就活生でもリラックスして面接を受けられるでしょう。聞かれる内容も非常にオーソドックスで、例年、
- このインターンシップへの志望動機を教えてください
- なぜこの部門のインターンシップを志望するのですか?
- 学生時代にはどんなことに打ち込んできましたか?
- あなたは集団でどんな役割を担いますか?
このような基本的なことを質問されます。ほとんどの質問はエントリーシート対策で回答をつくっておけば、対応できるので、ここではほぼ必ず聞かれる「インターンシップへの志望動機」の伝え方について解説します。
刺さる!インターンシップの志望動機の伝え方
インターンシップ面接の成否を分けるのは「インターンシップへの志望動機です。これが面接で聞かれないインターンシップ選考は、ほぼ皆無に近いでしょう。
インターンシップの時点で「明確にこの会社を志望している理由」はなくてもOKです。現時点で、そこまでは求められません。しかし、「このインターンシップで何を学びたいのか?どんな目的で参加するのか?」はかなり厳しく問われます。
説得力のあるインターンシップの応募動機を伝えるには、以下の構成で話すとyいでしょう。
- A.私は貴社のインターンシップで〜を学びたいと考え、貴社のインターンシップに応募しました(インターンシップに応募した目的を伝える)
- B.学生時代から〜という理由で、〜に興味を持つようになりました。(自分の体験を交えて、Aの目的を持つようになった理由を説明する)
- C.貴社のインターンシップは「」なので、貴社のインターンシップに参加することで、〜を深く学べると考えています。(パナソニックのインターンシップの内容にふれ、なぜパナソニックのインターンシップならAの目的を達成できるか述べる)
- D.貴社のインターンシップを通じて、〜を身につけたいと考えています(インターンシップの目標を伝え、熱意をアピールする)
この構成で語ると、説得力のあるインターンシップの応募動機がつくれます。ただ、「この箇条書きだけではイメージがわかない!」という方もいるかもしれません。以下の記事では、インターンシップの志望動機の書き方を、わかりやすい例文つきで解説しています。参考にしてみましょう。
私は、消費者の生活を快適にするお手伝いをしたいと考え、貴社のインターンシップに応募しました。
電子技術は、生活必需品の中でも電子技術は不可欠となりつつあります。
そのため、より快適な生活を提供するために時代の流れを汲み、消費者の皆様に喜んでもらえる製品を開発している貴社に興味を持つようになりました。
貴社の「基礎応用研究/開発研究」は、まさに「より快適な生活」を提供するための研究をされているため興味深く感じます。
とりわけセンサアルゴリズムの設計・評価を学ぶ「スマート証明向けセンサに関する実務を通じたセンシング技術の習得」は、私が4年時に希望する研究分野であるため、貴社のインターンシップに参加することは、将来の仕事へ一歩違づくことになります。
この貴社のインターンシップでの経験を活かし、今後は自分の研究をこなすだけでなく、チームの一員として仕事に取り組み、更に知識を高めていきたいと考えています。
なぜこのインターシップに興味を持ったのか、将来のビジョンと共に語っています。
次に、研究内容に興味を持った理由、学習している内容の共通点を述べ、自分の知識を高めるだけでなく、チームとしても仕事をしたいというモチベーションをアピールできています。
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