目次
就活の靴、どんな靴を選べばいいのかわからず困っていませんか?
リクルート用でもなるべくかっこいい・可愛い靴を履きたい。女性であればヒールがあった方が良いなど考える人もいるのではないでしょうか。
ここでは、就活の靴選びで失敗しないためのポイントを男性・女性に分けて解説していきます。わかりやすく画像つきで説明していきましょう。
就活の靴とは
就活において、靴は重要なアイテムの1つです。
リクルートスーツを着用しての就活が多いため、靴はスーツに合うものを選ぶ必要があります。
リクルートスーツにスニーカーやあまりに派手なパンプスやミュールは不釣り合いです。
リクルートスーツを着たときは、鏡越しにチェックするかもしれませんが、なかなか靴を入れてまで全身チェックをする人は少ないでしょう。
意外と靴は自分では見落としがちになります。だからこそ選び方には気を付けなくてはいけません。
そうは言っても、ビジネスシューズには様々な種類やデザインがあります。
就活に最適な靴を選ぼうにも、どれがいいのか迷ってしまう就活生も多いでしょう。
就活に使う靴の選び方(男性)
男性の場合、就活に使う靴を選ぶ際には、どんな点に注意するべきなのでしょうか?以下の3つの条件を満たす靴を選んでください。
就活に使う革靴に必要な3つの条件
- 黒…フォーマルなシーンには黒が基本です
- ストレートチップ…つまさきの部分に横一文字の縫い目がある革靴
- 内羽根…紐を結ぶ部分が靴の甲の部分と一体化している
この3つの条件を満たす革靴を選んで下さい。といっても、具体的にイメージがわきませんよね。以下でそれぞれの条件を詳しく解説していきます。
色は黒
就活に使う靴の色は、黒を選びましょう。ビジネスシーンでは、茶色も許されますが、就活で使うと「生意気そう」「オシャレ気取り」と、余計な先入観を与えるリスクが有ります。
シンプルな黒の革靴はどんなリクルートスーツやネクタイの色にも合います。
ストレートチップ
男性の革靴は、革靴の先端部分のデザインによって、様々な種類があります。ウィングチップ、ローファー、モンクストラップなどがあり、就活にあうのは、ストレートチップです。
ストレートチップは、革靴の先端部分に横一文字の縫い目があるデザインの革靴です。冠婚葬祭など、最もフォーマルな場所で着用するべき靴とされています。
内羽根
内羽根とは、靴紐を通す穴を空けている箇所が靴の内側に入り込んでいるタイプの靴です。一方で、外羽根とは、靴紐を通す部分が外側につけられているタイプの靴です。
画像で見ると違いがわかると思います。1番目が内羽根、2番目が外羽根です。
内羽根式では靴紐を結ぶ部分が内側に入っているので、まとまった印象を与えます。外羽根は靴のデザインに動きが出るので、よく言えば活動的、悪く言えば、少し派手な印象となります。
この違いから、外羽根はカジュアルなビジネススタイルに、内羽根はビジネススタイルに使われるようになりました。
就活でカジュアル感を出すと、面接官に余計な偏見を持たれてしまうかもしれません。無難に内羽根のものを選びましょう。
「色は黒」「ストレートチップ」「内羽根」この3つだけを守れば、就活の靴選びでは失敗しません。
あなたの就活力はどのくらい?
就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対して、どれだけ備えているかをはかる指標です。
ぜひ、「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてみてはいかがでしょうか。
就活用の靴の選び方(女性)
女性の靴選びも大事なポイントです。女性はスカートスタイルの場合、男性よりも靴が目立ちやすくなるからです。以下のポイントを押さえて「外さない」靴選びをしましょう。
色は黒が基本
まず、色は黒が基本です。「黒が必須」というわけではなく、ダークブラウン等も可ですが、黒の方がスーツやカバンと色を合わせやすい利点があります。
就活に使うビジネスカバンはほとんどが黒デザインなので、靴の色もそれに合わせて黒にすると良いでしょう。
プレーントゥのパンプス
この画像のようなプレーンのパンプスが、就活のようなフォーマルな場に最もふさわしいです。余計なデザインのないプレーンのパンプスを選び、清潔感を演出しましょう。
しっかりとした太さのあるのヒールを
ヒールはこの画像のような、底のしっかりした太いパンプスを選んでください。というのも、細いヒールは、就活で長時間歩くと、とても疲れてしまうからです。就活ピーク時には、半日以上歩きまわることになるので、動きやすい、底のしっかりとしたパンプスを選びましょう。
高すぎないヒール(3.5cm〜5cm)のヒールを選ぶ
あまり高いヒールは、ビジネスシーンにはふさわしくありません。派手な印象になってしまうからです。また、既に述べたように長時間歩き回りますから、高いヒールでは脚が疲れてしまいます。
就活の靴を買う際は試着も必要
就活の靴を買う際は、実際に試着して歩きやすいものを選ぶことをおすすめします。
実際に店舗に行って、店舗スタッフにアドバイスをもらいながら選ぶと良いでしょう。
就活では1日にいくつもの説明会や面接に行く可能性があり、1日中歩き回ることもあります。
靴のサイズがあっていないと、足に疲労がたまり痛めてしまう恐れもあります。
足が痛くて面接に集中できないという最悪の事態を避けるためにも、歩きやすい靴を選ぶことが大切です。
また、サイズがあっていないと見た目も良くありません。
サイズが大きすぎてかかとが浮いてしまうと歩き方が不自然です。
就活の靴も値段は3,000円程度から30,000円ほどのまで幅広くあります。ものによっては、決して安い買い物ではありません。
しかし、値段の高い靴の場合、社会人となってからも長期的に使えるアイテムになりますので、自分に合うものを時間をかけて選ぶようにしましょう。
おすすめの就活靴の購入場所
就活を始めるにあたって、初めて革靴やパンプスを購入する就活生の中には、どこで就活の靴を買うべきなのか分からない人もいるでしょう。
就活靴は決して安い買い物ではありませんので、失敗しない靴選びが大切です。
そこで、就活靴の身近なおすすめの購入場所を紹介します。どの購入場所も比較的リーズナブルな値段で購入できるところになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
スーツと一緒に買える!「洋服の青山」
業界大手のスーツ量販店の1つ「洋服の青山」です。全国に多くの店舗を展開しているため、気軽に足を運ぶことができます。
ネット販売にも対応しているので、実店舗に足を運ぶ場合が難しい場合も購入が可能です。
スーツ専門店というだけあって、就活グッズを一通り揃えられるところも魅力のため、就活靴だけでなく、リクルートスーツも一式揃えたいという就活生には非常におすすめです。
コスパが良く、セールやキャンペーンも頻繁に行っているため、就活グッズを安く揃えることができます。
また、スーツや就活に関する知識を豊富に持つ販売員さんがいるのもメリットの1つです。
実際に店舗に足を運ぶことができる場合は、店員さんに相談しながら自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。どこに行けば良いか迷った場合は、一度「洋服の青山」に足を運んでみることをおすすめします。
お手頃の値段も多い「ABCMART」
言わずと知れたシューズ専門店「ABCMART」。靴を買うために一度は足を運んだことがある人も多いでしょう。ネット販売にも対応しており店舗数も多いため、手軽に靴が購入できます。
靴専門店であるため、革靴やパンプスのレパートリーも豊富な点が魅力の1つです。
お手頃の価格帯のものから高価格帯のブランド靴まで、自身の予算に合った就活靴を購入できます。
物によっては、スーツ量販店よりも安価に入手できる場合もあります。
また、機能性や品質にも優れていますので、リーズナブルな価格で自分に合った就活靴を購入することができるでしょう。
スーツ量販店では就活靴が数種類しかない場合も多く、就活靴にある程度こだわりたいという就活生や、2~3足目の就活靴を検討している方には「ABCMART」がおすすめです。
ネットでも購入しやすい「THE SUIT COMPANY」
「THE SUIT COMPANY」は、「洋服の青山」を展開する青山商事が若い世代向けに手掛けるスーツブランドです。
高品質でファッション性の高い製品をリーズナブルな価格で提供することをコンセプトとしており、そのコンセプト通り、高機能でスタイリッシュなデザインのビジネスアイテムは若年層から人気を集めています。
店舗数は他に紹介した2店舗と比較すると少ないため、実店舗に足を運ぶことは難しい場合もあります。しかし、ネット販売にも力を入れているため、ネット購入がしやすいのも特徴です。
「洋服の青山」と同様、就活靴だけでなくスーツやネクタイと言った就活グッズを一通り揃えることができます。値段や品質だけでなく、見た目にもこだわりたい方にはおすすめです。
<就活にかかる費用を節約!>
リクルートスーツ無料レンタル!「カリクル」
大学1年生からレンタル可能!
インターンや就活開始から、就活が終わるまで無料でレンタルができます。
さらに、無料の就活相談・LINEでのES添削も無料で受付!
まずはカリクル公式LINEを友だち追加!
就活の靴で人気のその他のブランド
【男性編】革靴の人気ブランド5選
- REGAL(リーガル)
メイドインジャパンにこだわる100年以上の歴史のある老舗ブランドです。
グッドイヤーウェルト製法によって、長時間はいていても疲れにくいのが特徴。シンプルでとてもオシャレです。
- SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
REGALと並ぶ日本革靴ブランド。日本人に合う靴づくりに力を入れています。
REGALと同様の製法を用いており、機能性は抜群。REGALの革靴よりも少し値が張りますが、耐久性が高く長期的に愛用したい人におすすめです。
- KENFORD(ケンフォード)
REGALの弟分にあたるブランド。REGALと同品質の革が使われているにも関わらず値段が抑えられており、コストパフォーマンスが非常に高いです。
外見的にもREGALと遜色ありません。
- texcy luxe(テクシーリュクス)
アシックスの子会社が展開しているブランドです。
ビジネスをスポーティーに楽しむことをコンセプトにしており、スニーカーのような軽量感と履き心地が特徴。
リーズナブルで就活生にも手が出しやすいでしょう。
- MADRAS(マドラス)
イタリア発祥の歴史あるシューズブランド。美しいデザインを追求しており、シャープでスタイリッシュなデザインが特徴的です。
もちろん履き心地も快適で、機能性にも優れています。
【女性編】パンプスの人気ブランド5選
- REGAL(リーガル)
男性編でもおすすめした人気ブランド。
作りがしっかりしているため、壊れにく長い間使えます。安定感があり歩きやすいので、パンプスが苦手な人にもおすすめです。
- DIANA(ダイアナ)
おしゃれな女性に高い支持を得ているブランド。デザインに力を入れており、履き心地だけでなく見た目にもこだわりたい女性におすすめです。
- Success walk(サクセスウォーク)
下着メーカーとして有名なワコールが立ち上げた婦人靴ブランド。
サイズのバリエーションが豊富で、自分の足に合った靴を選ぶことができます。
足の負担がとても少なく、疲れにくいパンプスです。
- RomeoValentino(ロメオバレンチノ)
神戸のレディースシューズメーカーである株式会社シュアレが展開するブランド。
リーズナブルな価格が特徴で、予算を抑えながら疲れにくいパンプスを買いたい人におすすめです。
- 卑弥呼(HIMIKO)
婦人靴を専門とする日本発のオリジナルシューズブランド。
日本人女性の足の形に合うように設計されたパンプスは、フィット感があり履き心地が抜群です。
少し値が張りますが、それだけの価値があると言えます。
就活用の靴は2足持っておくことをおすすめ
就活用の靴は1足だけでも何とかなりますが、可能ならば2足は用意しておくことをおすすめします。
就活時には、説明会や面接など1日中歩き回ることも多くなります。就活の靴が1足しかない場合、毎日同じ靴を履いていかなければなりません。
革靴やパンプスは傷みやすく、いくらメンテナンスをしたとしても、使用頻度が高いとキレイな状態を保つのは非常に難しいです。
また、連続で使用せずに休めてあげることも長持ちの秘訣です。そのため、2足以上用意してローテーションで使用することで、靴の寿命を伸ばします。
また、雨の日に説明会や面接があり、靴が汚れてしまうことも良くあります。
靴のメンテナンスをする時間を取れれば良いですが、次の日にも予定があった場合、最悪汚れたものを使用しなくていけなくなる可能性もあります。そうなってしまうと、清潔感を失うだけでなく、自分も気持ちの悪い思いをします。
いざというときに靴が使えないということにならないよう、出来るだけ替えの靴を用意しておくようにしましょう。
雨や履き崩しを避けるために2足使用している人も多数
雨でダメにしてしまったり、履きつぶしてしまったりして、結果的に就活中に2足以上の靴を使用したという就活生も多いです。
特に、移動距離が長い人やこまめにメンテナンスをすることが難しい人は、最初は1足だけしか用意していなくても、結局2足目を購入しないといけなくなる可能性は非常に高いです。
1足目をダメにしてしまう可能性が高い人は、あらかじめ2足目を用意しておくことをおすすめします。
雨の日に靴が濡れてしまっても、次の日にもう1足のほうを履けばいいですし、使い過ぎてかかとが外れてしまったという緊急事態のときも焦る必要がありません。
また、2足交互に履くことで、靴のダメージを和らげられます。
どうしても予算が厳しい場合は、就活中に履きつぶすことを前提に安価なものを2足揃えておくのも1つの手です。自分の就活スタイルに合わせて就活靴を準備するようにしましょう。
就活の靴のお手入れ方法
就活の靴を長持ちさせるためには、定期的な手入れが必要になります。
手入れの方法はとてもシンプルです。
- 最初に表面の汚れやほこりをブラッシングで取り除きます。
- 次に、汚れ落とし用のクリームをスポンジか布につけて、表面の細かい汚れを落としていきます。
- 汚れを落とせたら、靴のツヤを出すクリームを全体に塗っていきます。
- そして、布で磨いてツヤを出しながら余分なクリームをふき取ったら完成です。
- 仕上げに防水スプレーを吹きかけても良いでしょう。
手入れ用のクリームやブラシは、社会人となってからも使うので、一通り揃えておくことをおすすめします。
お手入れキットとしてひとまとめになったものも売っているので、1つずつ揃えるのが面倒な場合はそちらを買うと良いでしょう。
靴の手入れはやりすぎも良くありません。頻度としては2週間に1回程度で十分です。
ただし、革製品は水にとても弱いので、雨に濡れた日には手入れを行うようにしましょう。
せっかく良い革靴を買っても、手入れを怠ってくたびれてしまっては意味がありません。定期的にメンテナンスをして、ピカピカの革靴で就活に臨みましょう。